足利　- MAY10

2010/05/10 - 2010/05/10

GW前の日経新聞日曜版の中央に見事な藤の花の写真が。
そしてGW終わった夕方のニュース映像にあしかがフラワーパークの映像が。
「例年はGW中に見頃を迎えるのですが、今年は寒かったせいもあり、明けた今がちょうど見頃なんですよ〜」とレポーターが説明してました。
早速フォートラベルで検索すると、新着で夏への扉さんの旅行記が。
よし、見に行かねば！と世界一の藤を観に出かけてきました。

エリア 足利(栃木)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄

辿り着くまでが大変でした！（長くなるので説明を分割します）
富田駅から歩く方が確実だとは思ったのですが、自宅の場所から計算すると、どうしてもJR利用で両毛線に乗り換えるスケジュールでは時間がかかりすぎる・・・ということで、浅草始発の東武伊勢崎線の特急に乗るプランを採用。
けれども、乗り換え案内の地下鉄浅草線の浅草駅→東武浅草駅の乗り換え時間、無茶があるんでは？？

実は、乗り換え検索した電車よりも、１本早い地下鉄に乗ったはずなのですが。。。
地下鉄の改札出て地上にあがり、横断歩道２箇所信号待ちして、さらに階段を登り東武の駅改札までって・・・。
朝、地下鉄が若干遅れて到着したこともあり、乗り換えはホント、ぎりぎりでした。
切符買う余裕なんてなく、SUICAでタッチして特急券は電車の扉の手前で駅員さんから購入。

汗もひいて電車の座席でくつろぎながら「足利フラワーパーク」を携帯で検索するとなぜか「朝ズバッ」の文字がずらり。
その中の１つを読んでみると、どうやら今朝のお天気コーナーで取り上げられた模様。
ああ、混雑を避けて土日を外したつもりだったのに、おばちゃん遭遇率高そうだな〜と覚悟しました。

ほぼ予定通りに足利市駅に到着しましたが、SUICAの残高不足で精算して改札を出ると、シャトルバス乗り場はすぐですが既に長蛇の列。完全に出遅れました。
で、列の最後尾へ・・・と歩き出すと、ビルの陰に隠れていましたが、角を曲がり、もう１回角を曲がり・・・。
見えていたよりも倍以上の人が列になってました。トホホ。
ただ、シャトルバスは頻繁にやってきます。今の期間は１１台をフル稼働させているそうです。
待っている間にも続々と人の波が。皆さん、行列を見ながら「うへぇ」なんて声を上げていました。

シャトルバスは大型観光バスで快適な乗り心地でしたが、パーク近くで渋滞につかまり、乗車直後の運転手さんの説明よりも実際には倍の時間がかかりました。
でも、中に入って花を見ると疲れも吹っ飛ぶような美しさです。
藤の花以外にも、色とりどりの花が咲き誇ってきれいでした。ルピナスの花も素敵。

まずは、一番の目玉である「大藤」です。

人が多すぎて、よけながらのアングルなのですごさが伝わりにくいですが、「世界一美しい」と言われるのも頷けます。

６００畳、とありますが、２つの藤がつながって今は１２００畳ほどの大きさです。

どの花も美しいですが、やっぱり「藤の花」といえば紫のイメージがあるので、紫の藤の花がいちばん好きです。

遠くから眺めた様子。

続いては珍しい「八重藤」です。

葡萄の房みたいで可愛らしいです。

続いては、圧巻の「白藤のトンネル」。
ただし、人が多すぎてきれいに全景を写せませんでした。

珍しい「きばな藤」のトンネル。
他の藤に比べて遅咲きなので、見頃はもう少し先になりそうでした。

ツツジの花も見事です。
園内の「ツツジの海」と呼ばれる場所にて撮影。

ツツジとむらさき藤のコラボ。

ツツジと白藤のコラボ。

石楠花もきれいです。

大長藤。藤の花のシャワーみたいですね。

葡萄の房みたいのも可愛らしかったですが、藤の花のイメージとしては、風になびく長い花・・・なので、オーソドックスな長藤に惹かれます。

池を挟んで大長藤を眺めます。

「白藤の滝」と呼ばれる場所から撮影。

藤の花って匂いをあまり想像できなかったですけど、実はものすごくあるんですね！むせるほどの香りでした。

舞妓さんのかんざしを連想します。

最後に、いちばん感動した場所。
ツツジの海から大長藤方向を見渡した構図。

美しい花に囲まれて幸せな時を過ごしました。。。
のもつかの間。
さあ、混雑にめげずに帰宅の途につきます。