奈良世界遺産巡り　その三（唐招提寺・薬師寺・平城宮跡編）

2009/03/20 - 2009/03/22

【旅の内容】
　妊娠34週目になる妻を引き連れて、奈良の世界遺産を巡る。

【行程】
　1日目　―　2009/03/20(Fri)
　　…東京→奈良(泊)
　2日目　―　2009/03/21(Sat)
　　…奈良→斑鳩→奈良(泊)
　3日目　―　2009/03/22(Sun)
　　…奈良→東京

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: びゅうトラベルサービス

■2日目（続き）
＜唐招提寺／南大門＞
斑鳩からバスで西ノ京入りした。唐招提寺東口バス停から唐招提寺へ。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／金堂【国宝】＞
南大門をくぐって最初に見える金堂は、平成大修理の真っ最中である。解体されていた時期もあったそうだが、訪問時は周りを柵で覆われていたものの修理はほぼ完了しているように見えた。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／礼堂（らいどう）【重要文化財】＞
金堂の東側に建つ、南北に細長い建物。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／経蔵（きょうぞう）【国宝】＞
日本最古の校倉。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／宝蔵（ほうぞう）【国宝】＞
経蔵の北側に並んで建っている。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／鼓楼（ころう）【国宝】＞
鼓楼の向こうにあるのが金堂、左に見える屋根は礼堂である。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／開山御廟＞
境内の奥には、唐招提寺を開山した鑑真のお墓がある。鑑真と言えば、中学校の教科書に載っていた像の写真が印象的。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／礼堂（らいどう）＞
奥（南側）が礼堂、間に馬道（めどう）という通路を挟んで、手前（北側）が東室となっている。隣の建物は鼓楼である。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／鐘楼、講堂【国宝】＞
講堂には説明員がいて、金堂の説明を聞くことができた。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺／西室跡＞
ここには東室と同様、細長い建物があったとされる。木々の向こうには鐘楼、講堂が見える。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜唐招提寺＞
西室跡で見つけた、早咲きの桜。

唐招提寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／與楽門＞
唐招提寺からのんびり歩いて約15分で薬師寺白鳳伽藍に到着。門を入った先で拝観料を払う。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／東院堂【国宝】＞
近年再建された比較的新しい建物が多い薬師寺の中で、鎌倉時代から残っている東院堂。中に入って国宝の仏像を拝んだ。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／金堂＞
金堂も中に入ることができる。薬師三尊像（国宝）が安置されている。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／東塔【国宝】＞
創建当時から唯一残っている建物。屋根がたくさんついているが、三重塔なのである。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／大講堂＞
大講堂では国宝の仏足石などを見ることができる。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／西塔＞
特別拝観期間中で、ちょうど公開されている時間だった。内部は広くないため、人が外まで溢れている状態だったが、公開時間終了間際に中に入ることができた。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／南門【重要文化財】＞
薬師寺駐車場バス停から来る場合は、この門から入ることになる。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／中門＞
中門の両側からは回廊が伸びている。両端に立つ二天王像はまだ新しいため、鮮やかな色で目を引く。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／東僧坊＞
土産が売られていたり、休憩できたりする。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺＞
東塔と金堂、中門などを遠望。再建されてから年月の浅い、色鮮やかな建物が多いなか、東塔に貫禄を感じずにはいられない。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／礼門＞
白鳳伽藍の北にある玄奘三蔵院伽藍。公開されている期間が限られているが、訪問時はちょうど公開期間中だった。中へ入るには、礼門からではなく、西側の入堂口から。

薬師寺 寺・神社・教会

＜薬師寺／玄奘塔＞
八角形の塔の中には、三蔵法師として知られる玄奘三蔵の骨が納められている。

薬師寺 寺・神社・教会

＜西ノ京駅＞
薬師寺拝観を終えて、近鉄の西ノ京駅へ。この駅の改札は地下にある。次なる目的地、平城宮跡へ向かうため、大和西大寺駅まで乗車する。

西ノ京駅 駅

＜平城宮跡／第一次大極殿＞
大和西大寺駅からならファミリーを経由して平城宮跡入り。まず向かったのは平城宮跡資料館。入館料無料にも関わらず、平城宮についてよくわかる資料がたくさん展示されていて、ためになった。
資料館の東では、第一次大極殿正殿の復原工事が行われていた。第一次大極殿正殿復原工事一般公開施設があり、テラスから復原工事の様子を見ることができるようになっていた。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／第一次朝堂院跡＞
第一次大極殿正殿復原工事一般公開施設の南側にあるテラスから平城宮跡を眺める。第一次朝堂院跡の先に朱雀門を確認できる。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／第二次大極殿＞
第一次大極殿の南東に位置する第二次大極殿。基壇のみ復原されている。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／第二次大極殿、内裏＞
基壇に上ってみると想像以上に高く、見晴らしがよい。どうやら地元の人たちには、ここは公園代わりに使われているようで、遊んだり散歩したりする人を多く見られる。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／宮内省＞
内裏の東にある宮内省。一部復原されている。礎石は正殿跡、左の建物は脇殿、右に並んでいる建物は倉庫。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／遺構展示館＞
平城宮跡の北東端に位置する遺構展示館。こちらも入館料無料で入れた。この遺構は4時期の建物の柱穴の跡で、何度か建て直されていたことがわかる。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／東院庭園、建部門（たけるべもん）＞
平城宮跡の南東端にある東院庭園に着いたのは、閉門時間の16時直前。係員に急かされつつ、一目見せてもらう。
正面の建物が東院庭園への入口。建物内には、発掘調査の資料などが展示されている。右にある建部門は通り抜けできない。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／東院庭園＞
一目見たので出ようとしたときに、入園時に急かしていた係員がやってきて、この時間が一番のシャッターチャンスだと教えてくれた。ちょうど水面にきれいに映っているのが見られる時間帯だということである。隅楼もこのとおり。

東院庭園 公園・植物園

＜平城宮跡／東院庭園＞
反橋もきれいに水面に映っている。

東院庭園 公園・植物園

＜平城宮跡／小子部門＞
北を向いて撮影。基壇は小子部門の跡。その右にある壁は、建部門につながり、さらに東院を囲うように延びる。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／壬生門（みぶもん）＞
近鉄奈良線の踏切を渡り、二条大路を歩く。壬生門も基壇のみ復原されていた。この付近には、兵部省や式部省が基礎部分だけ復原されている。

平城宮跡 名所・史跡

＜平城宮跡／朱雀門＞
二条大路をさらに進むと、朱雀門の前に出る。朱雀門も公開施設だが、着いた時には既に閉門時間を過ぎてしまっていた。
朱雀大路から大宮通りに出てバスに乗り、奈良駅へ戻る。

朱雀門 名所・史跡