アラフォーおばさんインド一周一人旅 vol.1 （南インド編）

2010/02/21 - 2010/04/15

学生の頃からインドへ行きたいなぁ・・・と思いつつ、就職・結婚、あれよあれよと機会を逃し早20年。バックパックを担いだ貧乏旅行は今が限界でしょ！もう腰とか痛いしさ！！とインドへの一人旅を決意。ダンナを2ヶ月間ほったらかしに、2月21日インドへと旅立ちました。
出発日は超快晴！富士山が美しい！！
さよならニッポン。2ヶ月間インド人にまみれてくるわ〜。

2月21日はANAでバンコクまで。（やっぱタイ料理は最高！）
翌早朝Jet Airwaysでコルカタへ、そのままSpiceJetでチェンナイへ。（この方法が一番安かったのね）

まずはあまり嫌な噂を聞かない南インドから旅を始めます・・・
2010年2月22日　チェンナイ
2010年2月24日　カンチープラム
2010年2月25日　マハーバリプラム
2010年2月27日　タンジャーブール

エリア インド

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

チェンナイ到着が夜だったので、翌日から観光へ。
リキシャはガイドブックに書かれている相場よりも恐ろしくふっかけまくり。値切ったら「じゃぁバスに乗ればぁ」とか言ってくる始末。結果公共交通機関を駆使することに。
写真はチェンナイのMRTS、パルタサラティ寺院の近くの駅。

住宅街にどどーんとそびえるカーパーレーシュワラ寺院。これって塔門（ゴープラムと言います）、寺院は別です。

近くに寄ってみると・・・・
なんか変にリアルで気持ちワル。

エグモア駅前ケネットレーン沿いにあるSaravana Bhavanのミールズ。この店はホテルの1階にあって比較的高級店の部類。おかずの数も豊富です。もちろんお代り自由で確かRs.115くらいしたような・・・
旅の最初なのでちょっと衛生的にもいいところを選んでみました。
もちろん手食べ！

宿の前のケネットレーンです。
チェンナイ出発の前にパチリ。
そしたらこのおやじが一言『チップ！』
『アホかボケっ！誰がお前なんか撮るねん！！』

おやじあっさり退散。

チェンナイは都会だけあって見どころもあまりないし２泊だけして次の町カーンチープラムへ。
宿はバス停前のHotel RAMCO。シャワー付きでRs.550。
とってもきれいです。
お年なので最初から安宿はキツうございます。

カイラーサナータ寺院。

この町でもリキシャのボッタクリぶりは常識を超えてます。まぁ小さな町だけに貴重な観光客を逃すもんかってなもんで。

※写真の角が黒くなってるのはなぜかカメラの不調。お見苦しくってすみません。

エーカンバラナータル寺院のマンゴーの木。
ここをくるりと回ってバクシーシを払うと、額に灰をつけてくれます。お寺の中にはそんな場所がたくさん。
調子こいてお布施をしまくってたら、しまいにおでこが灰だらけになってしまいました。

ミールズ庶民派タイプ。Rs.40程です。

正しいミールズの食べ方。
①座るとバナナの皮をサッとひかれるので机の上の水がめの水で急いでバナナの皮の汚れを洗い流す。
②次々とご飯やおかずが乗せられるので、おとなしく待つ。
③おかずをご飯に混ぜつつ手でいただく。
④おかずやご飯が無くなったら、おかずを入れたバケツを持ってうろちょろしてる店員を捕まえてお目当てのおかずの追加を頼む。
⑤食べ終わったら食堂内に必ずある洗面所で手を洗って退散。

前払い制です。
現地の人を見てると、最初はどろっとしたカレー、次にさらっとしたおみそ汁のようなカレー、最後にご飯にヨーグルトを混ぜて終了でしたが・・・
ヨーグルトはそのまま食べてもいいんじゃね？
といつも思います。

カーンチープラムは１泊で終了。

次の町マハーバリプラムを目指します。
移動はローカルバス。
窓ガラスはありません。
カーンチープラムからマハーバリプラムまでバスを乗り継いで３時間弱。
移動費Rs.20。安っ！！
でも超ギューギュー、埃まみれ、膝の上にインド人乗ってきます。

マハーバリプラムはのどかな海辺の観光地。

外国人観光客もいっぱいいます。

道端ではいろんな露店が出ています。
このおじいちゃんはココナッツ屋さん。
1個Rs.10

中のココナッツジュースを飲み終わると、おじいちゃんが実を半分に叩き割って皮の固い部分を一部をそぎ落としてスプーン状にして中の実をホジホジ取ってくれるんだけど・・・
おじいちゃん、手が震えてるせいか、目が悪いせいか、皮についてるゴミが全部実とミックスされちゃってます。

頑張って実を取ってくれたおじいちゃんに悪いので食べました。。。

果物屋さんの食べ物を狙う牛。

ここは普通に車のびゅんびゅん通る道路です。

ビーチに牛。

シュールです。

後ろから撮っちゃったのでよく見えませんが、これはトラックの荷台にご出産間近の牛をみんなで必死に乗せています。
牛は自然分娩ができないので道端で産気づいている牛は獣医さんのところへ運ぶそうです。

迷惑な話しです。

青い空と海にビビッドなピンクのサリーが映えます。

男性の腰巻はドーティーといって下には短パンのようなものを履いてます（パンツかな？）

町中風呂上がりのおやじが徘徊しているようです。

さて次の町へ移動。

インド人はとにかくぴっちりみっちりくっついてきます。
人口が多いせいでしょうか？
子供、おばさん、おじさん、老人に関わらずです。
人とくっつくことが失礼だとか駄目だという感覚がないようで、どっちかってぇとくっついてたほうがいいでしょ？って感じです。

バスに乗ると必ず隣の席の人は私の肩で眠ります。

タンジャーヴールまでローカルバス4本乗り継ぎ。

バスターミナルのチャイ屋さん。
１杯RS.5

おやじの額の線はヒンドゥー教のしるし。
額の線の本数や形で宗派が違うんだって。

タンジャーヴール到着。
バスターミナル前のホテルTANJAI GUEST HOUSEをゲット。
シャワー付きでRs.190

清潔だし明るいし虫いないし、申し分なしです。

世界遺産ブリハディーシュワラ寺院・・・

の前にも露店がいっぱい。

お寺の中で、象さんお仕事中。

観光客の頭を鼻でつかんで写真撮影。
観光客から貰うお金を鼻でつかんで、ちゃんとおじさんに渡してました。

ようでけた子や。

とにかくインドでは
『写真撮って！撮って！！』攻撃に会います。

撮った写真を確認してテンションあがりまくり。
大人も子供もです。

でも、それだけなんです。

宿の前がバスターミナルなので屋台天国。

チャイはどこでもRs.4〜5
サモサなどの揚げ物スナックは１個Rs.3（6円て？！）

家の前で牛飼いすぎ・・・

洗濯物に臭いつかないのかなぁ・・・

お花屋さんの屋台。

インド人女性は生花を紐でつなげた花飾りを毎日買って、髪飾りやブレスレットにしています。

屋台の後ろでおじさんがせっせと花飾りづくり。

『こうやって編むんだぜぇ〜』

と言っているところ。

私もジャスミンを購入。

これでRs.10

ちょ〜〜〜いい香り！

見よ！
この芸の細かさ！！

この旅行記へのコメント （6）

• crossさん 2012/04/27 17:46:12

  さとやんさん、初めまして♪

  ＮＹのステーキの回答から、その旅行記を経て、ひとり南インドの旅行記にやってまいりました♪
  
  それにしても、２ヶ月間よくご主人様はＯＫされましたね。
  操縦が上手いのか洗脳が上手いのか...。
  
  凄いご旅行だと思いながらコメントを読んでいると、これまた上手い♪
  こんな個人の独断と偏見、一人ツッコミ風のコメントは大好きです。
  流石、関西人ですね。
  
  取り敢えず、ご挨拶まで...。
  
  また、続きを拝見したいと思っています。
  
  cross(^_^)v
  

  さとやんさん からの返信 2012/04/27 19:56:46

  RE: さとやんさん、初めまして♪

  crossさん、こんにちわ。
  
  旅行記に投票いただきありがとうございます。
  
  えぇ・・・このインドの前に離婚覚悟（ウソ）で8カ月一人旅に行ったので、
  夫の中で「妻というもの」の感覚が麻痺したようです。
  『2カ月インドに行きたいな〜』って言ったら、『今回はすぐに帰ってくるね♪』って言ってました。(^_^)v
  これは洗脳というのでしょうか？
  訓練のたまもの？それとも修行？？
  
  今はこんなに素晴らしい夫を悲しませないように、
  ちゃんと旅には連れて行くよう心がけています。
  
  

• ebykoさん 2010/06/16 22:23:43

  素敵な写真ですね。

  あらフォーで心がぐぐっと動かされました。
  素敵な写真ですね。
  
  食事もバスでの移動も破格＆郷に入れば...ってな感じなのですね！
  それを受け入れて旅を続けるのも努力とか経験とか必要なのでしょうかね。

  さとやんさん からの返信 2010/06/16 22:37:28

  RE: 素敵な写真ですね。

  いやいや、ありがとうございます。
  出発前からカメラが不調で・・・（言い訳）
  
  旅に努力は必要なし！
  経験は重ねれば重ねるほど、現地での態度がでかくなる
  って感じでしょうか。
  
  まだまだあるので更新頑張ります。

• ウサウサさん 2010/06/16 21:00:07

  ふざけたオヤジ〜！！（笑）

  さとやんさん、はじめまして。
  
  このおじさん面白すぎ〜！！
  ゲラゲラ笑っちゃいましたぁ〜（笑）
  インドってこういう出来事いっぱいありそうで面白そうですね！
  
  バックパッカーは憧れです♪私も旅してみたい…。
  バックパック背負って2ヶ月ー！しかも旦那さんおいて！！
  私が同じことしたら戻る家はなくなってるな〜。
  
  続きも楽しみです♪
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　ウサウサ
  
  
  
  

  さとやんさん からの返信 2010/06/16 22:42:59

  RE: ふざけたオヤジ〜！！（笑）

  ウサウサさん、コメントありがとうございます。
  
  私もバックパック経験は学生の時ほんの少しだけ。
  2年前に突然、
  『ウガーーーっ！このまま年をとってなるものかっ！！』
  と思い会社を辞めてバックパック一つで世界旅行へ。
  旦那を8カ月放置してみました。
  なんとかなるものです。
  
  是非！是非！主婦パッカーデビューしてみてください。
  続きの更新、がんばります！