2010/08/16 - 2010/08/17
40位(同エリア72件中)
堺筋急行さん
今年も新潟を基点にショートトリップ!
行き先は山形県は湯野浜温泉。
海水浴と温泉、そして廃線跡が楽しめる素敵なところです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
新潟市内から日本海東北道~国道354号線~国道7号線~山形自動車道を通って、最初の目的地の月山へ。
この日は新潟県下越地方や山形県鶴岡市に大雨洪水注意報が出る生憎の天気。
それでも、月山ダムでは晴れ間も覗く時間帯があり、大雨は免れそうな雰囲気です。 -
【月山ダム】
国土交通省が管轄する治水、利水を主とした重力式コンクリートダムです。
湖としては“あさひ月山湖”ですが、湯殿山、月山を挟んだ内陸側にも月山湖(寒河江ダム)があり少々ややこい名前です。あさひ月山湖展望広場 公園・植物園
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事前に入手したパンフレットを見ると内部の見学が可能との事。
早速インフォメーションセンターに伺うと、中ではダムの説明や流域に生息している魚の展示などを行っていました。
その展示にテプラで『ダムカードが必要な方はスタッフまで』との文字を発見。
ダムカード?なんじゃそりゃ?
試しにもらってみるか。
と言うことで見学の申し込みついでに「下さい」というと、何やらカードを出してくれました。
見ると月山ダムの写真が画かれたカード。裏は月山ダムのデータ類。
聞けば、全国のダムで配布しているトレーディングカードで、集めている方も結構いるのだそうです。(確かに集めたくなるかも) -
しばらく待って、係りの人に付いてダムの上にある入り口からいよいよ中へ。
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入り口からエレベーターを使って50mほど下がります。
ドアが開くと外はひんやり。
場所的には湖底近くになるようです。分厚いコンクリートの外は蓄えられた大量の水。
このあたりのコンクリート幅は100mにもなるようで、上の通路部分が7mとのことで、もの凄い台形をしています。 -
天井には水滴。湖底の水の冷たさが伝わってきます。
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排水用のゲートです。
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最後は、緊急用の排水ゲート用の巻き上げ機。
正味20分程度の見学ですが、予約無しで、しかも無料のおすすめスポツトです。 -
月山ダムの周りには他にもこんな観光スポットが。
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海側の庄内地方と内陸を結ぶ六十里越街道沿いに残る茅葺屋根の古民家。
多層民家と呼ばれる築200年程の建物で、内部は四層構造になっているそうです。 -
ポストがいいアクセントになってます。
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イチオシ
こちらは内部の見学が出来る旧遠藤家住宅。
でも残念ながら今日は休館でした。多層民家「旧遠藤家住宅」 名所・史跡
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道の駅で昼食の後は、鶴岡市内を通って湯野浜温泉へ。
その途中にひっそり佇む倉庫の様な建物。
これが、今回の目的?の一つ湯野浜線善宝時駅跡。 -
鶴岡駅から湯野浜温泉までの10数キロを結んでいた庄内交通湯野浜線。
途中には京田、安丹、北大山、善宝寺、七窪と5つの駅がありました。
会社自体はバスの運行等で今も存在していますが、鉄道事業は昭和50年で50年弱の歴史に幕を降ろしています。
ただ、当時の善宝寺駅舎と車両はそのまま。 -
廃線後しばらくは記念館として営業をしていた様ですが、今となっては廃墟同然。
夏草に覆われ朽ち果てていくに任せています。 -
こちらは鶴岡駅側。
もう一度整備展示して欲しいと思う人も、少なくないのではないでしょうか。 -
駅跡の前には名前の由来になった曹洞宗のお寺、善宝寺があります。
立派な伽藍配置の禅寺です。善寳寺 寺・神社・教会
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明治に入り建立された五重塔。
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本堂まで上がって来ました。
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山門。幕末の文久年間に再建された総ケヤキ造りの立派な門です。
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湯野浜でのお宿は“はまあかり潮音閣”
部屋からは荒れた日本海。聞けばここ3日間遊泳禁止の赤旗だそう。
目的の一つ、海水浴は断念して、夕食まで周囲をお散歩。美味しい料理のお宿 【はまあかり 潮音閣】 by 堺筋急行さん湯野浜温泉 はまあかり潮音閣 宿・ホテル
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ちょうど宿の前は湯野浜線の廃線跡を利用した歩行者と自転車専用道路になっていました。
善宝寺駅跡から4キロほど続いています。
そしてこの緩い坂を下った辺りが終点の湯野浜温泉駅跡。 -
本来なら海水浴客で賑わっている浜辺も人影はまばらです。
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ここ数日の悪天候でまるで冬の日本海。
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湯野浜温泉駅前の広場まで来ました。
湯野浜線は鶴岡駅から12.2キロ走ってきてこの終点に到着します。
当時の駅舎は右の建物のところにあったようですが、今は観光案内所や地域振興センターになっています。 -
広場の中心には足湯。
気持ちいいかな? -
再び廃線跡。
場所的にはホームの先の切り替えポイントがあった辺りでしょうか?
鶴岡方面の眺め。 -
湯野浜駅のホーム、駅舎方向の眺め。
残念ながら鉄道が走っていた痕跡は全くなく、公衆トイレの壁にプレート(旅行記表紙)が残っているだけでした。 -
夕食は山形牛のしゃぶしゃぶや紅ズワイガニ、古代米の釜飯等など。
どれも美味しく頂きました。
ただ、この時期のカニは冷凍なので少々水っぽく、身も痩せているので、メニューに加える必要はないのでと思ってしまいます。 -
新潟から山形にかけての日本海側は岩ガキが名物。
シーズン終わりに滑り込み。ぷりぷりの大きい身が堪りません。 -
岩ガキと月山ワインの組み合わせ。いやぁ~堪りません。
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翌朝。
天気は回復も、風が強くてまたも遊泳禁止です。
しょうがないので代わりに鶴岡市内を観光することに。 -
鶴岡市内で見つけたこんなお店。
元青果店。今も青果店。 -
歩道のタイルは地元の中高生の作品でしょうか?
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鶴岡市内観光のメインは致道館。
旧庄内藩の藩校です。藩校致道館 名所・史跡
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残されている建物はこの聖廟や講堂などいくつか。
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東北地方唯一の藩校建物だそう。
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講堂。
勉強はここでと思いきや、始業式などの場だそう。 -
鶴岡城本丸跡に建つ荏内神社。
徳川四天王の一人、酒井忠次初め藩主酒井家の面々を祀る神社です。 -
同じ城内には鶴岡市立藤沢周平記念館も。
鶴岡市立 藤沢周平記念館 美術館・博物館
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大宝館は大正時代に建てられ、物産館や図書館として利用された洋館。
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鶴岡市内を満喫して、日本海沿いを南下して帰途に。
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旅の〆も岩ガキ。地元鼠ヶ関漁港産です。
カキ最高!!
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