ウイーンに暮そう　14 【最終回】　おうちへ帰ろう

2010/05/07 - 2010/05/20

母を連れてウイーンへ。

数十年行きたいと思っていたらしく
還暦も過ぎたので一緒に行って来ました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一般的なツアーだとウイーンの滞在は3日か4日が多いように思います。
複数の都市を回るものだと、わずか１日というのも･･･。

身体の悪い母と私で行く旅なので、普通に人の倍以上の時間をかけて
ウイーンを贅沢に、ゆっくりと、じっくりと回って
ウイーンに暮らしているかのような感じで過ごせたらいいなと計画しました。

それがこの旅行記のタイトルです。

エリア ウィーン(オーストリア)

前日の夜、アパートのオーナーに
『明日６時にここを出るから、タクシーを手配してください』と。

朝６時。朝食を済ませ、すべての準備を整えロビーへ向かいますが、
誰もいません。
タクシーも来ません。

重大なミスを犯しました。
午前と午後を言ってなかったのです。
「しっくすおくろっく “もーにんぐ”」とは言ってないのです。
やっちゃいましたが、仕方ありません。

どうしたらよいのかわかりませんでしたが、部屋の鍵を置いて
アパートを出て、路面電車と地下鉄を乗り継ぎウイーン西駅へ。

トラベルの語源はトラブルだという叔父(一緒に行ったおかんの兄)の言葉を思い出しました。

ウイーン西駅からの、エアポートリムジンは
往復切符を買っていたので、見せるだけでＯＫ。

途中、交通事故の現場を見ましたが、定時に到着。

そういえば、香港に行ったときも交通事故を見たし
ポーランドでも見たな。。。。

来た時と同じように、ヘルシンキ経由で成田へ帰ります。

小さい飛行機なので、一つ一つ、荷物を載せます。

今ベルトコンベアに載った青いトランクが僕の荷物。
まさか、乗せているところが見られるとは思いませんでした。

今飛行機に入ろうとしているのが、母の荷物。

中身はそれぞれではなく、
ごっちゃになっているので、
僕の方が大きなカバンっていますけれどね。。。

結局、“まんまんで詰め込み方に困る”･･･
みたいなことはありませんでした。

持って行った、レトルトのカレーやご飯を食べて、
その分お土産を買った感じです、

この飛行機に乗ってヘルシンキへ向かいます。

海外旅行から帰る飛行機に乗るときの、独特の物悲しさはなんでしょうか。

足掛け、12日間滞在したウイーンとお別れです。
素敵な街でした。
また来たいと思う街でした。

ウイーンの空港を飛び立ちます。

また来たい、また行きたい。
ウイーンはそんな街です。

ヘルシンキへ向けて、快適な飛行です。

往路と同様に、軽食が出ました。

海岸線が見えます。

ウイーンのあった大陸から海を渡りフィンランドを目指します

ヘルシンキの近くでしょうか。

この写真を撮ったあと、ベルト着用サインが点灯し
デジカメでの撮影が出来なくなりました。

フィルムカメラなら出来るようですけど･･･。

ヘルシンキ空港で乗り換え。

免税店を見たりして
友達へ絵葉書を送ったりして時間をつぶします。

そんで、母と乾杯♪

向かいのテーブルで、なにやら始まりました。

サイコロのマージャンのようなゲーム。
なんていうゲームでしょうか。
日本にもあるのかな。

なんだか、面白かったんで、見学させてもらいました。
日本にもあるのかな？
これ、小学校でやったら算数の基礎学力が上がるよなーって思いました。

34番ゲートは、名古屋行き。

お隣、35番ゲートは東京･成田行きです。

パイロットです。

ヘルシンキをテイクオフ。

しばらくしてお食事です。

まぁ、可もなく不可もなく･･･。

フィンランドのビールが２種類あるというので、
どっちと選べない僕は『両方飲み比べて良い？』というと
両方もらえました。

おねぃさんばんざいｖ

味は、どちらもたいして変わりません。

このあと、熟睡しました。

向かい風だったということで、ちょっと遅れました。

着陸の２時間くらい前でしょうか、軽食です。

長かった旅行も、もうじきおしまい。
日本へ帰ってまいります。

成田に到着。
ホッとしますね。

成田で、レンタル携帯を返却し
宅急便で荷物を自宅へ発送し
京成で日暮里経由新宿へ。

新宿で食べたはなまるうどんのおいしかったこと。
やっぱり日本が一番です。

新宿から高速バスに乗り、自宅へ帰ります。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


長い旅行記をお読みいただきましてありがとうございました。
私自身、海外旅行が好きで、何度もしておりますが、
フォートラベルさんで旅行記を出すのは初めてです。

なぜそう思ったかといいますと、情報を検索していた時に、ここの旅行記がヒットしたことが何度かあったからです。
バッハウに関する様々な情報は助かりました。

私の書きました旅行記は、収集しても情報が出てこないあたりに重きを置き
その情報に対して詳しく載せたつもりです。
私の情報がどなたかの助けになれば幸いです。

ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （9）

• wanibeさん 2010/07/31 18:01:08

  親孝行ですね

  同じ時期にウィーンを旅した方の長期滞在記ということで、とても興味深く拝見しました。
  
  私は２泊３日を２回（実質４日間）しかウィーンに居られなかったのでうらやましい〜と思いながら読みました。
  
  素敵な親孝行旅ですね。
  
  ポーランドにも行かれたことがあるとのこと。よかったらその旅行記も読ませていただきたいなと思いました。
  （私は2010年5月末にウィーンからポーランドに行きました。旅行記は現在まだ執筆中です。）

  まえさん からの返信 2010/07/31 20:03:34

  RE: 親孝行ですね

  wanibeさん
  
  ご覧頂きましてありがとうございます。
  母は、『次に行くならお風呂付のところで、コンサート三昧をしたい』と言っております････。
  “死ぬまでに一度で良いから･･･”と言っていたのは、忘れることにしました（苦笑
  
  ウイーンは、いつ行ってもいいところだと思います。
  ４日も滞在されていれば、街の概要はご存知と思いますので
  ごゆっくりと滞在なさってはいかがでしょうか。
  
  
  さて、ポーランドですが２００２年に行きました。
  当時は、フォートラベルのようなホームページがなく
  情報を集めるのに苦労した覚えがあります。
  
  蒸気機関車が好きなので、ヴォルシチン機関区のことは詳細に覚えておりますが
  そのほかのことは、アウシュビッツにいったことぐらいしか記憶にございません。
  いまから旅行記を記すのはやめようと思います。
  そのようなものでよければ、当時の情報をお伝えしますので、連絡をください。
  
  コメント ありがとうございました。

• はなまま さん 2010/06/24 22:32:11

  楽しく拝見しました

  「暮らすように楽しむウィーン」楽しく拝見しました。まるで夢のような数日間。短期のアパートを借りてなんてスゴイですね！しかも英語も堪能でないのに？あ、失礼しました^^;。
  　還暦を超えた日本の母たちは異国への憧れがどんどん大きくなるようで、我が家の母も一生に一度はヨーロッパに行きたいと申しております。
  まえさんの「おかん」と二人旅もゆっくりのんびり、ほのぼの(-。-)y-゜゜゜して読んでいる方もとても心地よいものでした。
  また楽しみにしております。

  まえさん からの返信 2010/06/24 23:16:39

  コメントありがとうございます

  ありがとうございます。
  ツアー会社のパッケージプランでしたら
  同じ内容を４日くらいの滞在でこなすんでしょうが
  なにぶん無理が出来ないものですから
  このような形となりました。
  
  パン食はだめだからと、ご飯やレトルトのカレーを持ったり
  フリーズドライのおかゆを持ったりと
  書けないような事は多々ありましたが
  健康を維持するためには、いつもの食事をすることが
  一番重要なのかもしれません。
  
  はなままさんもお母様とご一緒にお出かけになってはいかがでしょうか。
  元気なうちに旅をしておきたいものです。
  
  コメントありがとうございました。

  はなまま さん からの返信 2010/06/26 10:59:05

  なるほど

  ﾊﾟﾝを食べないﾖｰﾛｯﾊﾟ旅行は少しﾁｬﾚﾝｼﾞな感じですね^^;。
  
  可愛らしいﾊﾟﾝ屋さんの写真などを見ると、向こうのﾊﾟﾝはどれほど
  美味しいんだろう！と期待が膨らみますが。
  
  最近は朝食にごはんを準備してくれるﾎﾃﾙもあるようですが、
  あまり美味しいものでもなさそうですね。
  
  楽しいだけでなくちょっとしたﾊﾌﾟﾆﾝｸﾞや苦労話も旅の良い思い出に
  なりますね。
  
  私もいつかｳｨｰﾝに行けたら投稿したいと思いまーす!(^^)!

  まえさん からの返信 2010/06/26 11:38:18

  RE: なるほど

  行きのカバンの方が軽くて
  帰りはお土産が入るから重くなるというのが
  一般的だと思いますが、我が家は逆。
  食料を消費するので、その分軽くなります。
  
  ウイーンはお勧めできる街です
  いってらっしゃいませ。

  はなまま さん からの返信 2010/08/14 19:42:18

  早速行ってきました！

  ８月６日から７泊で行ってきました！
  日航チャーター便で行くＪＴＢブダペスト→ウィーン→プラハの３カ国周遊です。
  実は前にコメントした時には既に申し込んでいたのですが、実現するか不安だったので秘密にしていました。
  
  母、妹、娘と私の４人で珍道中。
  自由時間が多いツアーではあるものの結構ハードでしたが、まるで夢の中にいたような（というかまだ夢の中にいる）９日間。
  
  一生の思い出になりました。

  まえさん からの返信 2010/08/14 22:13:28

  おかえりなさい

  おかえりなさい。
  
  私の旅行記を参考にしていただけたようで、喜ばしいです。
  私も、ブダペストは一度行ってみたいと思っています。
  橋のある夜景を一度見てみたいものです。

  はなまま さん からの返信 2010/08/19 21:13:51

  ブダペストは・・

  ブダペストの街は華やかなウィーンや観光地として発展著しいチェコに比べて少しのんびりした雰囲気を感じました。
  
  ハンガリー人は物静かで真面目な印象を受けたのですが、聞いた話によると「ハンガリーでは大理石でできた女性のように無口な花嫁が好まれる」とか。ちょっと不思議(・・?。
  
  宿泊はドナウ川沿いのホテル「アートテル」。川とは反対側の4階の部屋でしたが、部屋は広くて大きな窓から王宮の丘やマーチャーシュ教会の塔、ブダペストの街並みがよく見えてとてもよかったですよ。
  
  観光地の都心は石造りの立派な建物が並ぶ美しく重厚な街並み。紫色に暮れなずむ空にライトアップされた建物やくさり橋が浮かび上がる夕景がとても美しかったです☆彡。
  トカイワインと楽しむハンガリアンステーキも美味しかったです。フォアグラがのっているのですが、日本で食べるよりさっぱりして「フォアグラってこんなに美味しいものだったのか！」という感じでしたヽ(^o^)丿。
  
  都心の周りには社会主義時代を彷彿とさせる「殺風景な団地」風の建物群。
  郊外には芝生の庭に囲まれた可愛らしいカントリー風の家々と、ハンガリー一国の中でも興味深い風景が次々と展開しました。
  
  でも半日余りのフリーでは有名な国会議事堂やアンドラーシ通り、ゲッレールトの丘、中央市場、温泉やリスト記念館など行きたかった場所を回るにはとても時間が足りず心残りでした(+o+)。
  
  また自由な旅でじっくりと巡ってみてください！