2010/04/25 - 2010/05/10
720位(同エリア876件中)
ちゃおさん
「ウルルの見える丘」から一気にウルルを目指すかと思っていたら、ガイドのTod氏、その直前の「エアーズロック・リゾート」へ立ち寄り、買物等の20分の休憩となった。それからコースの説明があって、この直ぐ前にある「ウルル」は後回しにして、先に「オルガ岩石群」を回るという。
日本でも「楽しみは後に取っておく」、「美味しいものは最後に食べる」の喩えが豪州にもあるかどうかは知らないが、一番の目的、「ツアーの目玉」を最初に見てしまったら、後の行程がだらけるのを心配してなのか、兎も角、「ウルル見物」は後回しになった。
そこでこのウルル=エアーズロックではなく、エアーズロック・リゾートの施設内で小休止することになったが、世界中から集まる旅行者用の土産店はどこも割高になっている。ちょっとした民芸品でも数百ドル、4〜5000円もしていて、直ぐには手も出せない。で、良くしたもので、そうした土産物とは関係ない客用の為、小さな博物館が併設されていて、この砂漠地帯に生きる小動物、ヘビ、カンガルー、エミュー、などの剥製が展示されている。
大体、以前どこか図鑑か何かで見た動植物であるから、殊更興味を引くものではなかったが、観光施設の更に土産物コーナーの一角にこうした展示コーナーがあるのは、最近の日本でも地方の「道の駅」などに同様の趣向がこらされていて、人の考えることの共通点を見る思いもした。
今居るこの場所は、「Northern Territory州」の中でも特別な場所で、「AborijinalLand」と呼ばれ、アボリジニの特別区、彼等の広汎な自治と権利が認められている場所である。だからこの地区に於いては、道路標示、公共施設、その他、英語とアボジリニ語が一緒に表示されているが、公共施設ではアボジリニ語が先に書かれている。豪州人の偽善とまでは言わないが、こうした目に見える形で、彼等を大切にする考えは、知らず知らず人々の気持ちの中に浸透して行くに違いない。
- 旅行の満足度
- 4.5
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世界中から集まる観光客用に作られた高級リゾート、「エアーズロック・リゾート」。
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1泊2−3万もする高級ホテル。普通の旅行者にはちょっと泊まれない。
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土産物コーナーには小規模の博物館などあり、砂漠に生きる動物の剥製などが展示されている。
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カンガルーとかエミュー、クマ、などなど豪州を代表する馴染の動物だ。
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この「ウルル」=「エアーズロック」は空から見るとこんな形をしている。
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公共の案内、標識などは英語とアボジリニ語が併記されている。
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男性用トイレは「Wati」。これを見て、何故か知人の「和智」さんを思い出した。
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アボジリニ語では女性のことを「Minyma」と呼ぶらしい。
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「Kapi Wiru」、「この水は飲めますよ!」と言った表示。何、下の英語を見て分っただけですが。
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さて、これから「オルガ渓谷」(Walpa Gorge)へ向います。
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