2010/09/24 - 2010/09/24
297位(同エリア499件中)
Toshさん
24日は、昆明の自然を満喫したいと思った。先日、西山森林公園へ行ったときは、久しぶりに温帯の自然に触れた。隣の省の南寧は亜熱帯なのに不思議な気がした。植物を見ているうちに、ここは中国なんだろうかと本気で思ったっけ。
さて、何処へ行こう…?地図をみていると、左上の端の所に「?竹禅寺」とかいう場所があった。名前から竹が生えているお寺だというのだけは読み取れた。温帯の竹は暫く見ていないな…ということで散歩がてら行くことにした。
体調:昆明に来てからは好調の日が多い。少し頭が痛いくらいかな。先日民俗村に行き、歩きまわったにもかかわらず、わずか1日で歩ける状態まで回復した。
宿:
「Kunming Cloudland International Youth Hostel」(9月20-27日:7泊)
1泊30元×8日=240元
南寧行き寝台バス(9月28日)
交通費込み1泊 299元
出費: 1342元
・宿泊費 240元
・交通費 432元(往復)
・飲食費他 40元×9日=360元
・L-Visa取得費 160元
・雑費 150元
円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/
旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この日は、宿に一番近いバス停から出発。珍しい。
宿に来る時はこの病院を目印にして来ると良いかも知れない。 -
「127路」バスに乗って、まずはここまで行く。
-
C61バスに乗換える。停留所を探しまわったば情報は無かった。というより、ただ見つからなかっただけなのかも知れない。
停留所の前、道路を挟んで反対側にバス・プールがあったので、ここから出るのかと思い行ってみた。
出入口の椅子に座っている警備員?に筆談で話しかける。すると、彼はバスが何処から出ているのか分からなく、別の警備員を連れてきた。彼とも筆談。
結局、バスを降りた向かい側のバス停から出ているというこになった。
…案内がないんだけど…まあ、いいか…行ってしばらくぶらついているうちに来るだろう…
礼を言い、立ち去ろうとすると、
教えてくれた警備員が、
「(漢語がしゃべれないようだけど)何処の省から来たの?」と質問してきた。
…漢語がしゃべれないんだから、外国から来たのに決まってっぺよ…
と思いつつ、もうどこでもいいやと思い、「四川」と答え、再び礼を言って向かいのバス停に向かった。
それで、め -
バス停には、タイミングよくC61バスが停まっていた。小型バスで満員になるのを舞っていた。
中に上がり、1元を料金回収ボックスに入れて空いている席に着くと、車掌が、
「○×△!」
…なんだ?お金か?…
と思いボックスを指すと、どうやらいくら入れたのか聞いているらしかった。
で?
「1元」と言うと、ここで周りから笑いが起きた。
???
結局支払ったのは6元だった。
地図上では近い感じがしたのにチョット高いな…
考えているうちに、バスがいっぱいになり出発した。 -
バスはしばし平地を縫って走り、工事中の高速を横切ると、山肌のつづら折りの道路を、うねうねと這うように進んで行った。
登り始めてから暫くして中国の"常識"を一つ勉強した。
日本ではカーブの多い、狭い山道、しかも上り坂では追い越しはしないだろう。だいたいは、前の車が路肩に寄り道を譲るところで追い越す。だが、中国ではそうではない。前の車とその前の車に空きがあるとどこでも追い越しをかける。たとえヘアピンカーブでも、前から車が来ていても構わない。日本人から見れば無謀と思う状態でも、とにかくアクセルを踏み込む。そして、まず反対車線に車の鼻面を出してから判断していた。他の乗客は涼しい顔。しかし、慣れない自分は、いつぶつかるかとハラハラしてた。
…寺はまだだろうか?…
と心配して外を見てると、車掌さんが声を掛けてくれた。
やっと到着。バンブー・テンプル。
…はーあ!…もし、俺が、遊園地のジェットコースターマニアだったらこのリアリなスリルを存分に楽しめただろうに…
とても貴重な経験をさせてくれた運転手に"敬礼!" -
見学はタダなのかと思ったら6元とのこと。
写真の受付で入場券を買って中へ。 -
寺の名前が書いてある。
-
小奇麗な普通のお寺だ。
-
一つめの門をくぐる…
-
門番が居る
赤鬼 -
青鬼
顔も格好も凄い迫力だ -
2つ目の門
-
今度は人間?も混じっている。
なんの演奏を演奏をしているのか?
2体とも同じ方向を向いている。 -
こちらの2体も同じ方向を向いている。
人間は誰かに説教でもしてるのか? -
大きくない寺だが、お坊さんが袈裟を着て歩き回っていた。
-
境内ではお客さんが持ってきた弁当を広げて食べていた。
境内には机と椅子が至る所にあった。
俺も弁当を持ってくればよかった… -
境内のあちこちで線香の煙が揺らめく…
-
礼拝者がここで拝んでいた。
-
丸い門を抜けて裏庭へ
-
境内の裏は駐車場
真ん中には立派な休憩所があった -
駐車場の脇に階段があり、その踊場のところで男の人達が3人椅子に座って休んでいた。
踊り場の所には、彼らのアトリエに入るドアがあった。
どれどれ、仏教画家のアトリエとはどんなものかな?
ちょっと入ってみよう。 -
西洋の影響を受けているんだろう。
全て絵は油の絵の具で描かれていた
彼らは抽象画も描くのか?
結構好みの抽象画だった。幾らするんだろう? -
こんな場所で絵が描かれている
-
階段はまだ奥に続いている…
-
登り切るとこんな感じの屋根が着いた通路が続く。
-
通路の左は休憩所。
チョット寄り道。
沢山テーブルと椅子があった。 -
再び通路に戻りって続けると…
キタキタ…竹林に出たぞ!
こういう竹林、久しぶりだよな…
ヤッパいいよ -
カメラの電池が切れ、写真はここで終わっているが、この後裏山に登った。
山には針葉樹と広葉樹が入り交じって生えていた。
木々の合間から見る景色はとても素晴らしかった。見ているうちに実家をぐるりと囲む山の風景が重なってきて、久しぶりに帰りたいなという気持ちになってきた。
山を見た後は再び境内に戻った。境内にはレストランがあったので、そこで食事をすることにした。
メニューを見るとほとんどの料理がどんなものか分からなかった。麻婆豆腐だけは読み取れたのでまずこれを注文し、もう一品注文した。
久しぶりに食べるなー、早くこないかな…
日本の麻婆豆腐を思い浮かべながら料理を待つ。しかしながら、出てきた料理を見てびっくりした。豆腐が跡形もなくグチョグチョに潰れていたのだ。それをスプーンで掬いながらたべていると、なんか惨めになってきた。
…これって、失敗作なんでないの?なんかさ、俺は…残りカスを食べてる豚かじ…コレでお金を取るなんて詐欺だわ。加えてエライ辛いだけだし…
正直、味は…辛かったのだけしか覚えていない。
加えて、他の一品にも撃沈。デザートにたのんだのだが、コレが…キチンと形がある…豆腐だった。
どこからか、
「このレストランで、あなたは食事ばかりでなく、"知らぬが仏"ならぬ"知らぬと地獄"というありがたい教訓をいただけた。神に感謝。」
という声がきこえた…なんだ?幻聴か?
…おおーい!どうにかしてくれー!…
帰りは暇なので、「黄土坂」のバス停まで歩き、そこからバスに乗った。
山から6kmの道のりだったが、下り坂だったので思いのほか楽だった。
ありがたい教訓をいただき、とても有意義な1日でした。
「知らぬと地獄」
頭に止めておこう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28