セーヌ３３橋巡り、トルビアック橋～ミラボー橋

2010/08/23 - 2010/09/01

２００６年に完成した「シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋」の姿に度肝を
抜かれた。右岸のベルシー公園と、左岸の国立図書館を結ぶ人専用橋。

オルセー美術館とチュイルリー公園を結ぶソルフェリーノ橋は、１９９９年に
作り直されて形を一変、レオポール・セダール・サンゴール橋 となった。

どちらも人専用橋で、構造が奇抜、木目調表面材だが材質は不明。

この２つの橋の登場で、「セーヌの橋巡り」をどうしてもやりたいと
思うようになった。セーヌの橋はなんて自由なんだろうと。




全長７７０ｋｍのセーヌ河、そのうちパリ市内を流れる部分は１０ｋｍ余り、
しかしセーヌの無いパリは考えられないし、パリの歴史と文化の多くは
セーヌ河によって育てあげられてきた。

紀元前３世紀ごろ、パリシー人たちがシテ島に住み着いた頃には
もちろん一本の橋もなかった。

セーヌ河に初めて橋が架設されたのはローマ時代のことであり、次第に
数を増やしていく過程がまたパリの発展の歴史でもあった。

セーヌの橋は時代の目撃者としてパリの歴史をじっと見つめてきている。


参考文献：泉満明著「橋を楽しむパリ」（１９９７年丸善発行）
　　　　　　　　　　　　　引用させてもらいました。　　　　　　　　　　


ベルシー公園に架かるトルビアック橋（番号１）から、アポリネールの
詩で有名なミラボー橋（番号３３）までの３３橋を巡ることにした。


最後に３３橋を掲載順に書いておきます。うち５つは人専用橋。

1 トルビアック橋　　
2 シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋　
3 ベルシー橋　
4 シャルル・ド・ゴール橋　
5 オーステルリッツ高架橋　
6 オーステルリッツ橋
7 シュリー橋　 　
8 トゥールネル橋　　
9 マリー橋　　
10 ルイ・フィリップ橋　

11 サンルイ橋 　
12 アルシュヴェシェ橋　E
13 ドゥーブル橋 　
14 アルコル橋 　
15 プチ・ポン　 　
16 ノートルダム橋　
17 サン・ミッシェル橋　　
18 シャンジュ橋　　
19 ポン・ヌフ　　
20 ポンデザール（芸術橋）　

21 　カルーゼル橋　　　
22 　ロワイヤル橋　　　
23 　レオポール・セダール・サンゴール橋
24　 コンコルド橋　
25 アレクサンドル三世橋　　　　
26 アンバリッド橋　　
27 アルマ橋　　　
28 ドゥビリ橋　 　
29 イエナ橋　
30 ビル・アケム橋　　　

31 ＳＮＣＦグルネル・パッシー橋　　
32 グルネル橋　　　　
33 ミラボー橋 　

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

２００６年に完成した「シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋」の姿に度肝を抜かれた。右岸のベルシー公園と、左岸の国立図書館を結ぶ人専用橋。

オルセー美術館とチュイルリー公園を結ぶソルフェリーノ橋は、１９９９年に作り直されて形を一変、レオポール・セダール・サンゴール橋 となった。

ベルシー公園に架かるトルビアック橋（番号１）から、アポリネールの詩で有名なミラボー橋（番号３３）までの３３橋。

シテ島、サンルイ島は橋が密集しており上の地図では分かりにくいので詳しい地図をつけておきます。