2010/02/21 - 2010/04/15
12位(同エリア99件中)
さとやんさん
南インドは全体的にのんびりとしていて、
過剰な嘘つきインド人に遭遇することもなく
平和な旅が続きます。
胃の不調もカニャークマリ・コーチンですっかり回復。
しかし、暑い。
暑い。。暑いね〜ん!
気温の暑さもさることながら、さらにたたみかけるような
インド人の熱い質問攻めとお肌密着。
大人も子供も外国人に興味深々!!
(でも欧米系にはちょっと遠慮気味、なのにアジア系には容赦なし!)
聞きたい! → 聞く!(プライバシーなんて関係なし)
見たい! → ジロジロがん見!!
言いたい! → こっちの都合はお構いなし、やたらめったら話しかける。
お前ら子供か〜〜〜っ!
インド人総子供状態です。
2010年3月7日 マイソール
2010年3月8日 ベンガルール
2010年3月9日 ハンピ
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
-
コーチンからゴアへ・・・
行きたかったのに全然電車の予約がとれない!
ってなわけでマイソールまで初の夜行バスで移動することに。
朝ターミナルに行くと夕方発のバス『Super Derux Air Bus』(Rs.293)があるとのこと。
スーパーでデラックスでエアーなバス?
きっとフカフカシートがリクライニングするエアコン付きバスだわぁ、とウキウキ。
バスターミナルでご対面したスーパーでデラックスでエアーなバスは、ただのオンボロバスにリクライニングシートでした。(もちろんエアコンなんて夢のまた夢)
一体どんな名前になったらエアコン付きバスになるんだろ?スーパーウルトラハイクラスドリームバス!とかかな??
写真はマイソールのデーヴァーラージ・マーケット前。
ひつこい客引き多発。 -
マーケットの中の色粉屋さん。
ボディーペインティングや家の前の道にヒンドゥー教の模様を描いたりするためのもの。
色んな色粉を少量ずつセットにした観光客おみやげ用はRs.180とボッタクリ価格。
もちろん買いません。 -
新鮮な鶏屋さん。
猫も狙ってます。
そういやインドで猫をあまり見かけない。
野良犬にやられちゃうのかな? -
どんだけバナナ食べるねん。
このエリア一帯全部バナナ。
人口多いもんね。 -
日曜日だけやってるマハラジャ宮殿のライトアップ。
ガイドブックには入場料Rs.100だったのに、現在Rs.200!!
倍ってどうよ?!
マイソールにまで来て宮殿に入らない訳にはいかないしシブシブ払う。
『外人は倍でも入りよるで』
ってなもんです。 -
マイソールからハンピへ。
朝出発のバスでとりあえずベンガルールまで移動。
これがなんとエアコン付き(Rs.250)でした。
バスの名前はただのエキスプレスバス。期待ハズレ。
ベンガルールの駅に荷物を預け、夜出発の電車(SL-class Rs.187)でハンピ近くの村ホスペットまで。
夜までインド最大の経済都市ベンガルールをブラブラ。 -
さすが経済発展都市。
一番驚いたことは、町なかにゴミ箱があるっ!!
ゴミ落ちてないやん?!
みんな靴はいてるやん!!!
インド人、やればできるじゃないか!
庭園都市と言われるだけあって公園や人工的な樹木率高し。
クボン公園のベンチに座ってるとお兄さんが隣に座ってきてしばしおしゃべり、チャイもおごってくれました。
そしてベンガルールの一番の見どころは植物園とのことなので、来てみました。
素晴らしい。
やっぱゴミ落ちてないし。
市民の憩いの場です。
インドにこんなところがあるなんて。
ベンガルール市民にとってこの植物園は経済発展の象徴、誇らしいんだろうね。 -
インドに来て初めて見たもの。
ボッタくらずにきちんとメーターで走るリキシャ。
メーターで走ってみると・・・
実際こんなに安いもんなんだ。 -
(ブレブレですみません)
そんな経済発展都市ベンガルールですが・・・
夜の電車待ちの駅構内の様子。
みんなゴロゴロ寝ています。
子供も勝手知ったるもんです。
やっぱインドです。 -
ハンピ到着。
電車はホスペットという小さな村へ。
そこからハンピまでバスが出ているのですが・・・
とにかく外国人観光客を逃すまい!
とリキシャーワーラー達の激しい客引き合戦で前へ進めません状態です。
バス停は歩いて2kmほど。
無視!無視!無視!!
とズンズン歩く私に最後までしがみついてきたのは若いお兄ちゃん。
やっぱおやじになると諦めも早いというか、経験から『こいつ乗らねぇな』と分かるのでしょうか。
でもこの兄ちゃんは若いんだ。
若さゆえのアタックあるのみ!
最初は『ハンピまでRs.200!』とか言ってたのが、しまいには『ウ・・Rs.60』
?! ろくじゅ〜???
ガイドブックでもRs.80って書いてんだよ?
バスでもRs.17だよ。
そんなんじゃ儲けないでしょ?
じゃあ120円で13km走ってもらおうじゃないですか!
あはは〜快適、快適。
結局宿も探してもらったし、あまりにもかわいそうなのでRs.80払ってあげました。
そうだよ兄ちゃん、商売ってそんなもんさ。
騙してばかりだと結局損をするんだよ。 -
ハンピのメインストリートで〜す。
メインですよ。
一番賑わってるところ・・・
ハンピ最高!
まさにMost incredible in India!!
(このキャッチコピーのCMガンガン流れてます)
車(リキシャもお客を乗せてる以外)は入村禁止。
だからインド特有の排気ガス地獄とクラクション地獄がないんです。
空気うま〜。 -
村全体、岩、岩、岩だらけ。
すっげーかっこ良し! -
町全体が遺跡。
遺跡にモーレツ住んじゃってます。 -
警察署だって遺跡を利用。
なんてのどかさ。
隣でおやじが洗濯してるし。 -
お店の前でヤギ飼いすぎ。
こんな状態では入れません。
逆に客が来ないように拒否しているかのようです。 -
ナマステ〜
こいつらに要注意!
いきなり背後からやってきて『写真撮っていいよ〜』
写真を撮るとすかさずノートを出してきて『お金払ってね』
ノートには名前と国籍といくら払ったか。
全部見たけど欧米系の方々はRs.200〜500を払ってる。
こんなところでプライドもクソもないが、
『じゃあRs.200払うよ・・・』
『そしたらマジック見せてあげる〜』
いるかボケ!
金は払わんぞ!! -
でも気にせずマジックを始める・・・・
近所の子供は大喜び。
私も一瞬『お〜』とか思ってしまう。いかんいかん。
『はいお金』
『払わないって言ったでしょ』
やっぱり〜ってな感じでにこやかに去っていかはりました。
同じかっこの人 いっぱいいます。
お友達ともう写真撮ったよ、と言うとあっさりどこかへ行きます。 -
1日目は歩いて遺跡散策。
ヴィッタラ宮殿から王宮地区までは3kmくらいあるんだけど、とにかく影なし!暑い!!
朝会った色白フランス人兄ちゃんがお昼過ぎ紅色になるほど。
私はコーチンで日傘買ったんだよね〜。
インドの日傘はコーチンでしか買えません(多分)。
そしてハンピでは必須です!
でヴィッタラ宮殿から王宮地区までの客を狙って遺跡の外ではリキシャ待機。
『Rs.100でどお?』
とか言ってくるので、
『あのねぇ、ホスペットからここまで13kmを私はRs.60で来たんだよ。なんで3kmがRs.100やねん』
というと、サラッと
『だってツーリストプライスだから』
この正直者っ!(このツッコミ合ってる?)
結局リキシャおやじ同士を戦わせてRs.50で手を打ちました。
だって暑いんだもん。 -
これは階段井戸。
ハンピはインドの他の観光地に比べたら、観光客が少ない。少ないって言うかほとんどいない感じ。
それくらい遺跡が広すぎて、ただでさえ少ない観光客が余計少なく感じます。
露店もなければお土産物屋もない。
本当に16世紀イスラーム勢力に破壊されたまま時が止まってしまったかのような錯覚に陥ります。 -
王宮地区からハンピ村まで、岩山の中を歩いてみました。3kmほど。
そんなガッツのある人とすれ違うことはなく、ただただひたすらスターウォーズの世界のような中を黙々と一人で歩く。
野良犬に襲われたらいっかんの終わりです。
そしたら道に迷った。
突然写真のおじさんがパイナップル畑から出て来たので『ハンピ村に行きたいんだけど・・・』
なにやら現地の言葉でまったく分かりませんが、細いあぜ道を指差しズボンを巻くしあげるゼスチャーをしながらこうハッキリ言ったんです、
『ワタル!』
ゼスチャーと合わせて考えるに、水があるからそこを渡れ、と。
私が『渡るの?』(日本語で)と聞くと、嬉しそうに『ワタル!ワタル!!』
と返してくる。
あぜ道を進むと確かに小さな川が。
そうかぁ、こっちの言葉で『ワタル』は日本語と同じなんだ。
だいぶ後になって分かりましたが、インド人は『R』をはっきり『ル』と発音します。
答えは、、、
『Water』でした。 -
ハンピの見どころは遺跡以外にも周辺の小さな村にあり!
遺跡の写真は他の皆さんがアップしてるでしょ。
そっち見てね。
リキシャでハンピに向かう途中、通り過ぎる小さな村の壁に超かわいい壁面アートの数々。
すごい気になったので、チャリンコを借りて延々村を目指してみました。 -
途中の村のゲート。
あるでしょ、あるでしょ。
さりげなく壁面アートの数々が。 -
ハンピ村にはこの壁面アートはないんです。
誰が?
なぜ??
まるでシャガールのようなやさしい色使い。 -
あっ、こんなとこにも。
絵のタッチを見るに、どうも同じ人が描いているようです。 -
どうやら王様のお話を描いているようです。
-
右端の人が王様か?
-
これ警察署の入り口の門。
おしゃれです。 -
ははぁ〜ん。
ヴィジャヤナガル王朝が繁栄してた時のお話ね。 -
この塀は一段とカラフル。
気合入ってます。 -
道端に転がってる何かの廃材にまでペイント。
-
壁画は延々続きます。
近くで遊んでいた少年に聞いたところ。
近所に住むインド人アーティストが描いてるんだそうな。
仕事?それともアート??
という質問には仕事でアートと答えられた。
お金が発生しているとは思えない。
生活の中に溶け込むアート。
まさに秀逸。
お会いしてみたい。
この素晴らしいアーティストに。 -
ハンピのメインストリートからホテルの多い一本中に入ったところ。
のんびり、のんびりです。
レンタサイクルは1日Rs.50
借りるときに名前もIDも聞かれない。
借りパチされたり壊されたりする心配ないのかな?
それとも1台2台無くなってても気にしないおおらかさなのか? -
ハンピで泊まった宿Rs.250
カラフルで清潔ですごくかわいい。
でも多分もうないんじゃないかな。
居心地は最高に良かったんだけど、オーナーのおやじが超アホ。
ちょっとおやじに腹が立つことがあって奥さんに文句を言ったら、ただただ平謝り。
『奥さんは悪くないのよ!あんたの旦那が最悪だ!』
『そうなんです、最悪なんです。この宿ももう無くなるんです』
えっ、そうなの?
う〜んまぁ納得。
後にも先にも謝ったインド人はこの奥さんだけ。
(あっ、もう一人いた。その話はジャイサルメール編で。インド人は本当に謝らないよね〜)
大変な旦那を持つと苦労するよね。 -
地元の子供たち。
南とも北とも、なんか顔立ち違うよね。
とにかく写真大好き。 -
岩陰から突然現れ、
『写真撮って』
静かに確認し『nice』の一言。
手をつないでるからって、岩陰から出て来たからって、
変な詮索をしてはいけません。
ただ、仲がいいだけなんです。
でも結構いいお年のおじさんと青年。親子か?
日本で言えば新橋を歩くサラリーマンの上司と部下が手をつないで歩いているようなもの。
想像できません。
っつうかしたくありません。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- Mugieさん 2011/06/30 12:18:06
- こんにちは!
- アラフォーという言葉につられてお邪魔しました。
まだまだバックパッカーでいけるんだな、と感心&勇気がわいて
きました(^・^)
といっても、私は若いころからソフトキャリーで移動、汚いところは
苦手な軟弱旅行者ですが…
北インドは、昔、学生のころ行ったことがあるのですが、南は未だに
行けず仕舞いなので、楽しく旅行記読ませていただいてます。
今となっては、長期の一人旅なんて、なかなかできそうもないので、
とてもうらやましいです!
また、お邪魔します<(_ _)>
- さとやんさん からの返信 2011/07/01 09:58:22
- RE: こんにちは!
- いやいやMugieさんこそ、
小さなお子様を2人も連れて海外へお出かけになる
根性&パワフルさに感心して拝見いたしておりました。
お子さんもすごくいい経験をされてうらやましいです。
お子さんが大きくなって一緒に旅ができるようになるのも
楽しみですね。
そして、子育ての手が離れたらアラフィフパッカー、アラ還パッカー
となって再び長期で一人旅を楽しまれることと思います。
それまでお互い頑張りましょう!
またご家族での旅行記、楽しみにしています。
-
- ishicameraさん 2010/06/20 13:19:26
- 面白い!!!
- さとやんさん こんにちは。
一気に読ませていただきました。
面白い!!!
私も年末年始インドバックパックしてきましたが、いろいろ思い出しながら、大笑いさせてもらいました。
それにしても、リキシャーの客引きに、こんだけ好条件の宿を引き出させたり、あのインドでマイルドな夕食にありつくとは・・・なかなかの強者トラベラーとお見受けしましたよ!!
今後の旅も楽しみですねぇ〜。
インド人って、バスでも電車でも器用に寝ますよね。
私は肩枕はされませんでしたが、彼らの寝姿は圧巻でした。
どうやら、ジャイサルメール編もこれからあるようで、すっごく楽しみにしてます!!!
ishi
- さとやんさん からの返信 2010/06/20 22:07:02
- RE: 面白い!!!
- ishicameraさん、書き込みありがとうございます。
インドで新年を迎えるなんて。
お雑煮の代わりにカレーですか・・・
おせちの代わりにミールズですか・・・
1年たくましく過ごせそうですね。
私はツワモノなのではなく、、、
がっつり関西おばちゃん魂のなせる技です。
関西おばちゃんの押しの強さ、厚かましさ、負けん気の強さは
世界トップレベルです。
幼き頃から叩きこまれた値切りの技術は
インドでも通用するようですね。
上げて、落として、持ち上げて、どーーーん!
兄ちゃんおおきにな。ほな!
みたいな・・・
そう言えば、インド人から
『大阪の人間は大好きだ。東京はすかしてるから気にくわない。』
とよく言われました。
私が『そんなことないよ、東京も大阪も変わらない』と言うと
『それは日本人の感覚!大阪人はノリが違う!』だってぇ。
関西人のテンションの高さはインド人と通じるもんがあるのかもね。
やっと南インド編終了。
残りもいっぱいあるので、また読んでくださいね。
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