2009/04/08 - 2009/04/23
545位(同エリア765件中)
みすたぁさん
②クスコ PART I
04/15/09 ~04/16/09
9時の列車が30分ぐらい遅れでやっとアグアス・カリエンテス駅(マチュピチュ村駅)を出発した。帰りの列車は、オリャンタイタンポ駅までしかいかない為、そこからはコレクティーボと呼ばれる乗合バスをつかまえてクスコを目指した。余裕があれば、この辺りの遺跡も見て回りたかったけど、風邪も治らないし、時間もないしで先を急ぐことにした。
今の時期はあまり混んでいないと聞いていたので、日本人宿「ペンション八幡」に行ってみることに。重い荷物をしょっての宿までの坂道の石畳は結構キツかった。やはり今はオフシーズンらしく、ドミトリーをシングルとして使うことが出来た。
なみおが今回日本人宿を選んだのにはいくつか理由があった。まず値段が安いこと、情報収集、そして洗濯機を利用出来るということだ。バックパッカーをやっていると、洗濯は基本手洗い。あまりにも長い間手洗いだけで汚れが溜まっていたもんだから、前回のクスコの宿では、洗濯屋に頼んでみたなみお。、結構高い上、オーストリアからずっと利用してきたニット帽を失くされたのだ。本当にとんでもない宿だった・・・。でもこの日本人宿では、洗濯機を自分で利用出来る上に格安の1ソル(30円相当)なのだ。使わない手はない。
ナスカ行きのチケットをゲットしに行こうと思ったら、宿のオーナーさんにこの時期ならわざわざ前もって買いに行かなくても当日でも問題ないと言われ、今日は情報ノートで情報収集したり、マンガを読んでのんびり過ごすことに。
夜、ネットをやりに出掛け、リマ-メキシコシティ間のエアーチケットの予約を済ませた。ついでにロサンゼルス-成田間の最終フライトの予約も出発からぴったりの1年、6/12でしようと思うと、まだ2ヵ月もあるのに満席と言われ驚いた。期限までに帰国しないとペナルティを払う羽目になるので、とりあえず辛うじて空きがあった6/10で席を確保した。
宿の前まで来てベルを鳴らすと、なんとドアを開けてくれたのは、ワイナピチュの頂上で出会った男の子だった!! やっぱり日本人宿に泊まると1度どこかで出会った日本人との再会の確立が高いんだなぁと思った。ここでこの旅3軒目の日本人宿。他の日本人旅行者と比べると日本人宿を利用する回数がかなり低いなみお。特に避けているつもりはなかったものの、なかなか情報ノートを見る機会がないから日本人宿を見つけられずにいたのだ。しかも初めて泊まったカイロの日本人宿の雰囲気がイマイチだったというのもある・・・。でもこの宿は、時期が時期なだけに宿泊客も少ないし、なかなか居心地がいいかもと感じた。
・・・・・・・・・・・・・・・
早朝5時ぐらいから不定期に激しく鳴り続けるどっかの教会の鐘の音で目が覚めた。もっとのんびりしたかったけど、さっさと起きてクスコ散策に出掛けることに。
まず向かったのは、「ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会」。 沢山の教会を見てきたけど、どこのキリスト像も大抵さらしのような白い布が腰に巻きつけられているのが普通のなのに、ペルーのキリスト像は少し違った・・・なんと白いチュチュ(バレリーナが着るやつ)のようなものを纏っているのだ!! ペルーのキリスト像はちょっとオシャレなのだ(笑)ここの祭壇の1つでは、いかにもペルーっぽいデカイ帽子&衣装を身に着けたSTATUEが目に付いた。奥の別室にあった家具や写真フレームの細かいレリーフもなかなかよかった。
「カテドラル」でまず気になったのは、一面マジックミラーのような鏡を沢山使った祭壇。また羊の絵も多く見られた。木のレリーフの祭壇もなかなか味があってよかった。「CAPILLA DE SANTIAGO DE COMPOSTELA」にあったキリストが磔にされたアルマス広場を描いた絵も興味深い。
「CATHEDRAL CHOIR」のスクワットをしている女性の形をした木彫りの椅子の肘かけのレリーフも見事だった。そして何といってもメスティソの画家マルコス・サパスが描いた「最後の晩餐」に描かれたクスコ名物クイ(テンジクネズミ)の丸焼きはこの土地ならではだなぁと感じた。またピンクや紫のガウンを着たPOPEの肖像画がなんかゲイっぽくて可笑しかった(笑)というように「カテドラル」にはツッコミどころ満載のオカシナ物が沢山あってなみおは好きかもと思った。
「宗教美術博物館」の美しい中庭や宗教画で描かれた人々が身に着けているクスコならではの細かい金を使った衣装の描き方も素晴らしかった。
「12角の石」と「14角の石」を見つけ、インカの人々の知恵に感心しつつ「サン・ブラス教会」を目指し、坂を登った。ここは小さい教会ながら1本の木をくりぬいて造られた説教壇PULPITOで有名なのだ。地獄界、人間界、天上界の3層から成っていて、特に地獄界の1番下で説教壇を支えるオジサンやそのすぐ上で口でブドウやバナナなどのフルーツをの房をくわえたオジサンのレリーフが印象的だった。とにかく説教壇のどの部分のレリーフもメチャメチャ細かくて気の遠くなる作業だったんだろうなぁと思った。
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