2010/05/12 - 2010/05/12
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YAMAJIさん
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サン・ピエトロ広場は、大規模な行事の際には約30万人の人々を収容できるほど広大です。この広場は、建築家ベルニーニが設計を担当し、1667年に完成しています。広場の直経は240mに及び、中央に西暦40年にエジプトから運ばれた高さ25.5mのオベリスクが配されており、その周囲は284本のドーリス式円柱が支える回廊によって楕円形に取り囲まれています。また、回廊と大聖堂のファサードの上には、140体ものカトリックの聖人像が並んでいます。
サン・ピエトロ大聖堂は、世界にいる約10億人の信者を抱えるカトリックの総本山です。その由来は、西暦64年ネロ帝の迫害を受けて殉教したキリストの一番弟子であり、初代ローマ教皇であるサン・ピエトロ(ペテロ)がこの地に葬られていることによります。その後、326年にサン・ピエトロの墓の上にコンスタンティヌス帝が教会を建立しました。1506年には建築家ブラマンテの設計によって大改築が開始され、120年の歳月を経て完成しました。その間、ラファエロ、ペルッツィ、サンガッロ、ミケランジェロ、ベルニーニなど、ルネサンスを代表する多くの芸術家たちが関わり、完成を見ずして没していきました。
ヴァチカン美術館は、総面積4万2千?、展示コースの総延長が7kmにも及ぶ世界有数の美術館です。館内は年代やテーマ毎に20以上の博物館、美術館に分かれており、「美の迷宮」とも称されています。収蔵品は、歴代教皇のコレクションが中心であり、内容は絵画、彫刻、壁画など多岐に渡っています。ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロなどルネサンス期の天才達に会えるのが最大の魅力です。ここで絶対に見逃せないのは、絵画館、ピオ・クレメンティーノ美術館、ラファエロの間、システィーナ礼拝堂です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
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サン・ピエトロ広場。ベルニーニのデザインにより1667年に完成した、約30万人を収容する大広場。
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サン・ピエトロ大聖堂。聖ペテロの墓の上に建てられたカトリックの総本山。
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大聖堂のクーポラ。
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大聖堂のファサードと柱廊の上には、140体の聖人像があり中央にキリストがいる。
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広場右のマデルノ作の噴水。
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広場左のベルニーニ作の噴水。
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広場中央のオベリスク。西暦40年にエジプトから運ばれたもの。
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広場左のペテロの像。右手に天国の鍵を持つペテロ。
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広場右のパウロの像。右手に剣を持つパウロ。
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大聖堂正面からのサン・ピエトロ広場。284本の円柱が取り囲んでいる。
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スイスの衛兵。制服はミケランジェルのデザインである。
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サン・ピエトロ大聖堂の内部。
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入ってすぐ右側廊なある、ミケランジェロ作の「ピエタ」。
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中央右側にある、カンビオ作の「サン・ピエトロ(ペテロ)のブロンズ像」。
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中央クーポラの下にある、ベルニーニ作の「ブロンズの大天蓋」。
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大天蓋の地下は、礼拝堂になっておりサン・ピエトロの墓がある。
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大天蓋右奥の、聖エレナの像。
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大天蓋右手前の、聖ロンジーノの像。
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大天蓋左手前の、聖アンドレアの像。
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大天蓋左奥の、聖ヴェロニカの像。
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中央には、ミケランジェロ設計の大クーポラがある。
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最奥部に、鳩のステンドグラスとベルニーニによるサン・ピエトロの椅子がある。この内部にはサン・ピエトロが使ったとされる木製の司教座が包み込まれている。
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奥の左側廊にある、ベルニーニ作の「アレクサンドロス7世の墓」。
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ヴァチカン美術館の絵画館(ピナコテカ)棟。絵画館には、11〜19世紀に制作された絵画が収蔵され、年代順に展示されている。
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グイド・レーニ、「聖マタイと天使」。1575〜1642年、イタリア生まれ、バロックの画家。
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ジオット、「ステファネス祭壇画」。1267年頃〜1337年、イタリア生まれ、ゴシックの画家。
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フォルリ、「奏楽の天使・・トライアングル」。1438年頃〜1494年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家。「奏楽の天使」は、ローマのサンティ・アポストリ聖堂に描かれたフレスコ画で、1711年の改修の時取り外され、10点ほどの断片がヴァチカン美術館の絵画館に所蔵されている。
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フォルリ、「奏楽の天使・・リュート」。
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フォルリ、「奏楽の天使・・リュート」。
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フォルリ、「奏楽の天使・・太鼓」。
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フォルリ、「奏楽の天使・・ヴァイオリン」。
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フォルリ、「奏楽の天使・・ヴァイオリン」。
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フォルリ、「奏楽の天使・・タンバリン」。
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フォルリ、「奏楽の天使・・リュート」。
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ラファエロ、「キリストの変容」。1483〜1520年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家。
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カラヴァッジョ、「キリストの埋葬」。1571〜1610年、イタリア生まれ、バロックの画家。以下2点は、美術館購入の絵葉書によります。
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ダビンチ、「聖ヒエロニムス」。1452〜1519年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家・彫刻家・科学者。
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ピーニャの中庭。
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ピオ・クレメンティーノ美術館への通路。ピオ・クレメンティーノ美術館には、古代ギリシャ・古代ローマ時代の貴重な彫刻が収蔵されており、いきいきとした肉体表現は必見。
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古代ローマの「アポロ像」。
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古代ローマの「ラオコーン」。
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古代ギリシャの「ヘルメス像」。
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カノーヴァ、「ペルセウス像」。1757〜1822年、イタリア生まれ、新古典主義の彫刻家。古代ギリシャ・ローマの彫刻と並んで展示されていた。
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古代ギリシャの「ベルヴェデーレのトルソ」。
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古代ローマの「豊穣の女神像」。
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古代ローマ時代のモザイク。
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タペストリーのギャラリー。
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地図のギャラリー。
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イタリア半島の地図。
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ラファエロ、「アテネの学堂」。ラファエロの間は、彼と弟子達が1508〜1524年にかけて壁画を描いた4部屋の総称。
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ラファエロ、「聖体の論議」。
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ラファエロ、「オスティアの戦い」。
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ラファエロ、「ボルゴの火災」。
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ラファエロ、「パルナッソス」。
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システィーナ礼拝堂への通路。システィーナ礼拝堂は、現在でも教皇の公的礼拝堂で、教皇を選出する際のコンクラーベ(教皇選挙)が行われる神聖な場でもある。見どころは何といってもヴァチカン美術館のハイライト、ミケランジェロの「最後の審判」と「天地創造」を描いた祭壇画と天井画だ。ここ数年に渡って行われた修復作業の結果、作成された当時の鮮やかな色彩が戻り、見る者に大きな感動を与えている。
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ミケランジェロ、「最後の審判」。1475〜1564年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家・彫刻家・建築家。祭壇画「最後の審判」は、ミケランジェロ60代の作品で、人間への絶望が色濃く描かれている。以下5点は、美術館購入の絵葉書によります。
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「最後の審判」のキリスト。
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ミケランジェロ、「アダムの創造」のアダム側。天井画「天地創造」は、ミケランジェロ30代の作品で、人間への讃歌で満ち満ちている。
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ミケランジェロ、「アダムの創造」の神側。
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ミケランジェロ、「デルフォイの巫女」。
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幾重にも重なるドア。
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ステンドグラスの聖母子。
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出口の螺旋階段。
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