その６：2010シルバーウィーク最果て弾丸紀行、ウスアイア/ビーグル水道クルーズ

2010/09/18 - 2010/09/18

今回の旅では、飛行機の遅延が心配だったため、ビーグル水道クルーズには参加したかったものの、敢えて事前予約はしませんでした。

ウスアイアに行ってみて、もしも参加できそうなら・・・と思っていたところ、なんと参加することができました。

この世の果て、ウスアイア。
ビーグル水道のクルージング船の中でも、なんと日本にメールを送ることができてしまったのでした。


＊注：4travel上の表記は＜ウシュアイア＞となっていますが、
現地では＜ウスアイア＞と発音されていたので、後者の表記を使用させて頂きます。

エリア ウシュアイア(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

マイプー通りを戻っていくと、観光案内所が見えてきました。
観光桟橋も、もうすぐそこです。

その前に、旅行会社に行かないと。

この通り沿いには、ずらっとツアー会社が軒を並べていますが、
今回随分とお世話になったのが、この会社。

＜RUMBO　SUR＞です。

知らなかったのですが、実は、よくよく某歩き方を見たら載っておりました。

ウスアイアのツアーを、いろいろと手広く扱っています。
翌日に行った、ティエラ　デル　フエゴ国立公園のツアーの途中でも、
一緒に参加した人たちが、次の日のオプショナルツアーの予約をしておりました。

今の季節は、どちらかと言えばまだ冬の区分になるため、
クルージングでも一番大きな船でのものは、
15:30からのものになります。

こちらは予約をせずに、30分前までチケットが買えます。

料金は少々値上がりをしており、

155＋6　　アルゼンチン　ペソ必要でした。
（6　アルゼンチン　ペソは、税金）

ドルでの支払いもできますが、おつりはアルゼンチン　ペソで返ってきます。

チケット購入後は、少々右手にあるこちらから入場します。

そして、建物の裏を通って

桟橋へと向かいます。

あぁ、楽しみです！

一番奥に、一番大きな船がありました。
この船ですね。

残念ながら今の時期を含む1冬季には、
ビーグル水道の島にはペンギンはいないそうです。

そして、ハーバートン牧場もまた、閉鎖されています。

それでは、乗船します！

今回のルートは、ロス・ロボス島、ロス・パハロス島と、
エクレルール灯台になるそうです。

乗船すると、まずこちらのカウンターにあるノートに、
パスポートNoと、名前を記入します。

ちなみにこちらでは、ドリンク類やケーキを始めとしたお菓子類、
アルコール類が売られておりました。

席は自由です。

1階席、2階席がありました。

もちろん、その上の甲板に出ることもできます。

先ほどまでは　あんなに天気が良かったのに、
少し雲が出てきました。

どんなクルーズになることでしょう？

パタゴニアの山々は、その頂きに雪を冠しています。

いよいよ出発です！

しばらくして、甲板に行く人々がいたので、
私も行ってみることにしました。

さ、寒いです。

先ほどまでの街中では、日も当たってポカポカと暖かかったのに、
少し雲が出てきて、おまけにビーグル水道を渡る風が冷たくて
身にしみます。

ちょうどこの時間、別の船も出ているようです。

お日様、出てこい。

アルゼンチン国旗を背にした
セニョールを、1枚。

どうですか、Mくん？

いよいよ最初の島が近づいてきました。

おおっ！
いるは、いるは、海の仲間たち！

残念ながらペンギンはいないのですが、ウミウの色がペンギンっぽいので思いでのすり替えは可能です。

先ほどの船も、近付いてきました。

寝そべるオタリアたち。

船の人々も、手すりにしがみついて、じっと島の動物たちを眺めています。

そしてだんだんと

ひとつめの島が遠ざかります。

ウミウやオタリアの他にも
鳥たちがいました。

飛び立とうとする、ウミウ。

ウスアイアでは、小さな子供連れの御家族を多く見かけました。

LAN航空の飛行機です。

全部を、いつも利用しているアライアンスのワンワールドで組んでいたらこの飛行機に乗っていたんですね。

時間がなくて、今回はアルゼンチン航空の利用となりました。

波にゆれる海藻たち。

バンコクの彼の川のソレともまた、
違った趣があります。

カメラの準備は、OKですか？

2つ目の島が段々と近づいてきました。

そして、さらにその先にあるのは・・・！

こちらでは、オタリアがくっついて眠っておりました。

ウスアイアは、こんな風な家族連れが多く訪れる
とても心やすらぐ街でした。

オタリアたちを、ズームで1枚。

ちゃんと撮れたかな？

さらば、2つ目の島。

寒いけど、温かい。

船内では、オリジナルDVD付き記念写真の販売も行われておりました。

説明をあまり良く聞いていなかったのですが、
一番高いものでも100アルゼンチン　ペソはしないようでした。

船内のモニターを確認。

そう、あれぞまさしく、

エクレルール灯台です。

ズームで1枚。

この世の果てを照らす灯台です。

映画「ブエノスアイレス」にも、登場したのだそうです。

そしてまた、船は遠ざかり

ここからは少しルートを変えての帰り道となります。

実はなんと、このクルーズ船の中でも場所にもよりますが、
なんとi-modeが使えてしまうのです。

そこからｆさんにメールを送ってみました。
電波はあるにはあるのですが、送るのに時間がかかります。

時差12時間の日本は、今頃早朝ですね。

今度は、対岸に家が見えてきました。

そういえば、行きにチリ領のプエルト　ウィリアムスの沖を通ったはずなのですが、残念ながら良く分かりませんでした。

地の果てと呼ばれるこの地にも、

人々の暮らしがありました。

船は、ウスアイアの観光桟橋まで戻ってきました。

さぁ、降りましょう。

それにしても・・・

寒い！

寒いです。

何か温かいものでも飲みたいけど

このままホテルに戻ったら、
また外出するのが億劫になってしまいそうです。

我慢、我慢！

初心貫徹で、そのまま街歩きにでかけます。