2010/02/10 - 2010/02/18
3319位(同エリア8640件中)
namiさん
2010年1−2月に世界遺産を中心にベトナム、カンボジアをバックパック一人旅しました。カンボジア5日目は、昨日と同様にシェムリアップの街からレンタサイクルで遺跡めぐり。アンコールトムを訪れます。
当たり前のことですが遺跡ごとに特徴があり、あらたな驚きがそこここに待っているという感じ。
自転車で回れる範囲に、このような高レベルの世界遺産が高い密度で存在しているのには、ほんとうに驚きます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルを8時過ぎに出て、シェムリアップで水と昼食用のサンドイッチを確保してからアンコールトムに向かいます。昨日様子はつかんでいるので、30分くらいでアンコールトムの南大門に到着。9時ちょっと過ぎなのに観光客で南大門前の橋が渋滞しています。
-
門が渋滞要因です。
-
橋の飾りが興味深い。
-
このままアンコールトムに行ってもよいのですが、地図を見ると橋の左側にいくつか遺跡サイトがあるようなので見に行くことにします。
-
自転車は橋の横においていきます。
-
堀の横。
-
堀です。
-
バクセイ・チャムクロンです。
マイナーな遺跡ですが端正で気に入りました。
凛々しい! -
登れるものはみな登る。
-
じつは結構凄い階段で、50度以上の傾斜があります。体感的には70度ぐらいある感じ。
-
バクセイ・チャムクロンから下を見るの図。
ぜんぜんたいした高さではないのですが、妙な満足感があります。
傾斜に怯まずよじ登ったという達成感かな。 -
降りるほうが怖いです。
-
自転車に戻って、南大門からアンコールトムの敷地内に入ります。そのまま気持ちのよい道を1.5kmほど行くとバイヨンです。
周囲をゾウが観光客を乗せて歩いていました。背景に見える塔がバイヨンです。 -
-
バイヨンサイドビュー。
-
塔が顔です。
-
なんと不思議な建物でしょう。
神々の山、須弥山を具現化したものですが、たしかにこの世ならぬ雰囲気が満ち満ちています。 -
複雑な構造を持ち、思いがけない隙間から塔が見え、また隠されます。
-
デバターのレベルも高い。
バイヨンは驚きに満ちています。 -
須弥山は宇宙の中心ですから、その須弥山の中心がどうなっているのかは確認しておかなければなりません。探していくと、ここに着きます。
-
ここが宇宙の中心です。
4方向からつながる細い通路の交差しているところ、バイヨンの中心塔の真下にあたります。
真上を見ると、思ったとおり遥か天頂に小さな光が見え、中央塔の頂上は天上世界に通じています。 -
今回わかったこと。
宇宙の中心には祀堂があり、一見ほかの人と見分けのつかないカンボジア人のおばさんが人類の代表としてそれを守っている。
このおばさんに小銭を渡すだけでお線香を分けてもらえお祈りができる。
お線香は煙になって世界に広がっていく。
私はこの機会を逃さず縁のあったこの宇宙の寿命が百万年でも二百万年でも伸びるようお願いしておきました。 -
この地域で行われているバイヨンも含めた日本の遺跡救済活動の展示がありました。バイヨンのすぐ横です。役に立って嬉しいし、まじめな話すこし日本の国を見直しました。
-
興味深い話題がたくさん説明されています。
-
バイヨン正面から。
-
-
-
ゾウのテラス。
-
もうあちこち遺跡だらけです。
-
涼しげな水浴場。
-
-
空中回廊の終端部分。
-
涼しげな木陰。
-
テラスの前。
-
少し走って、仕上げ前に建築中止になったかのような、荒削りの遺跡に差し掛かる。なかなか興味深い。じっくり見れば、作り方の手がかりがたくさんありそう。
残念ながら、タプロムに早く行きたくて、時間をかけて見ることは出来ませんでした。 -
距離もそれほど無く、地図の距離感をつかめば迷うことはありません。
いよいよタプロムに到着。 -
樹木と遺跡の究極のせめぎあいがあちらこちらに見られます。
-
これは共存。
-
これは木の勝ち。
-
-
-
-
-
-
-
これは凄い。
-
これも凄い。
-
-
-
-
-
-
-
どこをとってもタプロムは素晴らしい遺跡です。
崩れ行く遺跡の美しさとも思えますし、植物と渾然一体になって完成度を上げつつある遺跡のようにも見えます。 -
タプロムのあたり本当に不思議な場所です。
ある程度水分があり木々が育つ素地はあったのでしょうが、それ以外にもこうなる何かほかの理由がありそうな感じ。
頭をひねりながら日暮れの道を帰りました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
namiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
55