2004/12/16 - 2004/12/22
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この写真は、ローテンブルグで買った人形です。
さて、この予行の発端は、送られてきた旅行会社のパンフを見ていて、ドイツのクリスマスマーケットを見てみたくなったことです。更に、ドイツへ行くなら、ベビーブーマーにとって奇跡の象徴のベルリンの壁も絶対に外せません。そのため、コースは以下のとおりにしました。
12月16日(木) フランクフルトへ
12月17日(金) 世界最大、シュトゥットガルトのクリスマスマーケット
12月18日(土) ライン川クルーズ
12月19日(日) ロマンチック街道を経てミュンヘンのクリスマスマーケットへ
更に、ナハトツークでベルリンに
12月20日(月) ベルリンの壁・ウンターデンリンデンを見る
フランクフルトへ帰る
12月21日(火) 日本へ
12月22日(水) 成田着
ところがところが、旅行記を作ろうとして写真を整理しようとしたら、スライドショーでしか見られなくなっていました。そのため、表紙以外は、プリントした写真をスキャンして起したものなので、かなりぼやけてしまいました。お見苦しいのですが、ご容赦ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
写真は、ドイツ2日目の午前に、レーマー広場から出たマイン川岸で撮ったもの
1日目 12月16日(木) フランクフルトへ
行きの飛行機は、JAL407 成田13:30発→フランクフルト17:40着 だったのですが、ギャレーの電気系統が故障のため機材交換が必要ということで8時間の遅れ。フランクフルト到着は午前零時過ぎでした。
我々は、フランクフルト泊なのでホテルに着きさえすればよかったのですが、ツアーは即日の移動が多いためか、添乗員は必死の形相で日航の職員と掛け合っていました。
といっても、公共交通機関は無いので、我々もタクシーでホテルへ。小ベンツでのアウトバーンの疾走は良き経験になりました。また、22ユーロの料金に30ユーロ渡してOKと言ったら多すぎると5ユーロ返してきた若い運転手にも好感を持てました。 -
上の写真の近くの橋の上からです。
宿泊したホテルは、Frankfurt Hbf(フランクフルト・メイン)駅から30秒のInterCity Hotel Frankfurt(インターシティホテルフランクフルト)です。
ツインで約8千円なので、豪華さを求める方が無理ですが、広くて清潔で、快適に過ごせました。また、噂のカードキーの故障に出会いました。この故障が多いことは、口コミで見ていましたが、まさか自分が出会うとは思いませんでした。
それよりも何よりも記憶に残っていることは、このホテルの朝飯が旨くて、大感激したことです。パン10種以上、シリアル、ソーセージ、チーズ、果物、暖かい卵と野菜等が、それぞれ5種から10種以上もあり、思い出すと今でもよだれが出るほどです。
なお、泊まってみて判ったことですが、InterCity Hotel は大きなチェーンホテルらしく各地の駅前にあります。そのため、次回のドイツ旅行でも、この系列を利用するつもりです。 -
写真は、フランクフルトの有名なレーマー広場
2日目 12月17日(金)
当初の予定では、初日がフランクフルトの、2日目はシュトゥットガルトのクリスマスマーケットだったのですが、昨夜は、飛行機の遅れで何もできませんでした。
クリスマスマーケットが賑わうのは夕方からなので、午前中は、市電でフランクフルトのレーマー広場やハウプトヴァッヘに行って散歩、シュトゥットガルトへは午後に出発することにしました。
なお、InterCity Hotel Frankfurtは、市内のSバーン、Uバーン、市電の乗り放題パスをくれます。クリスマスマーケット (ヴァイナハツマルクト) 市場
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写真は、シュトゥットガルト行きのICE1です。
最初に、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットへ行くことにしたのは、乗り換え無しで済むため、ドイツの鉄道を初めて経験するには最適なことによります。
ICEには、機関車が前後に付くタイプの1、2と、電車タイプの3の3種があります。3は直ぐに見分けられますが、1と2はよく似ています。ただ1は、先頭車両の先端がつるん、2は、連結器を収めるための扉が付いているため、先頭車のDBのマーク付近に縦筋があることで区別できます。
また、ドイツの鉄道を見ていて面白かったのは、ICEの片方の機関車に普通の電気機関車を付けて走っていたこと。ICEは、前後に流線型の専用機関車が付いて形になるのに、几帳面なはずのドイツ人が気にしないのには驚きました。
この旅では、ジャーマンレールパスの1等を使用しました。理由は、4日間(飛び飛びの4日間でもよい)の2人の合計額が、1等で45千円、2等が31千円ということで、飛行機のビジネスは無理でも、鉄道なら手が届くことにあります。
それにしても、1等は快適でしたよ。DBの2等が、新幹線のグリーン座席と同じくらいの広さだと言えば、私がどう感じたかは判ってもらえると思います。Hopfingerbrau (ベルリン中央駅店) 地元の料理
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シュトゥットガルトのクリスマスマーケットです。
何処の店も葉が付いた樅の木の枝で屋根を葺いて、クリスマスの雰囲気を醸し出しています。 -
ほぼ同じ場所で倍率を変えました。
露店では、絵を描いたガラスのコップの蝋燭、クルミ割人形(思った以上に高価で手が出ませんでした)、グリューワイン等を売っていまた。なお、販売品目は、何処の街のクリスマスマーケットも同じでした。 -
3日目 12月18日(土)
今日は、ライン川下りへ行きます。
冬期は、Rudesheim(リューデスハイム)11時発の1便だけなので、間に合うように、Frankfurt Hbf(フランクフルト)7時53分発のRE15004に乗りました。8時近いのにまだ真っ暗です。
ライン川の両側には鉄道が走っていますが、Rudesheim(リューデスハイム)側はローカル線の扱いです。そのため、夏期に個人でライン川下りをするなら、対岸のマインツを起点にする方が便利だと思います。フランクフルト中央駅 駅
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ライン川下りで乗った船です。ジャーマンレールパスを所持していると、タダで乗れます。
12月のリューデスハイムはとっても寒いのに、船着き場には切符売り場の小屋だけしかありません。1時間も外で待ってられないので、朝食を出していた小さなホテルを見つけてコーヒーを飲みました。この時見た朝食で、我々のホテルの朝飯の豪華さのほどが比較できました。
この船に一緒に乗ったのは、何故かトラピックスばかり3組の御一行様でした。
なお、ライン川は、リューデスハイムとゴブレンツの約80キロメートルの間には橋がありません。そのため、ライン川下りの船は、渡し船の役も持っており、川の両岸を交互に停まりながら移動します。リューデスハイム(KDライン)船着き場 船系
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個人客を先に乗船させてくれたので、客室先頭のテーブル席を確保できました。
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川下りの最中は、たくさんの城が見えます。ただ、あまりに多すぎて、どれだどれだか判らなくなります。この城の名前も思い出せません。
では、何故こんなに多くの城があるのでしょうか。それは、中世、川を通過する船から関税という名目で金をむしり取るために作ったものです。
更にもう一つ質問。エンジンが無い時代にどのような方法で川を遡ったのでしょうか。
答えは、川の岸寄りにある道路のようなものから導き出されます。つまり、船から出したロープを、人間や馬がこの道から引っ張って船を上流に進めたということです。この方法は世界中で行われており、ロシア民謡のボルガの舟歌は、川を遡る船を引っ張る農奴が歌ったかけ声が基になっています。この道路は、100年前頃から使われなくなったと思いますが、現在でもかなりの部分で残っているので、これから行かれる人は、注目してみてください。 -
この城も同様です
下船地は、通常なら、終点のサンクトゴアルスハウゼンなのですが、先にも触れたように、鉄道は支線で本数がありません。
そこでトーマスクックの時刻表を見ると、対岸のサンクトゴアールで降りれば、わりと早く列車に乗れることが判り、これで帰ることにしました。 -
ローレライです。
サンクトゴアールが近づいたので、私たち2人は船の降り口に移動しました。すると、御一行様の皆さんも動き始めました。3組の添乗員は船の乗降場付近でくでくつろいでいましたが、自分たちの客が動きに??のようでした。そのうちの1人が私たちを見かけて理解し、下船しないように慌てて船内放送をしていました。意図せずとはいえ、ご迷惑をかけました。何せ、間違えた客をピックアップするには、バスを数十キロメートルも走らせなければならないのですから。 -
4日目 12月19日(日)
今日は、フランクフルトから2回乗り換えてローテンブルグへ行き、次にミュンヘンのクリスマスマーケットを見てから、夜行寝台でベルリンに向かいます。
スーツケースは、駅のコインロッカーに預けました。スーツケースが2個入る大きさは、旅行者にとって実に便利でした。
写真は、シュタインナッハとローテンブルグ間のローカル列車です。
行程表は、候補の列車を2本選んで、こんな感じに作りました。4トラは表のコピペが難しいのでうまく示せていませんが、実際はもう少し見易いですよ。
Frankfurt Hbf(フランクフルト) ICE825/07:13 EC25/08:19
Wurzburg Hbf(ベルツブルグ) 08:26 09:26
Wurzburg Hbf(ベルツブルグ)発 08:41 09:41
Steinach bei Rothenburg(シュタインナッハ) 09:24 10:24
Steinach bei Rothenburg(シュタインナッハ) 09:37 10:37
Rothenburg ob der Tauber(ローテンブルグ) 09:55 10:55
Rothenburg ob der Tauber(ローテンブルグ) 13:09 14:04
Steinach(シュタインナッハ) 13:25 14:20
Steinach(シュタインナッハ) 発 13:26 14:26
Treuchtlingen(トロイヒトリンゲン) 14:27 15:29
Treuchtlingen(トロイヒトリンゲン) 発 14:35 15:36
Munchen Hbf(ミュンヘン) 15:24 17:28
ベルリンへ 19/DEC NZ1900 Munchen → Berlin Lichtenberg
FirstClass DBL+DW or DBL 900
Munchen Ost(ミュンヘン東) 発 22:27(21:15から乗車可)
Munchen Hbf(ミュンヘン中央)発 23:04 -
確か、レーダー門だと思います。駅から来た人が利用する門です。
北のフランクフルトは雨なのに、南に下がるにつれて雪が多くなったのは不思議な感じがしました。 -
ローテンブルグ名物のシュネーバルを買った店の付近です。
ガイドブックにサクサク感がたまらないとか書いてあったので、土産を兼ねて一箱買ったのですが、砂糖をまぶした巨大な拳骨型ラスクのような揚げパンでした。
特に美味しくはなかったし、砂糖が鞄の中に散らかって閉口したため、旅行中に処分してしまいました。 -
ローテンブルグのマルクト広場です
右手の三角屋根の建物は、からくり時計で有名な市議宴会館。左の建物は市庁舎です。
近所の聖ヤコブ教会では、切符売りのおばあさんに「是非2階に行ってみろ、すばらしいから」と強く薦められました。実際、そのとおりでした。 -
ブルク門付近
この門近くのタウバー川に向いている城壁からの景色もきれいでしたよ。 -
表紙の人形は、こんな感じの店で買いました。
有名なフォトスポットのプレーンラインからマルクト広場に少し寄った場所にあります。プレーンライン 旧市街・古い町並み
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プレーンラインです。
観光バスや自家用車で来た人は、正面に見える塔の道をいくと出会うシュピタール門から入ります。 -
ミュンヘンに向かうにつれて雪が増えてきます。
1等車の席には、停車駅の時刻と、主要都市への乗り換え案内を記したパンフが置いてあります。また、ビュッフェのメニューも置いてあり、車掌に頼むと座席まで運んできてくれます。 -
ミュンヘンのクリスマスマーケットです。
日曜なので、デパートが閉まっています。気楽な休憩所が無くて、結構しんどい思いをしました。
晩ご飯には、豚のすね肉のローストで有名なHaxnbauer(ハクスンバウアー)へ行きました。一番小さめのものを頼みましたが、これもドイツのボリュームで、半分も食べられませんでした。サワークラウトもどんぶりに山盛りありました。
美味しかったので、再訪する時があれば必ず行くつもりですが、頼むのは切り身の盛り合わせにします。クリスマスマーケット (ミュンヘン) 祭り・イベント
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DBが運行する寝台列車のナハトツーク(略称:NZ)です。現在は、運行会社の合併などでシテイナイトラインに統一されました。
この時乗ったのは、短い車両を沢山つないだタルゴタイプです。
Munchen Ost(ミュンヘン東) は 22:27発ですが、乗車は21:15から可能なので、食後にSバーンで移動しました。 -
NZは、2人用の個室にしました。二段ベットでトイレとシャワーが個室毎にあります。価格は、ジャーマンレールパスの1等を持っていたので、ミュンヘン→ベルリンが1万円少々でした。
予約は、ドイツに着いた次の日に行いました。乗車時はがらがらだったので、日本で予約を行う必要性は乏しいと思えました。
また、結構美味しい朝ご飯が付いていました。
失敗は、乗るべき車両番号を間違えてしまい、車掌に指摘されたことです。でも、空いていたこともあり、そのままでよいと言ってもらえ無事済みました。 -
5日目 12月20日(月)
ベルリンの壁が一番長く残っているイーストサイドギャラリーです。
NZの終着駅は、ここから600mほど離れただけのベルリンオストなので、徒歩で行きました。
冬だったこともあってか、壁と道路の凍り付いた様子、シュプレー川の寒々とした景色を見ると、ベビーブーマー世代の私たちは、やはりゾクゾクとした感慨を覚えました。イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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うろうろ徘徊していると、明るくなりました。
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次は、定番の観光ということで、Sバーンでウンターデンリンデンに行き、写真のブランデルブルグ門まで散歩しました。
それにしても、地下鉄の切符の購入と、どの電車に乗ったらよいのかは、毎回悩みました。
なお、最後の日に、フランクフルトで乗るべき電車の方向を見極めるのは、飛行場のマークを基準にすると便利だということに気付きました。ブランデンブルク門 建造物
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ブランデルブルグ門の右手に、焼け焦げた跡がある建物が見えてきました。
ドイツ連邦議会議事堂です。
近づいてみると、古いニュース映画で見た、第2次世界大戦末期にベルリンが陥落した時、ソ連の兵士がビルの屋上に赤旗を立てた建物だと気がつきました。
これも、ナチス崩壊を象徴する建物です。ベルリンの壁と同様、圧政の消長を示す建築物なので、絶対見てみたいと思いました。ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築
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そこでビルの前まで行くと、人の列ができています。看板を見ると、誰でも入場できることが判りました。我々も直ぐに並びましたが、セキュリティの検査が厳しく入場まで、小1時間かかりました。
でもすごいです。焼け焦げた跡がはっきり残る石組みの建物に、近代的なガラス張りのドームが乗っており、その対比は、美しさ以上の何かを感じました。ツアーではまず行かない場所ですが、個人旅行なら行く価値大です。
計画では、この後に動物園に行くつもりだったのですが、すっかり忘れてしまいました。結果的に、迷いに迷いながらいったKaDeWeデパートで、セルフレストランでドイツ的ボリュームの昼飯を食べて、フランクフルトに帰りました。
なお、この頃のベルリンのメイン駅は、ズーガルテンでした。 -
6日目 12月21日(火)
ドイツ最終日は、フランクフルトの散歩と買い物です。
その前に、高所恐怖症なのに、高いところへ行きたがる癖のある私たちは、写真のマインタワーへ行きました。フランクフルト一の高さで、どこから見ても目立つ建物なのに、迷いに迷ってしまいました。
このビルは、オフィスビルのようです。結構厳しいセキュリテイを受けてから、専用のエレベーターに乗って屋上へ行きます。見学客は我々だけなのに、多くの警備員が居て驚きました。 -
マインタワーの展望台は、透明板の手すりがあるだけの、吹きっさらしの屋上です。お尻の穴が少しもじもじしました。
その後は、お土産の調達で、ブリーとデパートを何軒かはしごしました。
最初に行った店は、バッグ屋さんのブリーです。
此処のバッグは、十数年前のドイツ出張の時、知らずにかみさんのみやげにと買ったところ実に好評で、今でも愛用しています。今回の旅行でも、かみさんは手に入れる気が満々でした。2人の娘達も買ってきてくれるのが当然という気でいました。そのため、3つも購入する羽目になりました。
このブランドは、日本にもあり、ヌメ革が売りになっていますが、ゲーテ広場に面し、赤い大きなバッグが看板としておいてあるこの店には、すばらしい色合いの物が沢山ありました。特に、赤は美しく、かみさんが買った赤いバッグは、知り合いばかりでなく、バッグ屋の店員にも褒められているほどです。
この原因は、レベルの高さで有名なドイツの化学工業の発祥が、赤い色素のアリザニンの化学合成に世界で初めて成功したことだろうと考えられます。そのためもあってか、赤い皮、布、紙等、様々な店で素敵な色合いの品を沢山見ました。 -
この写真は、マイン側方面です。
次に向かったのはデパートです。何軒かはしごして、パンと他の食品、キッチン用品を入手しました。ドイツのクリスマスには欠かせないシュトレーンもいくつか購入しました。
それにしても、あの美味しいソーセージやベーコンを日本に持ち帰れないことには、今でも納得できないですな。 -
写真は、ローテンブルグで買ったグリューワインのカップと、おまけの皿です。笑ってしまったのは、この屋台の店員がハイテンションな中東系だったことです。
ただ、おまけは素敵でも、移動中だったため、少々ありがた迷惑でした。
飛行機は20時発なのでまだ時間はあったのですが、見るべきものは見たし、買うべきものも買いました。ホテルは引き払ってしまったので、居場所がありません。
飛行場なら何かがあるかもしれないと思い、3時頃には向かいました。
飛行場駅は、市内均一料金の適用外なので、Sバーンの切符を自動販売機で買おうとしました。またまた操作が判らなくなって、二人して思案していると、ホームレスが寄ってきて切符を買ってやると言ってきました。こちょこちょとボタンを押して金をよこせと言うので、自分で入れるからと断って入れると、あれまー、ちゃんと出てきました。それも、2人用の割引運賃です。喜んでいたら、俺の切符も買ってくれと、案の定言ってきたので、安くなったのよりも僅かに少ない2ユーロをチップとしてあげました。
そんなこんなもあって、少しくたびれて飛行場に着きました。それなのに、店らしい店が無く、ひたすら待つだけでした。
この時、御一行様の1人が「柿ピー」を食べ始めました。旅行中に日本食を食べようなどとは全く思わなかったのですが、この醤油の香りには負けました。以来、柿ピーはトラウマとなっており、その後の海外旅行では必ず持って行っています。
帰りのJALは何事もなく、定刻に成田へ着きました。
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