2010/09/20 - 2010/09/28
341位(同エリア499件中)
Toshさん
東興市からもどり、ボーダーの警察官たちのアドバイス通り、南寧公安局に再度Lビザを申請に行く。公安局へは学校の国際交流課で働く女性と共に行った。公安局に着くと、今度は日本語の女性通訳が出てきた。彼女たちを通して、窓口の女性警察官と色々話をする。しかしながら、公安局ではLビザは出ないと言い張る。
「Lビザは取れるようになっている。他の省の公安局に連絡を取って確かめてくれ。」と主張するも、
「上の省には連絡は出来ない」と言い張る。
「上の省も何も、連絡くらい出来るだろう。何で連絡も出来ない?アンタたちは何か隠しているのか?」と言うと、これ以上議論できないと悟ったのか、通訳は命令を出している彼らの上司のところへ俺を連れて行った。
鉄格子を開けて上の階に行く。厳重にセキュリティを施されている部屋の扉を開けて中に入り、上司に一礼した。
俺は早速、
「Lビザを取りたいです。ここで取れるハズです。」と切り出す。
彼は、
「ビザは取れない。アンタは、大学の学生になろうとしている。ノービザからXビザを申請することは出来ない。」との返答。
…何をスットボケタこと言いやがる…このイカサマ副所長…
「私が取ろうとしているのはLビザです。取れるはずです。他の省の公安局で取れるのですから。ここでも取れます。電話をして確認してください。」
そう言うと、
「上の省には連絡出来ない。ハノイなら取れるから、ハノイへ行け」とのこと。
…このイカサマ野郎、何処にも連絡しない。真実を知ろうとしない。話をするだけ駄目だわ…ということで、
「わかりました、別な場所で取ります。そのかわり、なぜここで取れなかったか理由を言わなければならないかも知れません。あなたのお名前を教えていただけませんか?」というと、
顔副署長は沈黙して下を向いた。代わりに、通訳の女性が彼の名前を教えてくれ、紙に書いてくれた。
…くっそー、ヤッパやましいことがあるからバツが悪そうにしてるんだろう…え?…
…と言うことで、再びLビザ取りに行くことにした。まずは昆明で申請。それでダメならハノイへ行くことにした。
まずは昆明、ここで取れれば任務完了だ。
この週は中秋節があるので、本来よりも1週間早い不本意な移動となった。
体調:出発直全までは調子は悪くはなかった。だが、夜通し12時間と言う移動は効いた。列車では、寝台列車が取れなかったので、途中まで立ちっぱなしだった。加えて到着日、宿までの道を間違えて暫く歩いたことも一因だったろう。到着日の夜は身体がギクシャクしてダウンした。まだ疲れるという感覚は戻ってこない。
宿:
「Kunming Cloudland International Youth Hostel」(9月20-27日:7泊)
1泊30元×8日=240元
南寧行き寝台バス(9月28日)
交通費込み1泊 299元
出費: 1342元
・宿泊費 240元
・交通費 432元(往復)
・飲食費他 40元×9日=360元
・L-Visa取得費 160元
・雑費 150元
円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/
旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
先週の土曜日に東興でビザを取ってきたばかり。ビザの期間は2週間。
しかしながら、8日目の日曜日、20日、急遽ビサ取りに行くことになった。
今週22日から24日は中秋節。学校が休みになるのは1週間前から知っていた。しかしながら、公安局は開いているだろうと勝手に思い込んでいた。休みだと知ったのは19日の午前中に補修授業をやっている最中だった。
中秋節が来る前に昆明の公安局へ行かねば!!
学校には1週間休む旨を伝え、すぐに鉄道駅に向かう。 -
今日の夜、寝台列車で行きたいが、果たして買えるだろうか…
-
寝台席は買えず、結局、立ち席の切符を購入するはめになった。
突然だから、乗れるだけマシと思うしか無い。 -
中国で列車に乗ったことがない。
発車15分前に構内には入ったものの…あれれ???…改札はどこだろう?
とにかく電光掲示板に「昆明」の文字がある待合室に入った。
改札前で列車を待つ。発車時刻まであと少しの時間しかない。でも改札は始まってなかった。
…どうせベトナムと同じ感じで、1時間は遅れるだろう…まあ、待つことにするか…
発車の時間が過ぎた。仕方ない、座って待つことにするか。
しばらくすると、隣の中年夫婦の男性が話しかけてきた。多分昆明への改札がいつ始まるのか尋ねてるのだろう。わからないので「メイヨウ」と言って切符をみせた。すると、隣に座っていた女性が覗き込んで、
「○×△!!メイヨウ!!」勢い良く行った。
何が何だか分からないが、「メイヨウ」を繰り返しながら待合室の出口の方を指差している。たぶん、改札場所を間違ているとしらせているのだろう。 -
待合室を出たのはいいものの、何処に行けばよいか分からなかった。
仕方ないので、そこら辺にいる人に、切符を指差して、ジェスチャーのみで場所を訪ねる。
辿り着いたのが出口向かいがわ50m先にある待合室。
中で店を出している売り子のオバちゃんに何処で改札できるのか聞いたが、どうやら通じなかったらしく?下を向き、「メイヨウ」を繰り返して頭を左右に振った。
…参ったなあ…
とおもっていると、若くてキレイな女性駅員さんがやって来た。
…お、ラッキー!…
「中国語が出来ないのですが、英語はできますか?」と中国語で質問をすると、カタコトの英語で答えてきた。
早速切手を見せた。
すると彼女は、もう列車は出発してしまったと言った。
…ガクッ、乗り遅れたわけね…
そして、彼女は切符を持ったまま、
「切符を次の列車の物と取り替えます。追て来てください。」と言った。
彼女は切符売場で「退票」の所へ向かった。運良く誰も並んでおらず、切符を切り替えることができた。切符を見ると、列車は21時40分だった。
彼女と待合室に向かう。その間少し世間話をした。
彼女は「広西??大学」の学生。20歳。ここへはアルバイトに来ているのだとのことだった。写真の表情からも分かるようにとても明るい子だった。
彼女のお陰で列車に乗れました。ありがとー。 -
プラットフォームへ着くと真っ暗だった。
-
切符に書いてある車両にやっと着いた。
座席は既に埋まっていた。通路にも人が座っている。
…仕方ない、立って行くしかないか…
初めの2時間は、立ったりしゃがんだりしながら自分の車両にいた。車掌が切符を確認しに来た。だが、何度来ても席に座っている人の切符しか確認しなかった。なので、別な車両に移り、空いている通路にしゃがみ込んで座った。
途中、列車が停まり、外で物売りが叫んでいた。
よし、ビールを買おう。
…こんな状態では、飲まなきゃやってらんねえー…
ビール缶を手に持ち乗車しようとした時だった、
「○×△!」と係員が何か言いながら、自分の目の前に立ちはだかった。
…なんだ?酒の持ち込みは禁止か?…
まあ、いいやなんかの勘違いだろうと思い、中に入ろうとすると再び阻止された。
覚えたばかりのカタコトの中国語で、
「私は中国語は話せません」と言った。
すると、なぜか今度は中に入れてくれた。ラッキー!
‥以後、都合が悪くなるたびにこの言葉を使ったのだった。 -
地べたに座って3時間もした頃だろうか?やっと席が空き始めた。誰も座っていない席を見つけて指差すと、彼がこっくりと頷いた。それからずっと、彼と一緒の旅行となった。
座って、窓の外をみると、小さな街があり、そこには大きな煙突が沢山建っていて一様に火を吹いていた。
それだけは覚えているが、あとはうとうと状態でほとんど覚えていなかった。
夜がうっすらと開け始めたころ、かれは途中の民族自治区で駅をおりた。彼は漢民族ではないらしい。何民族だったんだろう? -
一夜明けて、乗組員が掃除を始めた。
たった1両ではあるが、通路や座席の下からものすごい量のゴミが出てきた。 -
ぽつりぽつりと数回建てのビルが見えてきたと思ったら、すぐに昆明駅に着いた。
降りた瞬間、標高1800mのひやりとした空気が身体に纏わり付いてきた。
出口の看板を見ていると、ビザ取得と言う目的を忘れて雲南中をぐるぐると廻って歩きたい気持ちに駆られた。 -
外へ出て駅全体をパチリ!
おーっと、コレが昆明駅か…でかい…何か、カジノ城みたいだ! -
後ろを振り向いて、北京路をパチリ!
活気あったなあ! -
まずは、宿へ向かう。
今日のお宿は「Kunming Cloudland International Youth Hostel」
ホステルワールドで見つけておいた。
案内には64番バスに乗り、中国銀行のATMのところで下車と書いてあったが、バス停の名前は書いてなかった。
…中国の案内って… 超・テ・キ・トー! …アテにならない。
なので、最終的には予めパソコンに保存しておいた地図を参照するしかないだろう。まあ、手元には宿の名前と住所が書いてある紙もあるわけだし、どうにかなるだろう。
その前にまず、64番バスが停車するバス停を探さねば…
駅前をうろついていると、色々な人が声を掛けてきた。その中に、昆明の地図売っている人がいた。現地地図が欲しかったので購入。3元。
他は、近づくものはイカサマ野郎。ほとんど「メイヨウ」で撃退。ベトナムはカンボジアに比べるとあっさりと諦めるので楽だった。。
あちこちにバス停があり、どのバス停からバスが出るのか見極めるのが大変だった。人に尋ねたり、バスが停まっている停留所に行ってみたりして、やっ写真の建物の前から出ている事がわかった。
バス停後ろの建物がランドマーク。駅を背にして北京路を歩き、1ブロック行ったところの交差点を右に曲がり、数十メートル行くと左てに見えてきます。 -
64番バスに乗った。
そして、右側に見えてくるであろう中国銀行ATMに集中した。
結局ATMは見つからずじまい。
…あたりまえだわな、バス停の名前も知らないんだから…
結局、「師範大学」でバスを降りた。
ここは昆明に来たら見学に来ようと思っていた場所だった。たまたま辿り着いたのはここに縁があるからだろうか?
ここには、Hiroさんと言う人が働いている。彼は2年間語学を学び、卒業後に日本語教師となった。彼とは、彼の経営するサイトを通して知り合いになった。留学の情報が欲しいと言うと、丁寧に教えてくれた。とても親切な人だと思った。
Hiroさんのサイト
http://plaza.rakuten.co.jp/dropout2002/ -
門をくぐると落ち着いた雰囲気が漂っていた。
チョット、留学手続き窓口を見て来よう!
窓口には、東南アジアばかりでなく、世界各国からやって来た留学生がビザの手続きをしていた。
係員の性格はどうだろう?忙しいところを、わざわざ声をかけて、ビザ取得やコース内容について聞いてみたた。嫌がる様子もなく、色々と話をしてくれた。
…良いんでない?ここ…
よーし、来年3月からはここで勉強しよう! -
師範大学をでて、64番バスで駅方向にもどる。
しかしながら、どこまで戻って良いやら分からないので市体育館で降りた。
…よし、ここで、バソコンを広げて地図を確認しよう…
と思い、パソコンを開き、電源をつける…
…???…バッテリーが切れてる…ガックリ…
仕方ないので、適当に歩く。
何処をどう歩いているのか分からない。
歩き回って、道を聞いているうちにお客の少ない小さな病院の受付に着いた。
そこで、上に書いた住所を見せた。しかし、反応を見ると、どうやら近くではなさそう。電源を借りて、パソコンで宿の地図を開き、現在地を教えてもらた。現在地は宿からずいぶん離れたところにあった。駅前で買った地図に現在地と目的地の印を付けてもらい、礼を言って外に出た。
病院で、近くにバス停があると言うが、探しまわっても一向に見つからなかった。なので、徒歩で行くことにした。
地図を頼りに堀に到着した。宿はこの堀の始まりの所だ。
間もなく到着だ! -
今日の宿にやっと到着。
チェックインし、部屋に行き、自分のベットを確保すると、しばらくその上でガックリくずおれてしまった。 -
動かない身体を鞭打ってベッドから立ち上がる。
受付で北京路にあるイミグレへの行き方を尋ねる。
宿泊証明書をもらい、宿近くの停から52番バスに乗る。 -
写真の停留所で下車し。
バスの進行方向に歩いて、北京路にあたったら、渡ってから右折。 -
5分ほどあるくと、「Visa」の文字が左に見えてきた。
ここだ! -
昆明の公安局は南寧よりも建物は小さい。でも、嗜好を凝らしたものだった。
さっそく中に入る。
待つこと10分。
申請書を記入し4×3cm写真を貼りつけ、パスポート、、パスポートの顔写真のページ、最終入国日のスタンプのコピーを係員に渡すとあっさり、
「あなたは今日から10月20日まで、1ヶ月間中国に居ることができます。ビザ取得には5日間かかります。中秋節が間に入るので28日に来て下さい」と言ってパスポート代用の紙をくれた。クレジットカード類は見せる必要は無かった。
あまりにも簡単すぎて拍子抜けがした。
いったいなんだったんだー!南寧公安局!!アッタマ来るー!!!
さて、28日までどうしよう…当然…観光だわな!
因みに、L-Visa申請に当たっては、下記URLを参照しました。
http://www.beibaozu.info/passport/passport.php -
後に、64番バスに乗って何処のバス停で降りればよいのか調べた。
写真のバス停は、「新聞路」という道路にある。停留所の周りには出版会社らしき建物が沢山あった。
宿へは、まず、ここで降てから道を10mほど引き返しす。次に、小さな交差点を左折する。最後に、突き当たりのT次路を左に折れれば着く。
…って、何で俺がユースの道案内をしなけりゃならないんだ?
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