2010/05/21 - 2010/05/21
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ぺこにゃんさん
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京都一周トレイルとは,京都市の周りをぐるっと回る全長約70kmのハイキングコースです。
コースの途中には名所旧跡が多数あり,自然と歴史を楽しむことができます。
この旅行記は北山コース(18km)のうち,鞍馬~貴船~二ノ瀬までをまとめたものです(標識[北山43]~標識[北山46]まで)。
全行程は下記の旅行記にアップしています。
全長70km!京都一周トレイルを歩く-ダイジェスト-
http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10484489/
- 交通手段
- 徒歩
-
『全長70km!京都一周トレイルを歩く(21) 「大原御幸」の道を行く② 静原の里から鞍馬へ』の続きです。
鞍馬街道を南下していき,鞍馬寺に到着しました。
トレイルは鞍馬街道をそのまま歩いていくのですが,またまた寄り道です。
鞍馬寺を通り,貴船へと向かうことにしました。 -
【77】鞍馬寺
御本尊の「尊天」は,
月輪の精霊であり,愛の象徴である千手観世音菩薩,
太陽の精霊であり,光の象徴である毘沙門天王,
大地の霊王であり,力の象徴である護法魔王尊
の三身を一体としたものです。 -
狛犬ではなく狛「虎」です。
-
仁王門をくぐり,境内へと入ります。
-
イチオシ
仁王門横の階段です。
木々の緑,空の青,そして灯篭の朱が色鮮やかでした。 -
境内にはシャガの花がたくさん咲いていました。
湿ったところに生育しやすいそうです。 -
【78】由岐神社
ケーブルカー駅を過ぎたところに,由岐神社があります。
940年,天変地異が続く都を鎮めるため,朱雀天皇が御所から鞍馬寺に勧請しました。
御遷宮の際は,道中に篝火を焚き,京の鴨川に生えていた葦で松明を造り,神道具を先頭に行列の長さ1kmという大儀式により勧請されました。
これに感激した鞍馬の住民が,この模様を後世に伝えようとして始まったのが京都三大奇祭の一つ「鞍馬の火祭」です。 -
パンフレットによりますと,仁王門から本殿までは距離1058mあり,標高にして160m上がります。
清少納言が「枕草子」で
「近こうて遠きもの,宮咩祭り。思はぬ同胞・親族の仲。鞍馬のつづらをりといふ道。師走の晦の日・睦月の朔の日の程」
と例に挙げた,九十九折の道を上って行きます。 -
本殿金堂です。
「尊天」を祀っています。
本殿前の奇妙な模様の中心で,両手を挙げている人がいますが… -
これは「金剛床」といわれるもので,パワースポット業界では「鞍馬山最強のパワースポット」らしいです。
中央には三角形が描かれており,月・太陽・大地のパワーの融合を意味し,鞍馬山信仰の理想を表現しているとのことです。 -
本殿横から奥の院へと続く山道を登って行きます。
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イチオシ
有名な「木の根道」です。
岩盤が固くて地下に根が張れない杉の根が地表から露出していて,見事な模様を描いています。
牛若丸が兵法の稽古をしたところといわれています。
木の根はできるだけ踏まないように先へと進みます。 -
奥の院魔王殿です。
650万年前,金星より地球の霊王として降臨し,地上の創造と破壊を司るという護法魔王尊が奥の院魔王殿に奉安されています。
私はスケールが大きすぎて,ついていけないです… -
ここからはひたすら山を下り,貴船を目指します。
歩いた方は解ると思いますが,結構勾配のきつい下りです。
逆ルートの貴船→鞍馬は厳しい上りとなるのでご注意を。 -
西門を抜けるとそこは貴船の地です。
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【79】貴船川
水量豊富な清流・貴船川です。
川岸に立っているだけで,ひんやりと涼しいです。
南へと流れ,鞍馬川に合流します。
日本神話的には鴨川の源流です。 -
【80】貴船神社・本宮
鞍馬寺西門から貴船川に沿って北上すると,左手に貴船神社・本宮があります。
ここ本宮の御祭神は水を司る「高おかみの神」です。 -
イチオシ
階段を上って本殿へと向かいます。
春日灯籠が並ぶこの参道は,貴船神社の代表的な景色ですね。 -
ここ貴船神社は「絵馬発祥の社」といわれています。
鴨川の上流にあり,古来より雨乞の社として名高く,朝廷より日照りには黒馬,長雨には白馬又は赤馬が奉納されていました。
時には生き馬に換えて馬形の板に色をつけた「板立馬」を奉納したと伝えられています。
この「板立馬」が今日の絵馬の原形と言われています。 -
御神水が溜まった「水占齋庭(みずうらゆにわ)」で紙を浮かべる「水占おみくじ」は有名です。
私もせっかくなので「水占おみくじ」にチャレンジ!
厚手の和紙みたいなおみくじを水に浮かべると,「大吉」の文字が浮かび上がってきました!
ラッキー!! -
【81】貴船神社・奥社
本宮からさらに北上すると,貴船神社・奥社があります。
現在は奥宮となっていますが,元はここが本宮でした。 -
鞍馬・貴船は「日本の水源の森100選」に選ばれています。
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【82】貴船神社・結社
途中,貴船神社・結社に立ち寄ります。
祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)です。
瓊々杵尊(ににぎのみこと)が木花開耶姫(このはなさくやひめ)を娶られる時,父である大山祇命(おおやまつみのみこと)は姉の磐長姫も共に奉ろうとしました。
しかし,尊は木花開耶姫だけを召されたので、磐長姫は大いに恥じ,「我ここら留まりて人々に良縁をさずけよう」と言われてこの地に御鎮座したと伝えられています。
結社と呼ばれる由縁もこの伝承にもとづくもので,古くから「恋を祈る神」としての信仰が篤いです。
昔はススキ等の細長い草を,今は結び文を神前に結び付けて祈願します。 -
貴船といえば,川床料理ですね。
ずらーっと並んでいました。 -
今年は猛暑の影響で,大盛況だったとか。
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鞍馬・貴船を満喫したところで,トレイルに復帰します。
とりあえず南へ。 -
貴船口から奥宮へ向かう道は「和泉式部 恋の道」と名付けられています。
平安の昔,夫である橘道貞の愛を取り戻そうと思い悩んだ宮廷の女流歌人・和泉式部が貴船神社の奥宮に参拝したと伝えられています。
蛍岩のそばで
「もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る」
と詠みました。 -
叡山電鉄・貴船口に到着。
大体20分ぐらいですね。 -
駅前に咲いていたシャガの花。
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【83】梶取橋
鞍馬川と貴船川との合流点に架かる橋を「梶取橋」といいます。
長さ13メートル,幅員11メートル,擬宝珠を備えた丹塗りの美しい橋です。
梶取橋の名前は、その橋の渡り口の所に貴船神社末社の梶取社が鎮座していることから古くからその名で親しまれています。 -
その梶取橋を渡ったところに,貴船神社の一の鳥居があります。
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ちょっと変わった「船」の字。
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【84】梶取社(かじとりしゃ)
鳥居脇にあるのが梶取社です。
御祭神は宇賀魂命(うがのみたまのみこと)となっていますが,古伝では梶取大神(かじとりのおおかみ)です。
貴船神社創建の伝説によると,第18代・反正天皇の御代(約1600年前)浪花の津(大阪湾)に黄色い船に乗った神様が現われ,
「吾は玉依姫なり,この船の止まる所に祠(ほこら)を造り,その地の神を祀れば国土を潤し,庶民に福運を与えん」と言われ,淀川・鴨川をさかのぼり,貴船口から進路を大きく変えて貴船に向けられました。
その時巧みに梶(舵)を操られた神様が梶取の神様です。
古くから航海安全,人生の舵(梶)を巧みに操る「人生進路を守る神」として,また現在では車のハンドルを巧みに操る神として,交通安全の篤い信仰があります。 -
鞍馬街道と合流し,トレイル復帰です。
標識[北山44],[北山45]は欠番らしいです。 -
標識[北山46]に到着。
ここが北山東部トレイル(17.9km)の終点です。
これで東山トレイル(24.6km)と合わせて42.5km歩きました。
ほぼフルマラソンですね。 -
この日はここで終了。
叡山電鉄,二ノ瀬駅へと向かいました。
なお,鞍馬・貴船の詳細を記した旅行記はすでに作成済みです。
興味のある方は下記旅行記をご覧ください。
京都を歩く(59) 水と緑に癒されて〜初夏の貴船・鞍馬めぐり〜
http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10464845/ -
次回は二ノ瀬から再開です。
次の旅行記に続く…
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