2010/10/12 - 2010/12/13
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wakabunさん
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3連休に2日プラスして、5日間でインド&パキスタンのパンジャブ地方(アムリトサルとラホール)を周ってきました。インド映画に出てくるシーク教の聖地アムリトサルにあるゴールデンテンプルに一目ぼれし、この目で見てみたいと思うように。ついでに国境も越えてラホールまで足を延ばしてきました。
日本からの往復はマレーシア航空利用。税込8万5千円。デリーからアムリトサルはキングフィッシャーで飛びました。約4千円。
10月9日(土) 10:30 成田-16:45 KL、18:20 KL-21:20 デリー、空港泊
10月10日(日) 5:35 デリー−7:00 アムリトサル、国境越えてラホールへ、ラホール泊
10月11日(土) アムリトサルに戻ってくる、アムリトサル泊
10月12日(火) できれば朝5時台のシャタブディ特急でデリーに、23:00 デリー
10月13日(水) 6:55 KL、11:00 KL-19:10 成田
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
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朝4時起床。今回の旅行は毎日5時間くらいしか寝れていない。つらい。さすがこの時間でもリキシャが普通に走っているのがありがたい。サイクルリキシャで鉄道駅へ(20ルピー=約40円)。鉄道駅のカオス感は10年前とあまり変わっていなかった。地べたに寝る人、物売り、汚いホーム。懐かしい。電車も基本的に変わっていないようだった。
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私が乗るシャタブディエクスプレスは一応高級なので、中はこぎれい。リクライニングもするし、A/C付(やや寒い)。ホームで買ったチャイとお釣りの代わりに出てきたポテトのスナック(やっぱりマサラ味)を食べつつ出発を待つ。
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デリー行の電車は定刻通り5時10分に出発。ペットボトルの水が配られ、チャイのサービスがあり、新聞が配られた。
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少ししてから朝食も。ポテトか豆のマッシュを揚げたもので、マサラ味。味はまあまあ。パンは普通のホールウィートの食パンだった。バターとジャムがあんまりおいしくない。ニンブパーニー(レモン水)が出てきたのがうれしかったけど、砂糖の量を見てびっくり。200mlに20g。チャイでも砂糖を大量摂取しているし、恐ろしい。
電車には電源があったので携帯を充電したり、PCを充電したり。便利だなー。PCに落とした写真を見ていると、隣に座っていたシーク教徒の男性が話しかけてきた。Naviさんといい、よく見るとかなりのイケメン。大学で地理を先行しているらしく、私の旅行の写真を見て興味を持ったようだ。英語も並はずれて流暢で、服装もパリッとしているし、いい家庭なのかなと思う。シーク教徒ってひげもじゃだし、ターバン巻いてるし、体格もいいので何となく怖いイメージだったんだけど、彼はフレンドリーでとてもよかった。しかもイケメン。←しつこい。
午前11時過ぎにこれまた時間通りにデリー到着。電車はオンタイムだったけど、ニューデリー駅のカオス感は10年前と変わっていなかった。Cloak Roomに荷物を預け、観光に。このCloak Roomとか、Retiring Room、Enquiryとか、インドの英語ってどこかこう古風なのがコロニアルな感じでいいね。 -
駅を一歩出ると案の定リキシャワーラーどもに声をかけられてうざかったけど、道をきくと普通に教えてくれた。それにしてもデリーの人混みはすごい!街中で見た公衆トイレ。これも10年前と変わってない。 -
イチオシ
駅前のバス停から505番のバスに乗り、クトゥブミナールへ。バスはきれいなものも走っていて、10年前とは変わったようだ。クトゥブミナールまで道が混んでいたので1時間くらいかかった。運賃15ルピー(約30円)。市内からちょっと離れているので前回来ていなかったのだ。バスには私しか観光客はいなかったのに、現地に着くと団体客がたくさん。みんなチャーターバスでくるんだね。入場料は250ルピー(約500円)と目玉が飛び出そうなほど高い。券売所が外国人とインド人で分かれているので、値段違うんだろうな。
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イチオシ
ミナールというくらいでイスラム建築。保存状態はかなり良い。
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タワーの周りにも遺跡が残っていて、見ごたえがある。
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空港もそう遠くないので、飛行機がひっきりなしにやってくる。それにしても暑い。デリーの暑さはアムリトサルやラホール以上だ。割と乾燥しているけれども強烈な日差しにくらくらする。持ち歩いていた1リットルの水もすぐ底をついた。
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ミナールの近くにあった安食堂でターリー。ハエが飛び交っていて衛生状態かーなーりーやばそうで、入るのもはばかれたのだけど、ほかに店もほとんどないし、一応地元の人でにぎわってはいたので入ってみた。今現在、おなかは大丈夫。お替り自由で60ルピー(約120円)。ダル、ジャガイモとグリーンピースのカレー、クリーム系のカレー(チキンのように見えるのは豆をマッシュして団子にしたようなもの)、アチャール、米、チャパティで、お替りしなくともおなかいっぱい。
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バスで市内へ戻り、コンノートプレイス南にある政府のやっているお土産屋さんへ。ムンバイでも同じような店に行ったけど、何でもそろっているし、良心的な値段で、交渉する手間が省ける。それもまあ良し悪しだけど、時間のないときには便利だ。きれいなトイレもあるし暑さもしのげるしね。カードで払えるのもうれしい。ここで3千円分くらい買い物した。
コンノートプレイスまで歩き、ずっと気になっていたニンブパーニー(レモン水)の露天を試してみることに。コップに入った冷水は(コップも汚そうだな)たったの1ルピー。レモンをその場できゅっと絞って塩・胡椒・砂糖・冷水を入れたニンブパーニーは5ルピーだった(約10円)。かなりしょっぱい&胡椒の味で微妙だったけど、脱水症状的なときには効果ありそう。 -
そのあと歩き方に「シェイク屋」とあって気になっていってみた店が、ものすごく繁盛している有名店だったので、ここでも水分補給。フレーバーがいろいろあり、私はマンゴーミルクシェイクを。35ルピー(約70円)と安くないのに、いまどきな若者たちや、サラリーマン風の人たちでごった返している。ガラス瓶に入ったシェイクは確かにとてもおいしかったし、ボリュームもあった。その横で、ごみ箱から飲み残しのシェイクの瓶から少し筒のみのこしを紙コップに入れて、マイシェイクを作って飲んでいる物乞いの人たちがいるのがインドだなあ、と思った。
コンノートプレイスはデリーの銀座的存在か?高級店が連なり、マックやKFCなどのチェーン店も(これらはインドでは高級)。Fabindiaという店とSomaという店でインド服をそれぞれお買い上げ。インド服、さすがインドはセンスが良くておしゃれだけど、値段もそれなりにします。かなり普通の服に近いようなデザインのものもあって、色味も控え目。 -
ニューデリー駅までは歩ける距離だと思うのだけど、新しくできた地下鉄に乗ってみたかったので、地下鉄で行くことに。シンガポールとか香港とかの地下鉄のデザインに近い感じでモダン。近々空港まで地下鉄が伸びる予定なので、ますます便利になるね。しかしちょうどラッシュアワーだったダメかものすごい混雑。埼京線もびっくりの混雑具合。そしてここにも女性専用あり。
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日本と違うのは女性車両との境目にセキュリティーがいるところ。ホームにも電車にも数人いる。そうしないと男どもが乱入してしまうらしい。言葉はわからないけど文句を言っているぽい男たちも多かった。痴漢の心配がないのはいいけど、こんなに混んでいるとすられてもわからなそうなので、がっしりと荷物をつかみ、たった一駅なのにすごく緊張してしまった。運賃は8ルピー(約16円)。
駅で荷物をピックアップし、空港行きタクシーを捕まえる。駅前からプリペイドで90ルピーとあったので、行ってみるが、カウンターが閉まっている。もう一つのプリペイドラジオタクシーは450ルピーだという。そんな金ない(あるけど)!しょうがない、流しのタクシーと交渉をする。結局小型バンみたいな車で250ルピー(約500円)で決定。この男がすごく怪しい感じで、値段もそこまでぼっていなそうなので、本当に空港へ連れて行ってくれるのか心配で、地図とコンパス片手に見守る。そしたらちゃんと空港だった。最後メインロードをはずれて小道に入り、駐車場みたいなところから出発ではなく到着に行かれたのだけど、どうやらこの車は認可されていないのか、出発界に行くとお金がかかるのかはわからないけど、事情があったらしい。でもちゃんと正しいターミナル。最後に料金でもめることもなく、肩透かしだった。
結局最初から最後まで短いとはトラブルほとんどなし。10年前の印象はなんだったんだろうか?インドが変わったのか、はたまた私が変わったのか? -
ネットをするために早めに空港に来たので、チェックインは出発2時間半前と余裕だった。無料と聞いていたネット、有料になっていた。というか、携帯番号をサイトに入れるとIDとパスワードが送られてきて、無料デモが使える、とあったのだけど、何度やってもSMSがこない。近くにAircel(プロバイダー)の人がいたので、聞いてみると、インドの携帯じゃないとだめらしい。その人が自分のIDとPWを使って1時間買ってくれて、それでようやくつなぐことができた。で、私はその人にキャッシュで60ルピー(約120円)払う仕組み。しかしこのネットがかなり不安定で遅くてほとんど使い物にならなかった。国内線ターミナルのほうは無料でサクサクつかえたのになあ。
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空港にはやたらと日本人が多くて驚く。しかも普通の日本で見るような日本だ。普通にインドに観光に来る時代になったんだなあ。午後11時発のマレーシア航空クアラルンプール行きは定刻に出発。機内はガラガラだったのだけど、5席続きの席は取れず、2席しか確保できなかった。晩御飯を食べていなかったので、頑張って起きて機内食も食べる。チキン入りほうれんそうカレーとミックス野菜のカレー。相変わらずおいしい。でもよくわからないサラダのようなものは本当によくわからない味と食感で、おいしくなく、食べれず。デザートがインドのシロップに使ったケーキで、とてもおいしかった。
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マレーシア時間の午前7時(インド時間の午前4時半)ごろクアラルンプール到着。5時間のフライトはほとんど寝ていた。でもまだ眠い。ターミナル1階では電源が見つからなかったのだけど、2階のレストランがあるエリアにはたくさんあった。レストランを使わせようという魂胆か。ちなみに空港の無料WiFiも2時間しか使えないので、それが切れるとレストランのWiFiを使用することになる。レストランのやつのほうが断然スピードが速かったので、初めからこちらを利用しておけばよかったと後悔。乗り継ぎは4時間あるので、その間にネット&仕事。KLの屋台街Jalan Alorをモチーフにしたセルフのレストランに席をとる。大好きなNasi Lemakとアイスミルクティーで20リンギちょっとだったかな?マレーシアにしては高いけど、空港にしては良心的な値段。ナシレマもチキンカレーがつく豪華版で、かなり食べごたえがあった。っていうか、早朝から食べすぎ。インドのカレーもおいしかったけど、マレーのサンバルもやっぱりいいなあ。これらがそろうシンガポールは天国だよな、と数日後に行くシンガポールに思いを馳せる。
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