2025/01/02 - 2025/01/04
94位(同エリア99件中)
バウトさん
JALの特典航空券を利用して初めてのインド旅行に行きました。
デリーに渡り、ゴアで新年を迎え、バスと鉄道でベンガル-ルまで移動して帰国するという計画を立てました。
ゴアからベンガル-ルに向かう間にハンピという、ちょっと変わった場所がある事を知りました。どうやらそこは岩だらけの景色で、なんだかおもしろそうだったので寄ってみることにしました。
まるで夢を見ていたみたいな、インドでの8日間の記録の最終章です。
1ルピーは2024年12月27日の為替レート1.85円で換算しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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寝台バスはハンピ近くの町、ホスペットに到着しました。ゴアからの運賃は発売開始直後の値段で1799ルピー(3,512円)。バスを降りた所にATMがありました。親切なのか戦略的なのかわかりませんが、ここで現金を引き出しておきました。
バスの寝台は快適でよく眠れたのですが、まだ朝の5時過ぎでハンピへ行く路線バスが動いていない。ハンピまで行ってくれればいいのに。
周囲にいるリキシャに値段交渉をして乗らなければならないのだけど、あるドライバーはハンピまで1200ルピー(2,220円)だと言ってきた。冗談だろ。他の旅行者と情報交換をしたりしながら別のドライバーに値段交渉をすると500ルピー(925円)まで下がったけど、まったく油断ならない。 -
ハンピの有名な寺院に着くとリキシャのドライバーは早朝だからあと100ルピー(185円)追加させろと、彼の子供の写真を見せながら言ってきた。何を言ってるんだ。あんたはいいお父さんだよと言って、子供の人数分のお菓子をあげた。
私は屋台でコーヒーと何か四角いお菓子をもらった。 -
寺院に近いバスターミナルのトイレに行った。シャワー室も併設されているので、半裸の男たちが歯を磨きながら次々と入ってくる。巡礼に訪れた団体さんが多数いる様子だった。なんだこれは。インドでは間隔をあけて列に並んでいると横入りされてしまうと聞いていたので、半裸たちとぴったりすき間なく並んだ。そんなカオスの中でなかなかトイレの順番が回って来なくてまいった。
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ハンピには寺院や遺跡が多くあって、インドでも人気の目的地の様だ。有名な寺院を抜けて川に降りてゆくと、ここでもカメラを持つ私を見つけては写真を撮ってくれと子供や若者がやってくる。
それぞれ私と一緒に撮った写真を日本に帰ったら送るよと約束したのだけど、SNSのプロフィール写真と見比べてもどれが誰だかさっぱり見分けがつかなくて困った。結果的には正しく送れたのだけど。 -
この時間にここに来た目的は、寺院にいる象が川に降りてきて水浴びをする様子を見る事。情報だと毎朝8時半頃に来るということだったので、朝7時に着いてのんびりとその時を待っていたわけだ。しかし時間を過ぎても象はやって来ない。周囲の人に聞いても9時半だという人や10時半だという人もいる。何度も遺跡巡りを勧めてくるリキシャの運転手は象はまだ寝ていると言っていた。
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いよいよ11時を過ぎたところで、もうあきらめて川を渡る事にした。川の向こうはヒッピーアイランドと呼ばれていて、そのエリアに今日の宿を予約していたのだ。
我ながらよく4時間も待っていたものだ。
渡し船は片道1人50ルピー(約100円)で乗客が集まったら出発する仕組みだ。乗客が少なければ集まるまで待たなければならない。
船に乗り込み、若い船頭に象を待っていたけど来ないから向こうに渡るんだと話した。船頭は私が身につけている物をなにかと欲しがったけど、どれも旅のお守りみたいな役割もあるのでお菓子をあげた。 -
船が向こう岸に着いて対岸に振り返ると、なんと象が寺院の方から歩いて来ていた。象だ!と指差し船に舞い戻った。若い船頭は客が集まっていないけど船を出してくれた。元居た岸に着くと私が象を待っていた事を知っているリキシャの運転手も、おーい、ジャパニー!こっちだー!と象に近付く道を示してくれた。
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象使いに体を洗われている象の名前はラクシュミ。ヒンドゥー教の女神の名前だ。
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象を待っている間に誰に聞いたか忘れたけど、ラクシュミは35才だと言っていた。人間の年齢に換算するとどのくらいなのだろう。
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少し古い2009年の記事によると、野生の象の平均寿命は60年位なのだそうだ。それに対して動物園で飼育されている象の平均寿命は驚いたことに20年位しかないのだという事だ。
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それはつまり動物園では長い距離を歩けないので運動不足やストレスによって寿命を縮めてしまっているという事だ。そういう事から動物園は動物虐待だといわれてしまうのだろう。
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それと比べるとこのラクシュミは長生きだけど、象使いが先の尖った金属で象を叩く事は嫌だった。
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寺院の中ではラクシュミにお金を渡すと、それを鼻で受け取って象使いに渡した後、鼻先で頭をなでてくれるのだそうだ。
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水浴びを終えるとラクシュミは階段を登って寺院に帰って行った。横から見る象の姿はなんだか悲しげに見える。
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川の向こうは見どころが多い訳ではなく、のんびりとした雰囲気だ。とは言えリキシャの運転手は値段をふっかけてくる。そんな値段じゃ乗れない、歩くからいい、と言って立ち去ると、別のリキシャが追いかけてきて安い値段に交渉できた。
1000ルピー(1,850円)だった値段が250ルピー(約462円)まで下がったのだ。ずいぶんとなめられていたんだな。
だけど、目的地に着いてみると、マップの位置が違っていて、実際には歩ける距離ではなかったのだけど。 -
以前は船着き場周辺にカフェなどが並んでいたのだろうか。建物が取り壊された後に残ったような壁にはメッセージ色の強いグラフィックが描かれていた。
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村の外れの食堂 LAUGHING BUDDHA にやってきました。
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床座スタイルの店内は広々としていてのんびりできます。ここでも早速店員たちとの撮影会が始まった。そんなことより注文取らなくていいのかい?
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ビールと焼きそばをもらった。
今日の宿の方面にはバスで行けるようだったけど、乗り遅れてしまった。バイクタクシーが500ルピー(925円)で行くと言ってきたけど、乗らないと粘っていたら300ルピー(555円)になった。 -
またマップの位置が違っていて宿までは思ったよりも距離があった。そして今日泊まるカヴィタさんのホームステイに到着。ハンピの特徴的な岩山と木々に囲まれた場所でとてもリラックス出来た。
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カヴィタさんが御家族で住む家の一部屋を使わせてもらいました。airbnb から予約して 2,475円でした。カヴィタさんが作る食べ物や飲み物は、別料金ですがとってもお得で、しかもどれも自然な味わいでおいしかった。ここに何日か滞在したいと思った。
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個性的な色彩の室内には専用バスルームもあります。
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翌朝、絶品ドーサの朝食を済ませてカヴィタさんに散歩に出ると伝えると、近くにハヌマーン寺院があると教えてもらった。ハヌマーンは猿の神様だ。教えてもらった方向に歩いて行くと、大きな岩山の頂上に人が大勢いるのが見えてきた。
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何だろうと思って近付いてみると、それがハヌマーン寺院だった。まさか山のてっぺんにあるとは予想もしなかった。
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参道には土産物屋が並んでいて、神様やお守りなどが売られていた。私もオレンジ色の布を買って首に巻きました。
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参道を抜けた所で靴を預けて裸足で石の階段を登ります。
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トイレは靴を預ける前に済ませた方がいいです。私は気が付いたときには既に裸足になっていて後悔しましたが。
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皆大きな声で何かを唱えながら登っている。私もその言葉を真似て唱えながら登った。唱える毎に頂上と目に見えない何かに近付いていくと感じる。階段は混んでいてゆっくり登った事もあって思ったほど大変ではなかった。
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頂上に着くと何だか感動して、ちょっとインドで悟ったかな、なんていう勘違いをしそうになる事が理解できた。
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この日は午後になって洗濯物が乾いたら、次の街に移動するだけだ。
宿に戻る途中の食堂でコーヒーをもらった。40ルピー(74円)をスマホ決済で支払うと、残金が1ルピーとなって、チャージした分をほぼ使い切ることが出来た。
ある露店でさとうきびジュースを買った時に、おつりがないと言われた。じゃあUPI(スマホ決済)で払うと言ったら、やっぱりおつりあるよと言って紙幣の束を取り出した。UPIの決済手数料でも取られるのだろうか?
ところでインドでどの位の期間旅をすれば、もらえなかったおつりの額なんかが決済アプリの利用手数料(1,894円)程度になって、結果得をした事になるのだろうか。 -
隣の人が注文していたフルーツ盛り合わせがなんだかうまそうだった。私らの世代にとって日本ではフルーツ盛り合わせなんてボッタクリの象徴みたいなメニューだったけど、ああいう食事もいいなと思った。
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カヴィタさんのホームステイから船着き場まではリキシャを呼んでもらって250ルピー(約462円)でした。
渡し船の若い船頭は、ジャパニー、昨日のビスケットちょうだい!と言ってきたが、カヴィタさんのところに残りをあげてきてしまって品切れだった。 -
ハンピのバスターミナルにはカラフルなお土産屋が並んでいた。ここから路線バスに乗って鉄道駅のあるホスペットに向かう。
バスの料金はホスペットまでわずか18ルピー(約33円)だった。 -
ホスペットのバスターミナルは鉄道駅から少し離れていたけど、まっすぐに10分ほど歩けば駅に着きます。
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夜行列車の時間までビールを飲もうと思っても、やっぱりどこにも見つからない。
一度駅まで行ったけど、来た道を戻って ROYAL ORCHID CENTRAL KIREETI という少し高そうなホテルでバーがあるか聞いてみた。まだ営業時間前みたいだったけど、親切に店を開けてくれた。 -
でも、お高いんでしょ、と気になったけど、メニューを見せてもらうと少し高い位で助かった。
ここの店員さんは写真に写りたいのではなく、写真を撮りたがった。ビールの写真を縦長に撮ってくれたのだけど、横にしてトリミングさせてもらいました。 -
ホスペットの駅ですれ違った日本の青年は、もう2か月旅をしていると言っていた。ひげの長さがそれを物語っていた。
夜行列車で下の寝台にいた日本からの旅人はあと1か月旅をするとのことだった。こんなところで続けて日本人に会うなんて。 -
私はたった1週間の休暇の旅行だけど、何だがもう満足してしまったかも。さすがインドだ、他の国とは違う。
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早朝にKSRベンガル-ル駅に着いて、深夜の飛行機で日本に帰る。荷物を持って歩かなければならないので、今日はなるべく動きたくないと思った。
地下鉄の Nadaprabhu Kempegowda 駅まで歩いて、 Indiranagar まで乗車した。 -
Indiranagar 駅から歩いて Shivoham Shiva Temple に向かった。
こちらのシンボルを模った入り口からトンネルを抜けていく。入場料の250ルピー(約462円)はクレジットカードでも支払えた。 -
大きなシヴァ神が現れた。神様の前に座って休ませてもらい、この旅行を振り返った。
インドへ行った旅行者からは、騙される話と、お腹を下す話をよく聞く。私も詐欺の手口を予習し、念の為オムツを持って行った。実際、お腹の不安を感じた時はオムツを着用していた。
いろいろ食べたけど、たぶん運が良くてお腹をこわすこともなく、英語が少し上達したおかげで詐欺の被害をたぶん防げたと思う。 -
それよりも私が出会ったインドの人たちは本当に親切な人ばかりだった。たぶんみんな自分の国に誇りをもっているのだと思う。先行き不安な日本の国民として学ぶべき事が色々あった訪問でした。
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ベンガル-ル中心部からは離れますが、地下鉄 Nallur Halli 駅の近くにある Essotto Recreation Hub に仮眠の為の宿泊予約をしておいた。
こちらには健康ランドの雑魚寝スペースみたいな大部屋があって、そこには約200人分のオープンベッドがありました。プロモーション価格だったのか、Executive Pod Open Bed の一泊料金は、わずか147ルピー(255円)でした。でも、温浴設備はシャワーしか利用できなくて、健康ランドのような楽しさはありませんでした。 -
しかしながら、建物のすぐ隣のバスターミナル White Field TTMC(Vydehi Hospital) には空港行きのバスも発着していてとても便利です。
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バスの本数も多くありそうです。運賃は車内での支払いで空港まで265ルピー(約490円)でした。9時50分発の最終バスに乗ったのですが、定刻よりも数分早く発車していたのでご利用の際はお気を付けください。
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ベンガルールのケンペゴウダ国際空港は洗練されたデザインでとてもきれいでした。屋外にあった喫煙所もきちんと整備されていてとても広かった。
おわり
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