2010/09/16 - 2010/09/22
31位(同エリア42件中)
granateさん
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2010年シルバーウィーク、9月末に運休となる 十数年憧れ続けたJALのサンパウロ線に乗り、その後アルゼンチン航空機をブエノスアイレスで乗り継ぎ、これまた憧れの世界の果てアルゼンチン パタゴニアのウスアイアに行ってきました。
普段からマイルの鬼で、なんでもアメリカン航空のマイルがたまるクレジットカードで購入する位でしたが、今回ばかりはその名も返上。
いつもの私なら、アメリカン航空+LAN航空でガッツリマイルを頂く目論見をするところですが、今回ばかりは異例中の異例です。
それほどまでに思い続けた、JALのサンパウロ線なのです。
十数年ぶりの一人旅で、どうなることかと思いましたが、たくさんの思い出と共に無事に帰国いたしました。
私の中では、3年前のペルー旅行が不動の第一位でしたが、今回のこの旅にてアッサリと塗り替えられてしまいました。
愛猫2匹をキャットシッターさんに託し、さぁ出発です!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2010.9.16
仕事を半日で終え、急いで家に帰りました。
今回は夜8時発の飛行機なので、ありがたいことに家に帰って洗濯をして、シャワーを浴びる位の時間があります。
一連を終え、家を出ます。
まずは新宿まで行き、そこから成田エクスプレスに乗ります。
外は雨。
つい先日までの酷暑が嘘のような、肌寒い午後です。
新しくなったスカイライナーにも乗りたかったのですが、今回はいつもより荷物が大きいので、乗換がラクな方を選びました。 -
成田エクスプレスの中で、やり忘れたことはないかと思い起こします。
・・・・・し、しまった!
キャットシッターさんに公言していたのに、猫の爪を切り忘れた!
と いうことで、携帯のメールにて、
「ごめんなさい。」
と シッターさんに連絡をします。 -
その他は・・・・。
そういえば、椎名誠さんの文庫本を持ってくるのを忘れていました。
赤マントシリーズの文庫版の最新刊「ワニのあくびだなめんなよ」は、アルゼンチンからの話が最初に来ていたのに。。。
先日購入しながらも、旅の合間に読もうと考えていたのです。
ま、いいか。 -
そうこうしているうちに、成田空港第2ターミナルに到着です。
いつもなら
正面向かって左側のエスカレーターに乗るのですが、今回はJALの便に乗るため、右側になります。
なんだか新鮮。 -
シルバーウィーク直前の空港は、比較的空いているようでした。
-
さぁ、いよいよチェックインです。
まだ夕方の5時半過ぎなので、気持ちにも余裕があります。 -
今回は、ブラジル・サンパウロまでがJAL、そこからはアルゼンチン航空の利用になりますが、チェックイン時にe-チケットを見せ事情を話すと、成田でスーツケースを預けると、そのままブエノスアイレスまで運んでもらえるとのことでした。
良かった〜! -
身軽になったことですし、4階に行って何か食べることにしました。
-
前もってネットで調べておいたのですが、4階の端の方に回転寿司屋さんがあるはずです。
ありました!
*ちなみにこの画像は帰国時に撮ったものです。
つまり、帰りにも食べに行ったのです。* -
いつも仕事帰りに行く回転寿司のチェーン店よりもお高いのですが、その分おいしそうな寿司が並びます。
*こちらも帰国時に撮った画像です。* -
回転寿司屋さんで お寿司と旅の快適なお通じを願ってたくさんのガリを頂きました。
そして、近くのお土産屋さんを覗いてみると、なんと6年以上も帰っていない故郷浜松の銘菓、夜のお菓子 うなぎパイが売っているではありませんか。
ネットでは、買えないのに!
今回、旅先のブエノスアイレスと帰りのサンパウロでは、日本人か日系人のガイドさんが付いてくれることになっています。
「そうだ、ガイドさんたちのお土産にしよう!」
かくして、2箱のうなぎパイが我が旅のお供になりました。
「乗換の時に忘れたら、シャレにならないなぁ。」 -
再度3階に戻り、出国審査を受け、ゲートに向かいます。
やはり、人はまばらでした。 -
ニューヨーク経由サンパウロ行き
JAL016便 -
ゲートにも、まだ人はまばらです。
-
今回の経由地ニューヨークまでは12時間かかるので、ペットボトルの飲料を2本購入しました。
事前のネットでの情報で、JALの機内でペットボトルのお水がもらえるとのことでしたが、念のため。 -
この飛行機で、サンパウロまで飛ぶのですね。
-
今回はツアーなどでもなく、全くの一人旅です。
そのために要所要所で親にはメールを送り、また4travel以外に持っている普段は猫のことを書いているブログにて、一人旅生存記録をUPすることにしています。
いつもなら共に旅をするfさんへの連絡も、これに代えさせてもらうことになっていました。
搭乗までまだまだ時間があります。
早速、ブログに様子をUPすることにしました。 -
こちらがボーディングパスです。
チケットはJALのサイトにて購入し、座席も指定済みです。
長旅のため、トイレが近い私には、通路側の席が必須です。
今回の飛行機には2階席があり、行きは物珍しさから2階席を、帰りは飛行機らしい雰囲気を楽しむため、1階席を指定しました。 -
いよいよ搭乗開始です。
機材は、ボーイング747-400です。
シートは、3−3でした。
機内は、ほぼ満席でした。
まぁ、サンパウロに行く人ばかりではないと思いますが、私の隣2席には、日本人の御夫婦が座りました。
残念ながら機内持ち込みにしたボストンバッグを上の棚にしまうスペースが無くて、かろうじて大切なうなぎパイだけをそこに詰め込みました。
前の座席の下にボストンバッグを詰め込むと、これぞまさにエコノミークラス!
と いった狭さです。 -
機内には、日本人CAさんからの案内のアナウンスがあり、最後にこのサンパウロ線が9月末にて運休となることについての挨拶もありました。
このサンパウロ線の存在を知ったのは、十数年前にメキシコシティーから、今は撤退(2010年1月)となったJALのメキシコシティー線に乗った時のことでした。
そして、この9月・10月末を持って、サンパウロ線以外にもいくつかの路線が運休・撤退されることになっています。 -
さて、お待ちかねの機内食です。
メインは、たいめいけんのビーフストロガノフ又は鶏竜田と肉団子の柚子餡掛けです。
私は、ビーフストロガノフを選びました。
その他、スモークサーモン、野菜のカクテル、マカロニサラダ、フレッシュサラダ、デザートはグレープのゼリーでした。
飲み物は、ビール(プレミアムモルツ)を頂きました。
その後に、コーヒー、緑茶、紅茶などのサービスがありました。 -
もちろん、ペットボトルでの水のサービスもありました。
-
この先は、機内が暗くなります。
-
1階席への階段も閉じられました。
ニューヨーク(JFK)までは、約12時間のロングフライトです。
その後は寝たり起きたりで、せっかく機内のエンターテーメントも充実しているというのに、映画も「告白」を見たきりでした。 -
機内後方には、スナックが置かれています。
日系の航空会社を利用すると、こういうところが嬉しいです。
もちろん、ジュースやペットボトルの水も置かれていました。
JALのサイトの機内食情報に載っていたデニッシュペイストリーは、ここから拝借いたしました。 -
そして、いよいよJFKも近づいてきました。
2回目の機内食です。
ワッフルとバニラクレープ アプリコットクリームチーズ添え
ハーブポークソーセージ、プルーン、フレッシュサラダ、フルーツコンポート、ヨーグルトです。
ワッフルもクレープも温かくて、美味しかったです。
ドリンクは、スカイタイムを頂きました。 -
このまま同じ機材でサンパウロに向かうのですが、一度JFKではアメリカの入国手続きをしなければなりません。
機内で入国カードを配布する際、ESTAを申請していない人はさらに別のカードの記入が必要なようでした。
前情報では、ESTAの申請が必須のようでしたが。。。
もうすぐJFKというところまできました。
飛行機自体は順調に飛びましたが、ニューヨークは悪天候のため、空港が混乱しており、飛行機は上空にて30分の待機が、着陸後もゲートに入るまで30分の待機が必要でした。
機長より、「前方に見えますエールフランス機が出発しましたら、当機もゲートに入ります。」というアナウンスが入りました。
・・・が、このエールフランス機がなかなか動きませんでした。 -
ようやくJFKに到着です。
日本に続き、こちらも雨のようでした。
経由便ですし、人の流れに沿っていけば、まず置いて行かれることはないのでしょうが、なんせ初めて訪れる空港のため、なんだか緊張してきました。
飛行機から降りると、JALの職員の方からトランジットカードを受け取りました。
ブレまくりの画像です。 -
以前の旅行では、ダラスフォートワース空港を利用しましたが、とにかく歩いたという印象でした。
一方今回は、到着ゲートにもよるのでしょうが、あっという間に入国手続きのフロアに到着しました。
そんなに待つこともなく、手続きも完了し、税関の申告もカードを渡すだけです。 -
そのまま向かって右の出口からでますが、そこはガラガラで、後をついていくべき人もなく、自分の行き先が少々不安になってきました。
コンタクトレンズも機内で外してしまい、メガネもバックのどこかにいってしまったので、目を細めてあたりを見渡します。
そこは、乗り継ぎ案内のようでした。
いくつもカウンターがありましたが、その1カ所にだけ係員と思しき男性がいたため、どうやって乗り継ぐのか尋ねることにしました。
しかし、ここはアメリカ。
そして、私は英語が全く分かりません。
そこでいつもの、
「アー ユー スピーク スパニッシュ?」
と やったところ、
「No!」
とのこと。
あぁ、どうしよう。。。
と 思っていたところ、彼は流暢な日本語で言いました。
「でも、日本語なら分かりますよ。」 -
後になり、よくよく考えてみたら、いや、考えるまでもなく、彼はJALの現地職員さんだった訳です。
ちなみに、帰りもJFKでは全く同じルートでの乗換だった訳ですが、行きと同じ彼がいました。
係員の男性のいた場所から真っすぐでると、左前方にエスカレーターがあり、その先にはJALのCAさんの乗換案内看板がありました。 -
その右手にはJALのチェックインカウンターがありましたが、今回はそれも横に眺めるだけです。
-
突き当りを右に行くと、もう手荷物検査のフロアになります。
その手前でJALの現地職員さんにボーディングパスのチェックを受けます。 -
こちら、前出のトランジットカードです。
出発ゲートにて係員さんに渡すようにとのことでした。 -
私も、2箱のうなぎパイも、無事にアメリカの手荷物検査をクリアしました。
さぁ、出発の6番ゲートに向かいましょう! -
ゲートまで行くと、ちょうどお店がありました。
-
この先も同じ便なので、たぶんまたペットボトルの水をもらえるかとは思いますが、コーラを購入します。
-
搭乗までまだ少し時間があるので、ここでもブログの更新とメールをします。
私の使用しているdocomoでも、最近になり海外パケ放題が開始されましたが、実はこれ、その都度現地でマニュアル設定をしなければならないのです。
面白いことに、ちなみにこの設定、同じ場所でもネットワーク検索の度に優先される会社名が変わったりしました。 -
ニューヨークでのお役目(義務メール&ブログ)の更新を終えると、日本から職場の先輩や、fさんからのメールが届いていました。
猫たちを託してきた、シッターさんからのメールも届いていました。
通信技術の進歩って素晴らしいです。 -
そうこうしているうちに、搭乗が開始となりました。
先の荷物検査から1時間半、長くもなく短くもなく丁度良い待ち時間です。 -
日本を出発した時と同じ席に着きましたが、私の隣には先ほどの御夫婦はおらず、機内もだいぶガラガラになっていました。
今度は、ちゃんと上の棚にボストンバッグを入れることができました。
そして、乗務員さんたちも全てここで交代となります。
JAL016便は再度JFKを離陸し、シートベルト着用サインが消えると機内食がやってまいりました。
メインは、牛肉リヨネーズソース又は鱈のパンフライ マリナラソース添えです。
鱈のメニューは、同じものが確か帰りの機内でも出るはずだったので、牛肉を選ぶことにしました。
その他、フレッシュ サラダとデザート、そしてパンが付きます。
そして嬉しいことに、この先でもまだまだ緑茶が飲めるのです。 -
ドリンクは、最初若いブラジル人と思しきCAさんに
「ビールを下さい。」
と 言ったらキリンの一番搾りを渡されてしまったので、そのあとに来た、日本人のベテランっぽいCAさんに
「ブラジルのビールは、ありませんか?」
と尋ねたら、すぐに交換してもらえました。
ブラジルのビール!
あぁ嬉しい!
と 開けてみたところ、なんとシャーベット入り状態でした。
「冷たいし、まぁいいや。」
と そのまま飲んでいたら、先ほどの日本人CAさん(Mさん)が飛んできて、
「まぁ!ビールが凍っている!すぐに替わりをお持ちしますね!」
と 言ったので、そのままでいいことを伝えると、
「じゃあ、他にもブラジルのビールがあったら持ってきますね。」
と 彼女は言いました。 -
その後、Mさんは再びやってくると、
「ごめんなさいね。1階も見てきたんだけど、同じビールしか無かったわ。」
と 彼女は言いました。
しかし、このMさん、非常に面白い方で、おかげで一人旅の不安もふっとんでしまいました。
画像は、その後配られたペットボトルの水です。 -
ニューヨークからサンパウロまでは、約8時間のフライトです。
太平洋線ほどではありませんが、やはりロングフライトであることには変わりありません。
またしても機内後方にて、お菓子を拝借いたします。 -
ただ今、プエルトリコ上空です。
まだまだ。 -
サンパウロ到着は朝となるため、機内では殆どの人が眠っておりました。
しかも機内はガラガラのため、3列シートでも、1人しかいない所が目立ちました。
そのため、3列分を使って横になっている人がたくさんいました。 -
だんだんと、サンパウロが近づきつつあります。
-
JFKからは2回目。通算4回目の機内食です。
オムレツにサラダ、ヨーグルトが付きます。 -
ブラジルの上空でも緑茶が飲めます。
やっぱり、嬉しい! -
そして、ブラジルの入国カードが配布されました。
思わずもらってしまいましたが、この先サンパウロで乗り換えてブエノスアイレスに向かう私には、必要ありませんでした。 -
いよいよサンパウロです。
ここでの乗換が最初の難関となるため、先ほどのCA Mさんに尋ねると、
「ごめんなさい、サンパウロには年に1回しか来なくて、良く分からないからブラジル人のCA連れて来るわ!」
そして、Mさんを通訳にブラジル人CAさんと話をすることしばし、乗り継ぎのポイントまで行き、そのままゲートに行くと良いとのことでした。
ちなみにその後、機内スクリーンにて、しっかりそれらの案内が流れました。 -
到着!
最後に、CAさんからポルトガル語でのアナウンスがあると、機内には穏やかで温かい拍手が起こりました。
何を言っていたのかは分かりませんが、もしかしたら9月末のサンパウロ線の運休に関してのこともアナウンスされたのかもしれません。 -
通路を歩いて行くと、TAMの飛行機が見えました。
あぁ、ブラジルに来たんだなぁ。 -
この飛行機、良く見ると、何やら書いてあるようです。
-
乗換のポイントまで来ると、知らなかったのですが、JALの現地職員さんがそれぞれ乗り換える人をゲートまで案内してくれるとのことでした。
同じ便に乗っていた人の中には、パラグアイのアスンシオンに行く人が目立ちました。
その他、同じくブエノスアイレスに行くという男性がいましたが、彼がLAN航空、私はアルゼンチン航空の利用と、別々でした。
まぁ普通は、JALで到着するなら同じアライアンスのLANで乗り継ぎますよね。 -
アメリカと比べると簡単な荷物チェックでしたが、JALの機内から持ってきた未開封のペットボトルの水は取り上げられてしまいました。
一昨年のボリビア・ペルー間は大丈夫だったのに。
同じ南米間でも違うのですね。
今度乗り換えるアルゼンチン航空の便は、同じ第1ターミナルから出発するはず。
先ほどJALの機内のスクリーンでの案内でも、ここを折り返してすぐのはずでした。 -
しかし、私の担当となったJALのブラジル人のお兄さんは、
「アルゼンチン航空はあっちだよ!」
と 言い、私を従えてただひたすらに第2ターミナルまで歩きました。
悪名高き(失礼!)アルゼンチン航空。
(その洗礼が早速来たか!)
と 思いました。
歩いて歩いて、ようやく第2ターミナルに辿りつきました。
・・・が、しかし!
案内画面には、アルゼンチンの表示がありません。
これは一体!?
そこでJALのブラジル人のお兄さんが、近くにいた別の航空会社の女性係員さんに尋ねると、
「アルゼンチン航空?
あぁ、それなら第一ターミナルよ。」
と あっさり言いました。 -
JALのブラジル人のお兄さんと私は、そのまま来た道を延々と戻りました。
そして案内の画面を見ると、あっさり乗り換える便を見つけることができました。
バツの悪そうなお兄さんに、私はチップを渡しました。
「たくさん歩いたから、汗もかいたし これで何か飲んでくださいな。」
最初は遠慮していたお兄さんも、この言葉でチップを受け取ってくれました。 -
さてさて、これで一安心。
搭乗まで座って待つことにしました。 -
しかし、なかなかアルゼンチン航空の係の人はやってきませんでした。
-
ドリンクを買おうか迷いますが、今度ばかりは座席の位置が分かりません。
トイレが近い私としては、ここでの購入は我慢しました。 -
まだまだ時間があるため、例の義務仕事(メールとブログ更新)をしようと思いましたが、なかなか国際ローミングのネットワーク設定ができません。
仕方なく、とりあえず本文だけ打っておくことにしました。 -
分かりづらいのですが、ちなみにここから先ほどまで載っていた、JALの飛行機が見えました。
ただそれだけなのに、それだけなのに、なんだか安心します。 -
まだのまだ、アルゼンチン航空の係員の人はやってきませんでした。
その間、近くのゲートから出発するカンタス航空の係員さんが来て、
「うちの飛行機にのる人はいませんか?」
と、アナウンスをしておりました。
その声につられてカンタスのゲートに行って係員さんに尋ねると、アルゼンチン航空の人にe-チケットを見せれば、その場でボーディングパスを作ってもらえるとのことでした。 -
でもやっぱり、出発ゲートまで来てもボーディングパスが無いっのて、とても不安です。
-
そのまま座って辺りを眺めていると、今度乗る予定の飛行機がやってきて、乗っていた人たちが降りてきました。
それでもまだ、カウンターには係員さんはやってきません。 -
本当に大丈夫なのか!?
と思っていると、何と優先搭乗が始まってしまいました。
あわててボーディングのパスの確認をしている係員さんの所に行くと、もう一人の係員さんが、手書きでボーディングパスを作成してくれました。
ちなみにこの画像では見えませんが、この右端で作ってもらっている最中です。 -
そして、これが手書きのボーディングパスです。
あぁ、もう、本当に良かった!
もう、どうなることかと思いましたよ。。。 -
ようやく私も搭乗することができます。
そして、先ほど最初に私が声を掛けた係員さんが言いました。
「あ、さっきの方ね。
それでは良い旅を!」 -
アルゼンチン航空、AR1275 です。
予定では13:15出発の予定ですが、とにかく遅延することで悪名高い(失礼!)アルゼンチン航空のこと、覚悟の上での利用でしたが、なんとこの便、定時に出発してしまいました。
機材は、ボーイング737-700
3-3のシートでした。
機内では、何故か同じようなゲームブックの小冊子でクロスワードなどをやっている人がたくさんいました。
サンパウロで流行しているのでしょうか? -
機内食は、チーズとハムのディニッシュと、マフィンでした。
ドリンクは、スプライト ゼロを頂きました。
しかし、なんか、このケースがお弁当の折に見えてしまうのは、気のせいでしょうか?
ちなみに、この先も3回アルゼンチン航空を利用しましたが、機内食がこの折(?)に入っていたのは、この時だけでした。
その後は、入国カードを記入すると、さっさと眠ってしまいました。 -
約3時間のフライトで、飛行機はアルゼンチン・ブエノスアイレスのホルへニューベリー空港(AEP 通称アエロパルケ)に到着しました。
ちなみに多くの国際線は、エセイサの国際空港に到着します。
エセイサとアエロパルケがどう違うのかと言いますと、日本で言えば、成田と羽田のような感じでしょうか?
今回は、羽田のような空港に到着したので、明日のウスアイア行きもここからの出発ですし、便利といえば便利なのです。 -
飛行機は、ゲートではなく、沖に到着したため、そこからバスのようなものに乗せられて、ゲートへと向かいました。
とにかく遅れることが普通のアルゼンチン航空の便が、遅れることなくなんと定時に到着してしまうなんて。
車内では、スペイン語を話すお兄さんたちが、口々に
「奇跡だ!」「奇跡だ!」「なんて奇跡だ!」
と言っておりました。 -
JALやアルゼンチン航空の機内でも、寝たり起きたりだった私。
流れのまま、にぼんやりと入国手続きを通過しました。
しかし、後々になり、この<ぼんやり>が、とある出来事ことに繋がってしまうとは、この時には思いもよらずにおりました。 -
その後、とりあえず300ドル分の両替をし、迎えにきてくれているはずのガイドさんを探しました。
そして、私の名前を持っていた日本人の様な容貌をした男性を見つけました。
「どう初めまして、お世話になりますgranate(仮名)です。」
「あれ、あなたがg(略)さん!?
いやぁ、すみません。男性と聞いていたので、すっかりそのつもりでおりました。」
「いえ、まぁ、一応女性です。」
「すみません。今、こちらに車を回しますから。
でもすごいですね。アルゼンチン航空なのに少しも遅れなかっただなんて。
あ、そうそう、貴重品には気をつけてくださいね。
誰かから話しかけられても、返事はしないでくだい。
じゃあ、しばらくお待ちくださいね。」
これが、ブエノスアイレス在住のベテラン日本人ガイドさん、Uさんとの出会いでした。
Uさんの日本語は美しく、完璧でした。
(もしかしたら、私の日本語の使い方の方が間違っているかも。) -
そして、アエロパルケを出ると、目前にはあのラプラタ川が広がっています。
あぁ、来たんだ、アルゼンチンに、ブエノスアイレスに!
来たんだ、本当の本当に来たんだ!
さぁ、これからほぼノンストップで夕刻のブエノスアイレス市街観光とタンゴディナーショーに臨みます!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- grindwheatさん 2010/10/02 09:22:47
- 定刻出発で、、、。
- 奇跡なんですねw
人それぞれ色んな奇跡があって楽しいです!!
- granateさん からの返信 2010/10/02 20:54:55
- アルゼンチン航空万歳!!!
- >Mくん
このアルゼンチン航空は、本当に、本当に遅れることで有名だったのです。
一度民営化されてからは、もうひどい物で、近年再国営化されてマシになったという記事をネットでみました。
今回は、この奇跡のおかげで、ブエノスアイレスでの希望が全て叶いました。
本当にもう、奇跡です!
-
- grindwheatさん 2010/10/02 09:13:19
- 笑える!!
- Gさん「Are you spanish?」
男[NO!]
男「でも日本語なら話せます。」
このやりとりは面白い!!
自分の母国語って話せないだろうって思うのは
日本人の謙虚さですよね。
- granateさん からの返信 2010/10/02 20:58:49
- RE: 笑える!!
- >Mくん
私ときたら、もっとヒドイことに、
「アー ユー スピーク スパニッシュ?」
と やってます。
アーじゃなくて、せめてキャンだろう!!!
動詞の使い方からして、基礎の基礎がなっていなくて目茶苦茶ですね。
この彼の画像がなくて、すみません。
-
- grindwheatさん 2010/10/02 09:10:03
- 笑える!!
- Gさん「Are you spanish?」
男[NO!]
男「でも日本語なら話せます。」
このやりとりは面白い!!
自分の母国語って話せないだろうって思うのは
日本人の謙虚さですよね。
- granateさん からの返信 2010/10/02 21:02:40
- RE: 笑える!!
- >Mくん
でも、アジア圏は特別として、普通やっぱり外国に行ったら、
その国の人は日本語なんて知っているはずが無いって思ってしまいますよね。
やっぱり日本語って、難しいですし。
今回はJAL利用のせいか、ブラジルでも日本語でいけました。
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