2010/06/12 - 2010/06/12
3379位(同エリア3721件中)
イロコさん
午前中にオランダ坂のある東山手から大浦天主堂、グラバー園がある南山手をさるくしました。
グラバー園では今人気があるハートストーンを2つ見つけました。
昨日の眼鏡橋のハートストーンと合わせると3っつ見ました。
何かいいことがありそうな・・・。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
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8時30分にホテルをチェックアウトしました。
今日は駐車場はバッチリ調べました。
長崎駅の裏側に長崎歴史博物館などを回るシャトルバスも出るという、臨時駐車場に止めることにしました。(1日800円)
ホテルからはずっと坂道を下り下界に降りました。
浦上川の側を走り長崎駅の裏に出ましたが、私が思っていた場所に駐車場の入口の標識はありませんでした。一体どこなの・・・と見ていたら左手にPの文字があり、どこでも良いからということで止めました。
ここから路面電車の五島町駅はすぐ近くだったので便利が良かったです。
路面電車に乗り築町で乗り継ぎになりますが、距離が短いので下車して歩きました。
中華街の楼門が見えました。
まだ店は閉まっているのでひっそりしていますが、お昼前になると賑わい、夜はネオンがきれいだろうなと思いました。 -
市民病院を過ぎるとオランダ坂入口があります。
このあたりに今年の3月に氷川きよしさんが立ち寄ったカステラ屋があるのではと思い、角にあるカステラ屋をのぞいてみましたが、チーズカステラはありません。どうもここではないようです。
石畳を上がるとオランダ坂と書かれた石碑があります。 -
石畳を上がると最初に東山手甲十三番館の建物があります。気軽にどうぞお入り下さいと書いてあったので入ってみました。
観光案内やカフェなどがありました。
南側正面にベランダを配する建物で、当時は賃貸住宅として建設されたそうですが、建物は広かったです。
2階に上がると正面に大浦天主堂が見えました。
カフェではコーヒー、ジュースなどが200円と書いてあり、なんて安いんだろうと思いました。
またオランダ坂を上がると左手に赤い屋根の活水女子大があります。
角に東山手十二番館があります。ロシア領事館として建設されました。旧居留地私学歴史資料館として、居留地時代東山手にあったミッションスクールの歴史を紹介しているそうです。
さらに進むと左手に青い屋根の海星中学、高校を過ぎると右手に東山手地区町並み保存区域があります。
7棟の洋風住宅が2列に並んでいます。
上側は無料で見学出来る建物があり地球館というレストランもあります。下側は有料ゾーンにあり古写真資料館があります。日本最初の上野彦馬が撮った作品が展示されたり、往時の長崎港やトーマス・B・グラバーの写真もあるようです。
坂にまたオランダ坂と書いた石碑がありました。
昔居留地に住む外国人を総称して「オランダさん」と呼び、オランダ坂はその外国人たちが行き来した坂道です。先ほど歩いた活水女子大学近くのオランダ坂が最も有名ですが、周辺には何か所かオランダ坂があります。あとで気が付きましたが、ポスターなどでよく見る山手甲十三番館を登った所から坂と建物の写真を写していなかったと。坂の先ばかり見ていたので、振り返っていなかったからです。
右側にちらりと孔子廟の後ろ姿が見えました。 -
オランダ坂を下ると路面電車終点石橋に出ます。
この近くから斜めに移動する斜行エレベーター、グラバースカイロード乗り場に向かいました。
角の果物屋に茂木ビワを売っていました。長崎のこのビワは有名です。値段も1パック300円からで安いので1パック買いました。それからは、白いビニール袋に入ったビワを下げての観光になりました。 -
斜行エレベーターは1〜5階までありました。
グラバー園へは5階を押しました。所々丸い窓から高台に立つ家や風景が見えました。
住民の人もこんな便利な乗り物があるので助かるでしょうね。 -
グラバー園にはこの次垂直エレベーターに乗り継げば丘の上の入場口に行けます。
大浦天主堂の前へと続く祈念坂を歩いてみたかったので、坂を歩きました。
この坂は、さだまさし著の「解夏」の映画にも登場しているそうです。(残念ながら映画は見ていません)
主人公の家もこのあたりの洋館が設定だったそうです。
左手に南山手レストハウスの南山手乙二十七番館があります。居留地初期の住宅でテラスに木柱と石柱を併用しています。初期にはトーマス・B・グラバーの弟が住んでいたそうです。中では居留地時代のビデオを上演しているそうです。
近くに展望所があり椅子もありました。 -
細い坂を下ります。所々石段もありますが、年代を感じました。
大分下まで降りて来たので大浦天主堂が見えました。 -
もう少し下ると天主堂のステンドグラスも見えます。
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祈念坂を下ると天主堂の前に出ました。
右側の石に「国宝 大浦天主堂」と書いてあります。
(ちょっと見えにくいですが)
大浦天主堂は正式名称は二十六聖人殉教聖堂で、別名フランス寺です。
1864年に建造され現存する木造ゴシック様式の教会のなかでは最古で国宝です。
1597年に殉教した日本二十六聖人に捧げられたものなので、天主堂は殉教地、西坂の丘に向いて建っています。
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長崎では猫をよく見かけました。
龍馬通りには数匹の猫と出会いました。
ここでも猫が寝そべっています。
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教会は拝観できますが(300円)、私は前に入ったことがあるのでこのままグラバー園に向かいました。
教会の入り口にマリア像が立っています。 -
坂を少し歩くとグラバー園入口です。
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ここでは昨日購入した「龍馬パスポート」を使いました。また「春浪漫フェスティバル」のパンフレットがあり、裏には南山手特典クーポンが付いていました。
動く歩道に乗り左手を見ると大浦天主堂を間近に見られます。そういえば5年半前に来た時もここで写真を取れば良かったと思ったのに、今回も撮るのを忘れていました。残念。
一番上まで上がると居留地の境を示している石柱と三菱で使用していた碇がありました。
グラバースカイゲートで来た人はここに第二ゲート(入場券発売ゲート)があります。 -
長崎港を望む小高い丘に9つの洋館が点在します。
旧居留地時代から現存する旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅です。他は市内に点在していた洋館を移築復元しています。
一番上にある建物は旧三菱第二ドックハウスです。
船が修理のために造船所に入っている間、乗組員たちが宿泊した施設です。明治29年に造られた西洋建築で、上下のベランダを8本の柱が支えています。 -
三菱第二ドックハウスからの眺め。
三菱造船所が見えます。 -
三菱第二ドックハウスからの眺め
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三菱第二ドックハウスからの眺め。
稲佐山と右の中腹にある本日泊まるホテル清風荘です。
ここからも夜景が見られると思うので楽しみです。
雨が降らねければいいな。 -
三菱第二ドックハウスと紫陽花
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旧リンガー住宅。三方をベランダで囲まれたバンガロー形式の建物。ベランダの床石はウラジオストックから運んだ御影石。角石の列柱が屋根を支えています。
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旧リンガー住宅を出た所の庭に薔薇が咲いていました。
リンガーは貿易商社を設立しています。 -
旧オルト住宅。
英国の貿易商人ウィリアム・オルトの旧宅で1865年に設立。
岩崎弥太郎はオルトとも取引がありました。
港に向かって突き出た切妻屋根のポーチ。
もっこう薔薇の木がありました。
広いベランダを支える天草石の列柱があります。
長崎に残る石造りの洋風住宅の中では最も大きいものです。 -
旧オルト住宅の庭には池や蘇鉄もあります。
斜め前にある旧スチール記念学校は、明治20年に建てられたミッション系の中学校です。
1階にはグラバーファミリーの写真があり、奥さんは日本人のツルさんと言う人です。
あの時代に国際結婚をしたなんてすごいなと思いました。旧グラバー住宅の前での家族写真がありました。 -
階段の上から旧グラバー住宅の屋根が見えます。
向こうには長崎港も見えます。
全体は見えませんが、真上から見ると四つ葉のクローバー型の建物です。 -
階段を降りると港に突き出た部屋と花壇があります。
紫陽花の花が咲いていました。 -
キリンビール創始者の一人とされるトーマス・B・グラバーの旧宅は1863年に建てられた日本最古の木造洋館です。
屋根瓦とアーチ型の格子木飾り、正面玄関を設けない建物で南国のバンガローをイメージさせます。 -
中には応接間や食堂などがあり、グラバーと妻ツルの写真、家具などがあります。
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港を望む庭でグラバー園でのハート石1個目を見つけました。
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この方位盤の下にあります。
ちょっと見つけにくいかな。 -
グラバーの胸像
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温室もあります。
そばの大蘇鉄は300歳で薩摩藩主がプレゼントしたもので国内最大級とのことです。 -
住宅のベランダから港方面を見てみました。
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ちょっとボヤケテしまいましたが、妻ツルが使っていた婦人部屋前の廊下の天井には窓のない隠し部屋があります。
幕末の志士たちと密談を重ねたのではということです。グラバーは倒幕派の長州や薩摩に肩入れをし、長州に大量の武器を売っていました。
坂本龍馬もグラバーと商談をする時に使ったかもしれません。 -
隠し部屋の説明。
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大食堂に当時の食卓を再現しています。
船が出港する時に使われていたドラもあり、食事の合図に使われていたとか。 -
温室の中に綺麗な花がありました。
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温室にキリンビールのラベルになった狛犬の像が2つありました。
麒麟のヒゲはグラバーの口ヒゲを元にしたものとか。 -
出口に向かって歩くと展望台があり、長崎市街が見渡せます。
昨日行った長崎県美術館も見えました。 -
いよいよ出口近くです。
もう一度旧グラバー住宅を見ました。 -
レストハウス(トイレ)の近くにもハートストーンがあるということですが、見つかりません。
ちょうど係りの人がいらしたので尋ねてみました。
先ほど歩いていましたが、坂の上からではハート型が反対向きだったので気が付かなかったのかも。
坂の下から見るとハート型の石がありました。 -
レストハウスを下がる坂の内側寄りにありました。
(坂の下側から見上げた所です。右側にレストハウスがあります)
その後長崎伝統芸能館で「長崎くんち」の傘鉾(かさぼこ)などを見て売店を通りました。
売店の一角にベランダがあり外が見渡せます。
あとでパンフレットを見ると、売店にもハートマークがありました。
ここにもハートストーンがあったのかしら? -
グラバー園の観光は終わりました。
ここで一緒に行った先輩のエピソード。
入園する時に私が「パスポートが要りますよ」と言いましたが、最初何を言っているのか分からなかったそうです。
昨日の龍馬パスポートを見せると「あ・・・、もう要らないと思って車に置いて来た!」との事。
昨日の資料は要らないのでまとめて置いて来たのでした。
しっかり者の先輩でもちょっと抜けた所があるんだなと思いました。
入口で入園料600円が必要でした。
龍馬パスポートだと500円お得だったので購入しましたが、逆に100円マイナスになってしまいました。
でも見る所がたくさんあったし、なんでも初めて訪れたので600円払っても見る価値があったとのことでした。
石畳の坂道を下っていると左手に、さだまさしさんの店「雨やどり」があります。春浪漫パンフレットにさだまさしポストカード進呈と書いてあります。
さっそく寄って店の人に聞いてみました。「さだまさしさんの絵葉書どれでもどうぞ」とのことで、「ありがとう」などたくさんの言葉の中から「がんばらない あきらめない 夢をすてない まさし」と書いてある絵葉書を選びました。
お店の人が「良かったですね、明日までなんですよ。」と言われたのでパンフレットを見ると期限が明日までの企画でした。
わあ・・・い。ラッキー。貰えてうれしかったです。
他の店で買い物をしていた先輩の姿が見えたので「絵葉書を貰いました」と言うと、先輩も自分の好きな言葉を探していました。(先輩は私がタダで貰ってなんとあつかましいと思ったようですが・・・)
実は私はさだまさしさんのファンだったのです。
最近はコンサートには行っていませんが、近くであれば行きたいと思っているんですよ。
他にも色々なグッズを売っています。著書やCD、グレープ時代のものなどもあります。
時間があったらここで懐かしい本などを手にしてみたいけど、記念に「まっさんストラップ」を購入して帰りました。
お土産にカステラを買おうと店を見ながら歩きました。ハートストーン型のカステラやどら焼きをさがしましたが、見つかりませんでした。 -
坂を下っていると左手に小さなカステラ屋さんがありました。「ここでしか売っていません」「試食をどうぞ」とのことで、チーズカステラの試食を食べました。チーズの味がしっかりあって、シットリしたカステラです。中にも抹茶・ハニー等数種類あり、3個で1000円です。
壁にサイン色紙がたくさん飾ってあります。その中に氷川きよしさんの「三味線旅がらす」のCD写真がありました。もしかして・・・? -
お店の人に「氷川きよしさんと関係があるんですか?」と尋ねると、3月下旬のコンサートの時、氷川さんが立ち寄ったことが分かりました。
私はオランダ坂のカステラ屋と思っていましたが、グラバー坂のカステラ屋だったんですね。
(「きよ友」という氷川きよしファンの人からの情報では、氷川きよしさんが長崎でコンサートをした時早朝にジョギングをしていたら、カステラ屋の店長さんが搬入をしていて知らずに「おはようございます!」と言ったら氷川きよしさんだったのでビックリしたということでした。カステラの説明をして、女性に人気のチーズカステラを3個買ったということでした。)
店長さんに話を聞くと、氷川さんのおじいちゃんが八女のお茶処なので抹茶カステラとハニーカステラとチーズカステラを買ったと言う事でした。
私もお土産に同じものを買いました。
きよ友に送ってあげましょう。 -
偶然試食に誘われて入った店が探していた店だったとは、これも何かの縁なんでしょうね。
(しかし、食い意地だけは自分でもすごいと思います。色々なカステラ試食しましたしね。)
それと5年半前にグラバー園を観光した時もここで試食してカステラを買って帰りましたね。
お店はグラバー坂にある清風堂です。
(しっかり宣伝をしましたがリベートはいっさい頂いていませんのであしからず。) -
朝9時前からさるくして11時半になりました。
今日のランチはグラバー坂を降りた所にある四海楼です。
ここにも28年前に来ました。
建物の壁には中国の上海、豫園で見た龍の塀がありました。 -
四海楼の塀。後ろには旧香港上海銀行長崎支店記念館が見えます。
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階段を上がった2階にはちゃんぽんの歴史を解説するミュージアムがあります。(無料)
中国料理・四海楼は創業明治三十二年、「ちゃんぽん」の発祥地です。四海楼初代陳平順ヂ氏が長崎に来ていた留学生のために、うまくてボリュームがあり、栄養価が高く、安価なメニューをと、コクのあるスープに新鮮な魚介類をふんだんに使った麺料理ちゃんぽんを考案しました。ちゃんぽんは長崎生まれの長崎育ちです。そして現在も人気です。
階段の上に30分待ちと表意してありました。
30分待っても12時だし、他にお見せを知らないので入ることにしました。 -
中国旅行で見た真ん中に龍の彫刻もあります。
入口は1階の右側にあるエレベーターで上がります。
5階で降りると受付には順番待ちの人がズラリと壁際に並んでいました。
レストランからは長崎港がよく見えます。
思っていたより狭く感じました。
28年前はどうだったかな・・・。思い出せません。
あとで11時30分から営業だったことが分かりました。私たちもその頃に来ていたけど、それより前にずらりと並んでいたんでしょうね。
待っている間にもドンドンお客さんが来ました。 -
12時に席に案内されました。
今回もちゃんぽんにしました。
上に錦糸卵が載っています。海老やイカ、豚肉、蒲鉾、キャベツなど具がたくさんあります。
頂きます・・・と食べました。
先ほどカステラ屋で色々なカステラを試食したので、お腹が空いていなかったせいか、ちょっと感激が薄かったです。
これだけ人気ということは、それだけ味も良いということでしょうから、今度からおいしい物を食べる時は、空っ腹にしておかなければと思いました。
あとでパンフレットを見ると今の建物は平成12年に創業100年を機に新築オープンしたということでした。
28年前はどんな建物だったのかな。2階のミュージアムに行ったら分かったかも知れませんね。
大浦天主堂下から路面電車に乗り、築地で乗り継ぎ券を貰い五島町で降りました。
駐車場は近くなので便利でした。今日は駐車代800円で済みました。
13時ですが、今日泊まるホテル清風に向かいます。
フロントに荷物を預け、車は駐車場に置いてタクシーを呼んで貰いました。
ホテルからガーデンテラス長崎はすぐ近くに見えるのですが、荷物を持ってとても歩いては行けません。
タクシーの人には申し訳なかったです。
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