2010/06/22 - 2010/06/26
6748位(同エリア8883件中)
香桑さん
JTB「マイセレクト シェムリアップ自由自在 プラス ハノイ5」
初めての海外一人旅です。
2日目の訪問地5つ目(バンテアイ・スレイ→地雷博物館→タ・プロム→バイヨン)は、ようやくアンコール・ワットです。
バイヨンのほうが感動的だったのですが、アンコールワットは見どころが特に多くて、世界遺産と評価される名勝地であることに納得しました。
でも、まさかこんなに綺麗に公園として整備されているとは。
「密林の中の遺跡」「激戦にさらされた聖地」といったイメージは払拭されてしまいました。
それはそれでいいことです。そのほうがいいことです。
作ったのは人です。壊すのも人でした。しかし、守り、保つのも人なのです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ベトナム航空
-
バジル風味の鶏肉入りチャーハン。
味がしっかりしていて美味しかったです。
ショウガ入りの紅茶も、水の飲みすぎで弱り気味の胃に優しい味でした。
食べた場所はアンコールワットの前に並ぶレストランです。
ガイドさんが頼んだお魚のフライも味見させてもらいましたが、そっちも甘辛くてご飯が進む味でした。
昼食を食べて、エネルギーを回復してから、いよいよメインの遺跡へ。 -
遠くから見ているはずなのに、視界に入りきらない、ファインダーに入りきらない、大きな施設。
どこにどう注目していいのかわからず、きょろきょろしてしまいました。
アンコールワットを作ったのはスーリヤヴァルマン2世。12世紀前半。
バイヨンを作ったジャヤヴァルマン7世より少し前の時代で、こちらはヒンドゥー寺院になります。
遠く近く鳥の声が聞こえ、九官鳥の仲間だと教えてもらいました。
一応、手前の石柱らしきものの上に止まっています。
なんとか写真に撮ってみましたが、これじゃあ、よくわからないなぁ。 -
あったあった。
蓮の花というより、筍に見える3つの塔をやっと見つけることができました。 -
堀を渡る橋のたもとに、世界遺産を示す看板が掲げられていました。
この遺跡群の保存は、この指定がきっかけになったことは間違いないでしょう。 -
お堀の向こうは極楽浄土。
その入口には、まずシンハ達が立ち並びます。 -
堀を渡る橋は、ナーガが手すりになっています。
このシンハやナーガの壊れ具合が痛々しくもあり、大きな時間の流れと歴史を感じました。
この参道の橋の半分を修復したのは、日本だったと思います。
残り半分は古い石畳のすり減った様子に、これまた逆に趣を感じました。 -
お堀です。
川ではありません。
時には幅が200メートルにもなるそうです。
アンコールワットの四方をぐるりと囲んでいます。 -
比較的保存状態のよい、7つの頭のナーガ。
アンコールワットは西側向きの建物なので、ここが橋の東のたもと、アンコールワット内部になります。 -
十字回廊には、シヴァ神像や仏像が置かれています。
祈りをささげる人もいらっしゃり、写真を撮ることはためらわれました。
廊下に並ぶ仏像のほとんどは頭部がなく、略奪の痕跡に胸が痛みました。
在りし日にはもっともっと多くの仏像があったことでしょう。
興味深かったのは、とぐろを巻いた蛇神の胴体を蓮華座の代わりにして仏像が座し、光背の代わりにナーガが首をもたげているデザインでした。
……よく考えれば、ムチリンダ君@『聖☆おにいさん(4)』じゃないですか。
なんですぐに思い出せないかなぁ。 -
ここも壁のレリーフが美しい。
細かな花鳥紋は、触れるのがためらわれる繊細さです。
写真じゃなくて、拓本を取りたくなりました。 -
アンコールワット全景らしい写真って、これしかないんだよなー。
口をぽかーんとして、ぼけらっとしていました。
今見ると木が邪魔。
真正面から見ると塔は3つに見えますが、本当は5つあることがわかるように撮りたかったんです。 -
南側の経蔵。
なんで馬がいるのかな? 馬装をしている馬がいるのかな? 乗り手はどこに??
今回の旅では見送りましたが、シェムリアップでも乗馬ができる場所があるそうです。
アンコールワットの中に、馬で乗りつけるって憧れるかも……。
見慣れたサラブよりも、小柄な馬のように思いました。 -
十字回廊。
回廊に区切られた空間には雨水が溜まると沐浴池になるよう設計されています。
ここに17世紀、日本人が仏像を奉納しに参拝した折、残した有名な落書きがあります。
既に何が何だか読めないものの、墨色を認めることができました。
思わず、ガイドさんに「落書きしてごめんなさい」と謝りました。
なお、他にも、英語やらクメール語やら、いろんな落書きが書かれたり、彫られたりしていました。
古今東西、人は足跡を残したがるようですが、文化財を傷つけるのはやめようよー。 -
北側の経蔵。
そこに一切の文書が残されていないとしても、入ってみたかったなぁ。
帰りに行こうと思いつつ、帰りには疲れてしまってたどりつけず仕舞。
心残りの一つです。 -
こんな光と影の景色にうっとりします。
これも十字回廊ですね。
奥は第二回廊に上る階段だと思います。多分。
よく見ると、両脇の柱の根元が細ってきていることがわかります。
建物自体の自重、雨水の浸透、気温による伸縮など、経年劣化が進んでいます。 -
天井の一角に彩色された蓮華紋が残っています。
こんなの、ガイドさんに教えてもらわないと見逃していただろうなぁ。
第一回廊の一部には、フランスが木製で飾り天井を複製しています。
写真は撮りませんでしたが、梁に木材が残っているところがあり、昔は木製の飾り天井があったことがうかがえます。
在りし日には、韓国の宮殿や日本の寺院のように極彩色に塗られていたのでしょうか。
だとしたら、きっと今とは雰囲気がかなり違っていたのかもしれませんね。 -
第二回廊。沐浴池をとりまく回廊には、デヴァター達が笑いさざめいています。
ここのデヴァター達、どの人も胸のあたりが下着のように黒く変色しているんですよ。
ほら。石って、人がよく触るところだけ、つるつるになるでしょ?
顔でもお腹でもなく、胸を触る人が多いんだなぁ、と気付いて、にんまり笑ってしまいました。
髪形、髪飾り、アクセサリー、ポーズ、表情、顔つき。
デヴァターは一人ひとりが違う姿でした。
歯を見せて笑う女性、隣のデヴァターと触れ合っていたり、躍動的で、音楽的で、陽性な笑顔。
ガイドさんは、カンボジアでは昔から女性のほうが強いんだよ、女性を大事にしなくちゃ、と教えてくれました。 -
アプサラ、かな。
踊るシヴァじゃなくて、アプサラだったと思います。 -
次に行くことがあったら、この中庭を突っ切って、向こうの経堂まで行ってみるんだ〜。
アンコールワットにも、心臓の上を叩くとエコーが響くところがあります。
ここでも、3回。
悪いものを追い出して、よいものを取り入れるように。
その場所から見た景色だったと思います。 -
観光客の姿はなくても、人の通った道はあるわけで。
くまなく歩き回ってみたいなぁ。
絶対、迷子になるぞ。私は自信がある。 -
まだまだ修復中ですが、第三回廊&中央塔が目の前にそびえます。
階段状になっていますが、これって壁にしか見えなかったです。
建物が大きすぎて、ファインダーにおさまらないんです。 -
昨年アンコールワットに来た知人は修復中で中央塔には登れなかったと聞きましたが、2010年6月には人数制限をしながら入場できるようになっています。
昔はどこからでも上に行けていたそうですが、現在は一カ所だけ、表面を覆う形で木製の階段がしつらえられており、そこで受付。
許可証をもらったら、首から下げて、およそ60°、高さ13mの急階段を上るのです。 -
表面の飾り石が剥落して、土台が見えている未修復の箇所。
中心は、バンテアイ・スレイと同じ、赤くて硬いラテライトが使われていることがわかる場所です。 -
このテラスを支える柱のデザインは、「象の足」なんだそう。
そう言われればそんな感じ。ユーモラスで、慌てて撮ったら、自分の指が写ってた。あら。 -
さて、ガイドさんのタイミングの読みがよくって、並ぶことなく第三回廊に入れました。
こわごわと階段を上ってみても、人気が少なくてラッキーでした。
第三回廊から第二回廊を見下ろしてみました。
第二回廊の石が白いのは90年代にインドが修復を手伝った時、酸性の洗剤を使ったからなんだそうです。
多分、中央塔もインドの人が修復したのかな。
落雷による死者が出てから、日本が中央塔に避雷針をつけたんだそうです。
歴史の説明もずいぶんと受けたのですが、年号や王様の名前より、そういう雑談ばかり憶えているような……。 -
イチオシ
中央塔です。
巨大なシヴァリンガです。
ガルーダやデヴァターに飾られた堂々とした威容に呆然。 -
壁にはデヴァター。
もしかしたら王族の女性達の肖像だったのかもしれません。
品の良い頬笑みとしなやかな仕草が、観音像のように見えました。
第三回廊では、私のほかに、尼僧さん達の集団が観光中でした。
どこの国の人たちだったのかな。韓国?と思ったけれど、言葉はうまく聞き取れなかったので不明。
薄いグレーの僧服をひらひらさせながら、デジカメ片手にきゃわきゃわ歓声をあげている姿は、女子高生っぽくて微笑ましかったです。 -
それまで保っていた天気が突然崩れ、雨が降り出しました。
スコールです。建物の中に入っていてよかった。 -
これが雨が降り出す前に見た、第三回廊からの景色。
-
イチオシ
これが前が降り出してから見た、第三回廊からの景色。
多分、北面。
一面が銀色にけぶり、幻想的で。
とても美しい景色を見せてもらいました。 -
雨粒は大きく、雨脚はどんどん強くなりました。
この雨のおかげで、第三回廊でゆっくり過ごすことができました。
今年は雨量が少なくて、田植えが遅れているそうです。
これは、恵みの雨。 -
中央塔=シヴァリンガを伝わることで、雨は聖なる水となると考えられ、人々はその水で身を清めたのだそうです。
しかも、第三回廊は王様と聖職者しか入れなかったエリアだと聞くと、なんだかありがたみ倍増な気分。
軒下から滴る水に手を伸ばしたくなりました。
ガイドさんに倣って、濡れた手で頭や顔に触れてみます。汗をかいた後なので気持ちいい。 -
第三回廊に囲まれた沐浴池にも、見る見るうちに雨水が溜まりました。
5cm? 10cm近くなったかな。
昔見たテレビ番組で、アンコールワットは水の神殿だと思うようになりました。
その水の神殿らしい姿を見ることができたのは、望外の喜びでした。
ナーガが喜んでいるみたい。
そう言うと、ガイドさんにうけていたからいいや。 -
小一時間ぐらい経ち、雨がやんだところで、第三回廊を辞しました。
先ほどの急な階段が濡れているから、降りるのは本当に怖かった!
第三回廊の壁面を小さな滝のように雨水が滴り、第二回廊の内側も水たまり状態。
お金をねだりたそうな地元の子どもが雨水の中で遊んでいました。
どうせなら滝打たれ修行もしちゃえ。
既に汗と雨で全身ぐっしょりだったので、ついでに私も小さな滝に突入。
今思うと、ちょっとテンション、おかしかったかも。
でも、ほんとに、嬉しかったんです。 -
その後、数々のレリーフで有名な第一回廊に行きました。
一番有名な乳海攪拌のところは修復中で、ほんの一部しか見られませんでしたが、そのほかがいっぱいあります。
タ・プロームのレリーフに比べると、線が丸みを帯び、やや抽象化、デザイン化が進んだような気がします。あぶみはやっぱり使ってない様子。
馬だけは自分の興味で撮りましたが、レリーフは写真集も多いので見るだけにしておきました。
カメラのメモリーも残量が少なくなりましたし。
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