2009/07/03 - 2009/07/23
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コットングラスさん
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クリスマスに世界中で歌われる「きよしこの夜」おそらく世界一有名な賛美歌(109番)ではないでしょうか。
ザルツブルクの北約17キロ、ドイツ国境のザルツァッハ川沿いに位置するオーベルンドルフにあるこの礼拝堂、これまで何度か来ようと思っていましたが、やっと訪ねることが出来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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-
オーベルンドルフへ向かうにはザルツブルク中央駅に隣接する地下駅から出るローカル線(S11)に乗ります。
オーストリア・ジャーマンレイルパスは使えませんでした。 -
ザルツブルク地下駅
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この電車は単線です。
この電車で驚いたのは目的駅で降りるにはバスのように停止ボタンを押します。
結構注意深く車内放送を聞いていないと降り遅れてしまいます。 -
14:59オーベルンドルフ駅着無人駅です。
ザルツブルク駅からは往復7.6ユーロ -
駅を降りてStille Nacht Kapelle の案内標識に従って行きます。
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案内標識を見落とさないよう歩きます。
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案内標識を見つけました。駅から約15分で到着です。
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イチオシ
着きました。きよしこの夜礼拝堂
感動です。
きよしこの夜は大好きな賛美歌、ここに立っただけでメロディーが流れてきそうです。 -
聖ニコラス教会のプレート
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礼拝堂の正面入り口
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たいへんこじんまりとしたたたずまいの中央祭壇。
用意してきたボイスレコーダーの「きよしこの夜」を聞きながらゆっくりと浸りました。 -
正面向かって左側のステンドグラス。
「きよしこの夜」を作曲したグルーバー教師がギターを弾いています。
その下には曲の音符が、またその下には聖ニコラス教会と思われる建物が描かれています。 -
正面向かって右側のステンドグラス。
「きよしこの夜」を作詞したモール神父はペンを持っています。
そしてその下には歌詩と聖ニコラス教会と思われる建物が描かれています。 -
1818年12月24日オーベルンドルフの村の学校の教師で聖ニコラス教会のオルガニストであったグルーバーは今夜の集会のために練習しようとオルガンのふたを開けペダルを踏みましたが音が出ません。「どうしたんだろう?」と思っているとこの教会のモール神父が「ねずみがオルガンの空気袋に穴をあけてしまったんだ」と言われました。
今夜はクリスマス・イブだというのに音楽なしではとグルーバーは困り切ってしまいました。 -
モール神父がグルーバー教師に「こんな詩を作ったんだが…」と見せました。それは、雪の道を歩きながら、雪をかぶった山のふもとの小さな村の明かりを見て、イエス様がお生まれになったのも、きっとこんな静かな夜だったかもしれないという詩でした。
グルーバーはその詩の素晴らしさに感激し、その日の午後12人の少年少女が集められ、グルーバー教師とモール神父のギター伴奏に合わせて練習しました。その夜大勢の村人が教会に来ました。12人の少年少女合唱隊は2人の先生のギター伴奏で“きよしこの夜 星は光 救いの御子は み母の胸に…”と心から賛美しました。人々はその美しいメロディと詩にじっと聞き入りました。 -
1818年当時の教会はザルツァッハ川の洪水で被災し、その跡にStille Nacht Kapelle きよしこの夜礼拝堂が1937年に建てられました。
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クリスマス・イブの17:00には記念ミサが行はれその様子はウェブカメでネット中継されているようです。
礼拝堂の回りはもっと賑やかで大勢の観光客がきているのかと思っていましたが、静かなたたずまいを見せてくれていました。 -
きよしこの夜礼拝堂を出て近くを歩いて見ました。
このザルツァッハ川の大蛇行、対岸はドイツです。 -
ザルツァッハ川に架かる橋
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橋を渡ってみます。
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橋の中央の国境を示す標識。
左がDドイツ、右がOオーストリア -
この橋の説明がされているプレートです。
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ドイツへ入りました。昔なら国境を越えた感激もあったかもしれませんがいまやヨーロッパはひとつといった感があり普通に入ったという感じです。
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ドイツ、ラウフェンの街なみ
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ラウフェンの静かで綺麗な街なみ
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また橋を渡ってオーストリアへ戻ってきました。
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オーストリア側から見る橋と対岸のドイツのラウフェンの街
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きよしこの夜礼拝堂に行くのにあたり、グーグルマップで検索しているうちにこの近くに草原の中にたたずむ教会を見つけ探してみようと向かいました。
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なんとなく歩いているうちに遠くに見えて来ました。
(よく見つけられたものだと驚きました)
この写真の道、あとで確認したらマリア ビューエル通りとなっていました。 -
マリア教会 Maria Buhel
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この教会の案内板
地元のおばあさんが入り口に腰掛けていてさかんに説明してくれましたがドイツ語でまったくわかりませんでした。 -
マリア教会の内部
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イチオシ
草原にたたずむ教会
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トウモロコシ畑と教会
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このマリア教会の案内表示
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きよしこの夜礼拝堂、草原の教会、ザルツブルクの山並みの風景を満喫し、オーベルンドルフ駅へ戻りました。
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ザルツブルクに戻って来ました。ホテルの部屋からズームで撮影。
明日はオーストリアに別れを告げミュンヘンに向かいます。
本日歩数20,800
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