2003/07/09 - 2003/07/17
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魚屋No1さん
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少し古い旅行ですが、連れとの初ヨーロッパという記念の旅行なので投稿します。
写真は、ヒルトップで買ったピーターラビットのリトグラフです。テカっていますが、今でもお気に入りのお土産なので悪しからず。
2002年、子供の学資から解放されました。そこで、記念に海外旅行へでも行こうかと連れに話したところ、ロンドンへ行きたいと即答してきました。
その理由は、小学校の工作でロンドン橋を作ったから実物を見てみたいという、笑ってしまうようなことです。しかも、ロンドン橋は普通の橋、中央部が上下するのはタワーブリッジだというおまけもありました。
私にしても、中学の頃に夢中で読んだアーサーランサムのつばめ号とアマゾン号、少し前に熱中していた帆船もののホーンブロワシリーズ等の舞台はイギリスなので、行き先についての異論はありません。
しかしながら、既成のツアーには、私達の希望を満たすものがありませんでした。ということで、中学英語のレベルの私達なのに、個人旅行で初ヨーロッパに出かけることにしました。
旅行範囲は、以下に示す「ロンドンと湖水地方」です。
1日目 7月9日 ロンドンへ
成田 11:00発 → ヒースロー 16:00着
ヒースローエキスプレス→20分(£13)→パディントン
泊 WESTPOINT HOTEL ?020-7402 0281
170-172 Sussex Gardens Hyde Park London W2 1TP
2日目 7月10日 ロンドン市内周遊
地下鉄 パディントン(Paddimgton) DayTravelcard [£4.1]
→サークル線(Circle) →ビクトリア(Victoria)下車
→ビッグベン→ウエストミンスター寺院→ダウニング街10番地
→セントジェームスパーク→バッキンガム宮殿(この日は衛兵交代無し)
→The Mall→トラファルガー広場→ナショナルギャラリー→昼食
→バス→タワーブリッジ(モニュメント£5)
→徒歩→ロンドン塔(£11.5)→バス→ピカデリーサーカス
→散歩(リージェントストリート、オックスフォードクロス)
→パディントンのホテル
3日目 7月11日 ロンドンマイナーコース
ユーストン駅で湖水地方への切符購入
→バッキンガム宮殿で衛兵交代の再チャレンジ→ウエストミンスター橋
→ロンドンアイの下の水族館→帝国戦争博物館
→フォトナム・メイソンでアフタヌーンティ
→散歩(ボンドストリート等)→ホテル
4日目 7月12日 大英博物館とウインドショッピング
ケンジントン宮殿→ハイドパーク→大英博物館→コベントガーデン
PM:散歩(リージェントストリート、セビルロウ、ボンドストリート)
→ホテル
5日目 7月13日(日) 湖水地方へ
パディントン駅→地下鉄→ユーストン駅→ヴァージン鉄道
→オクセンホルム駅→乗り換え→ウインダミア駅
泊:日本で予約したウインダミア・オークロードのB&B
B&B→フットパス→オレストヘッド→村内のレストランで晩飯→B&B
6日目 7月14日 ピーターラビットとつばめ号に会いに行く
B&B→バス→ボウネス→木造渡船→ニアソーリー→マイクロバス
→ヒルトップ農場→バス&渡船→ボウネス→徒歩→蒸気船博物館
→バス→ウインダミア→乗り換えてロンドン・ユーストン駅
泊:パデイントンのWESTPOINT HOTELに戻る
7日目 7月15日 グリニッジ天文台とカティサーク
パディントン駅→地下鉄→ドッグランズ・ライト・レールウエイ
→グリニッジ天文台→カティサークのドック
→リバーボート→ウエストミンスター橋下船
PM:フォトナム&メイソン等でお土産購入(多くの店はサマーセール終了で残念)
8日目 7月16日
8:00 ホテル発→9:00 ヒースロー空港へ→13:00 ヒースロー発
9日目 7月17日 9:00 成田着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- ヴァージン アトランティック航空
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ヒルトップで買ったお気に入りのリトグラフをいくつか載せながら、成田空港からホテル到着までの経過を述べます。なお、この絵は、ヒルトップの建物の窓から見た景色。
1日目 7月9日(月)
飛行機は、人気が高い航空会社ということでバージンを選びました。
しかし、座席の狭さには驚かされました。現在でも、この時の飛行は最悪と言えます。そのため、何故バージンの人気が高いのか全く理解できません。飛行機の快適さは、食事でも、アメニティでもないのですから。
ちなみに、座席が広いのは、エールフランス、アメリカン、韓国系の86?、狭いのはバージン、BA、ルフトハンザ、ユナイテッドなどの79?、日本系は中間。
なお、機内で面白かったことは、コーヒーという発音だとスッチーに通じなかったことです。ヒル トップ 建造物
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ネズミのハンカ・マンカです。
当然のことながら、到着したヒースロー空港は初めてです。不安だったので、日本の御一行様の後に付いていったところ、別のターミナルへ行くバスが出る通路へ入っていきました。さすがに変だと感じたため、付近の作業員に聞いたところ、あっちだと言われて慌てました。
ホテルは、交通の便を最優先にして、ヒースローエキスプレスで直通のパディントン駅徒歩1、2分のWESTPOINT HOTELを選びました。
そのため、ヒースローエキスプレスに乗ろうとして券売機に近づいたのですが、日本と違って、人が近づいてもスタンバイ状態のままです。そこで、現地人が買っている様子を見ていると、画面の左上をタッチすればよいことが判り、そのとおりにすると直ぐに購入できました。
また面白かったのは、飛行機の後ろの席に座っていたねえちゃんが、隣席の一人旅らしい若い女性に向かって、私は留学経験があるから街まで連れてってあげると自慢していたのに、券売機で手こずって、私に聞いてきたことです。 -
ホテルの部屋の窓から見た風景です。
神経質な人なら、屋根裏部屋に押し込められたと感じるでしょうが、私は、石炭炊きの煙突、地下の石炭置き場など、興味深い風景が見られて満足でした。
また、部屋は清潔でも、設備は、シャワーだけ、冷蔵庫無し、湯沸かし無し、暖房だけで冷房無し等のため、日本のツアーでは先ず使わないであろうレベルでした。
夕飯は、近所のパブレスレストランで、念願のフィッシュ&チップス(5.99£)、サラダ(4.9£)+ビール(合計15£程)を食べました。
フィッシュ&チップスは、想像どおりの味。付け合わせは大量のフライドポテトとグリンピースです。ジャガイモは、以後もよく出てきましたがイギリスで一番美味しいものでした。 -
7月10日(2日目)
ホテルの朝飯は、丸パン2個、ハムとチーズ一切れづつ、バターとジャム、コーヒーか紅茶が、全く変更なく毎日続きました。
最初に行った場所は、ロンドンの顔とも言える写真のビッグベンです。
ここへ行くには地下鉄に乗らねばなりません。1回乗車券は極めて高いこともあり、地下鉄のパディントン(Paddimgton)駅で7日間フリーパスを16.5£/人で購入しました。それにしても、この切符は、駅の自動改札でトラブルが多くて驚きました。ビッグベン 現代・近代建築
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ビッグベンには8時半に着いてしまいました。しかし、次に見る予定のウエストミンスター寺院が開場するのは9時半です。
そこで、時間つぶしのために、ビッグベンの本体建物である国会議事堂の周囲を歩きました。議事堂の出入り口では、防弾チョッキを着てサブマシンガンを構えたた警官が警備しており、IRAなどのテロが身近に起きていた緊張感を感じました。
写真は、開場時間が間近のウエストミンスター寺院です。中は、飾り立てた墓ばかりで異様な感じがしました。ウェストミンスター寺院 寺院・教会
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バッキンガム宮殿に向かう際、ついでだからダウニング街10番地も覗いてみようということになったのですが、路地への道が封鎖されていて近づけませんでした。
途中のセントジェームスパークは、写真のように、日本では見ない種類の水鳥が多くいました。持っていたお菓子をやると大量に集まってきました。
10:30にはバッキンガム宮殿に到着して、正面前の特等席を確保しました。しかし、衛兵交代は中止でした。それも、12時近になって、周囲のざわめきで判明する始末(暑かった)。翌日に期すことにしました。
なお、近衛騎兵のホースガーズの行進は見ることができました。セント ジェームズ パーク 広場・公園
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写真は、ナショナルギャラリーの入り口から見たトラファルガー広場
時間が余ったので、The Mall→トラファルガー広場(それなりに広いが、なんと言うことも無い通りと広場)を散歩しながらナショナルギャラリーへ入りました。
無料なのは嬉しいものの、中世までの宗教画と、肖像画が殆ど。近代絵画は、ターナーなどの風景画が少々あるだけです。でもターナーをじっくり見られたのは収穫でした。
この後は、妙になれなれしい店員がいたピザ屋で昼食を食べてから、15番のバスで(当然、2階の最前列に座る)に乗って、連れが最大の目的地にしているタワーブリッジへ行きました。下車地点はタワーヒル(Tower Hill)です。 -
タワーブリッジのアーチ部分は、写真に示したように、厚板をボルトで留めたものを組み合わせて作ったものでした。そのためか、アーチは、完全な曲線を描いていません。
あまりの暑さで、橋の脇の露店で水とアイスを買って食べました。タワーブリッジ 建造物
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2階建てバスとのセットです。
橋の脇にある博物館には、可動部分を上げ下げするための動力源として使っていたボイラーと水圧機が展示されています。また、ここから、上部の回廊に上がることもできます。 -
タワーブリッジの上の回廊からの景色です。
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上の写真は、この回廊上から撮ったものです。
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1894年に完成したとのことですが、すごいものでした。
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ロンドン塔は、イギリスの歴史を知らない日本人にとってさほど面白い場所ではありません。歴代の王の紋章も展示されていますが、あまりの稚拙さに笑ってしまうほどです。
面白かった部分は、此処にも近衛兵が居たことと、フリントロックの小銃が大量に並んだ銃器庫です。
15番バスでピカデリーサーカスに戻ろうとしたものの、バス停がなかなか見つからなかったため、かなり歩いてしまいました。
その後、ピカデリーサーカス→リージェントストリート→オックスホードクロスを流しました。アクアスキュータムでは、セール中のネクタイ2本(各19£)を購入。バーバリ、リバティなどへも入りましたが、めぼしいものはありませんでした。デパートでは、子供がほしがっていたブランドのバッグを発見し、後日購入することにしました。
疲れたので、15番のバスでホテルに戻りました。
夕食は、パディントン駅の売店で買ったサンドウィッチ(2.5£)と、駅前の店で買った温いビールです。駅前の商店で売っているサンドウィッチは1.5£だったので、損した気分。ロンドン塔 建造物
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3日目 7月11日(水)
本日の大仕事は、ウインダミア行きの切符を購入することです。そのため、8:00にホテルを出て、ユーストン駅へ行きました。
駅に置いてある時刻表で、VT6がオクセンフォルム行きだと判ったため、時刻表にマーキングし、下のメモを示して購入しました。1人62£(多分、通常の往復料金)
13/Jul(sun): For Windermere Oxenholme Lake District
14/Jul:Return
Ciass:Standard Seat:Reserve(for only)
しかし、この文は失敗、正確には、こうでなければならなかったことが帰国してから判明。
13/Jul(sun): For Windermere
Ciass:Standard Seat:Reserve
14/Jul :Return
Ciass:Standard Seat:Free
この駅の両替所でTCを現金化したら、30%も手数料を取られてしまいました。皆さんお気を付けて。
切符が無事入手できたので、昨日果たせなかった衛兵の交代式を見るために、地下鉄でバッキンガム宮殿へ行きました。
切符購入に手間取ったため、到着は11:00頃です。既に満員のため、ロータリー側で見ました。11:30分過ぎに来た行進は、楽隊1小隊、衛兵1小隊(各40人程度)と思ったより小規模でした。バッキンガム宮殿の衛兵交替式 祭り・イベント
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宮殿前庭へ行列が入り、交代式が始まると、帰っていく人が出てきました。お陰で、鉄柵に面した場所を確保できました。写真は、鉄柵から覗いたもの。
なお、一般にはお飾りのイメージが強い近衛兵だですが、持っている銃は、ブルパップのL70です。意外に本気モードの兵隊だと判りました。
また、衛兵の行進は見る価値があると感じましたが、交代式は、楽隊が演奏する中、それぞれの持ち場を確認して順次交代するだけです。特にイベントもないまま小1時間かかるので飽きてしまいました。交代式は、行進をThe Mallで見るだけでも十分ではないかと考えます。 -
セントジェームスパークで、朝食で余ったパンを鳥に与えて少し遊んだ後、ロンドン唯一の水族館[London Aquarium]に向かいました。場所は、ロンドンアイの下なので、ウエストミンスター橋を渡っていきました。
水族館では、干物でしか見たことのないヨーロッパサバが泳いでいて、えらく珍しく感じました。また、北部大西洋は、カレイの主類が豊富なためか、様々な形や色彩のカレイが見られたことも印象に残っています。しかし、パンフが貧弱で、関係書籍も殆ど無いのは残念。ロンドン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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12番のバスで帝国戦争博物館へ。写真は、15センチ砲と博物館の正面。
車掌に、近くになったら教えてと頼むと、降車時、道筋まで教えてくれました。また、バスの中でバリッとスーツを着込んだハンサムな黒人に席を譲られた連れは、彼に惚れ込んでいました。
帝国戦争博物館は、第二次大戦時の飛行機、戦車、大砲等の現物が陳列されており、オタク族には嬉しい場所です。しかし此処もパンフが貧弱で関係書籍も殆ど無ありません。そのため、行った記念は、ドイツ軍の88ミリ砲と半装軌車がセットになったプラモだけです。
なお、テムズ川には、記念艦が何隻も係留されています。公開している船もあるので、次回はこれらを訪ねるつもりセス。それと、ロンドン郊外になりますが戦艦ビクトリー号も。帝国戦争博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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次は、フォートナム&メイソンでのアフタヌーンティ。
サービス料込みで一人22£位。少々お高いものの、ゆったりした時間を贅沢に過ごせて十分に楽しめました。
その後はボンドストリートを流して、ホテルに帰りました。
晩ご飯は、初日のレストランで、これも以前から気になっていたイギリス名物のキドニーパイを食べました。キドニーパイは、キドニーとビーフのシチューを入れた器にパイ皮を被せてオーブンで焼いたものです。が、少々癖があり、食べきれませんでした。
また、イギリス料理の通例か、大量のフライドポテトとグリーンピースが付いています。これはとても美味しいものです。
ワインは飲んだものの、まだ足りないので、冷たいビールを買って帰りました。フォートナム & メイソン 専門店
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4日目 7月12日(木)
ケンジントン宮殿、同ガーデンを散歩。写真のように、ダイアナ妃へ捧げる花束が幾つも置いてありました。
ここへ行くには、サークル線(Circle) →ノッチンギヒルゲイト(Notting Hill Gate)下車です。サークル線は、東京で言えば山手線と同じ様な役割の線なので、旅行中何度も乗りました。ケンジントン宮殿 城・宮殿
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アルバート公記念碑を見てから、ハイドパークへ行き、リスに餌をやりました。
次の場所は、大英博物館です。行き方は、ランカスターゲイトでセントラル線(Centoral)に乗車し、トッテナム コート ロードで下車です。
大英博物館の場所は、表通りから引っ込んでいるため少々迷いました。
此処は、エジプトの発掘品で有名ですが、ミイラが嫌いな私達には価値がありません。そのため他の展示物を見ていったのですが、展示序列が理解できないため、さほど面白い場所ではありませんでした。
そこで、コベントガーデンへ行ったのですが、竹下通り的イメージの場所なので、早々に退散です。
昼になりました。汁気のあるものが食べたかったので中華街へ行きました。麺類のある小綺麗な店に入ったところ、日本語の分かるねえちゃんが注文取りに来て少しほっとしました。注文は、チャーハン、海鮮そば、お茶です。
ところが、マネージャーとおぼしきおばさんが、もっと取れと言わんばかりに再度注文を取りに来たため、気分を害しました。味の方は、チャーハンが中粒米で少々面白かったものの、海鮮そばは、スープの味が全くありません。それなのに25£も取られ、不平タラタラで店を出ました。
湖水地方用にT/Cを現金化するためと買い物でチャーリングクロスヘ。シャパンセンターは1枚3£取られるので、目に付いた銀行に入ると、近所にアメックスがあるからそこに行けといわれました。看板が目立たないため、見付けずらかったのですが無事に換金終了。
その後、リージェントストリートの途中から、背広の語源となったセビルロウへ行ってみました。 セビルロウは、少々さびれた感じ。置いてある品も、私には縁のない高級品の店ばかりなので、途中でボンドストリートへ方向転換しました。
とそこに、手帳で有名なファイロファックスを発見したので入ると、セール中なので、手帳は30£位、バッグも170£位です。マークしておいたのですが、次に来た時はセール終了で残念なことになりました。。
緑色野菜不足のため、デパートで野菜サラダを購入。1.99£と書いてあったのに、理由はわからないまま2.5£払うはめに。
パディントンに戻り、駅前のバーガーキングで3.9£のハンバーガー、コンビニで冷たいビールを購入して、ホテルで食べました。このバーガーキングは、ボリュームだけはあるものの、焦げっぽくて美味しくありませんでした。
明日は早い時間に湖水地方へ行くので、4日分の宿泊料の精算を行いました。ハイド パーク 自然・景勝地
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