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2010年夏(7月)に歩いて、登って降った13日間。天候にとても恵まれて雨が降ったのは全期間中20分のみ、あとは一部曇り空もあったが大半は晴れまたは快晴の好天続きだった。こころに残った山々、峰峰の最後はダン・ブランシュ(Dent Blanche、4357m)となった。今回見た山の中では、ワイスホルン(4505m)につぐ第2位の標高だ。しかもダン・ブランシュはジナールの谷からもエヴォレーヌの谷からもその素晴しい山容をいろいろな形で見せてくれるまさに今回の主役だった。それでは行程順に振返って見ることにする。

スイス・ハイキングの旅 2010夏(18) ジナール、エヴォレーヌから眺めた名峰群(その4) 完

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2010/07/17 - 2010/07/17

272位(同エリア522件中)

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18

ロク69

ロク69さん

2010年夏(7月)に歩いて、登って降った13日間。天候にとても恵まれて雨が降ったのは全期間中20分のみ、あとは一部曇り空もあったが大半は晴れまたは快晴の好天続きだった。こころに残った山々、峰峰の最後はダン・ブランシュ(Dent Blanche、4357m)となった。今回見た山の中では、ワイスホルン(4505m)につぐ第2位の標高だ。しかもダン・ブランシュはジナールの谷からもエヴォレーヌの谷からもその素晴しい山容をいろいろな形で見せてくれるまさに今回の主役だった。それでは行程順に振返って見ることにする。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配
  • まずは、ツェルマット側(クラインマッターホルン)からの景観。かつてこの光景を見て、向こう側から眺めたくて今回のジナール、エヴォレーヌ行きとなった原要素だ。左側のピークに雲が掛かっているのがダン・ブッランシュ、すぐ右にグラン・コルニエ、中央やや右の黒いピークがオーバーガーベルホルン、頂きがちょっと白いヴェーレンクッペ、右にチナールロートホルン(雲が掛かる)、そして左端はワイスホルンと続いている。これらの山々の向こう側にアニヴィエの谷、ジナールの村がある。

    まずは、ツェルマット側(クラインマッターホルン)からの景観。かつてこの光景を見て、向こう側から眺めたくて今回のジナール、エヴォレーヌ行きとなった原要素だ。左側のピークに雲が掛かっているのがダン・ブッランシュ、すぐ右にグラン・コルニエ、中央やや右の黒いピークがオーバーガーベルホルン、頂きがちょっと白いヴェーレンクッペ、右にチナールロートホルン(雲が掛かる)、そして左端はワイスホルンと続いている。これらの山々の向こう側にアニヴィエの谷、ジナールの村がある。

  • ジナールから初めて見たダン・ブランシュ、手前のグラン・コルニエの稜線が大半を覆っているためブランシュはその一部のみが覗いているだけだ。他の山に朝日が当たりだす前に赤く輝きだすのがこのダン・ブランシュだ。

    ジナールから初めて見たダン・ブランシュ、手前のグラン・コルニエの稜線が大半を覆っているためブランシュはその一部のみが覗いているだけだ。他の山に朝日が当たりだす前に赤く輝きだすのがこのダン・ブランシュだ。

  • モアリ氷河とモアリ小屋の向うに見えているのがダン・ブランシュ。手前の稜線のためここでも一部を見せているだけだ。

    モアリ氷河とモアリ小屋の向うに見えているのがダン・ブランシュ。手前の稜線のためここでも一部を見せているだけだ。

  • ダン・ブランシュの全貌を見たくて向ったグラン・モンテ小屋へのルート途中からの眺め。まだ中央のコルニエが大きく立ちはだかっているため、左のブランシュはやや控え目である。

    ダン・ブランシュの全貌を見たくて向ったグラン・モンテ小屋へのルート途中からの眺め。まだ中央のコルニエが大きく立ちはだかっているため、左のブランシュはやや控え目である。

  • モンテ小屋に近付くとダン・ブランシュが独立して見え出してくる。このあたりでコルニエに変わって主役交代となる。

    モンテ小屋に近付くとダン・ブランシュが独立して見え出してくる。このあたりでコルニエに変わって主役交代となる。

  • モンテ小屋からのダン・ブランシュ。流れる雲と荒々しい山の厳しい表情が印象的だ。

    モンテ小屋からのダン・ブランシュ。流れる雲と荒々しい山の厳しい表情が印象的だ。

  • 朝焼けのダン・ブランシュ、どの山より早くピークが色づく。

    朝焼けのダン・ブランシュ、どの山より早くピークが色づく。

  • ジナールロートホルンの影を受けるダン・ブランシュ。左右のド・ジナール、コルニエの太刀持ち、露払い従えた横綱の土俵入りのようだ。

    ジナールロートホルンの影を受けるダン・ブランシュ。左右のド・ジナール、コルニエの太刀持ち、露払い従えた横綱の土俵入りのようだ。

  • モアリダム堰堤から少し登った地点からの眺め、左から2番目がダン・ブランシュ(左はグラン・コルニエ)、中央の氷河を持つ頂きはポアント・ド・ムルティ(Pointe de Mourti、3564m)。

    モアリダム堰堤から少し登った地点からの眺め、左から2番目がダン・ブランシュ(左はグラン・コルニエ)、中央の氷河を持つ頂きはポアント・ド・ムルティ(Pointe de Mourti、3564m)。

  • モアリ湖から登ったセ・ド・マリンダ(Sex de Marinda、2906m)からの眺め、右端がダン・ブランシュ。左のワイスホルンと双璧の横綱だ。

    モアリ湖から登ったセ・ド・マリンダ(Sex de Marinda、2906m)からの眺め、右端がダン・ブランシュ。左のワイスホルンと双璧の横綱だ。

  • セ・ド・マリンダからグリメンツ(ゴンドラ駅ベンドーラ)へ向う途中からの眺め、一旦見えなくなったがコースが左へ回りこんだので再び見え出してきた。モアリ湖上部が意外と近くに見える。左は、グラン・コルニエ。

    セ・ド・マリンダからグリメンツ(ゴンドラ駅ベンドーラ)へ向う途中からの眺め、一旦見えなくなったがコースが左へ回りこんだので再び見え出してきた。モアリ湖上部が意外と近くに見える。左は、グラン・コルニエ。

  • ジナール南のアルピテッタ湖から見る景観、コルニエが遮ってブランシュは左半分のみ見えている。

    ジナール南のアルピテッタ湖から見る景観、コルニエが遮ってブランシュは左半分のみ見えている。

  • 場所が変わって、エランの谷奥のフェルペークルから登ったブリコラ小屋からの眺め。今までとは違う形のブランシュが望めた。左へ傾いたような独特の形状は大きな迫力を感じさせる。

    場所が変わって、エランの谷奥のフェルペークルから登ったブリコラ小屋からの眺め。今までとは違う形のブランシュが望めた。左へ傾いたような独特の形状は大きな迫力を感じさせる。

  • エヴォレーヌからラーナのチェアリフトを利用して昇ったシェムーイユ(Chemeulle、2121m)からの光景。朝の斜光の中、奥のマッターホルンと並んで堂堂の風格である。

    エヴォレーヌからラーナのチェアリフトを利用して昇ったシェムーイユ(Chemeulle、2121m)からの光景。朝の斜光の中、奥のマッターホルンと並んで堂堂の風格である。

  • ピック・ダルジノールから見るダン・ブランシュ、正三角形の落着きと安定が素晴しい。エランの谷から見るこの山の代表的な姿だろう。

    ピック・ダルジノールから見るダン・ブランシュ、正三角形の落着きと安定が素晴しい。エランの谷から見るこの山の代表的な姿だろう。

  • チェアリフトで下ってラーナからエヴォレーヌへ帰る道路からのブランシュ、やはり高貴な雰囲気が漂う。

    チェアリフトで下ってラーナからエヴォレーヌへ帰る道路からのブランシュ、やはり高貴な雰囲気が漂う。

  • やや遠ざかったルージュ小屋(アローラから登る)からの展望、手前のジェージヴィ、ペロックの山並みの向こう側に少しだけ頭を出したダン・ブランシュ。その高さゆえか谷を越えてもなお眺められるダン・ブランシュは偉大だ。

    やや遠ざかったルージュ小屋(アローラから登る)からの展望、手前のジェージヴィ、ペロックの山並みの向こう側に少しだけ頭を出したダン・ブランシュ。その高さゆえか谷を越えてもなお眺められるダン・ブランシュは偉大だ。

  • アローラからバスに乗ってレ・ゾデールへ向う車中からのダン・ブランシュ。エヴォレーヌからの眺めと同じく左右対称の三角形は、やはり横綱の威厳と貫禄が備わった山である。今回眺めた山々はいずれもその個性的で特徴ある山容に魅せられた。ツェルマットの反対側にやって来て、それぞれの山々の雰囲気、陰影などまた違った自然を体験できた。谷が一つ変わるだけで、山の名前、言語、空気、光と影などの変化があることを知ってまた大きな興味が湧いた次第です。今回得たものをベースに、次なる体験をプランする喜びを感じています。

    アローラからバスに乗ってレ・ゾデールへ向う車中からのダン・ブランシュ。エヴォレーヌからの眺めと同じく左右対称の三角形は、やはり横綱の威厳と貫禄が備わった山である。今回眺めた山々はいずれもその個性的で特徴ある山容に魅せられた。ツェルマットの反対側にやって来て、それぞれの山々の雰囲気、陰影などまた違った自然を体験できた。谷が一つ変わるだけで、山の名前、言語、空気、光と影などの変化があることを知ってまた大きな興味が湧いた次第です。今回得たものをベースに、次なる体験をプランする喜びを感じています。

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