2010/11/01 - 2010/11/08
296位(同エリア4045件中)
ニッキさん
昼食後バスに乗ってミラノからヴェネツィアへ移動。
ところが困った事おきました。
ミラノの雨は小降りだったのですが、ヴェネツィアでは2日間で1年間の降水量の半分が降ってしまった程の記録的な大雨。
ヴェネツィアに向かう高速道路の一部は閉鎖され、回り道を余儀なくされました。
しかし、到着時間が遅れたおかげで、ツアーではなかなか見る事の出来ないライトアップされたサン・マルコ広場の情景も楽しめたり、冬〜春の風物詩「アクア・アルタ」も季節先取りで体験する事が出来たので、かえって良い思い出になりました。(何でもプラス思考です)
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18時ぐらいにヴェネツィアに到着。
辺りはすっかり暗くなってしまいました。
サン・マルコ広場の鐘楼もライトアップされていますが・・中途半端な当て方ですねぇ。 -
こちらサンマルコ広場では潮も退いていて、通路として使う高床は片付けられ積み上げられていました。
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今日の夕食はとても楽しみにしていたイカ墨のスパゲッティ。
まずかったです。
ツアーの人達も「イカ墨スパゲッティ」を食べるのは初めての人ばかりで、実際本当の味はわからないのですが、「こんなまずい訳がない。」が結論。
何時か機会があったら東京のレストランで食べてみたいです。 -
ホテルはベネチア本島内「アマデウス」
これまた☆☆☆☆ホテルです。
旅行のしおりには、このツアー宿泊予定のホテル全て「※シャワーのみのお部屋になります」になっているのですが(格安ツアーですから当然ですよね)、なんとここベネチアもバスタブ付きでした。 -
今日は昼過ぎまでフリータイムです。
私達はオプションでゴンドラクルーズを申し込みました。
集合時間の11時までにホテルに戻らなくてはならないので、朝食抜きでホテルを出発します。
ホテルからサンタ・ルチア駅までは5分もかからず、駅前に広がる大運河には水上バス「ヴァポレット」の乗り場があります。
1回券が6・5ユーロなので12時間券を買いました。(16ユーロ)
3回乗れば元がとれます。 -
各駅停船の1番線でまずは開場時間が8:15のアカデミア美術館を目指します。
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左端にあるのがヴァポレット乗り場「サン・マルクオーラ」
乗り場兼待合室は運河の上です。 -
船の往来がない時は大運河を満喫できます。
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たくさんのゴンドラが停泊してます。
この辺りに乗り場があるのでしょう。 -
リアルト橋が見えてきました。
全体を写した写真もあるのですが、落書きが汚なくって!
どうしてイタリア人はこんなにも文化を汚す事に罪悪を感じない人が多いのでしょうか?
これはヴェネツィアだけに限らず、訪れた都市全て落書きだらけでした。 -
イチオシ
ここもゴンドラが何艘も泊まっています。
レンガ色の建物とゴンドラを覆う青いシートのコントラストが綺麗だなぁ。
お気に入りの1枚です。 -
アカデミアで降りました。所要時間は30分ほど。
なかなか快適な交通機関です。
アカデミア橋からサン・マルコ運河に向かってシャッターを切りました。
正面に見えるのがサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会です。 -
ここで大問題!
開場時間は8:15なのに誰もいない。
時間を間違えた訳でも変更になった訳でもない。
単に入場券売り場のお姉さんの大遅刻。
誰も居ない売り場に電話はジャンジャン鳴る。
そのうちおじさんがブツブツ文句を言いながらやってきて、鍵を開けて行列を整える為の柵を出してまたどこかへ行ってしまい(当然待っている私達に詫びる事もなく)もう私達だけではなく他の国から来た観光客もあきれ返ってしまいました。
30分遅れでお姉さんのご出勤。
その後もチンタラ準備して結局開場は45分も遅れ、お姉さんのニコって笑って「sorry」でお終い。
この時間ロスでサン・マルコ広場の鐘楼に上れませんでした。 -
気を取り直して、アカデミア美術館を楽しみましょう。
アカデミア美術館は世界でも珍しいヴェネツィア派のコレクションを展示していあす。
入ってすぐの天井です。
細かい彫りがすごく綺麗でした。 -
最初の部屋は薄暗く、金箔の宗教画が多かったです。
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朝一番だったからなのか、穴場の美術館だったからなのか閑散としています。
おかげで、じっくり観る事が出来ました。
主な画家はジョルジョーネ、ジョヴァンニ、ベッリーニ、カルパッチオなど14〜18世紀の人物です。 -
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「双樹の聖母」 ジョヴァンニ・ベッリーニ作
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「受胎告知」
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「サンロレンツォ橋における聖十字架の奇跡」 ジェンティ−レ・ベリーニ作
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「サンマルコ広場の行列」 ジェンティ−レ・ベリーニ作
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「イングランドの大使の到着」 カルパッチオ作
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「聖女カタリナの神秘の結婚」 ヴェロネーゼ作
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「奴隷を救う聖マルコ」 ティントレット作
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「レヴィ家の饗宴」 ヴェロネーゼ作
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「受胎告知」
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「聖母子と六聖人、天使たち」 ジョヴァンニ・ベリーニ作
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アカデミアからヴァポレットに再び乗船してサンマルコ広場を目指します。
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イチオシ
このショットを撮るならヴァッラレッソではなくサン・ザッカリアで降りましょう。
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昨夜退いていた潮が再び満ちて「これがアクア・アルタか。」
高床が再び設置されていて、サンマルコ寺院へと続きます。
見学が終わった人とすれ違うので案外危険!
床から落ちないように譲り合いながら慎重に歩きます。 -
サンマルコ寺院の内部は撮影禁止。
外の回廊の天井です。
お土産売り場の辺りですからここならOKかな・・? -
イチオシ
黄金に輝くモザイク画が見事ですね。
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海運王国ヴェネツィアの繁栄をうかがい知る事が出来ます。
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見学を終え外へ出てみると、広場の辺りは大分潮が退いていました。
ゴンドラクルーズに参加する為に一度ホテルに戻ります。
ヴァポレットに乗ってサンタ・ルチア駅へ。
あ〜ぁ、時間が無くて鐘楼に上り損ねました。
美術館のお姉さん、イタリア時間何とかしましょうね。 -
やはりヴェネツィアに来たからにはゴンドラに乗ってみたい・・という事で、オプションで申し込みました。
昼食付きで一人65ユーロ。
個人で申し込んでも良いのですが、クルーズは1艘あたり40分で80ユーロが相場だとか。
料金はあくまで交渉次第ですから「下手をしたら吹っかけられるらい」・・との理由で一緒のツアーの夫婦が前日になって慌てて申し込みました。 -
ゴンドラは片方の櫂しか使わないので船体は左右非対称です。
乗る時はゆれて結構恐かったですよ。
ゴンドリエーレはヴェネツィアの花形職業。
ゴンドラ内部の装飾はゴンドリエーレの自由だとか。 -
大運河のクルーズは低い目線で街を見渡す事ができ、水と一体になってとても開放感あふれるものでした。
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いよいよ迷路のように入り組んだ小運河に入ります。
大運河のけんそうとは違いとても静か。 -
ゆったりと時が流れていきます。
時たま、街を散策している観光客とお互い手を振ったりなんかして。
まぁ、話のたねに1度はゴンドラクルーズもいいかもね。 -
昼食を終え、バスでフィレンツェへ。
今夜のホテルはミラージュ。
立地はサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からバスで15分ほど。
ここも☆☆☆☆でした。 -
そして、大きなバスタブ付き。
いやー、満足、満足。
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この旅行記へのコメント (7)
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- hot chocolateさん 2011/12/24 00:12:43
- イタリア大好き♪
- ニッキさま、こんばんは。
イタリアから帰ってきました。
とても楽しい8日間で、イタリア大好きになりました。
ヴェネツィアのイカスミスパゲッティおいしかったですよ。
日本では、おいしく感じなかったけれど、goodでした。
ゴンドラクルーズも大興奮!
ニッキさんも、1月にはイタリアですね。
旅行記を楽しみにしています。
hot choco
- ニッキさん からの返信 2011/12/25 23:27:55
- 私もイタリア大好き
- hot chocolateさん おかえりなさい。
イタリア楽しそうでしたね。
興奮が伝わってきますよ。
今回もヴェネツィアに行くのですが、ツアーの食事だからイカ墨スパゲッティは間違いなくまずいんだろうなぁ。
今回の楽しみは、行けなかったローマの教会を再び弾丸で巡る事です。
ローマは本当に教会の多い街なので、一度では回りきる事が出来ません。
まぁ、二回でも無理でしょうが、時間の許す限り巡って行きたいと思います。
旅行記は2月頃になってしまうでしょうが、ぜひ遊びに来て下さいね。
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- おかつんさん 2011/09/05 22:56:51
- 素敵な写真♪
- こんばんはー。
ニッキさん、いつも投票ありがとうございます!
ヴェネチア、満ち潮になるとなかなかスリル満点なんですね〜。
しかし、どれも素敵な写真で楽しい旅行記でした。
落書き、私もヨーロッパを旅しているときに感じました。
よくここまで落書きできるもんだなーと感心(?)しちゃうくらい。
ヨーロッパの若者は、有り余るパワーをぶつける所がないんですかねぇ。
また他の旅行記にもおじゃまさせてください☆
おかつん
- ニッキさん からの返信 2011/09/06 21:49:49
- 素敵な旅行記♪
- おかつんさん こんばんは。
おかつんさんのヨーロッパ旅行は良い都市を選択しましたね。
いいとこ取りじゃないですか♪
特にオランダ&ベルギーは私達も美しい街並みに感動しました。
そして、何時かケルンだけは絶対に行きたいと思っているんですよ。
それにしても香港の女子大生とガールズトーク出来る程語学が堪能なのは羨ましい限りです。
個人旅行はせめて英語が喋れないと難しいですよー。
初老夫婦は安全パイで自由行動の多いツアーを選びましょう。
他の旅行記も読ませて頂きますね。
これからもよろしくお願いします。
ニッキ
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- おいちゃんさん 2011/01/27 17:52:11
- うらやましぃ〜〜〜
- お久しぶりです。相変わらず元気いっぱいのご夫婦ですね! しかも、私が一番行きたいイタリア しかもベネチア。イタリアオペラが好きで、ローマ帝国の地代も好きで、ベネチア共和国の素晴らしさにあこがれている私としては垂涎の場所です。オペラの舞台となった場所や、ベネチア運河に面した建物とその裏の迷路を歩けば、血なまぐさい暗殺のシーンもうなづけると思うんです。 臨場感のある写真や解説にドキドキしました。ありがとうございます。
そうそう、ところでイタリにもイカ墨の料理あるんですね。スペインのイカ墨のパエリアは有名だが、なかなかおいしかったですよ。日本でもスペインレストランに行けば食べられるかも。
- ニッキさん からの返信 2011/01/28 11:26:45
- RE: うらやましぃ〜〜〜
- おいちゃんさん、おひさしぶりです。
中欧に行った時のツアーで一緒だったご夫婦が「イタリアは最後に行きなさい。他の国がつまらなく見えるから。」っておっしゃった意味がよーく分かりました。
イタリアは本当にビックリするほど魅力溢れる国でした。
「ベネチアに来たからにはゴンドラに乗りたい」という希望があったので、時間の都合上迷路のような街中を散策する事は出来ませんでしたが、本当は歩いた方がベネチアの魅力を満喫する事が出来たような気がします。
ゴンドラは一回乗ればいいかな。
水や風を感じながら運河沿いの街並みを見るのなら、ヴァポレットで十分です。
進行方向前の方に座れば大運河は自分のものです。あはは。
後少しでフィレンツェの旅行記が仕上がります。
ローマはもう少し時間がかかりそうです。
特にこの二都市は恐るべし・・。魅力満載のイタリアでした。
また旅行記に遊びに来て下さいね。
- おいちゃんさん からの返信 2011/01/28 12:43:13
- 楽しみにしてます
- イタリアってそんなに魅力あるんだ! う〜〜ん 明日にでも行きたいが・・まだまだ働かなくてはならない身なので・・・・(ここでグチはやめましょう!ww)
ベネチアはラグーナと共に有る街ですが、海から見ると素晴らしいとも聞きました。ベネチアの船乗りは地中海を制覇してたわけですが、彼らが故郷に戻った時、どんな想いだったのかな? それを体験してみたいんです(どうやって海路ベネチアに入るのか知らないんですけどねww)
ローマの旅行記楽しみにしてますよ。自分はいけないけど、こういう旅行記は臨場感あって好きです。ローマ帝国は古(いにしえ)の時代に、街道や水道のインフラを整え、周辺国家を見事に統治した素晴らしい国です。近代の帝国主義なんざ、自分たちだけって感じですもんね。そのローマの息吹を感じたい!・・・・あ〜 行きたいなー
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