アルコル橋 　LE PONT D'ARCOLE（３３橋巡りの１４）

2010/08/23 - 2010/09/01

シテ島とパリ市庁舎を結ぶのがアルコル橋だ。

アルコル橋という名前の由来は、ナポレオン・ボナパルトがオーストリア軍
を破ったアルコレの戦いであるという説と、七月革命でここに倒れた若き
共和主義者の名前であるという説がある。

アルコル橋この橋の計画は１８世紀の中ごろから持ち上がっていたが、
１８２８年にグレープ歩道橋として吊り橋で完成した。

アルコル橋１８３０年に七月革命が起こるとこの橋は戦場と化す。

橋自体は１８５４年に８０ｍ径間の楕円アーチの鉄の橋に変わり、
さらに１８８８年の大幅な改修で、長さ１０６ｍ、幅２０ｍとなった。

市庁舎そばに架かるこの橋は歴史の中で重要な幾つかの事件を
目撃している。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

「サン・ルイ島より」（１９６８年）はパリで６０年も描き続けた関口俊吾の作品。

サン・ルイ島の下流端からセーヌ右岸を描いている。

右端に市庁舎が見え、中央にシャトレ広場の塔が見える。

これは上の絵と逆方向からのアルコル橋、パリ市庁舎は左側に見える。

パリ市庁舎方向へ

パリ市庁舎前広場、正面はノートルダム大聖堂

橋のところへ戻り、ノートルダム大聖堂を見るとこうなる