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  10月12日、ブータンからの帰りにダージリンに立ち寄ったのであるが、ダージリンは標高2100mの山の壁面にある町で飛行場はない。バグドグラという飛行場から舗装されていないデコボコの山道を3時間かけて辿り着くのである。<br />バグドグラからデリーはまでの飛行時間は3時間40分なので、インドは広大な国だとつくづく思った。<br /> ヒマラヤの近くの山間のダージリンを世界的に有名にしたのは紅茶である。<br /> 私がダージリンを訪れた目的は紅茶のショッピングではない。<br /> 世界第3位の名峰カンチェンジェンガをダージリンのタイガーヒルから見る事も楽しみだったが、私にはもっと大きな目的があった。それはヒマラヤの麓のネパールで発生した桜がダージリンにもあるのではないかという「宝探し」にも似た期待だった。<br /> 桜の花を見つけたときの感動は先に書いたので、今回はダージリンのようすやガイドのキソさんから聞いた、ダージリンが今、抱えている問題なども紹介させていただく。<br /> ダージリンの人口は約11万人である。こんな山間の交通不便な所にこんなに人口があるのは驚きだが、殆どの人が紅茶に関わっているのだそうだ。もっと驚いたことは人口の7割はネパール人なんだとか。ネパールからエスケープしたわけでない。18世紀、イギリス人がダージリンの紅茶の美味さに目をつけた。インドを植民地にしたとき、ダージリンの紅茶の栽培や紅茶の工場の労働者には、インド人よりまじめに働くネパール人を最初千人連れてきた。それから、徐々に増やした。ダージリンに住み着いたネパール人が子孫を増やして、現在に至ったのだそうだ。<br /> ダージリンはインドの西ベンガル州に属している。それがトラブルの原因なんだそうだ。<br />ダージリンを一つの州として分離してほしいとテロが発生しているのだそうだ。<br /> 現在でも、ダージリンの住民の住まいは粗末である。それに引き換え、イギリス人が住んでいた住まいは豪華である。<br /> 私はこの度の旅行で、一番デラックスだったホテルはダージリンで、イギリス人が元、コロニアルとして使っていたものをホテルに払い下げたところだった。<br /> 部屋は広いし絨毯や家具は王朝風だった。イギリス人は贅沢の限りをしていたことが伺える。<br /> 13日の朝、4時に起きてタイガーヒルの日の出を見にキソさんが連れて行ってくれた。まだ、暗い沿道に車に乗せてほしいと手を上げる現地の婦人や少女が何人もいた。それは、日の出を見るためでなく、ポットに入れたコーヒーをタイガーヒルに集まった人々に売るためなのだそうだ。<br /> タイガーヒルには300人くらいの人が集まっていた。日本のように日の出を拝むのでない。朝焼けのカンチェンジュンガがオレンジ色に輝いて大空に浮かび上がるのを観に来るのである。朝日が差し掛かったとき、神々しくて、厳粛な気持ちになった。一斉に「うおー」という声があがった。<br /> その声だけでしばらく静かにしてほしかった。しかし、ギャーギャーわめいている20人ほどの中国人の団体がいた。大声だけでなく、大声で歌いだしたのでのである。皆さんもきっと経験があると思う。どうして中国人はあんなにマナーが悪いんだろう。(カトマンズやデリーの空港でも不快な思いをした)<br /> ホテルに帰って一眠りして10時過ぎ、ダージリンヒマラヤ鉄道に乗った。これはアジア最古の鉄道で、世界遺産に登録されている。<br /> 途中で30分停車した。そこから観るヒマラヤの山々も絶景だった。<br /> この鉄道はダージリンがイギリスの植民地時代、イギリス人のための鉄道だったのだ。<br />----------------------------------<br /><br />        ゆらのと=峰村剛  (長岡市在住)<br /><br />-------------------------------------------<br />お知らせ: これでヒマラヤ近辺の国々の紀行文は一応終わります。(デリーの写真はいつかブログのネタがないときUPします)<br /> 明日から、国内旅行に4日間でかけます。もちろん、秋咲く桜も訪ねます。次回のブログの更新は来週の火曜日頃です。<br /><br />

ダージリンのようす

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2010/10/12 - 2010/10/14

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ゆらのと

ゆらのとさん

  10月12日、ブータンからの帰りにダージリンに立ち寄ったのであるが、ダージリンは標高2100mの山の壁面にある町で飛行場はない。バグドグラという飛行場から舗装されていないデコボコの山道を3時間かけて辿り着くのである。
バグドグラからデリーはまでの飛行時間は3時間40分なので、インドは広大な国だとつくづく思った。
 ヒマラヤの近くの山間のダージリンを世界的に有名にしたのは紅茶である。
 私がダージリンを訪れた目的は紅茶のショッピングではない。
 世界第3位の名峰カンチェンジェンガをダージリンのタイガーヒルから見る事も楽しみだったが、私にはもっと大きな目的があった。それはヒマラヤの麓のネパールで発生した桜がダージリンにもあるのではないかという「宝探し」にも似た期待だった。
 桜の花を見つけたときの感動は先に書いたので、今回はダージリンのようすやガイドのキソさんから聞いた、ダージリンが今、抱えている問題なども紹介させていただく。
 ダージリンの人口は約11万人である。こんな山間の交通不便な所にこんなに人口があるのは驚きだが、殆どの人が紅茶に関わっているのだそうだ。もっと驚いたことは人口の7割はネパール人なんだとか。ネパールからエスケープしたわけでない。18世紀、イギリス人がダージリンの紅茶の美味さに目をつけた。インドを植民地にしたとき、ダージリンの紅茶の栽培や紅茶の工場の労働者には、インド人よりまじめに働くネパール人を最初千人連れてきた。それから、徐々に増やした。ダージリンに住み着いたネパール人が子孫を増やして、現在に至ったのだそうだ。
 ダージリンはインドの西ベンガル州に属している。それがトラブルの原因なんだそうだ。
ダージリンを一つの州として分離してほしいとテロが発生しているのだそうだ。
 現在でも、ダージリンの住民の住まいは粗末である。それに引き換え、イギリス人が住んでいた住まいは豪華である。
 私はこの度の旅行で、一番デラックスだったホテルはダージリンで、イギリス人が元、コロニアルとして使っていたものをホテルに払い下げたところだった。
 部屋は広いし絨毯や家具は王朝風だった。イギリス人は贅沢の限りをしていたことが伺える。
 13日の朝、4時に起きてタイガーヒルの日の出を見にキソさんが連れて行ってくれた。まだ、暗い沿道に車に乗せてほしいと手を上げる現地の婦人や少女が何人もいた。それは、日の出を見るためでなく、ポットに入れたコーヒーをタイガーヒルに集まった人々に売るためなのだそうだ。
 タイガーヒルには300人くらいの人が集まっていた。日本のように日の出を拝むのでない。朝焼けのカンチェンジュンガがオレンジ色に輝いて大空に浮かび上がるのを観に来るのである。朝日が差し掛かったとき、神々しくて、厳粛な気持ちになった。一斉に「うおー」という声があがった。
 その声だけでしばらく静かにしてほしかった。しかし、ギャーギャーわめいている20人ほどの中国人の団体がいた。大声だけでなく、大声で歌いだしたのでのである。皆さんもきっと経験があると思う。どうして中国人はあんなにマナーが悪いんだろう。(カトマンズやデリーの空港でも不快な思いをした)
 ホテルに帰って一眠りして10時過ぎ、ダージリンヒマラヤ鉄道に乗った。これはアジア最古の鉄道で、世界遺産に登録されている。
 途中で30分停車した。そこから観るヒマラヤの山々も絶景だった。
 この鉄道はダージリンがイギリスの植民地時代、イギリス人のための鉄道だったのだ。
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        ゆらのと=峰村剛  (長岡市在住)

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お知らせ: これでヒマラヤ近辺の国々の紀行文は一応終わります。(デリーの写真はいつかブログのネタがないときUPします)
 明日から、国内旅行に4日間でかけます。もちろん、秋咲く桜も訪ねます。次回のブログの更新は来週の火曜日頃です。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
飛行機
旅行の手配内容
個別手配
  • ダージリンの紅茶畑

    ダージリンの紅茶畑

  • 朝日が差し始めたカンチェンジュンガ

    朝日が差し始めたカンチェンジュンガ

  • 世界遺産にもなっているアジア最古の登山鉄道<br />

    世界遺産にもなっているアジア最古の登山鉄道

  • 石炭の燃え殻を拾う老人

    石炭の燃え殻を拾う老人

  • 桜の木を見つけて喜ぶ私。彼方にヒマラヤの山々ガ見える。

    桜の木を見つけて喜ぶ私。彼方にヒマラヤの山々ガ見える。

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