2010/09/04 - 2010/09/12
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おとのはんさん
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1週間ほど、ドイツ南部を車でフラフラしてました。
9月5日:ドバイ経由フランクフルト着~ジンスハイム~ニュルンベルク
<http://4travel.jp/traveler/otonohan/album/10502913/>
9月6日:ニュルンベルク~ヘルツォーゲンアウラハ~ニュルンベルク~ローテンブルク~ハイデルベルグ
<http://4travel.jp/traveler/otonohan/album/10503026/>
9月7日:ハイデルベルグ~古城街道~シュツットガルト
①<http://4travel.jp/traveler/otonohan/album/10504725/>
②<http://4travel.jp/traveler/otonohan/album/10506192/>
9月8日:シュツットガルト~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン~ホーエンシュバンガウ~オーバーアマガウ
~ガルミッシュパルテンキルヘン
9月9日:ガルミッシュパルテンキルヘン~ミュンヘン
9月10日:ミュンヘン
9月11日:ミュンヘン発
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
http://4travel.jp/traveler/otonohan/album/10503026/ の続き
泊ったツムリッターの外観はこんな感じ。
部屋の広さや、設備からすると割高かも。
ただ、部屋は十分にきれいだし、設備も豪華ではないにせよ、必要なものはそろっている。このような建物が今もきちんと残っていて、それを守る人たちがいて、その空気に一晩浸れるという意味では、とてもいい宿だと思いました。 -
入口には、こいつがいます。
Wikiによると「騎士亭」という意味の宿だそうです。
こいつがいるのもそういうことかと。 -
内装はうまくとれなかったので、これだけ。
階段のてすりも、当時(って、いつだ?)の面影を残しています。 -
ハイデルベルグ名物の教会とのこと。
もともと建物のことはとても好きで、全体の様式やら、建材やら、その建物の中の空気感やらを感じまくることにいきりたつのですが、今回は不思議なほど建物に興味なし。なので「名物の教会」で済まします。
きっと、詳細に書いている人が他にいると思いますし。 -
残念ながら雨ですが、古城街道を東に進みます。
冷静な方、詳しい方はお気づきかと思いますが、こんかいの私どもの旅は、無駄が多いです。もっとうまく回れたはずだと思いますが、そんな試行錯誤も楽しむんです!ということで、ご了承ください。
古城街道は、ハイデルベルグ〜ハイルブロンがハイライトなのでしょうか。この前の日、アンスバッハ〜ローテンブルク〜ハイルブロンまでは、ほとんど古城っぽいものを発見できなかったのですが、ハイデルベルグを出たとたん、ぼこぼこ古城っぽい建物が出てきます。
けっこう、興奮します。 -
「水曜どうでしょう」で、古城街道を走ったのって知ってますか?
今回の旅行、テーマの一つは「水曜どうでしょう」の道を行くこと。
なので、古城街道は必須だったのです。
で、奴らも泊ったというヒルシュホルン城。
雨だったのでやる気ゼロで、義務をこなすように踏み入れてみました。
そして、その物見やぐら的な塔からの眺めがこの写真。
雨でよくわからないなりに、川と森と街のコントラストは美しかったです。でも雨なので、テンションは低いです。
あと、高いところ嫌いです。 -
塔に登る過程はこのような感じです。
-
これも塔からの眺め。
蛇行する川に、そこを進む船。 -
その後も、進めば進むだけ古城が出てきます。
さすが古城街道!
走りながら撮っているので、その他にもピンボケやら、手振れやらの写真がいっぱいあり、ここには載せませんが、本当にボコボコ古城出現です。
ディズニーランドのジャングルクルーズで、お兄さんが「おーーーー」って、言うくらいの頻度で古城が出てきます。
ただし、ハイルブロン以西はそんなことないかもしれません。詳しい方、教えてください。 -
で、ハイルブロンで「もう傘買わんとまずいわな」ということで、ショッピングセンターによりつつ、軽食。
ハンバーグサンド的なものでした。
たぶんおいしかったのですが、隣の席にいた家族連れの3歳くらいの女の子と、12歳くらいの男の子に「なんでアジア人がここにいるのよ?」ってな感じの不思議なものを見る目で見られ続けたので気が気じゃなく、味よくわからず。 -
これは、ソーセージがはさまったもの。
長いソーセージをどうやってパンにはさむのかと思っていたら、あっさりと二つ折りにしてはさんでくれました。
これも、好奇の目で見られるプレッシャーに味は良く覚えておらず。
ただ、ヨーロッパの安いフードコートって、意外とおいしいと思います。ここも、おいしかったという漠然とした記憶は残っています。 -
で、古城。
-
この日の目的地というか、この旅、最大の目的地である。
ポルシェ博物館。
一つの交差点を本社(たぶん)と、ショールームと、博物館が囲んでおります。ショールームはショールームの分際で、歴史的な車がちらっと見えており、ショールームの裏には修理上がりと思われる80年代、90年代のポルシェが多くとまっていてそれだけでオタク魂をくすぐられます。 -
入口付近の様子。
突きあたりがカフェテリアになっています。
「ボクスターバーガー」が気になりましたが、他にめぼしいメニューがなくここでは食事しませんでした。「911」がらみのメニューがあれば万難を排して食べたんですけどね。 -
入場するときにはオーディオガイドを貸してくれます。入場料にオーディオガイドが含まれているとのこと。日本語もあるし、ありがたや。
ちなみにニュルンベルグのドクツェントラムも、オーディオガイドが入場料に含まれておりました。が、日本語版はなし。
えらいぞポルシェ。 -
1939年ポルシェ「タイプ64」
展示エリアのしょっぱなはこれが鎮座しております。
写真とかで見るだに「こんな形で走るんかい」って思ってましたが、本物を見ても走るイメージがわからないフォルム。
いわゆるクラッシックカー全盛の時代に、タイヤを一体型のボディでおおった(今では当たり前ですね)歴史的な車のようです。
走っている姿の映像が車のわきで流されていますが、なんともファニーな姿でございます。
ご参考までに。(これがポルシェ博物館で流れているわけではありません)
http://www.youtube.com/watch?v=ev9B2FoQNls&feature=related -
1947年 ポルシェ「360」(チシタリア)
イタリアの企業がフェリーポルシェ(創業者の2代目)に依頼したことから始まったプロジェクト。半ば戦犯扱いだったポルシェが戦後のスタートを切ったのはこのプロジェクトからと言っていいらしい。
4WDで、300馬力で、最高速度は300kmオーバー。すごいと思う反面、こんな頼りなげなくるまで300km出すのなんて絶対嫌だと思う。 -
ポルシェ「550スパイダー」
ジェームスディーンが亡くなったときに乗っていた車として著名。
当時、「ジェームスディーンの車の残骸」として売り出された550スパイダーの部品を集めると、アメリカに輸出されたすべての550スパイダーの台数分の部品よりも多くなったらしい。
それにしても、流麗なフォルム。
ベースは360。360も素敵ですが、その量産車として少し厚ぼったかったり、重そうだったりする部分をすべて取り去るとこの車になるのかなと思います。 -
1973年 ポルシェ「911カレラRSR」
カレラRSをさらにチューンしてレース用としたもの。この車はタルガフローリオという20世紀初頭から1970年代まで世界最高峰といわれたレースで優勝した車。
今はすごく好きだが、子供のころは変な形の車って思ってたんですよね。 -
ポルシェ917のボディの裸。
この大きさにして130kgしかないという。 -
ポルシェ「356 B 2000GS カレラGT」
スポーツカーメーカーとしてのポルシェは、この356からスタート。
とはいえ、TypeAからTypeCまであって、これはB。
そもそもポルシェはスポーツカーですが、その中でもさらに高性能な車には「カレラ」の名称がかつてはつけられていました。
小さくて丸っこいボディが、かわいらしい。今でもそこそこの値段で中古があったりするので、今の車を買うとき結構本気でこれにするか悩んだ。(でも、錆対策が大変という昔の車ならではの欠点で断念) -
ポルシェ「タイプ754」
みたまんま911の原型。フル4シーター(ちゃんと四人のれる車)として設計が開始されてここまでこぎつけたのだが、後ろのラインが「ポルシェじゃない!」って、フェリーポルシェが言ったため没。
この写真だと後ろのラインはあまりわからず、「普通の911じゃん」って感じです。 -
ポルシェ「タイプ754」
前から見ると完全に初代9111(901型)。 -
ポルシェ「タイプ754」
そして横から見ると確かに変。。。後ろ半分が野暮ったくて、でかい。で、没になってフル4シーターのポルシェは2009年のパナメーラの登場を待つことになります。(カイエンはちとジャンル違いでしょう) -
1989年 ポルシェ「パナメリカーナ」
ショー用のモデルで、名前はその後のパナメーラと混同しそうになりますがパナメリカーナです。
この写真でも、お分かりになるかと思うのですが、かなり大胆なデザインとなっておりまして、屋根はキャンバス地の屋根をチャックで開閉するというものだったりします。
が、このパナメリカーナのデザインエッセンスが1994年発表の911(993型)に踏襲されまくっております。 -
1993年 ポルシェ「ボクスター」(プロトタイプ)
いまでこそ世界有数の「稼ぐ」車屋さんのポルシェですが、90年代前半は破産の危機とすら言われていました。
主力車種の911の隠せない基本設計の古さ(RR,空冷)、それを補えない他の車種(928,968)。という中で放たれた起死回生の一発がボクスターです。
車の前半分はその後デビューする次世代911(996型)と同じものとし、後ろ半分がそれぞれ違うものになります。ボクスターは位置づけとしてはエントリーモデルとなるため、911より小さなエンジンを搭載し、安価な値段設定がなされました。
で、ボクスターがアメリカ他でバカ売れし、車台共通化によって911(996型)でも利益を出し、その利益をカイエンの開発に突っ込んで成功して、「儲かる自動車会社」になると。
ちなみにこのプロトタイプは量産型とくらべて前後のオーバーハング(ボディのタイヤから先の部分)がだいぶ短くて軽快な印象です。量産に当たっては衝突安全性の確保、トランク容量の確保からこの部分が拡大されます。 -
1985年 ポルシェ「962C」
当時世界最強を誇ったポルシェのレースカー。最速のレースカーでありながら「乗用車見たい」とレーサーが言うほど快適らしく、それも強さの秘密だった。
原型になったのは1982年の956というレースカーで、その後、レギュレーションの変更により所変更を行ったのが962。見た目はほぼ変わらず。
異常にながきにわたって一線級のレースに出ており、82年の956のデビューから95年くらいまでは走っていた。子供心に「この車いつまでおんねん」って思ってました。 -
ポルシェ「911S タルガ」
この車フロントガラスと真中の支柱の間あたりの屋根がとれます。
1970年代にアメリカではオープンカーの安全性についての議論が盛り上がっており、それに対するポルシェの回答がこれ。
屋根はとれるので解放感はありつつ、前の支柱と後ろの支柱で支えるからひっくり返っても安全というものです。 -
ポルシェ「917」
解説読んでません。。。 -
1986年 ポルシェ「959」
トシちゃんがこれに乗っていたことで有名な959.
その後の市販車のためのテスト的なモデルで、ツインターボ、フルタイム4WD等々がその後、市販車にフィードバックされました。
いまだにポルシェのなかで最も欲しいと思う車ですが、もともと3000万円、バブル期2億円、いまでもやっぱり3000万円くらいなので、手が出ません。 -
1996年 ポルシェ「911(993型)」
1996年 ポルシェ「ボクスター(986型)」
新旧愛車が並んでおりました。
993はパトカー仕様。 -
今も昔もポルシェの主力車種であるRRの車たち。(356〜911)
なんとなく大きくなっていっている印象はあるのですが、ここではどれくらい大きくなっていくかが見てとれます。
まずは、356。
書かれている線が、歴代モデルの外形。それと比べると小さいのがよくわかります。 -
次は通称ナローポルシェ(901型)。
356と比べて大きさも、横から見た形状もほとんど変わらないです。 -
次はビッグバンパー(930型)。
アメリカの衝突基準に対応するためバンパーが大きくなっています。その名が示す通り、バンパーは大きくなったものの、横からの基本的な形状はかわりません。 -
964型
外形ということではビッグバンパーと変りありませんが、ビッグバンパーでは「突起物」といった感じでごつごつしていたバンパー類が、ボディと一体化されてなめらかなフォルムになっています。 -
993型
パット見、それまでのアイデンティティだったカエル目がペッたんこになり、フロントフェンダーも低くなり、すごく変わった印象を受ける993ですが、意外と横から見るっと変っていません。むしろ尻がデカクなった点が印象的です。 -
996型
ここに来ると、一気に大きくなります。
なんとなく、でかいよね。とは思ってましたが、並べてみて納得。
通しで見ると、前半分は全体としてそんなに大きく変わっていないのですが(40年という歳月のわりに)、お尻はモデルごとに顕著に大きくなっていっているようです。エンジン拡大の影響ですかね。
いずれにしろ、やはり901〜993の流れの方が僕は好きです。 -
これはポルシェの輪切り達。
-
建物としてはいろいろな面が多様に交差し、その合間合間に空間ができています。
その中に所狭しとポルシェが並べられていると。 -
受付奥にあるカフェ。さらにその奥にはファクトリーがあり、博物館の所蔵品(車)なのでしょうか。その修理風景を見ながら茶が飲めます。
-
入口はこんな感じです。
外観も面の交錯と、その隙間の空間で構成されてますね。
http://4travel.jp/traveler/otonohan/album/10506192/ に続く
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