ミャンマー旅行（チャウンター）

2010/04/29 - 2010/05/09

バガンからエアバガンに乗って一旦ヤンゴンに戻り、バスでチャウンター・ビーチを目指します。
ヤンゴンからの直通エアコンバスは早朝にしか出てないので、パテインという街で路線バスを乗り継いで行くことになります。
ところが、パテインにPM4:00頃に到着すると、今日のチャウンター行きのバスはもう終わったとのこと。
思いがけずパテインに一泊することになりました。
翌日、改めてチャウンター行きのバスに乗ろうとしたところ、満席とのこと。
でも切符は売ってくれる、どういうことなのか・・・
そう、バスの屋根の上も座席なのです。
もちろん椅子はなく、屋根の周りに取り付けられた鉄の枠に掴まりながらチャウンターを目指すことになりました。

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 タクシー
• 航空会社: ベトナム航空

パテインまでの路線バスは揺れがひどい!
道は悪いとはいえ、「このバスにサスペンションはちゃんとついているのかな???」というぐらい揺れて、お尻が痛くなりました。
そんなバスに4時間ほど乗って、パテインの街に到着。
あまり時間もなく、ほとんど観光ができませんでした。
唯一行けたのは、街の真ん中にあるシュエモートー・パヤーでした。
夜の闇に浮かぶパヤーがきれいです。

翌朝、パテインからチャウンターへ路線バスで向かいます。
パテインとチャウンターは40kmぐらいしか離れていないのに、バスだと3時間くらい掛かります。
なぜそんなに時間が掛かるかというと、山を越えないとダメだから。
おんぼろの路線バスの屋根の上に乗って、山道をゆっくりと登っていきました。
これはバスの屋根の上からの風景です。
この橋の手前で乗客はみんなバスから降ろされ、歩いて橋を渡らなければなりません。
橋を渡ると再度バスに乗車して、チャウンターを目指します。
この橋は、乗客ありのバスの重さに耐えられないということか?
お坊さんも歩いて渡らなければなりません。

子供もオールを持って舟を漕いでいます。
家族かな?

チャウンターでは、ライライ・チャウンター・ビーチ・ホテルに泊まりました。
1泊15US$でしたが、コテージ方式なので部屋のドアを開けると10秒でビーチに出られます。
レストランもビーチサイドにあり、雰囲気は良いです。

雨季が近く、やや季節外れとはいえ、一応ビーチリゾートなはずなのですが・・・
タイなどのビーチで見かける白人の旅行者も見なく、人はまばら。
海の水もすごくきれいとは言いがたいので、リゾートしたい人はガパリビーチやグエサウンビーチに行ったほうがいいかもしれません。
でも、私にはこの寂れた雰囲気が合っています。
おや、波打ち際にパヤーがある・・・
ビールを飲み終わったら行ってみよう。

ビーチリゾートとはいえ、そこはミャンマー。
波打ち際の岩の上にもパヤーがそびえています。
岩の中はくり抜いてあり、仏様が奉られています。

パヤーの写真を撮っていると子供達が寄ってきて、写真を撮ってくれと言われました。
まずはみんなそろってパチリ。

続いて女の子組だけで。
セクシーポーズ付き（笑）

男の子組も負けてはいない。
「かっこよく撮ってくれよな！」

最後にもう一度みんなで。
とても元気な子供達でした。

パラセールもジェットスキーもバナナボートも見かけません。
ミャンマー人の子供達か泳いでいるのと、エビやカニを焼いたものをお盆に載せて、おばさんが売り歩いているぐらいの静かなビーチです。

街外れに架かる木の橋。
小さな川が海へと流れ込んでいました。

椰子の実ジュースでも飲もう。

ビーチでは、カニが掘り出した砂玉が見られます。
アートのようにも見えませんか?

凧売りの人だろうか・・・?
自転車で元気に走り去って行きました。

チャウンターでは何もしませんでした。
散歩したり、昼寝したり、ビールを飲んだりして、2日間を過ごしました。
夜に、あるレストランで食事をしていたら、ミャンマー人の店長さんが話し相手になってくれました。
こちらが「そんなこと話していいの?」と心配になるくらい、批判も含めてミャンマーの政治や経済の状態を話してくれました。
詳しい話は書けませんが、彼の「ミャンマーの未来は暗い」という言葉が印象に残っています。
日本を含めて、世界で問題を抱えていない国はないとは思うのですが、この国はいろいろ深刻なようです。
話がはずんで、ビールをたくさん飲んでしまいました（笑）