シュリー橋　　LE PONT SULLY　 （３３橋巡りの７）

2010/08/23 - 2010/09/01

トルビアック橋から始まった橋巡り、いよいよ「シテ島」「サンルイ島」地区に。

橋巡り３３か所のうち、この地区のみで１３か所もある。

ここは橋の密集地帯だ。

シュリー橋は４区のアンリ４世大通りと、５区のサンジェルマン大通り
とを結んでいる。

１９世紀にはサンルイ島から右岸へ渡る橋がダミエット橋、左岸へ渡る
橋がコンスタンティン橋と呼ばれていた。

どちらも歩行者専用の釣り橋だった。

前者は１８４８年の革命のときに破壊され、後者は１８７２年に
ケーブルの腐食で崩壊した。

現在の橋はオスマン男爵のパリ改造の一環で１８７６年に完成した。

この橋は景観にも優れており、左岸にはパンテオンのドーム、右岸にはアンリ４世通りの終点にバスティーユの塔が見える。

左岸側に渡りきるところで下流を見るとノートルダム大聖堂（右）と、
トゥールネル（小塔）を抱いたトゥールネル橋が見える

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

写真左側がセーヌ右岸、橋で結ばれているのがサンルイ島（右）だ。

したがってもう一つの橋は右手に隠れている。

右岸側の川べりの道路をまたいで伸びる。

中央の森はサンルイ島の突端部分、そこを挟んで両側に橋がある。

パンテオンのドームが見える

バスティーユの塔

左岸側にはガラス張りのアラブ世界研究所（左）が見える

ノートルダム大聖堂（右）と、トゥールネル橋が見える