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<br /><br />鳴門海峡は、瀬戸内海と太平洋とを結ぶ海峡の一つ。<br />淡路島の南あわじ市と徳島県鳴門市の間に位置し、海峡幅は約1.3km。 <br /><br />鳴門海峡の名を有名にしているのがご存じ、『 鳴門の渦潮 』です。<br /><br />そもそも、潮の満ち引きは地球と月、太陽の位置関係で発生する自然現象ですが、<br />鳴門海峡の地形条件と相まって世界有数の潮流速度を生み出します。<br /><br />月に引っ張られるかたちで、海水は太平洋から<br />鳴門海峡、紀伊水道、豊後水道を通り、瀬戸内海に流れ込みます。<br />瀬戸内海が満潮となるまで6時間が必要となります。<br /><br />瀬戸内海がようやく満潮となるときに、太平洋側となる紀伊水道は干潮となり、<br />兵庫県の播磨灘と紀伊水道では最大1.5mの潮位差が出来、<br />太平洋側へと向かう激しい流れとなります。<br /><br />潮流の中央の速い流れとその両側の遅い流れとの速度差で渦が発生するのです。<br />又、海峡では海底が深くV字に落ち込んだ部分と浅い部分とがあり、<br />その独特な地形も渦の発生に一役かっています。<br /><br />実際に大鳴門橋の下に岩礁が見られますが、その位置で段差が出来ており、<br />まるで川のように海が流れているのがわかります。<br /><br />干潮満潮は一日に二度あります。<br />渦潮を見るためにはタイミングを合わせて見に行かなければなりません。<br /><br />特に発生条件が良いのが「 大潮 」 の時なのです。<br />大潮は各HPにて 「潮見表 」がありますので、そちらを参考になさってください。<br /><br />渦の道<br />http://www.uzunomichi.jp/<br /><br />鳴門観光汽船<br />http://www.uzusio.com/<br /><br />うずしおクルーズ<br />http://www.uzu-shio.com/<br /><br />うずしお汽船<br />http://www.uzushio-kisen.com/<br /><br />徳島NAVI<br />http://www.city.naruto.tokushima.jp/kanko/index2.htm<br /><br /><br />一つ、ご注意を!<br />「多くの人が勘違いをなさって来るんだよ~」と、<br />案内の方がおっしゃってましたが、<br />見頃は大潮の2時間前後頃ということです。<br /><br />つまり12:30が大潮の時刻だとすると、<br />12:30の船に乗ったのでは潮の流れは<br />終息するか、しかかっているので良い渦が出来ない場合が多いとのこと。<br />ですので、12:30の1~2時間前、1~2時間後が良いのです。<br />(気象条件で差はあるそうです)<br /><br /><br />良い渦潮が見られると良いですね。<br /><br /><br />-------<br />この日、梅雨の時期もあって天気は曇り。。<br />渦潮~大鳴門橋~青空って感じを狙いたいところなので、<br />どうしようかと思いましたが、<br />雲が東方向に流れて少し西には晴れ間がのぞいていたので<br />乗船しました。<br /><br />乗船したのはうずしお汽船。<br />小型船を選択しました。<br />

鳴門の渦潮(なるとのうずしお)と大鳴門橋 /徳島県鳴門市~兵庫県南あわじ市(淡路島)

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2010/06/27 - 2010/06/27

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kuropiso

kuropisoさん



鳴門海峡は、瀬戸内海と太平洋とを結ぶ海峡の一つ。
淡路島の南あわじ市と徳島県鳴門市の間に位置し、海峡幅は約1.3km。

鳴門海峡の名を有名にしているのがご存じ、『 鳴門の渦潮 』です。

そもそも、潮の満ち引きは地球と月、太陽の位置関係で発生する自然現象ですが、
鳴門海峡の地形条件と相まって世界有数の潮流速度を生み出します。

月に引っ張られるかたちで、海水は太平洋から
鳴門海峡、紀伊水道、豊後水道を通り、瀬戸内海に流れ込みます。
瀬戸内海が満潮となるまで6時間が必要となります。

瀬戸内海がようやく満潮となるときに、太平洋側となる紀伊水道は干潮となり、
兵庫県の播磨灘と紀伊水道では最大1.5mの潮位差が出来、
太平洋側へと向かう激しい流れとなります。

潮流の中央の速い流れとその両側の遅い流れとの速度差で渦が発生するのです。
又、海峡では海底が深くV字に落ち込んだ部分と浅い部分とがあり、
その独特な地形も渦の発生に一役かっています。

実際に大鳴門橋の下に岩礁が見られますが、その位置で段差が出来ており、
まるで川のように海が流れているのがわかります。

干潮満潮は一日に二度あります。
渦潮を見るためにはタイミングを合わせて見に行かなければなりません。

特に発生条件が良いのが「 大潮 」 の時なのです。
大潮は各HPにて 「潮見表 」がありますので、そちらを参考になさってください。

渦の道
http://www.uzunomichi.jp/

鳴門観光汽船
http://www.uzusio.com/

うずしおクルーズ
http://www.uzu-shio.com/

うずしお汽船
http://www.uzushio-kisen.com/

徳島NAVI
http://www.city.naruto.tokushima.jp/kanko/index2.htm


一つ、ご注意を!
「多くの人が勘違いをなさって来るんだよ~」と、
案内の方がおっしゃってましたが、
見頃は大潮の2時間前後頃ということです。

つまり12:30が大潮の時刻だとすると、
12:30の船に乗ったのでは潮の流れは
終息するか、しかかっているので良い渦が出来ない場合が多いとのこと。
ですので、12:30の1~2時間前、1~2時間後が良いのです。
(気象条件で差はあるそうです)


良い渦潮が見られると良いですね。


-------
この日、梅雨の時期もあって天気は曇り。。
渦潮~大鳴門橋~青空って感じを狙いたいところなので、
どうしようかと思いましたが、
雲が東方向に流れて少し西には晴れ間がのぞいていたので
乗船しました。

乗船したのはうずしお汽船。
小型船を選択しました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車

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  • うずしお汽船の出港予定時刻<br /><br />本日の大潮の時刻は12:20<br />10:30の船に乗船しました。<br />

    うずしお汽船の出港予定時刻

    本日の大潮の時刻は12:20
    10:30の船に乗船しました。

  • この船に乗船します。<br /><br />小型船です。<br />海面に近いので小型船使用の<br />うずしお汽船にしました。

    この船に乗船します。

    小型船です。
    海面に近いので小型船使用の
    うずしお汽船にしました。

  • 大鳴門橋の橋桁下。<br /><br />岩礁が見えるでしょうか?<br />そこで段差が発生するくらいの<br />潮位差があるんです。<br /><br />画面右が瀬戸内海、<br />左の流れ込んだ先が太平洋側になります。

    大鳴門橋の橋桁下。

    岩礁が見えるでしょうか?
    そこで段差が発生するくらいの
    潮位差があるんです。

    画面右が瀬戸内海、
    左の流れ込んだ先が太平洋側になります。

  • 先程の岩礁を瀬戸内海方面を向いて見たところ。<br /><br />ドウドウと音を立ててこちら側に流れ込んで来ています。<br />

    先程の岩礁を瀬戸内海方面を向いて見たところ。

    ドウドウと音を立ててこちら側に流れ込んで来ています。

  • 大鳴門橋と渦潮。<br />空は若干晴れ間ある程度。。<br /><br />天気予報は雨だったので良しとしましょう。<br />

    大鳴門橋と渦潮。
    空は若干晴れ間ある程度。。

    天気予報は雨だったので良しとしましょう。

  • 鳴門の渦潮は非常に大きなものができます。<br /><br />世界的にもここまで大きいモノはないそうです。

    鳴門の渦潮は非常に大きなものができます。

    世界的にもここまで大きいモノはないそうです。

  • ぐるぐる。<br /><br /><br />子供の頃、洗濯機の中をずっと見るのが<br />好きな方、いらっしゃいませんでしたか?<br /><br />今の洗濯機は開けると止まるので、<br />眺めることは出来なくなってしまいましたが。。<br /><br /><br />結局、下船と同時に晴れ間はなくなりました。<br />ですので、大鳴門橋の展望所は今回は見送りました。<br /><br />再度、晴れを狙って挑戦したいと思います。<br /><br /><br />おわり

    ぐるぐる。


    子供の頃、洗濯機の中をずっと見るのが
    好きな方、いらっしゃいませんでしたか?

    今の洗濯機は開けると止まるので、
    眺めることは出来なくなってしまいましたが。。


    結局、下船と同時に晴れ間はなくなりました。
    ですので、大鳴門橋の展望所は今回は見送りました。

    再度、晴れを狙って挑戦したいと思います。


    おわり

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