201007　スイスアルプス　その13　リッフェルベルク～リッフェルアルプ

2010/07/16 - 2010/07/25

リッフェルベルクから、さらに下っていくことにしました。

しかしここからしばらくは急な坂とガレ場が続き
結構足と心臓に応えるハイキングとなりました。
足の痛みもピークとなり、足取りが重くなります。

ま、そこはスイスアルプス。
振り返るとくっきりと見えるマッターホルンや
あたり一面のアルプ、お花畑。
天気がいいことも幸いし、何とか無事に降りきりました。

この日のハイキング結果(Google Earthで計測）
・ローテンボーデン⇒リッフェルベルク：2.2km
・リッフェルベルク⇒リッフェルアルプ：2.4km
トータル：4.6km

エリア ゴルナーグラード周辺(スイス)

リッフェルベルクを出発です。
レストラン隣の広場では、手彫りっぽいイエス様の十字架がありました。

ここに限らず、あちこちで十字架や教会を見かけました。

ホテル前には牛さんが。
ベロを出しているんですが、
アッカンベーなのか、息絶え絶えなのかは知りません。

こちらにも牛さんがいました。
やっぱりベロを出しています。

妻は背中に乗り、私はチチ絞りのポーズで
記念撮影してもらいました。

遠くにツェルマットの街並みが。
ということで、ここから下っていきます。

枯れた小川。
雪解けの時期は終わったということなのでしょうか。

シュバルツゼー方面を見渡すと
森林限界が下のほうにきているのがわかります。

道中はこんな感じ。
この日は天気だったので問題ないのですが
雨が降ったら、かなり滑りそうです。

ガレ場が続くだけでなく
このあたりは、かなり勾配がきついので
足が疲れます。

道も狭いので、足取りが自然にゆっくりとなります。

疲れてくると、歌いながら歩くといいのよー。

と義母たちは言っていたのですが。


だからといって、演歌を歌うのはどうなんでしょう。

直下に見えているのは
リッフェルアルプリゾートのホテルです。
今日のハイキングの終点でもあります。

でも、今進んでいる道はこんな感じで。
まだまだ急な崖が続いているのがわかります。

演歌はいかがなものかと思い、
スイスらしい歌を・・・と思って出てくるフレーズは

アルプスの少女ハイジ

最初の部分だけがヘビーローテーションして困ります。

足元を見ると、小さくて青い蝶々が。

何の種類かわからないのですが
たくさんいると、逆に気色悪いです。

もう少しで、キツい坂も終わりです。
ちょっとだけ元気が出てきました。

振り返ると、
花畑の向こうにマッターホルンが。

小川が登場。ホッとしますね。
手を浸してみると、予想通り

つべたーい！

だって、空はこんなに青く
太陽がギラっと照り付けているもんですから
水の冷たさが心地よいのです。

マッターホルンは見飽きることがないですねぇ。
頂上までは無理としても、せめて途中のヘルンリ小屋くらいまでは
登ってみたい気がします。

広い道に出てきました。
もう少しでリッフェルアルプです。

と、自転車が坂をすごいスピード出して下りてきました。

気持ちよさそうです。

リッフェルアルプリゾートに到着しました。
下界のツェルマットとは異なり、静かなリゾートです。

ここで路面電車？に出くわしました。
少年が得意げに運転しています。

小学生の夏休みのアルバイト？

リッフェルアルプリゾートからは
この路面電車の線路に沿って、駅に向かいます。

さっきの電車は、駅からの送迎用なんですね。

涼しい森林の間を抜けたところに
駅が見えてきました。

到着しました。

長い間歩いたようですが、まだ昼を過ぎたばっかりです。

すると後ろから、先ほどの路面電車がやってきました。
到着客をホテルまで送るために来たようです。

ホテルに泊まらない人も利用できますが、もちろんお金がかかります。

駅に着くと、駅員のおっちゃんが
「どっちに行くんだい？」と聞いてきたので
ツェルマットだよー、と答えたのですが

その後列車が来たときに、駅員のおっちゃんが

「つぇるまっとぉー」

と日本語発音で案内してくれました。

その「つぇるまっとぉー」行きに乗って麓まで戻ります。

青い服を着た人が、駅員のおっちゃんです。

この駅を基点にハイキングする人も多く
たくさんの人が降りていきました。

先頭に座りたかったのですが
ガイジンの親子が（いい年した息子含む）楽しそうにしていたので
その後ろから撮影に挑んでみました。

列車は森林の中を進んでいくのですが
一瞬途切れたところが、フィンデルンバッハの滝です。

奥に見えているのが、フィンデルンの街というか村です。

フィンデルンバッハの滝です。
枯れているように見えますが、実は水量が多かったです。

別荘地なのでしょうか、それとも民宿？
大きい家が並んでいます。

ツェルマットの街に近づいてきました。

このカーブを過ぎると、まもなく終点です。

ホッとすると同時に、
あー、もう少し歩いていたかったなー
なんて思ったりします。

到着しました。
今日のハイキングは終わりです。

駅前。
観光客でにぎわっています。

先ほどのハイキング道中の静けさがウソのようです。

ここで一旦、ホテルに戻ります。

まだお昼を過ぎたばかりで、時間はたっぷり。
街でお土産を買ったり、ホテルのスパでくつろぐのもよいのですが
部屋から見たマッターホルンが、まだくっきりと見えていたので

そうだ今のうちに行こう！