初フランス8日間・欲張り旅行にも程があるの巻5日目【シヴェルニー・ベルサイユ・夜パリ】

2010/08/11 - 2010/08/18

5日目

ドーピング旅行も5日目ですが、さすがにちょっと休んだ方がいいという話になりました。

ルルレモンサンミッシェルの宿泊プランには朝食が付くのですが、
4日目の夜、食うか寝るかの選択で睡眠を選び、8時までぐっすり寝て朝食抜きで出発しました。
ちょっと勿体無い気がしますが、元は6時起きで食べずに出る予定だったので出発時間が変わっただけです。

お天気は道中例の土砂降りもありましたが、霧だったり曇りだったりで前日より観光しやすくてよかったです。

ところで土砂降りでも事故を起こさないフランス人ですが、うっすい霧では事故多発でした。
一定の間隔でひっくり返っている車と腰に手を当ててガッカリしている運転手を見かけました。
130キロでかっ飛ばすフランス人も事故車を見ると90キロくらいに落します。5分だけだけど。
大破していたり裏返ったり色々ですが、怪我はない様子で何よりです。体堅いんだろうか…

訪問都市【シヴェルニー・ヴェルサイユ・パリ泊】

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

蓮の絵で有名なモネの庭です。

8時半にモンサンミッシェルを出発し、
途中ルーアンの教会に寄る予定が、
道を間違えて街をぐるぐるした挙句高速に乗ってしまい、シヴェルニーに直行することになったので、
予定より早い12時ごろに到着しました。

丁度蓮の花が咲くシーズンでラッキーでした。
庭園は広くて見ごたえがあります。

長距離ドライブでお尻が痛いです…

奥にある緑色の日本風の橋が見所なので、
橋の上や橋の見えるところは人気撮影スポットで
人がいっぱいいます。

しかし、う〜ん…日本風…？

小雨にもかかわらず結構観光客がいました。
日本人も1組だけいました。

それにしてもこの庭超広い

ここがモネの家です。
お花がいっぱいでカワイイ！！

中も見れます。
当時の生活空間に作品の展示もあり。
キッチンには浮世絵コレクションが大量に
飾ってあります。

かわいい洋風のキッチンと浮世絵が
なんともミスマッチでした。

お土産屋さん。
モネグッズの充実ッぷりは凄いです。
モネメモ、モネスカーフ、モネ傘、モネTなど。
ベルサイユやルーブルの土産よりバリュエーション豊かなんじゃないかと思いました。

ところで今回の旅で、部屋に飾る絵をお土産に買おうと決めていたのですが、
ここで大きなモネポスター2枚GETしました。
ニースで相場を見たところ小さい絵でも2〜30ユーロ。
ここのポスターは色つきかつ巨大なのにたったの
10ユーロでお得です。
ポスターは特大・大〜小まで
これまたルーブルよりサイズ展開豊富でした。

シヴェルニー帰りに通過した村が良い雰囲気だったので、ちょっと停車して撮りました。
セーブできそうな教会です。

運転手なのであまり写真は取れなかったのですが、
モンサンからここまでの道中の景色もなかなかでした。

本当にゲームフィールドのように広大な平地に、
突然古い石造りの村が現れ、また緑のフィールドへと抜けます。
木も日本のようにうっそうと茂る感じではなく、
遠くにシュッと細長い木が4,5本並んでいるという感じです。
写真いっぱい取りたかったなぁ

さらに車で2時間位走り、ヴェルサイユに到着。
事前にインターネットで調べた門から入り、
レンタカーでプチ・トリアノン、グラン・トリアノンを回りました。

ここがプチだったかグランだったか忘れましたが、
とにかく優雅な造りでした。

グラントリアノンの　愛のナントカ。
像の前の観光客を勝手に利用して、
フェルゼンとアントワネット待ち合わせの雰囲気をかもし出してみました。
お姉さんがドレスで私が王子ルックだったら完璧だったんですが…

例の噴水の庭を駆け抜けて本殿へ！

レンタカーは本殿の方へは通り抜けらず、
結構な距離を走りました。
なぜ走ったかというと、閉館時間が近かったからです。
まさかベルサイユを爆走することになるとは…

鏡の間。
閉館一時間前でこの混雑ッぷりです。

1日目にホテル前で絡まれた関西弁のおっさんも
ミッシリ人が詰まってて進めへん！とかいってたので、これはかなり空いているほうなのかも。

中はとにかく広くて、空いているところもあれば
有名な絵の飾ってある間はビッシリ人で詰まっていて通るのも大変だったりしました。

ビッシリ系その①
例の寝室

プチトリアノンにもトリアノンにもそして本殿にも寝室はいっぱいあるのですが、
どれも豪華すぎて感覚が麻痺してるので、
また寝室かよ程度にしか思わなくなっていました。

映画で見たときは豪華だなあと思ったんですが…

ビッシリ系その②

有名なナポレオン戴冠式の絵。人生のピーク！輝いてます。

それにしても、こんな触れられそうなところに展示して良いんだろうか。

アントワネット様。
この部屋も人でいっぱいでした。

ベルサイユとパリでは特に中国人の団体観光客が目だちました。全員お金持ちでしょうか。
チャイナパワーすげー！
パッと見、１グループ30人位いるので引率のガイドさんは大変だ…。

後でネットで調べたら、中国は団体旅行のみビサが出てどーのこーのと書いてありましたが、
もしそうなら主要観光地で団体さんがすごく多いのも納得です。

ベルサイユから車で30分くらいでパリのホテルに着きました。

ホテルアストゥール・サントノーレ
ここは値段と治安とパリっぽさを基準に選んだホテルですが、大正解！スタッフも親切・朝食Good・部屋のお茶の種類豊富！
そして思っていたより素敵なお部屋でした。
広さもそこそこあり、装飾が綺麗で、
アメニティは今回泊まったホテルで一番良かったです。

リヨン駅でレンタカー返した後観光する予定でしたが、
カーナビが間違った位置を示し、えらい時間を食ってタイムオーバーとなりました。
パリの上野(勝手に命名）ことリヨン駅は、
ちょっと雰囲気が怪しくて地下鉄で帰らずタクシーに乗ったのですが、これまた1時間くらい並びました。

部屋でルームサービスを食べながら、明日の為にアリナミンです。余裕をもって沢山持ってきたのに
二人でオーバードーズしていた為全部飲みきっちゃいました。