セーヌの珍景、あなたは許せますか？

2010/08/23 - 2010/09/01

２００６年にできた人専用橋・シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋
(Passerelle Simone-de-Beauvoir)を訪ねたかったので、
この際「セーヌの３３橋」を全部踏査することにした。


まさか、こんなことになっているとは！？！


２００８年に世界遺産に登録されているイタリア・フィレンツェの
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に日本の短大生
らが落書きした問題があった。

セーヌのほうは誰がやっているのか。


パリの街を歩いていてもやはりこの珍奇な錠前の行列がいちばんの違和感。

世界遺産の中にかかる橋に、何の個性も芸術性もない、観光客に違和感すら
与えるゴミ同然の錠前の羅列。

観光客として世界でいちばん品位あると認められている日本人、歴史ある街で
こんな軽はずみなことは慎みたい。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

これはパリ左岸、シテ島の東端にかかるアルシュヴェシェ橋（PONT DE L'ARCHEVECHE）。

ノートルダム大聖堂とのアンバランス！！

ポンデザール（芸術橋、　LE PONT DES ARTS）までもが、このありさま。

個性あるユニークな作品ならまだしも、単なる錠前では一瞥の価値もない、そして品もあったものではない！！

オルセー美術館そばのレオポール・セダール・サンゴール橋（LA PASSERELLE LEOPOLD SEDAR SENGHOR）でも珍風景。

オルセー美術館そばのレオポール・セダール・サンゴール橋（LA PASSERELLE LEOPOLD SEDAR SENGHOR）。美術館と向き合うのならせめて作品と見られるレベルにしないと笑われる。

この旅行記へのコメント （1）

• さんしぇさん 2010/12/01 22:38:06

  初めまして〜♪

  既にお耳に入られていたら、余計な事でごめんなさい。
  
  「愛に鍵を」
  これ、誰在ろうパリ市の呼びかけなんですよ。＾＾
  掛けるのは、ポン・デ・ザール 芸術橋。
  錠前を橋に取り付けたその後、鍵をセーヌに投げ込むのだそう。
  
  何でもイタリアの小説だかが発祥らしいのですが、芸術橋はパリ市も推奨。
  お上まで許してしまうところが、いかにもパリ。
  こなた、神戸でしたかヴィーナス橋にもありました。
  ただし、こちらは撤去の憂き目とか。
  
  画像を拝見するところ芸術橋どころか、橋と言う橋、ところ狭し状態なんですね〜〜。
  今はどうなんでしょうね。