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初めての海外の旅の記録です。<br />1978年6月、もう40年も前のことです。<br />「私はまだ生まれていません」と言う方も。<br />(この記録をUPしてからも既に10年余、今回Titleも<br />32年前のEnglandの旅から変更しました)<br />オープンしたばかりの成田空港一帯は闘争のさなか。戒厳<br />令下のような騒然とする中を我々のJALはロンドンに飛<br />び立ちました。<br />英会話はほとんど経験もないまま単身10日間のイギリス<br />出張。ロンドン滞在中西部のベージングストークへ日帰り<br />出張。休みにはストラトフォード・アポン・エイボンへ1日<br />観光を敢行。<br /><br />帰りはJALのストにぶつかりパンナムの南周り29時間の<br />長旅。緊張と不安の初の外国。しかし多くの苦労はまた大<br />きな喜びも与えてくれた私には記念すべき足跡です。<br />私の旅のHP <br />http://travelingmaki.kilo.jp/london1978.html<br />を元に写真を追加してこれを制作しています。<br />30年前のLondonとして紹介しましたが今や42年前の記録です。<br />    2020年9月9日<br /><br /><br />

40年前のEnglandの旅 (1) London市内

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1978/06/14 - 1978/06/23

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YOSHITO

YOSHITOさん

初めての海外の旅の記録です。
1978年6月、もう40年も前のことです。
「私はまだ生まれていません」と言う方も。
(この記録をUPしてからも既に10年余、今回Titleも
32年前のEnglandの旅から変更しました)
オープンしたばかりの成田空港一帯は闘争のさなか。戒厳
令下のような騒然とする中を我々のJALはロンドンに飛
び立ちました。
英会話はほとんど経験もないまま単身10日間のイギリス
出張。ロンドン滞在中西部のベージングストークへ日帰り
出張。休みにはストラトフォード・アポン・エイボンへ1日
観光を敢行。

帰りはJALのストにぶつかりパンナムの南周り29時間の
長旅。緊張と不安の初の外国。しかし多くの苦労はまた大
きな喜びも与えてくれた私には記念すべき足跡です。
私の旅のHP 
http://travelingmaki.kilo.jp/london1978.html
を元に写真を追加してこれを制作しています。
30年前のLondonとして紹介しましたが今や42年前の記録です。
    2020年9月9日


同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道 観光バス
航空会社
JAL

PR

  • 1978年6月開港3週間の成田空港。<br />私は1日の仕事を終えた足で新宿からリム<br />ジンで来た。空港の周りは騒然としていた<br />が夜の空港の中は意外に静かだった。<br />

    1978年6月開港3週間の成田空港。
    私は1日の仕事を終えた足で新宿からリム
    ジンで来た。空港の周りは騒然としていた
    が夜の空港の中は意外に静かだった。

  • 当時は今はないロンドンへの夜間便があった。<br />私のフライトはPM10時30分発。ロンドン<br />にはAM7時5分着予定。現在より5時間ほど<br />長い17時間の長旅。

    当時は今はないロンドンへの夜間便があった。
    私のフライトはPM10時30分発。ロンドン
    にはAM7時5分着予定。現在より5時間ほど
    長い17時間の長旅。

  • 成田を発っておよそ8時間後アラスカ州の<br />アンカレッジ空港に到着。給油後1時間後<br />ロンドンに向う。

    成田を発っておよそ8時間後アラスカ州の
    アンカレッジ空港に到着。給油後1時間後
    ロンドンに向う。

  • アンカレッジ空港。

    アンカレッジ空港。

  • アンカレッジから北極上空を8時間飛び<br />ロンドンへ。

    アンカレッジから北極上空を8時間飛び
    ロンドンへ。

  • ロンドン滞在中のベースキャンプ。<br />Kensington Hilton Hotel

    ロンドン滞在中のベースキャンプ。
    Kensington Hilton Hotel

  • ホーランド・パーク・ストリートの静か<br />な住宅地にあったヒルトン・ホテル。<br />最寄駅は地下鉄ホーランド・パーク。<br />もちろん現在もそこに建つ。

    ホーランド・パーク・ストリートの静か
    な住宅地にあったヒルトン・ホテル。
    最寄駅は地下鉄ホーランド・パーク。
    もちろん現在もそこに建つ。

  • ホテルのレセプション。当時には珍しい<br />日本食のレストランが館内にあった。

    ホテルのレセプション。当時には珍しい
    日本食のレストランが館内にあった。

  • ホテルの内庭。<br />ヒルトンでは日本人の姿も見かけた。

    ホテルの内庭。
    ヒルトンでは日本人の姿も見かけた。

  • 5階の自室。<br />初日の夜10時にまだ外が明るいのは<br />驚きだった。カルチャー・ショックならぬ<br />ネイチャ―・ショック?世界は広いと。

    5階の自室。
    初日の夜10時にまだ外が明るいのは
    驚きだった。カルチャー・ショックならぬ
    ネイチャ―・ショック?世界は広いと。

  • ロンドン市内西部のヒルトンの自室から<br />の風景。 <br />

    ロンドン市内西部のヒルトンの自室から
    の風景。 

  • 一睡も出来ずに到着したロンドンでは早く<br />も午後には重要な商談を控えたケンブリ<br />ッジ大学出版局にアポが入れてあった。<br />当時の出版局はロンドン市内に立派なビル<br />を持っていた。 <br />ホテルから乗った真っ黒で頑丈なタクシー<br />の車窓から小雨降る初めてのロンドンの街<br />をいささか興奮した面持ちで眺めた。      <br />

    一睡も出来ずに到着したロンドンでは早く
    も午後には重要な商談を控えたケンブリ
    ッジ大学出版局にアポが入れてあった。
    当時の出版局はロンドン市内に立派なビル
    を持っていた。 
    ホテルから乗った真っ黒で頑丈なタクシー
    の車窓から小雨降る初めてのロンドンの街
    をいささか興奮した面持ちで眺めた。      

  • Cambridge University Press <br />Publishing Division <br />Director MS Page<br />特に彼女は出版部門の学術雑誌関係のボス。<br />彼女の英語はコクニー訛りで聞き取るのは<br />大変であった。

    Cambridge University Press 
    Publishing Division 
    Director MS Page
    特に彼女は出版部門の学術雑誌関係のボス。
    彼女の英語はコクニー訛りで聞き取るのは
    大変であった。

  • Publishing Division<br />Sales Account Manager<br />Mr.Reno Ouditt<br />インド系の英国人。<br /><br />私は当時欧米の学術雑誌を日本の大学や<br />研究機関へ紹介する仕事をしていた。<br />インターネットとかオンラインなどが無か<br />った時代、世界のトップレベルの学術研究<br />の成果は唯一学術雑誌に発表されていた。<br />

    Publishing Division
    Sales Account Manager
    Mr.Reno Ouditt
    インド系の英国人。

    私は当時欧米の学術雑誌を日本の大学や
    研究機関へ紹介する仕事をしていた。
    インターネットとかオンラインなどが無か
    った時代、世界のトップレベルの学術研究
    の成果は唯一学術雑誌に発表されていた。

  • 出版局のオフィスの一つ。

    出版局のオフィスの一つ。

  • Journal部門のオフィスの一つ。

    Journal部門のオフィスの一つ。

  • ビル内にある図書室。<br />16世紀ヘンリー8世の勅許のもと出版を<br />始めたケンブリッジ大学の全出版物を所蔵<br />していると説明された。

    ビル内にある図書室。
    16世紀ヘンリー8世の勅許のもと出版を
    始めたケンブリッジ大学の全出版物を所蔵
    していると説明された。

  • 中には大変貴重な文献の初版本も収められ<br />ていた。学者には垂涎の書も珍しくない。

    中には大変貴重な文献の初版本も収められ
    ていた。学者には垂涎の書も珍しくない。

  • 印刷室も案内を受けた。ケンブリッジ大学<br />と言うイメージと壁に貼られたヌードのポ<br />スター。そして印刷工の腕から見えるタツー。<br />そのアンバランス ―これも初めての海外<br />でのカルチャー・ショック(?)の一つ。

    印刷室も案内を受けた。ケンブリッジ大学
    と言うイメージと壁に貼られたヌードのポ
    スター。そして印刷工の腕から見えるタツー。
    そのアンバランス ―これも初めての海外
    でのカルチャー・ショック(?)の一つ。

  • これも印刷室の写真。

    これも印刷室の写真。

  • ケンブリッジ大学出版局の職員食堂。<br />日本の何処かの会社の食堂と言ってもおか<br />しくない。

    ケンブリッジ大学出版局の職員食堂。
    日本の何処かの会社の食堂と言ってもおか
    しくない。

  • 初日の仕事を終えるとオーデイット部長に<br />近くのパブに誘われた。とっても嬉しいこと<br />ではあったが本音はすぐにもホテルに戻って<br />寝たかった。<br />前日には東京でフルに1日の仕事を終えて<br />夜10時過ぎのJALでロンドンヘ来た。<br />当時の北周りは17時間。全く眠れないまま<br />翌朝から仕事。この時既に45時間以上<br />不眠不休の状態であった。

    初日の仕事を終えるとオーデイット部長に
    近くのパブに誘われた。とっても嬉しいこと
    ではあったが本音はすぐにもホテルに戻って
    寝たかった。
    前日には東京でフルに1日の仕事を終えて
    夜10時過ぎのJALでロンドンヘ来た。
    当時の北周りは17時間。全く眠れないまま
    翌朝から仕事。この時既に45時間以上
    不眠不休の状態であった。

  • ケンブリッジ大学で2日目の仕事の後<br />雑誌出版部門の責任者ページさんにディ<br />ナーに誘われた。一旦ホテルに戻って夜<br />指定されたイタリアン・レストランに出<br />向いた。<br />この時の写真はフラッシュが焚けておら<br />ず真っ黒。記念のスナップで敢えて載せ<br />てみた。

    ケンブリッジ大学で2日目の仕事の後
    雑誌出版部門の責任者ページさんにディ
    ナーに誘われた。一旦ホテルに戻って夜
    指定されたイタリアン・レストランに出
    向いた。
    この時の写真はフラッシュが焚けておら
    ず真っ黒。記念のスナップで敢えて載せ
    てみた。

  • このディナーには一緒に仕事をしてきた<br />ページ女史、オーデイット氏、ホワイト嬢<br />の他に脳研究など学術誌の編集スタッフ。<br />そして私の他にもう一人客がいた。それは<br />アメリカから取材に来ていた若い女性記者。<br />賑やかな夜だった。ページ女史のコクニー<br />には時々インド系のオーデット氏に通訳し<br />て貰った。<br />

    このディナーには一緒に仕事をしてきた
    ページ女史、オーデイット氏、ホワイト嬢
    の他に脳研究など学術誌の編集スタッフ。
    そして私の他にもう一人客がいた。それは
    アメリカから取材に来ていた若い女性記者。
    賑やかな夜だった。ページ女史のコクニー
    には時々インド系のオーデット氏に通訳し
    て貰った。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • シベックさん 2010/07/16 00:39:23
    英国への旅・・
    YOSHITOさん、こんばんは!

    先日はマイページに来てくださってありがとうございました。
    今日は、32年前の英国の旅を見せていただきました。
    最初の外国がロンドンで、アンカレッジ経由だったそうで・・懐かしいです。
    私も初めての海外が1987年6月の北周りのロンドンでした。
    実は、旅客機に乗るのもこのときが初めてで、3日ほど前から胃が痛かったことを思い出します。
    それまでに、観光ヘリには何度か乗ったことがあったのですが・・。

    >初日の夜10時にまだ外が明るいのは驚きだった。

    私も同じで、驚いたものです。世界は広いと・・。
    ロンドンへの旅、楽しませていただきました。

       シベック

    YOSHITO

    YOSHITOさん からの返信 2010/07/16 09:30:51
    RE: 英国への旅・・

    シベックさん、こんにちは。

    昔のLondonの旅を楽しんで頂き何よりです。
    英国のお国柄で変っていないところも多いと思います。
    私自身はもう6年もご無沙汰です。
    また再訪したいですが。

           YOSHITO

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