なみお＆みすたぁのなんちゃって世界一周旅行　フランス・モンサンミッシェル

2008/10/07 - 2009/10/16

まず、初めに・・・。

この後に行くバルセロナで貴重品まるごと盗難に遭ってしまった為、ドイツのアーヘンからベルギー、フランスの写真が一枚もありません。というワケで購入したポストカードで代用させて頂きます・・・（涙）


10/10/08

一通りパリ観光を終え、モンサンミッシェルに行く為、夜3時間掛けてGRANVILLEへ向かった。ヨルダンで一緒に死海に行ったおとうちゃんこと、アンドレがモンサンミッシェル近郊に住む為、彼の家にお邪魔する予定だった。始めアンドレがピックアップしてくれるものと勘違いしていた為、レンヌ駅までのたか〜いTGVのチケットを予約していたなみお。お互い英語が、母国語でない為いろんな誤解があったらしい・・・。

彼の住む町は、レンヌからものすごく離れていた。そのため、レンヌ行きのチケットをGRANVILLE行きに変えなければいけなかった。これがビックリしたことに変更手数料に10ユーロもかかった！！　しかもアンドレは、再来週また世界一周旅行に出発するらしく、家をすでに別の人に貸し始めていた！！　モンサンミッシェルでは宿に泊まる予定のなかったなみおは、再会して予想外の展開にどうしましょうってなカンジ・・・。

とりあえず今夜は、彼の友達ニコールのお家に泊めて貰えることに。普段は学校で働く彼女の趣味は、アート。部屋中、沢山の絵やアーティスティックな置物で一杯だった。自分でも絵を描くらしく、モンサンミッシェルの絵、雰囲気のある暖炉もあり、すぐこのお家を気に入ってしまった。でもここにステイ出来るのは1泊だけ。明日のモンサンミッシェル観光の後は、ユースホステルに泊まらなければいけない・・・。

元々モンサンミッシェルへは、バスで行くものだと思っていた。アンドレが干潮時に歩いて行くのがベストと言うので、GENETSという町から歩いて行くツアーに参加することに。7キロの砂浜を裸足で歩いてモンサンミッシェルへ向かうこのツアー。歩くルートによっては、とても危険だという。ただの砂浜から始まり、段々泥混じりで滑りやすい道へと進み、途中膝上まで海水がある道を横切ったりと、かなり楽しかった。ツアーの参加者は、みんなフランス人で体が大きく、背も高いもんだからあまり濡れてないみたいだったけど、ちっこいなみおは、潮に流され、ミリタリーパンツを膝上まで捲くっているにも関わらず結構濡れた（苦笑）

始めは霧がかったベールに包まれたような雰囲気のあるモンサンミッシェルが、近づくにつれ、段々ハッキリ見えるようになり、いろんな角度からモンサンミッシェルが楽しめ、このツアーに参加して本当によかった。最後にガイドが、危険だけど面白い現象を説明してくれた。河になった地点のすぐ横でジャンプし続け、少し経つと地面がトランポリンか、何かのように波打ち始めた。どうやら砂の下にまた河があるらしく、長時間同じ場所にいると人を飲み込んでしまうらしい。不思議な現象にみんなでビックリしながらピョンピョン跳びはねて面白かった。

モンサンミッシェルの中の修道院は、いろんな建築様式が混ざり合っていた。ここは日本か？！と思う程、日本人の団体さんが沢山いた。みんなキレイめの格好をしているのに、砂浜を歩いてきたなみおはというと、ビーサンに泥が着いたミリタリーパンツ。確かにもう日本人に見えないかも（笑）

一通り修道院を見て、三脚で自分撮りをする為、また砂浜に出た。眩しい上に地面が泥で膝がつけないもんだから、何を写しているか見えない為、何度も撮り直しした。その後、島の周りを歩き、半月塔か低塔の辺りで来た道を引き返した。すると、サントベール礼拝堂の周りが海へと化していた！！　かろうじてギリギリ、礼拝堂のはじっこが歩ける状態だったので急いで歩いた。なみおが、さっきまで一生懸命自分撮りをしていた場所は、完全に海になっていて、潮が満ちる早さに驚いた。潮の干満の差が激しい場所を訪れたのが初めてだったので、かなり興味深かった。

モンサンミッシェルへバスで行って、ただ単に修道院を見るだけでは感動は少ないかもしれない。もしモンサンミッシェルへ行く人がいれば、いろんなモンサンミッシェルの顔が見れる近くの街から歩いて行くツアーをお勧めしたい。必ず心に残る経験になるだろう・・・。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

GENETSという街から歩いて行くモンサンミッシェルは、本当にお薦め！！いろんな顔のモンサンミッシェルが楽しめるはず！！