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地獄の底まで堕ちてやろうか。<br />最近そんな願望が頭をよぎる事がある。<br />どんなだろう。<br />痛いのか・・・<br />苦しいのか・・・<br />熱いのか・・・<br /><br />・・・・はたまたやかましいのか?<br />今日も休日と云うのに我が別荘のお向かいのビル解体工事が続くらしい。<br />いよいよ土台基礎部に取り掛かっているので揺れも相当になる予感。<br />今日もまたやかましくなりそうだ。<br />これもまた地獄ではある。<br />やはり逃げ出した方が良さそうだ。<br />と再び早朝の京都の街に逃げ込んだ。<br />向かった先は清水坂を下りた西側の六道珍皇寺である。<br />通称、六道さん。<br />ここにはあの世への入り口があるらしい。<br />平安時代に昼は役人の小野篁なる人物が夜ごとここから地獄に降りては閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたと云う。<br />即ち騒音地獄の現世から地獄となるに決まっている来世へのトラバ〜ス。<br />好奇心もくすぐられ今の私に微妙にぴったりだ。<br /><br />出発点はいつも通り阪急四条川原町。<br />誰も歩いていない花見小路を通り抜けると建仁寺へ辿り着く。<br />境内を散策し南側から外に出るともうそこが六道の辻辺り。<br />何やら怪しい雰囲気が漂うので隅から隅、路地から路地をくまなく探索した。<br />残念ながら歩き廻っても何も出会えなかったし何も起きなかった。<br />逆に何度も出会う付近の交通整理をしている警備員から怪しまれたのは私の方であった。 <br /><br />こうしてやっと静けさを保つ六道さんへ。<br />八月のお盆前には六道詣りで賑わうと云うが早朝の為またもや私一人で独占だ。<br />こじんまりとした小さなお寺さんであるが数々の伝説、逸話には事欠かず実に面白い。 <br /><br />時間を忘れその由来やら閻魔堂やら鐘楼に魅せられた。<br /><br />そして目的のあの世への入り口へと・・・・<br />それはなんと井戸であった。<br />お寺の北の隅に位置するいかにも雰囲気の有る井戸だ。<br />悔しい事に普段は公開されておらず格子戸で閉じられ立ち入り禁止となっていた。<br />出来れば中を覗き込み、いや是非とも地の底まで降りてみたかった。<br />それでも貸切の格子戸から来世を想いいつまでも井戸を眺めていた。<br /><br />現世の騒音地獄に戻るにはちぃと早い。<br />京都で来世の地獄をもう少し探訪するとしよう。<br /><br />いやはや六道の辻での来世予測には辛いものがある。<br />

六道の辻漂流

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2010/05/29 - 2010/06/29

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midnightrambler

midnightramblerさん

地獄の底まで堕ちてやろうか。
最近そんな願望が頭をよぎる事がある。
どんなだろう。
痛いのか・・・
苦しいのか・・・
熱いのか・・・

・・・・はたまたやかましいのか?
今日も休日と云うのに我が別荘のお向かいのビル解体工事が続くらしい。
いよいよ土台基礎部に取り掛かっているので揺れも相当になる予感。
今日もまたやかましくなりそうだ。
これもまた地獄ではある。
やはり逃げ出した方が良さそうだ。
と再び早朝の京都の街に逃げ込んだ。
向かった先は清水坂を下りた西側の六道珍皇寺である。
通称、六道さん。
ここにはあの世への入り口があるらしい。
平安時代に昼は役人の小野篁なる人物が夜ごとここから地獄に降りては閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたと云う。
即ち騒音地獄の現世から地獄となるに決まっている来世へのトラバ〜ス。
好奇心もくすぐられ今の私に微妙にぴったりだ。

出発点はいつも通り阪急四条川原町。
誰も歩いていない花見小路を通り抜けると建仁寺へ辿り着く。
境内を散策し南側から外に出るともうそこが六道の辻辺り。
何やら怪しい雰囲気が漂うので隅から隅、路地から路地をくまなく探索した。
残念ながら歩き廻っても何も出会えなかったし何も起きなかった。
逆に何度も出会う付近の交通整理をしている警備員から怪しまれたのは私の方であった。

こうしてやっと静けさを保つ六道さんへ。
八月のお盆前には六道詣りで賑わうと云うが早朝の為またもや私一人で独占だ。
こじんまりとした小さなお寺さんであるが数々の伝説、逸話には事欠かず実に面白い。

時間を忘れその由来やら閻魔堂やら鐘楼に魅せられた。

そして目的のあの世への入り口へと・・・・
それはなんと井戸であった。
お寺の北の隅に位置するいかにも雰囲気の有る井戸だ。
悔しい事に普段は公開されておらず格子戸で閉じられ立ち入り禁止となっていた。
出来れば中を覗き込み、いや是非とも地の底まで降りてみたかった。
それでも貸切の格子戸から来世を想いいつまでも井戸を眺めていた。

現世の騒音地獄に戻るにはちぃと早い。
京都で来世の地獄をもう少し探訪するとしよう。

いやはや六道の辻での来世予測には辛いものがある。

交通手段
徒歩
  • 花見小路<br /><br />人っ子独りいない早朝の花見小路

    花見小路

    人っ子独りいない早朝の花見小路

  • 建仁寺法堂<br /><br />次は是非、庭園や風神雷神図屏風を鑑賞したい。

    建仁寺法堂

    次は是非、庭園や風神雷神図屏風を鑑賞したい。

  • 摩利支天堂<br /><br />摩利支とは古代インドの女神様だそうな・・・<br /><br />とにかくお参り。

    摩利支天堂

    摩利支とは古代インドの女神様だそうな・・・

    とにかくお参り。

  • 建仁寺勅使門<br /><br />八坂通より。<br /><br />いよいよ六道の辻へ・・・

    建仁寺勅使門

    八坂通より。

    いよいよ六道の辻へ・・・

  • 六道珍皇寺<br /><br />意外にこじんまりとしたお寺であった。<br />

    六道珍皇寺

    意外にこじんまりとしたお寺であった。

  • あの世への入り口<br /><br />・・・と宣言されても困ってしまう。

    あの世への入り口

    ・・・と宣言されても困ってしまう。

  • 格子戸に閉ざされた奥の井戸が・・・<br /><br />あの世への入り口。<br /><br />これ以上、近づけなかった。<br /><br />しかも撮影は携帯のカメラだった。

    格子戸に閉ざされた奥の井戸が・・・

    あの世への入り口。

    これ以上、近づけなかった。

    しかも撮影は携帯のカメラだった。

  • 智積院総門<br /><br />実に素晴らしいネ〜ミングである。

    智積院総門

    実に素晴らしいネ〜ミングである。

  • 正面の門<br /><br />潜り抜けると広い境内へ。

    正面の門

    潜り抜けると広い境内へ。

  • 仏足石<br /><br />お釈迦様の足。

    仏足石

    お釈迦様の足。

  • 智積院の仏足石<br /><br />結構、日本各地にあると思われる。<br /><br />とにかくデカイ。<br /><br />めちゃくちゃ大柄な方だったのかなぁ。

    智積院の仏足石

    結構、日本各地にあると思われる。

    とにかくデカイ。

    めちゃくちゃ大柄な方だったのかなぁ。

  • 境内のカラス<br /><br />日本中に食のある場所には必ずいる。<br /><br />ここの主食は何だろう。

    境内のカラス

    日本中に食のある場所には必ずいる。

    ここの主食は何だろう。

  • 金堂を望む<br /><br />鮮やかな色彩である。

    金堂を望む

    鮮やかな色彩である。

  • 金堂正面下より<br /><br /><br />とにかくお参り。<br /><br />

    金堂正面下より


    とにかくお参り。

  • 三十三間堂西側<br /><br />江戸寺時代から『通し矢』の舞台となる。<br /><br />約121メ〜トルを射抜くつわものもかなりいたと云う。<br /><br />中村錦之助扮する武蔵が吉岡一門と対決したシ〜ンは<br /><br />ここだったな。

    三十三間堂西側

    江戸寺時代から『通し矢』の舞台となる。

    約121メ〜トルを射抜くつわものもかなりいたと云う。

    中村錦之助扮する武蔵が吉岡一門と対決したシ〜ンは

    ここだったな。

  • 三十三間堂東側<br /><br />実に長い木造建築である。<br /><br />本堂内は撮影禁止であった。<br /><br />1001体ある千手観音観音像は逢いたい人に似た顔<br /><br />があったのに・・・

    三十三間堂東側

    実に長い木造建築である。

    本堂内は撮影禁止であった。

    1001体ある千手観音観音像は逢いたい人に似た顔

    があったのに・・・

  • 本能寺正門<br /><br />寺町通りに面している。

    本能寺正門

    寺町通りに面している。

  • 本能寺<br /><br />本堂は工事中であった。<br /><br />全て徒歩の旅。<br /><br />もう限界。<br /><br />・・・帰ろ。

    本能寺

    本堂は工事中であった。

    全て徒歩の旅。

    もう限界。

    ・・・帰ろ。

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