2010/02/21 - 2010/04/15
1283位(同エリア9721件中)
さとやんさん
日本を出発してから早10日。
恐れていたインド下痢にも見舞われず、
ミールズと屋台めぐりを満喫しつつ
ローカルバスの旅は着々と進みます。
が!このあたりから食欲に異変が・・・
南インドでは日本人旅行者にほとんど遭遇しないのですが、
後々旅行者の皆さんに聞いて分かった全員が陥るインドの甘い罠。
ミールズは100円もしないお値段で食べ放題だから
食費を浮かそうとたらふく食べてしまう。
その結果10日目あたりでスパイスと油っこさで胃にダメージ。
ミールズという字を見るだけで吐き気が・・・
恐るべしインド!
2010年3月1日 マドゥライ
2010年3月2日 カニャークマリ
2010年3月4日 コーチン
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
-
マドゥライ到着!
タンジャーヴールから直通バスでRs.51でした。
このあたりから、暑さと湿気と食欲不振で体調があまり思わしくない。
まぁね、年だからね、あんまり無理もできんのよ。
ミーナークシー寺院へ向かう参道。
ここでやや日本語のしゃべれるインド人に声をかけられます。
話した内容はあんまり覚えてないけど、『すっげー眺めのいい場所がある』とか言って、みやげ物屋に連れて行かれます。
なんとなく展開が面白そうなのでついて行ってみることに。 -
みやげ物屋の屋上からの眺め。
店員さんと普通におしゃべりして(ちょっと身の上相談的な)エアコンで涼んで『ほな!』と店の外へ出ました。
どんなに強引でも吹っ切って外に出る自信のある方、眺めはいいのでおススメです。 -
この寺院のゴープラムもどデカく立派です。
うじゃうじゃと塔いっぱいにくっついてます。 -
寺院の中でお仕事する象さん。
ちょっと写真が暗いんだけど分かります?
この象さん、超ぴっちりセンター分け。
ふさふさの髪の毛です。
みんなはズラだ!って言うんだけど・・・ -
ゴープラムの拡大写真。
どうしてこんな砂糖菓子のようなメルヘン満載パステルカラーなんだろ・・・ -
お寺の向かいにあるプドゥ・マンダハムというマーケット。
結構立派な遺跡(?)なんだけど、中は半地下になってて
金物や本、日用雑貨からおもちゃなど、あらゆるものが売ってます。
いいのかなぁ。 -
マドゥライはとってもごちゃごちゃとしていてあまり面白くなかったし、やや疲れ気味・・・
一気にカニャークマリまで下り、海辺のきれいな町で養生することに。
直通バスでRs.91
とうとうインド最南端です。 -
おばさんはねぇ、たまには贅沢しなきゃならんのですよ!
体が持たんのですよ!!
バス停を降りたところで声をかけて来た客引きに、
エアコン付きRs.1000(おぉ〜高級!)
と告げたところ・・・
連れてこられたこのホテルはガイドブックに載ってるマニッカムではないか?!
ガイドブックにはRs.1200って書いてるよ?
客引きのおっちゃんはレセプションで
『こいつがさ〜、エアコン付き、海が見えて高層階でRs.1000じゃなきゃダメだって言うんだよ!』
(え〜そんな尾ひれ付けてないよ、でも必死で交渉してくれてる・・・えっ?!OKなの??)
で、この部屋です。
おっちゃん!やるや〜ん!! -
ベランダからの眺めです。
贅沢サイコーーーー!! -
カニャークマリは本当にのんびりとした
美しい港町です。 -
ビーチで夕焼け鑑賞。
ここはインドで唯一海に沈む夕焼けと海から昇る朝日が見られる場所なんだとか。
心があらわれるね〜 -
日が暮れてもガート近くには屋台がいっぱい。
賑やかです。 -
昼間の屋台エリアはこんな感じ。
あまり人通りがありません。
やっぱ死ぬほど暑いからかなぁ。 -
水浴びをしている訳ではありません。
海で沐浴です。 -
女性はサリーを着たままです。
おふざけではないのです。
沐浴です。 -
このおにいちゃん達はどこまで頑張れるか大会でしょうか。
-
話しは少し横にそれますが、前回の地マドゥライで泊まったホテルは窓が閉まりませんでした。
もちろん網戸なんて親切なものはありません。
ベッドに防虫ネットをかけ、寝袋シーツにくるまり、蚊取り線香をたいたにも関わらず、防虫ネットに触れていた両腕肘には、蚊に刺された跡約60か所!!
右肘なんかはイボガエルがくっついているみたいになっちゃって・・・
で薬局のおやじに相談したところ、、、
効きますコレ!!
もともと蚊のアレルギー持ちで刺されたら半年は痒みが続いて跡が残るのに、数日できれいさっぱり治りました。
お試しあれ。 -
私のホテルの横のホテルで、たまたまボリウッド映画の撮影をしていました。
パジャマ姿で左手を上げてる方が主役です。 -
この方がチーフプロデューサーだって。
握手してもらいました。 -
ホテルが豪華なら食べ物も豪華に行っとこうやないかい!
高級ホテル内レストランにてレシュミ・カバーブです。
鶏の上にメレンゲ乗せて、飴細工がフワッフワしてます。
Rs.200・・・たっかぁ〜!でもウッマ〜〜〜!! -
ありがたや。
海からのご来光です。
いったいどこからこんだけの人がやって来たの?
と思うほど、大量のインド人が朝日を拝みにガート周辺に集まります。
そして朝日に祈りをささげた後は、びっくりするほどのスピードで去っていきます。
太陽って日中は『あっつ〜〜〜』とちょっと憎らしささえ感じるのに、どうして日の出と夕焼けはこんなにありがたい感じなのでしょうか。 -
朝は夕方以上に沐浴する人たちであふれかえります。
-
さてさて次の町コーチンへ移動。
カニャークマリは交通の便が悪いのでトリヴァンドラムまでバスで4時間(Rs.32)、電車に乗り換えて7時間(3-TierでRs.128)。
夜7時過ぎようやく到着です。
ところが宿がどっこも満室!
15件くらい、1時間さまよってギブ。
リキシャを捕まえ『とにかくRs.300でホテル探して!』
結局さらに15件ほど当たってようやく1件の宿へ。
写真とは全然関係の無いホテルの話し。
(ホテルの写真撮り忘れたの。すんません。この写真はコーチンのオールドタウンです)
ほっそ〜い路地の奥の小さな宿。
エアコンなしがRs.400でエアコン付きRs.600?!
甘い蜜の味を知ってしまったらやめられないのだよ。
『エアコン付きで!』
このホテル、何が素晴らしいって宿の1階にレストランがあること。
朝から移動で何にも食べてなかったのでお腹ぺこぺこ。
レストランに行くと『事務所?』
すると奥からおやじが何食べたい?と聞くので
『メニューは?』
『無いよ』
(?????)
『え〜〜じゃあお腹に優しいもの』
『焼きそばはどお?』
インドの焼きそばはどこも塩辛くて油ギトギト。
『じゃあ、塩辛くなくマイルドにうす味、卵も入れて』
『それじゃあ足りないから唐揚げ付けるか?』
『う〜ん、じゃあ辛くしないでね』
『部屋で待ってろ』
しばらくして運ばれてきた料理は・・・
うまい!マイルドで優しい味だよ〜〜〜
(つづく) -
(写真はオールドタウンのスパイスマーケット)
ホテルの話しの続き。
朝ちょうど目が覚めた頃にノックの音。
昨日のレストランのおやじが
『チャイ飲む?』
『うん』
『朝ご飯は?』
『じゃあ、パン2枚バターとジャム、オムレツ』
『オムレツの具は?』
『トマトと玉ねぎ、ベーコン』
『あいよ、マイルド味ね』
・・・・あるんだ。
そして安い。
このメニューの無いレストランに本当に助けられました。
廊下を歩いてるレストランスタッフが運んでた料理の中にはピザトーストやサンドイッチも!
このホテルおススメです。
Ashtapadi Tourist Home
バスターミナルの近くだけど絶対自力でたどり着けない分かりにくさ。
でもリキシャのおやじはみんな知ってたから地元では結構有名なのかも。 -
で、コーチンのオールドタウンはかわいいカラフル、アンティークショップがいっぱい。
牛はあんまり見なかったけどヤギだらけです。
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この旅行記へのコメント (3)
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- karasukkoさん 2012/11/07 18:12:23
- おいしそう!
- 虫よけ、日本で買わなくても現地で強力なのがあるんだ、ってこれまた貴重な情報をありがとう。飲まないように気を付けよう!だって、フルーツヨーグルトっぽくない?
-
- あんこう鍋さん 2011/11/09 16:51:02
- インド、素敵な旅ですね。
- さとやんさん、はじめまして。
私のブログへのご訪問ありがとうございます。
2ヶ月間のインド旅行というと、ずいぶんと充実した旅行でいらっしゃいますね。
私は最後にインドを旅してから、時間が経っていますが、
さとやんさんの旅行記を拝見し、ワクワク感が戻ってきました。
それにしてもコーチンやハンピ、カンニャクマリ、ハルドワールと、
大旅行ですね。
ハンピって確かに暑かったです。いや、「熱い」でしょうか。
コーチンのエルナクラムでは私も宿探しに苦労しました。
今でも宿探しが大変なのですね。
私もコーチンサイドで泊まりたくて、
3泊ほどしたのだったかな。
カラフルな街の様子がフラッシュバックしてきました。
素敵な旅、是非これからも旅行記で楽しませてください。
あんこう鍋
- さとやんさん からの返信 2011/11/09 17:55:06
- RE: インド、素敵な旅ですね。
- あんこう鍋さま
こちらこそ、たびたびご訪問いただきありがとうございます。
あんこう鍋さんのお写真はとっても雰囲気があって素敵ですね♪
今とってもバリに行きたいんです。
バリへは14年前に行ったきり・・・
あんこう鍋さんのホテル情報やお食事情報を参考に、
次行くときにはここに行こう!
と想像・妄想・計画ばかり膨らんでいます。
はちゃめちゃ一人旅にまた出たいのですが、
捨てられた子犬のような悲しい目をする夫がだんだん不憫になってきて、
最近はちゃんと一緒に行くように心がけています。
でも、夫が一緒だとインドのような貧乏体力勝負旅ができない・・・
悩ましいところです。
また来年もバリに行かれるんですか?
次回の旅行記も楽しみにしていますね。
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