1978/06/14 - 1978/06/23
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YOSHITOさん
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初めての海外の旅の記録です。
1978年6月、もう40年も前のことです。
「私はまだ生まれていません」と言う方も。
(この記録をUPしてからも既に10年余、今回Titleも
32年前のEnglandの旅から変更しました)
オープンしたばかりの成田空港一帯は闘争のさなか。戒厳
令下のような騒然とする中を我々のJALはロンドンに飛
び立ちました。
英会話はほとんど経験もないまま単身10日間のイギリス
出張。ロンドン滞在中西部のベージングストークへ日帰り
出張。休みにはストラトフォード・アポン・エイボンへ1日
観光を敢行。
帰りはJALのストにぶつかりパンナムの南周り29時間の
長旅。緊張と不安の初の外国。しかし多くの苦労はまた大
きな喜びも与えてくれた私には記念すべき足跡です。
私の旅のHP
http://travelingmaki.kilo.jp/london1978.html
を元に写真を追加してこれを制作しています。
30年前のLondonとして紹介しましたが今や42年前の記録です。
2020年9月9日
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- JAL
PR
-
1978年6月開港3週間の成田空港。
私は1日の仕事を終えた足で新宿からリム
ジンで来た。空港の周りは騒然としていた
が夜の空港の中は意外に静かだった。 -
当時は今はないロンドンへの夜間便があった。
私のフライトはPM10時30分発。ロンドン
にはAM7時5分着予定。現在より5時間ほど
長い17時間の長旅。 -
成田を発っておよそ8時間後アラスカ州の
アンカレッジ空港に到着。給油後1時間後
ロンドンに向う。 -
アンカレッジ空港。
-
アンカレッジから北極上空を8時間飛び
ロンドンへ。 -
ロンドン滞在中のベースキャンプ。
Kensington Hilton Hotel -
ホーランド・パーク・ストリートの静か
な住宅地にあったヒルトン・ホテル。
最寄駅は地下鉄ホーランド・パーク。
もちろん現在もそこに建つ。 -
ホテルのレセプション。当時には珍しい
日本食のレストランが館内にあった。 -
ホテルの内庭。
ヒルトンでは日本人の姿も見かけた。 -
5階の自室。
初日の夜10時にまだ外が明るいのは
驚きだった。カルチャー・ショックならぬ
ネイチャ―・ショック?世界は広いと。 -
ロンドン市内西部のヒルトンの自室から
の風景。 -
一睡も出来ずに到着したロンドンでは早く
も午後には重要な商談を控えたケンブリ
ッジ大学出版局にアポが入れてあった。
当時の出版局はロンドン市内に立派なビル
を持っていた。
ホテルから乗った真っ黒で頑丈なタクシー
の車窓から小雨降る初めてのロンドンの街
をいささか興奮した面持ちで眺めた。 -
Cambridge University Press
Publishing Division
Director MS Page
特に彼女は出版部門の学術雑誌関係のボス。
彼女の英語はコクニー訛りで聞き取るのは
大変であった。 -
Publishing Division
Sales Account Manager
Mr.Reno Ouditt
インド系の英国人。
私は当時欧米の学術雑誌を日本の大学や
研究機関へ紹介する仕事をしていた。
インターネットとかオンラインなどが無か
った時代、世界のトップレベルの学術研究
の成果は唯一学術雑誌に発表されていた。 -
出版局のオフィスの一つ。
-
Journal部門のオフィスの一つ。
-
ビル内にある図書室。
16世紀ヘンリー8世の勅許のもと出版を
始めたケンブリッジ大学の全出版物を所蔵
していると説明された。 -
中には大変貴重な文献の初版本も収められ
ていた。学者には垂涎の書も珍しくない。 -
印刷室も案内を受けた。ケンブリッジ大学
と言うイメージと壁に貼られたヌードのポ
スター。そして印刷工の腕から見えるタツー。
そのアンバランス ―これも初めての海外
でのカルチャー・ショック(?)の一つ。 -
これも印刷室の写真。
-
ケンブリッジ大学出版局の職員食堂。
日本の何処かの会社の食堂と言ってもおか
しくない。 -
初日の仕事を終えるとオーデイット部長に
近くのパブに誘われた。とっても嬉しいこと
ではあったが本音はすぐにもホテルに戻って
寝たかった。
前日には東京でフルに1日の仕事を終えて
夜10時過ぎのJALでロンドンヘ来た。
当時の北周りは17時間。全く眠れないまま
翌朝から仕事。この時既に45時間以上
不眠不休の状態であった。 -
ケンブリッジ大学で2日目の仕事の後
雑誌出版部門の責任者ページさんにディ
ナーに誘われた。一旦ホテルに戻って夜
指定されたイタリアン・レストランに出
向いた。
この時の写真はフラッシュが焚けておら
ず真っ黒。記念のスナップで敢えて載せ
てみた。 -
このディナーには一緒に仕事をしてきた
ページ女史、オーデイット氏、ホワイト嬢
の他に脳研究など学術誌の編集スタッフ。
そして私の他にもう一人客がいた。それは
アメリカから取材に来ていた若い女性記者。
賑やかな夜だった。ページ女史のコクニー
には時々インド系のオーデット氏に通訳し
て貰った。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- シベックさん 2010/07/16 00:39:23
- 英国への旅・・
- YOSHITOさん、こんばんは!
先日はマイページに来てくださってありがとうございました。
今日は、32年前の英国の旅を見せていただきました。
最初の外国がロンドンで、アンカレッジ経由だったそうで・・懐かしいです。
私も初めての海外が1987年6月の北周りのロンドンでした。
実は、旅客機に乗るのもこのときが初めてで、3日ほど前から胃が痛かったことを思い出します。
それまでに、観光ヘリには何度か乗ったことがあったのですが・・。
>初日の夜10時にまだ外が明るいのは驚きだった。
私も同じで、驚いたものです。世界は広いと・・。
ロンドンへの旅、楽しませていただきました。
シベック
- YOSHITOさん からの返信 2010/07/16 09:30:51
- RE: 英国への旅・・
シベックさん、こんにちは。
昔のLondonの旅を楽しんで頂き何よりです。
英国のお国柄で変っていないところも多いと思います。
私自身はもう6年もご無沙汰です。
また再訪したいですが。
YOSHITO
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