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毎年11月にマカオ市街地コースで行われるF3マカオグランプリ。<br />モーターレース自体はときどきF1をテレビ観戦する程度であまり知識があるわけでははないけれど、公道を使っての市街地レース、香港赴任中に是非見てみたいと思っていたので、香港から日帰りで観戦旅行へ。<br />

2010マカオGP観戦

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2010/11/21 - 2010/11/21

2543位(同エリア4765件中)

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れむ

れむさん

毎年11月にマカオ市街地コースで行われるF3マカオグランプリ。
モーターレース自体はときどきF1をテレビ観戦する程度であまり知識があるわけでははないけれど、公道を使っての市街地レース、香港赴任中に是非見てみたいと思っていたので、香港から日帰りで観戦旅行へ。

旅行の満足度
4.0
観光
3.5
グルメ
3.5
交通
3.0
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 観戦チケットは公式サイトからオンラインで購入。Grand Stand, Reservoir Stand, Lisboa Standの3つスタンドがあり、最初の2つはスタート/フィニッシュ地点のそば、Lisboa Standは一番の追い抜きポイント、リスボアコーナーのそばにある。Lisboa Standを購入。<br />香港⇔マカオフェリーも混雑が予想されるのでオンラインで事前予約。<br /><br />香港上環発8時15分のフェリーに乗って、マカオ埠頭に9時15分に到着。そこからシャトルバスに乗ってホテルリスボアのそばにあるリスボアスタンドには10時少し前に到着。そばにあるチケットブースで予約していたチケットをピックアップし、中に入る。

    観戦チケットは公式サイトからオンラインで購入。Grand Stand, Reservoir Stand, Lisboa Standの3つスタンドがあり、最初の2つはスタート/フィニッシュ地点のそば、Lisboa Standは一番の追い抜きポイント、リスボアコーナーのそばにある。Lisboa Standを購入。
    香港⇔マカオフェリーも混雑が予想されるのでオンラインで事前予約。

    香港上環発8時15分のフェリーに乗って、マカオ埠頭に9時15分に到着。そこからシャトルバスに乗ってホテルリスボアのそばにあるリスボアスタンドには10時少し前に到着。そばにあるチケットブースで予約していたチケットをピックアップし、中に入る。

  • F3のレースは午後3時半からだが、その前にもいくつかのレースが行われている。入場直後、10時5分からマカオGTカップという10周でのレースがスタート。<br />何故かセーフティーカーがスタートから導入され、2周目でセーフティーカーが下がってそのままレースが始まる。後でテレビで見たところ、その前に行われたレースでスタート地点付近でクラッシュがあった影響でそうなったらしい。<br />

    F3のレースは午後3時半からだが、その前にもいくつかのレースが行われている。入場直後、10時5分からマカオGTカップという10周でのレースがスタート。
    何故かセーフティーカーがスタートから導入され、2周目でセーフティーカーが下がってそのままレースが始まる。後でテレビで見たところ、その前に行われたレースでスタート地点付近でクラッシュがあった影響でそうなったらしい。

  • レースは大きなクラッシュ等もなく非常にスムーズに進み、ポールでスタートした日本の澤選手がみごと勝利。<br />我々のいるリスボアスタンドはフィニッシュ地点からは離れていて直接は見られないので、備え付けてある大型スクリーンで見ることになる。<br /><br />その後、澤選手は我々のリスボアスタンドの前に止まって歓声に応えてくれた。<br />

    レースは大きなクラッシュ等もなく非常にスムーズに進み、ポールでスタートした日本の澤選手がみごと勝利。
    我々のいるリスボアスタンドはフィニッシュ地点からは離れていて直接は見られないので、備え付けてある大型スクリーンで見ることになる。

    その後、澤選手は我々のリスボアスタンドの前に止まって歓声に応えてくれた。

  • 会場全景。正面のコーナーがポイントとなる部分でここでのクラッシュも多い。この手前でオーバーテイクが頻繁に行われるんだけど、車はコーナーを曲がるために極力スタンド手前側を走るため、ストレートの部分は車が見えにくい。この写真ではまだ見えやすいが、レース中は皆が立って前のめりになるため、客席の上のほうからは手前を走る車はほとんど見えなくなってしまう。オーバーテイクを見るには極力前のほうに座ったほうがよいと思う。

    会場全景。正面のコーナーがポイントとなる部分でここでのクラッシュも多い。この手前でオーバーテイクが頻繁に行われるんだけど、車はコーナーを曲がるために極力スタンド手前側を走るため、ストレートの部分は車が見えにくい。この写真ではまだ見えやすいが、レース中は皆が立って前のめりになるため、客席の上のほうからは手前を走る車はほとんど見えなくなってしまう。オーバーテイクを見るには極力前のほうに座ったほうがよいと思う。

  • 次のレース、WTCCカップ。こちらはスタート直後にスタート地点で多重クラッシュが発生すると、リスボアコーナーでも車が1台曲がり切れずに突っ込んでしまう。

    次のレース、WTCCカップ。こちらはスタート直後にスタート地点で多重クラッシュが発生すると、リスボアコーナーでも車が1台曲がり切れずに突っ込んでしまう。

  • さらに写真の黄色い20番の車がコーナー手前でバランスを崩してそのまま突っ込み、18番の赤い車に衝突。両者ともリタイア。

    さらに写真の黄色い20番の車がコーナー手前でバランスを崩してそのまま突っ込み、18番の赤い車に衝突。両者ともリタイア。

  • ここのコーナーには迅速にクラッシュした車を片付けられるようにクレーンが置いてあって、クラッシュした車はこのように釣り上げてコースから取り除かれる。<br />レースはイギリスの選手が優勝。<br />

    ここのコーナーには迅速にクラッシュした車を片付けられるようにクレーンが置いてあって、クラッシュした車はこのように釣り上げてコースから取り除かれる。
    レースはイギリスの選手が優勝。

  • レース観戦ばかりでは女子は不満を言いだすかもしれないので、昼ごはんくらいはどこか良いところへ連れて行ってあげねばならない。WTCCカップのレースがもうひとつあったが、そちらはパスして、前もって予約していた澳門陸軍倶楽部(Clube Militar de Macau)というレストランへ。グランドリスボアの右手奥にあるピンク色のコロニアルな建物だ。

    レース観戦ばかりでは女子は不満を言いだすかもしれないので、昼ごはんくらいはどこか良いところへ連れて行ってあげねばならない。WTCCカップのレースがもうひとつあったが、そちらはパスして、前もって予約していた澳門陸軍倶楽部(Clube Militar de Macau)というレストランへ。グランドリスボアの右手奥にあるピンク色のコロニアルな建物だ。

  • ミシュラン2010にも掲載されている店で、それによると、会員制のクラブでバーやラウンジは会員しか利用できないが、レストランは誰でも利用できるとある。入り口で荷物を預かってもらい、レストランに通される。レストランは予約客で満席とのこと。外観と同様、中もコロニアル調のゆったりとした雰囲気。年配の外国人(話している言葉からするとポルトガル人だろうか)や、マカオ人の家族連れなど、地元の人たちの利用が多いようだ。<br /><br />昼はひとりMOP128(約1400円)のランチビュッフェと、通常のポルトガル料理のアラカルトメニューとがある。アラカルトメニューのほうは一皿MOP150ほど。周りのお客さんを見渡すと、(地元客が多いということもあって)ランチビュッフェを食べている人が多いので、我々もランチビュッフェにする。

    ミシュラン2010にも掲載されている店で、それによると、会員制のクラブでバーやラウンジは会員しか利用できないが、レストランは誰でも利用できるとある。入り口で荷物を預かってもらい、レストランに通される。レストランは予約客で満席とのこと。外観と同様、中もコロニアル調のゆったりとした雰囲気。年配の外国人(話している言葉からするとポルトガル人だろうか)や、マカオ人の家族連れなど、地元の人たちの利用が多いようだ。

    昼はひとりMOP128(約1400円)のランチビュッフェと、通常のポルトガル料理のアラカルトメニューとがある。アラカルトメニューのほうは一皿MOP150ほど。周りのお客さんを見渡すと、(地元客が多いということもあって)ランチビュッフェを食べている人が多いので、我々もランチビュッフェにする。

  • ランチビュッフェは、様々なお肉をボイルしたドイツ料理にありそうな料理が中心。これに生ハムやサラダ等のオードブル、スープ、デザート等が数種類。特段に豪華な料理があるわけではないのだが、お肉はやわらかく、それ以外のオードブル等も素直に美味しかった。ポルトガル料理なのかと言われるとよくわからない部分があるが、食事自体はMOP128の値段からすれば充分満足できると思う。

    ランチビュッフェは、様々なお肉をボイルしたドイツ料理にありそうな料理が中心。これに生ハムやサラダ等のオードブル、スープ、デザート等が数種類。特段に豪華な料理があるわけではないのだが、お肉はやわらかく、それ以外のオードブル等も素直に美味しかった。ポルトガル料理なのかと言われるとよくわからない部分があるが、食事自体はMOP128の値段からすれば充分満足できると思う。

  • 合わせてひとりMOP118(約1250円)でワインビュッフェもできる。15種類ほどの赤白のワインが真ん中に並んでおり、すきなだけ飲んでよい。この他にもグラスワインも多くあって、しかも一杯MOP30程度の手ごろな値段のものが多くある。他の客を見渡してもワインを飲んでいる客が多い。<br />我々はポルトガルの微発泡酒、ビーニョヴェルデを昼間からボトルで注文。<br />

    合わせてひとりMOP118(約1250円)でワインビュッフェもできる。15種類ほどの赤白のワインが真ん中に並んでおり、すきなだけ飲んでよい。この他にもグラスワインも多くあって、しかも一杯MOP30程度の手ごろな値段のものが多くある。他の客を見渡してもワインを飲んでいる客が多い。
    我々はポルトガルの微発泡酒、ビーニョヴェルデを昼間からボトルで注文。

  • デザートはプディング、レモンのタルト、フルーツ盛り合わせなど(MOP128のランチビュッフェに含まれる)。<br />ビュッフェと言うことでたらふく食べて、かつワインも2人で一本空けてしまい、すっかり出来上がってしまった。時計を見ると午後2時半。F3のメインレースは午後3時半からなので、レース会場に戻る。<br />

    デザートはプディング、レモンのタルト、フルーツ盛り合わせなど(MOP128のランチビュッフェに含まれる)。
    ビュッフェと言うことでたらふく食べて、かつワインも2人で一本空けてしまい、すっかり出来上がってしまった。時計を見ると午後2時半。F3のメインレースは午後3時半からなので、レース会場に戻る。

  • 会場に戻ってうとうとしているとあっという間にレース開始の時間。意外にも客席がランチ前よりも空席が増えているように見える、と思ったらレースが開始して10-15分ほど経過してから慌てて戻ってくる客が結構いた。みなさん肝心のところを見逃しているような気がするんだけど。

    会場に戻ってうとうとしているとあっという間にレース開始の時間。意外にも客席がランチ前よりも空席が増えているように見える、と思ったらレースが開始して10-15分ほど経過してから慌てて戻ってくる客が結構いた。みなさん肝心のところを見逃しているような気がするんだけど。

  • F3はやはり速い。音もでかい。周回して遠くから爆音が聞こえてくると、あっ、来たと思ってみんな一斉に立ち上がりだす。我々も立ち上がり、よく見えるところへ席を飛び出していく。ずっとそこにいると警備係に注意されるので、車が去ったら我々も席に戻る。そしてまた周回して爆音が聞こえてきたら席を飛び出す。そのときは係員も警備そっちのけでレースのほうを見ているので、何も言われない。

    F3はやはり速い。音もでかい。周回して遠くから爆音が聞こえてくると、あっ、来たと思ってみんな一斉に立ち上がりだす。我々も立ち上がり、よく見えるところへ席を飛び出していく。ずっとそこにいると警備係に注意されるので、車が去ったら我々も席に戻る。そしてまた周回して爆音が聞こえてきたら席を飛び出す。そのときは係員も警備そっちのけでレースのほうを見ているので、何も言われない。

  • レースはスタート直後に多重クラッシュがあってセーフティーカー導入、その後一旦解除されるも、トップを走っていた車がクラッシュしてすぐにまたセーフティーカー導入。それぞれセーフティーカーが下がった直後のリスボアコーナー手前で華麗なオーバーテイクでトップが入れ替わったのだが、生ではよく見えず。<br /><br />リスボアコーナーでも1周目に1台が曲がり切れずクラッシュしたが、その後は順調に周回を重ねて行った。2度目のセーフティーカードが下がった直後にトップに立ったNo.1のMortara選手が快調に飛ばし、2位との差を徐々に広げていく。

    レースはスタート直後に多重クラッシュがあってセーフティーカー導入、その後一旦解除されるも、トップを走っていた車がクラッシュしてすぐにまたセーフティーカー導入。それぞれセーフティーカーが下がった直後のリスボアコーナー手前で華麗なオーバーテイクでトップが入れ替わったのだが、生ではよく見えず。

    リスボアコーナーでも1周目に1台が曲がり切れずクラッシュしたが、その後は順調に周回を重ねて行った。2度目のセーフティーカードが下がった直後にトップに立ったNo.1のMortara選手が快調に飛ばし、2位との差を徐々に広げていく。

  • 結局そのままMortara選手が優勝。昨年に引き続きの大会2連覇で、モナコGPを二度制覇したのは史上初めてらしい。日本選手勢は山内選手の13位が最高で、今回はちょっと残念な結果に終わった。<br />とはいえ生でみれた自動車レースはとても興奮するものだった。妻が飽きるのではないかというのも杞憂に終わり、マカオでF3を見たから、次はモナコでF1を見てみたいねーということになった。いつになることかわからないけれど、ぜひ実現させたいと思う。<br />

    結局そのままMortara選手が優勝。昨年に引き続きの大会2連覇で、モナコGPを二度制覇したのは史上初めてらしい。日本選手勢は山内選手の13位が最高で、今回はちょっと残念な結果に終わった。
    とはいえ生でみれた自動車レースはとても興奮するものだった。妻が飽きるのではないかというのも杞憂に終わり、マカオでF3を見たから、次はモナコでF1を見てみたいねーということになった。いつになることかわからないけれど、ぜひ実現させたいと思う。

  • レース後、リスボアのカジノでちょっとだけ大小をやって小遣い稼ぎ。そのあと帰りのフェリーまで街をぶらぶら。横断歩道で不思議なコスチュームのお姉さんたちが信号の交通整理をやっていた。歩行者信号が青の時は渡れのポーズ。赤の時は止まれのポーズ。赤信号を歩行者が無視しようとすると、怒ったポーズをする。笛も吹かず声も出さず、すべてジェスチャーのみで表現。

    レース後、リスボアのカジノでちょっとだけ大小をやって小遣い稼ぎ。そのあと帰りのフェリーまで街をぶらぶら。横断歩道で不思議なコスチュームのお姉さんたちが信号の交通整理をやっていた。歩行者信号が青の時は渡れのポーズ。赤の時は止まれのポーズ。赤信号を歩行者が無視しようとすると、怒ったポーズをする。笛も吹かず声も出さず、すべてジェスチャーのみで表現。

  • 最後は夕暮れのセナド広場へ。ここにもマカオグランプリの大型スクリーンが設置されていた。すべてレースが終わり、係員が解体作業に入ろうとしていた。

    最後は夕暮れのセナド広場へ。ここにもマカオグランプリの大型スクリーンが設置されていた。すべてレースが終わり、係員が解体作業に入ろうとしていた。

  • 帰る頃にはレースコースも開放されて、いつもの公道に戻っていた。娯楽場のネオンだけがカラフルに、いつまでも光り続けている。<br />我々も興奮の一日を終えて、再び元の世界へ。。。<br />

    帰る頃にはレースコースも開放されて、いつもの公道に戻っていた。娯楽場のネオンだけがカラフルに、いつまでも光り続けている。
    我々も興奮の一日を終えて、再び元の世界へ。。。

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