![大葆台西漢墓博物館から北京市内に戻って、北京首都博物館を訪ねた。<br />孔子廟の中にあったが、最近地下鉄1号線の木樨地駅近くにモダンな建物を建てて移転した。<br />天安門広場の歴史博物館は国家博物館として改装中だが、首都博物館は古都北京の歴史、民俗、陶器、絵画、書、玉器等を展示する博物館として一足早く開館した。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/47/42/650x_10474298.jpg?updated_at=1277728830)
2010/03/12 - 2010/03/15
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アルデバランさん
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大葆台西漢墓博物館から北京市内に戻って、北京首都博物館を訪ねた。
孔子廟の中にあったが、最近地下鉄1号線の木樨地駅近くにモダンな建物を建てて移転した。
天安門広場の歴史博物館は国家博物館として改装中だが、首都博物館は古都北京の歴史、民俗、陶器、絵画、書、玉器等を展示する博物館として一足早く開館した。
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復興門外大街に面したファサードに青銅器をイメージしたアクセントが強烈に自己主張する、首都博物館
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湿り気たっぷりの雪が積もって靴が…
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やっと入口正面に近づいた。
なんか企画展もやってるみたいだが。
足は昨日の捻挫にしみこんだ水が加わって痛いのと気持ち悪いのがチャンポンに…
雪はますます強くなって。 -
無料なんで日曜日だしネットとかでは予約が必要とあったが、宿のフロントでは「予約なんていらない」と言っていた。
この受付では「30元」と言う。
「おいおい、タダじゃなかったんかいな?」
常設展だけ見たいといったら、やっぱ無料でした。 -
ホワイエの奥に牌楼が…
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外側の青銅器のアクセントはこの筒っぽの先だったんだ…
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時間の許す限りこの広々としたロビーでウロウロして見たいんだけど、足もいたくなってきたし、エスカレータで上に上がってみましょう。
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エスカレータの上からさっき居た所を振り返る…
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元・明・清代の陶磁器とか玉器や書・絵画などの芸術作品も沢山展示されているが、今回は歴史文化コーナーと京城旧事老北京民俗コーナーを中心に見てみましょう。
なんせ、先程まで西漢墓博物館だったし、全部見てたらいくら時間があっても足りなくなるから… -
という事で歴史文化コーナーはどこじゃ?
探しまくってやっとありました… -
あれれ、あの冠は十三陵でみた、定陵の万暦帝の遺品ですなあ。
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やっぱりそうだ。
でも複製品でした。 -
ただ単に出土品を展示するんでなくこういうのいいですねェ
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そして、午前中の復習をしましょう…
大葆台西漢墓からの出土品も展示されてました。
もちろん複製品だけど。
本物は先程現地で見たとおりです。
コレは口に咥えていた環っかを盗られたドアノッカー。 -
これは竜頭枕。思いっきり口あけて舌を出してる青銅の竜2頭。
寝相が悪いと両脇の角があたって痛そうですね。
これも、本物は大葆台西漢墓博物館に展示されてました。 -
言わずと知れた黄腸題湊。
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「漁」の字が彫られた鉄斧。
でも、どう見ても「漁」には見えないけど…
これも複製ですね。 -
歴史文化コーナー。
キリがないからテーマを絞って2,3の展示品を紹介します。
テーマは「人物、動物」
いずれも北京市内・郊外で出土したものです。
最初は元代。
フビライに仕えた耶律楚材の子、耶律鋳の墓から出土した陶龍、陶俑、陶駱駝 -
同じく海淀区の耶律鋳の墓から出土した
漢白石製の犬 -
契丹族の男の立俑。
当時の髪形とか服装が分かりますね。 -
こちらは木製の契丹族。
モリで魚を獲った人と豚を担いだ人です。 -
唐時代の石像。
顔は十二支で辰、巳、羊。 -
見るからに唐の陶器。
真ん中の人は見るからに胡人ですね。
ソグド人かも… -
素朴な造形になってきました。
後漢時代の陶俑。 -
同じ後漢時代の緑釉を施された陶俑
でも、何やってるんでしょうね、この二人は… -
北京のどこかの遺跡から出たんだろう。
青銅のお面もありました。
ここまで来ると時代も商の時代。
なんせ3000年以上も前だからねェ。 -
道士様たちもおりました。
以上figureシリーズを終わります。 -
では近代物も2、3…
これこれ!
科挙試験の時の涙ぐましい努力の跡。
恐るべきカンニングペーパー。 -
その科挙の時の答案用紙。
きっと最優秀の答案用紙なんだろうね。 -
我らが南海先生、康有為の資料も有りました。
複製品だけど…
本物は故宮博物院にあるとか。 -
おっ!凄いのがあった。
光緒帝の「明定国是詔書」
いわゆる戊戌の変法ですね。
南海先生たちの意見を聞いて、清朝の政治改革を着手。
でも、西太后らの巻き返しにあって失敗しちゃったんだよね… -
溥儀退位の詔書もありました!
本物は歴史博物館にあるそうな。
この退位劇には隆裕皇太后、あの光緒帝が西太后の指示でイヤイヤ選んだ奥さんが関わっていたんだよね。
旧暦表示なんで12月25日になってる。
さあ、そろそろ京城旧事老北京民俗コーナーにも行ってみましょ。 -
民俗コーナーは歴史文化コーナーに比べ今一つでした。
江戸東京博物館の北京版だろうけど、生活体験してないし、生きた人間がいないのが原因かと思われます。 -
輿入れの時の行列の様子のフィギュアがありました。
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輿入れの時の行列の様子の絵もありましたが随分違いますねえ…
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フィギュアの方はこんなにリアルに作られてました。
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最後に売店で老北京風俗地図(10元)を買って帰ります。
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