2010 ウィーンで音楽とウィンブルドンとフランス観光03　ウィーン（３）

2010/06/18 - 2010/06/29

ウィーン２日目のつづき。
ウィーン街散歩、国立歌劇場周辺、王宮内古楽器コレクションなど

エリア ウィーン(オーストリア)

ウィーンフィル終わって、気分良く近くにあるブラームス像。



こんなところにいらっしゃるなんて、去年は気づかなかった。近くとおってたんだけど暗かったから。。

ペーター教会。

歌劇場のほうにいこう。と、ふらふらあるく。


ウィーンも分別がんばってるのね。

ふらふらあるいて、ヨーロッパっぽい建物。

そのとなりにあった、不思議風のたてもの。

MGミゼットとフィアットバルケッタ。

ウィーンには関係ないけど、ミゼットが現役でまだ走ってるんだ。すごい。

歌劇場のほうにいってるはずだったのに、たどりついたのはベルベデーレ宮殿。。。。。

はあああ？




よく落ち着いて考えれば歩いて行った方向真反対じゃん。。。。カール教会の脇をとおってまっすぐいっちゃったんだもん。。orz



しょうがないからトラムで歌劇場へいく。

歌劇場へきたのは、立ち見チケットの状況を偵察するため。この時点で１４時くらい。



今日はワーグナーのタンホイザー。
チケット発売日前から日本でstandbyチケットの申し込みしておいたのに、それでもちっとも取れなかった。
どうも人気があるらしい。

ウィーンの地下鉄の駅にもポスターいっぱい貼ってあった。有名な歌手でも出てるのか、ワーグナーやるのがめずらしいのか理由は分からないけど、とにかく気になる。


・・・２０人くらいならんでる。
いい席と欲張らなければまだいいか。

これも去年からの宿題のザッハー。


ザッハトルテ！　ザッハトルテ！

きた！



いろいろ評判あるけどおいしいよ！
そんなに甘くなく、香りも良い感じ。


飲み物はマリア・テレジアというオレンジリキュール入りのコーヒー。せっかくなので頼んでみた。

・・・これは大人の飲み物だ。リキュール結構はいってるね。

椅子もかわいいですよ！

もいちど歌劇場の列を確認し、まだよさそうなので、またもや去年からの宿題の王宮内の古楽器コレクションにいく。


途中にででんといらっしゃるゲーテ。ドイツというイメージなんだけど、ウィーンとも縁があるのでしょうか？

相変わらずさみしそうなフランツ・ヨーゼフ。

天気は悪くても、相変わらずごきげんそうなモーツァルト。

よし！王宮についた！

中にはいり、古楽器コレクションをめざしてずんずん歩く。



・・・廊下はオーストリア帝国の王宮だけあってすごい豪華。マリーアントワネットもあるいたのかしら？

この王宮内には他にもなにか博物館があるらしいんだけど、目的のものからみるべし。時間と体力の限られる観光旅行では鉄則なり！

ということで、本当にこっちでいいのかしら？と思いつつ、かなり奥まであるいていくと、ムジークなんとか。と書いてあるちんまりとした看板があったので入ってみる。



あ、ちゃんとたどりついてた！

なんか不思議なピアノ。

おお！目的地にたどりついた。


クララ・シューマンが使ってたピアノ。

そのとなりにある、シューマンとクララの結婚祝いに贈られたというピアノ。


のちにブラームスも使って、さらにそのあとブラームスが寄贈したらしい。（ガイド音声聞いただけなのでうろ覚え）

手前がシューマン＋クララのピアノ、奥がクララのピアノ。



で、間にいる白いのはブラームス。



・・・この配置には何か意味があるのか？？？？？

えーと、確かショパンが使ったピアノ。



あとでちゃんと確認します。。。

確かベートーベンが使ったピアノ。



（前のショパンとこのベートーベンのピアノ、この２人のもの。というのはたぶん合ってるのだけど、どっちがどっちかがいまいち確実でない）

今は上下１つに統一されている黒鍵の音が、昔はシャープとフラットで別の音と考えられていた頃もあるらしく、それを忠実に再現しているというピアノ。（だったと思う。。。）


鍵盤いっぱいありすぎて、これはむずかしそうだ。指くねっちゃう。

んんん？



なんかどんどんプリミティブになっていく。


ということは私はどうも順路反対から歩いている？
ということに気がついた。


他の人たちとは完全に反対向きに歩いてるし、
こっち向きに歩いているの私ひとりだし。。。



まあいいや。

バイオリンも古っぽくなってきた。


弦の数がおおい？

ふいご式のピアノ。というかオルガンみたいなものですね。

へび様の遣い。



かどうかは分からないけど、何かの管楽器。

管楽器もプリミティブチックになってきた。



あのぐるぐるは相当肺活量いるんじゃなくて？

卓上ピアノ。



ふいご式と打鍵式（だったとおもう）が一緒になってる。

おお。かなり昔っぽい。これは顎にはさむ大きさじゃないね。

こんなふうに、膝のせで演奏してたんだ。

管楽器も昔っぽい。


クラリネットとか木管楽器のご先祖かな？

なんかすでに現実じゃない世界。

またもや肺活量いりそうな金管楽器。
でも華やかでいい感じ。



これも昔コーナーにあった。
マクシミリアン２世の時代。１６世紀くらいらしい。日本だと室町から戦国？

かなり原始的なピアノみたい。




・・・どうも古楽器コレクションはこれでおわりっぽい。興味ない人にはとても地味なコレクションかもしれないが、興味ありありの私はじっくりとみて、かなり楽しんだ。

さすがウィーン！

すっかりと満足したし、さあ、帰るか。とドアをあけたら



？？？？？？？？？？？？
？？？？？？？？？？？？




何が起こったのかわからない。
こわいよー。こわいよー。

こんなんがずらーーーーーーーーーーっと並んでる！




まじめに心臓とまりそうになった。
すごい衝撃。








・・・落ち着いて考えてみると、ここには武器博物館とエフェッソス博物館もあるのだった。