2009/05/18 - 2009/05/20
1612位(同エリア1850件中)
とにーさん
2008年5月から兄がロンドンへ転勤になりました。
そんな兄を訪ねるため、母を連れて最後の海外旅行になるかもね、とロンドンを中心にあちこち回る計画で旅立ちました。
そしてまず出かけたのがノルウェーでした。
次に私たちが計画したのはフランスです。
なぜならユーロスターでドーバー越えをしたかったから(笑)。
というのは冗談で、以前のパリ観光で前を通るだけだったノートルダム寺院とサント・シャペル、そして以前からどうしても行ってみたかったモン・サン・ミッシェルへの積年の想いを遂げるためである。
ついでにベルギーを回って来て、とうとうフランスへと入ります!!
5/18 ブリュージュ→パリ
(ノートルダム寺院、サント・シャペル)
5/19 パリ→モン・サン・ミッシェル
5/20 ロンドンへ
憧れのモン・サン・ミッシェルにとうとうやって来ました!!
修道院の内部見学は最上階部分を見終わったところで、これから下層へと降りて行きます★★★
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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食堂から階段で降りていくと、途中に啓示を受けるオベールのレリーフがありました。
オベールはこの修道院を建てた人です。
708年アヴランシュ司教オベールは夢で大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けました。
しかし悪魔の悪戯だと思い信じず、再び同じ夢を見たがまた信じませんでした。
三度目に夢に現れた大天使は、オベールの額に指を触れて強く命じました。
翌朝オベールは自分の頭に触れ、そこに穴が開いていることに気づいて愕然とし、ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが、モン・サン・ミッシェルの始まりなのだそうです。
オベールの穴の開いた頭蓋骨は今でも残っているのだとか。
レリーフの前を降りていくと、食堂の真下には「貴賓室(Salle des Hotes)」があります。
さらに、二階部分を移動していきます。 -
次は「太柱のクリプト(Crypte des Gros Piliers)」。
ここは付属教会の内陣の真下にあたり、その重みを支えるために15世紀に建てられた。
柱の円周は5mもあり、それが10本も扇型に並んでいると部屋中が柱で埋め尽くされている感じがする。 -
続いて「マルティヌス礼拝堂(クリプト・サン=マルタン)」。
1030年頃の建設で、現在に至るまで一度も崩れずにその姿を残している。
高さ9mのロマネスク様式の礼拝堂。
上階付属教会の南の交差廊(身廊と内陣の間)を支えている。
この階のもう一つの礼拝堂「ノートルダム・スー・テール礼拝堂(Chapelle Notre-Dame-sous-Terre)」は見学できないんだそうだ。 -
「修道僧の納骨堂」と呼ばれる部屋の通路には、こんな大きな車輪が。
これはかつて囚人の食事を引き上げるために使われていたんだそうだ。 -
へっぴり腰で覗き込む高所恐怖症のまま(笑)
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こんな感じで島のふもとから荷物を引き上げていたようです。
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次に進むと「散策の間」です。
11世紀末のロマネスク様式建築で、12世紀初頭に交差ヴォールトに改築されました。 -
散策の間から下層階を覗き込むことができました。
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2階、1階部分は中央に島の岩が基礎として組み込まれています。
それがこんな感じでむき出しになってるところが所々にあります。 -
2階部分の最後は「騎士の間(Salle des Chevaliers)」です。
13世紀初頭ゴシック様式のこの部屋の上階には列柱廊があり、この部屋の柱は列柱廊を支えています。
ここはかつて修道士の仕事部屋で、「騎士の間」という名前は、ミカエル騎士団が集まったという言い伝えによるという話だが、歴史的な事実はないんだそうだ。 -
1階に下りて来ました。
「司祭館(Aumonerie)」は救貧所とも言われ、巡礼者を迎え入れた所。
13世紀には貧しい巡礼者のための宿泊所としても使われたそうだ。
現在はSHOPになっています。
そこからさらに「貯蔵所」を通り抜けて外に出ます。
貯蔵所のはしに尖塔の上に立っているミカエルさんの像がありました。 -
修道院内の見学を終えて出てくると、メルヴェイユの西側ファサードが見える。
下層の開いている扉から出て来たのだが、その上が「騎士の間」、さらにその上が「列柱廊」で、三つの窓のような部分が、かつて拡張される予定だった部分です。 -
こんな庭を通って出口(入ってきたところ)へ向かいます。
こんな芝生に寝っ転がってる人や、お弁当を広げてる家族連れがいました(いいのか〜?)。 -
あちこちにお花が咲いてました。
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西のテラスから見えたトンブレーヌ島が近くに見えます。
あの島からもモン・サン・ミッシェルの建築資材を調達したんだそうだ。 -
14:40最初に通った階段まで出て来ました。
ゆっくり見て回りましたが、1時間ちょっとの見学でしたね。
途中で何組もの日本人の団体客を追い抜きました。
ここは本当にどこの国なんでしょうか!!
お土産屋を物色したりしながら参道を降りて行きます。 -
下っていると道の右手に小さな教会がありました。
「サン・ピエール教会(Eglise Paroissiale Saint-Pierre)」です。
入り口左手にはジャンヌ・ダルクがいます。
どうして?と思ったら、彼女が啓示を受けて百年戦争を勝利に導いたのも、実はミカエルさんなんだそうだ。 -
サン・ピエール教会の壁にもミカエルさんがいます。
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サン・ピエール教会はこぢんまりした内部で、温かみのある感じ。
中央の祭壇には聖母子像がありました。 -
そして、ここにも銀製のミカエルさんが。
たくさんミカエルさんを発見しましたが、このミカエルさんが一番好みです★★★ -
教会の裏手には墓地がありました。
墓地からも修道院を見上げることができます。 -
ホテルの手前まで下りて来たところで、小腹が空いたのでクレープを食べることにしました。
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グランド・リュー沿いの「Auberge Saint-Pierre」に入りました。
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看板が可愛いお店です。
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チョコクレープ(€4.3)を2人で半分こ。
ビールはGrimbergen(€9.5)、Kronenbourg1664(€8.5)で乾杯です。
今ふと思いましたが、ビール高すぎますね・・・。
びっくり。
でも塩っぽいものが食べたくなったので向かいの「Le P'tit Breton」でフライドポテト(€3)と缶ビール(€2.5)を買って立ち食い・・・美味しかったぁ~!!
そろそろ、いったんホテルに戻ってチェックインすることにします。
その後は、じっくり島内と干潟を散策します★★★
ではではフランス編⑥へ続きます!
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