中欧3国とドイツを旅する8日間（3・4日目オーストリア/ウィーン） 2/4page

2010/03/21 - 2010/03/28

義父母が還暦の年にドイツに行きたいということで、旅に同行させてもらいました(*^^)v

ブダペスト入りをして、添乗員同行ツアーに合流。
3日目の朝、鉄道でウィーンに移動してきてから観光へ。
4日目は自由行動でしたので、引き続きウィーン観光です。

ウィーンは、クラシックが盛んで音楽の都と言われいてるオーストリア共和国の首都。
正直、そこまでクラシックには興味がないのですが、さすがに音楽の本場で聴くコンサートは鳥肌立ちました。

そして、650年間ものあいだ中欧を支配していたハプスブルク帝国の都でもあったところです。
フランス王妃マリー・アントワネットの母である女帝マリア・テレジアや、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇妃であるエリーザベトはとても有名です。
実は去年末の国立新美術館（六本木）で開催されいてたハプスブルグ展に行ってきたくらい興味があったんです。

…旅程………………………………………………
□1日目
　11:30 成田→15:45アムステルダム（JL411 12時間15分）
　17:15 アムステルダム→19:15ブダペスト（JL5372 2時間/マレブハンガリー航空コードシェア便）
　※※ここからツアー行程※※
　ホテル：ラディソンBluベケ/ブダペスト
□2日目
　午前 ブダペスト市内観光
　午後 自由行動
　ホテル：ラディソンBluベケ/ブダペスト
■3日目
　午前 ブダペスト→ウィーン（鉄道EC 3時間）
　午後 ウィーン市内観光
　ホテル：ヒルトンウィーン
■4日目
　終日 自由行動
　ホテル：ヒルトンウィーン
□5日目
　午前 ウィーン→チェスキー・クロムロフ（バス 4時間）
　午後 チェスキー・クロムロフ観光
　午後 チェスキー・クロムロフ→チェコ（バス3.5時間）
　夜 プラハでディナー
　ホテル：ヒルトンプラハ
□6日目
　午前 プラハ市内観光
　午後 自由行動
　※※最後の1泊を放棄してツアーを離団※※
　18:05 プラハ→19:20フランクフルト（LH3263 1時間15分）
　※※義母の従妹と合流※※
　夜 フランクフルトで還暦お祝いディナー
　ホテル：インターコンチネンタル
□7日目
　朝 ユーロエクスプレスに乗り込む義父母＆義母従妹お見送り
　終日 1人観光（フランクルフト市内観光、リューデスハイム観光）
　20:25 フランクフルト→
□8日目
　15:55 成田（JL408 11時間30分）

（私が行けなかった義父母＆義母従妹の旅程）
□7日目
　8:00 インターコンチネンタルからユーロエクスプレス出発
　午前 ハイデルベルク観光
　午後 ローテンブルク観光
　16:30 ホテルアイゼンフート解散
　ホテル：ホテルアイゼンフート
□8日目
　8:00 アイゼンフートからユーロエクスプレス出発
　午後 ホーエンシュバンガウ（ノイシュバンシュタイン城）、ヴィース教会観光
　18:15 ミュンヘン中央駅解散
　ホテル：エデンヴォルフ
□9日目
　終日 ミュンヘン観光
　ホテル：エデンヴォルフ
□10日目
　午前 ミュンヘン観光
　14:55 ミュンヘン中央駅→18:22フランクフルト空港駅（DBドイツ鉄道 3時間30分）
　21:05 フランクフルト→
□11日目
　15:25 成田（JL408 11時間20分）

…私ひとり分のだいたいの費用…………………
JAL航空券/プレミアムエコノミー 269,010円（燃油・空港税込）
阪神航空フレンドツアー/ランドオンリー 163,000円（トリプル割引込）
インターコンチネンタル 9,338円

…手配………………………………………………
JAL ホームページ http://www.jal.co.jp/
阪神航空/フレンドツアー パンフレット＆ホームページ http://www.hanshin-travel.co.jp/
インターコンチネンタル プライオリティクラブ http://www.ichotelsgroup.com/h/d/pc/490/ja/home
ホテルアイゼンフート＆エデンヴォルフ トラベルサファリ http://www.travelsafari.jp/
ユーロエクスプレス 友人の旅行会社に依頼
DBドイツ鉄道 ホームページ http://www.bahn.de/i/view/GBR/en/index.shtml

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

●○3日目つづき○●

は〜い、ウィーンに到着です。
ブダペストから約3時間のユーロスターの旅でした。

ウィーンに着いてからのこの日のスケジュールは、ランチ→シェーンブルン宮殿→シュテファン大聖堂→ディナー→コンサートです。

この日もめちゃめちゃ天気良くて暑い厚い。

ウィーン西駅からバスでシェーンブルン宮殿へ。
隣接するレストランでランチです。

朝起きて朝食食べて、電車に乗っただけなのにランチだよ（笑）

このレストランもシェーンブルン宮殿の黄色をイメージしているのかな〜。
黄色がかわいい。

お店に入ってすぐのところにケーキのショーウィンドウ。

きゃ〜！食べた〜い！！
かわいい〜〜！！

このレストランいたるところがかわいい。

テーブルの上のディスプレーはこんなメルヘンな感じ。

Uhudlerって書いてあるけどアルコールではありません。

グレープジュース。

おいしかったぁ。

メインはウィナー・シュニュツェルです。
日本語訳するとウィーン風カツレツ。

これがめちゃくちゃおいしかった。

次の日もウィーン風カツレツいただきました♪
揚げてるけどそんなに脂っぽくなく、日本人の口に良く合うと感じました。

デザートは、アプフェル・シュトゥルーデル。
日本語訳、ウィーン風アップルパイ。

これもめちゃくちゃおいしい。
私、りんごデザート大好きだし。

ウィーンが一気に好きなるランチメニューでした。

ランチに満足した後は、シェーンブルン宮殿観光へ。
ここから今度はウィーン在住の日本人男性がついてガイドしてくれました。

ハプスブルク王朝の離宮です。
宮殿内は残念ながら撮影禁止。

中を一回りして庭園に出たところです。
自由時間があまりにも少なすぎて庭園を一瞬しか楽しめなかったのが残念。

マリア・テレジアが好んだ黄色を使った外観というが、本当は金にしたかったんだって。
君主（マリア・テレジアは実際は君主じゃなったけど）がこうやってお金を使うと国が潰れる傾向があるから、ここで金を使わなくて良かったんじゃないかな。なんて思ったりして。

マリア・テレジアの末娘マリー・アントワネットも滞在したし、その最中神童と言われたモーツァルトが正体されているし、ナポレオンが司令部として使ったこともあるし、ウィーン会議も開かれたし、フランツ・ヨーゼフ1世（エリザベートの夫）はここで死去したし、とてもいろいろ歴史があったところなのです。

そして現在は世界遺産となっています。

宮殿の入り口にあったオベリスク。

鷲は王家のシンボルでしょうか。
いたるところで目にします。

シェーンブルン宮殿から街の中心部へ。

シュテファン大聖堂の周りには馬車が何台も待機しています。

こんな中世が色濃く残る街並みで馬車に乗りたかったな！

シュテファン大聖堂の内部。
12世紀から建造が始まったらしい。

ハプスブルク家歴代君主の墓所であり、モーツァルトの結婚式と葬儀が執り行われた場所でもあります。

これがピルグラム彫刻の説教壇。

透かし彫りがとても素晴らしい。とのこと。

よくわからないけど（汗）、手が込んでるのはわかります。

祭壇の正面にはパイプオルガン。

シュテファン大聖堂の外観。

とても立派で大きい建物なんだけど、周りに建物がいっぱいで全体がうまく撮れない。

近代ヨーロッパに囲まれた中世ヨーロッパって感じでした。

こちらの屋根もブダペストのマーチャーシュ教会の屋根と一緒で陶磁器製。

シュテファン大聖堂は街の中心部なだけあってまわりはショッピング天国。

翌日、終日自由行動なのでこの日は買い物欲をぐっと堪えました。

なんていっても天気が良すぎて春物が欲しくなります。

さて、ウィーンでの宿、ヒルトンウィーンです。

ロビーがひろびろ〜。
なんか像を後ろから見てるのがイヤ…。

客室内。

エクストラベッド入れてもこんなに広い！
これはかなりラッキーです。

すぐにディナーです。

この日は夜にコンサートに行くので早めのディナーなんです。

これはなんだったっけか？

アップルソーダだっけか？
ジンジャーエールだっけか？

でも特産的な感じだと説明を受けて、ソーダだったことは間違いないです。

おいしかったです。

メインは白身魚のフライ。

野菜もたっぷりでありがたい。

さて、今宵は室内管弦楽団「ウィーン・レジデンツ・オーケストラ」によるオーケストラコンサートです。

場所はアウエルスペルグ宮殿。

ツアー付きのコンサートといっても後ろのほうの席ではなく前の方♪

でも相当疲れているから寝てしまうだろうな…

と思ったら！
途中オペラ歌手とバレエダンサーが出てきたりして、結構賑やかで寝てるヒマなし！

結構おもしろくて、クラシックに詳しくなくても楽しめました。

途中の休憩では、シャンパンとオレンジジュースがふるまわれます。

会場はそんな大きくないけれでも一斉に休憩となると、トイレは大行列、空のグラスは盛りだくさん。

終わった後はバスでホテルに戻りバタンキュゥ〜。

●○4日目○●

ヒルトン朝飯。

めちゃくちゃうまい。
焼き立てワッフル最高。

昨日のところもそれなりにおいしかったけど、まるでかなわないなぁ♪

この日は終日自由行動。
本当はホイリゲディナーのオプショナルツアーに申し込みしていたんですけど、催行人数に満たず中止。

このヒルトン地下鉄駅が目と鼻の先。
めちゃ便利。

まずはトラムで中心部に行きたいのですが、トラムで24時間乗車券（地下鉄、トラムなどが乗り放題）が買えないので、先に地下鉄駅でチケットを購入してから出発。

ホテルからほど近いシュタットパークを通り抜け。

途中にはモーツァルトさんが。

こちらは有名はヨハン・シュトラウス像。

金色に輝いておりました。

朝の公園散歩はすがすがしく、とても気持ち良かったー！

さて、トラムに乗り込んで街の中心部へ。

コロンとして赤いトラムがとてもかわいい。

トラムでオペラ座まで来てからケルントナー通りでお買いもの。

ウィーンの銀座通りみたいなもんです。

昨日はブダペストの銀座通り＝ヴァーツィ通りでお買いもの。
今日もお買いもの。

だって気候が春すぎて春服欲しくなっちゃうんだもん。
日本に帰って、まだまだ冬が続くなんてつゆ知らず、春爛漫気分。

オペラ座近くにあるホテルザッハーでザッハートルテもしっかり買いました。
木箱に入ってるせいで無意味に重くて大変だったけど。

人もたくさん。

平日なのにね〜。
観光客が多いように感じます。

ランチは魚専門のセルフレストラン「Nordsee」にて。

ロブスターは高いだけあって身もたっぷりでおいしかった。

けど！

お寿司が最高にまずい。
ウィーンでお寿司食べようとした私たちが悪い…

そしてウィーンといえばカフェ！

Cafe Heinerという有名店へ。

2階部分がカフェになっているんですが、めちゃめちゃ優雅な雰囲気なんです。
お店自体がじゃなくて、お客様たちがね。

シニアのご婦人たちがカフェを楽しんでおりました。
服装やアクセの色使いなどがとてもステキでした。

こちらはハイナーハウストルテ。

両方ともおいしかったのですが…

日本の最近のスイーツブームによる、レベルの高さと比べると…ね。

でもウィーンでカフェを愉しめたのは良かったです。

15時からはオペラ座の内部見学ツアーです。

1日1回だけ数種類の言語に行われる時間だけあってめちゃめちゃ人！

かなり待ってからツアースタートです。

こちらはオペラ座の内部。

夜、オペラ座にくる予定もないので中だけでもと思い見学に来てみました。

豪華絢爛。

舞台裏まで見せてくれます。

舞台セットの「木」が宙吊りになってる。

今日の夜の公演の準備かな。
スタッフさんたちが忙しいそうに動き回っていました。

言葉がわからなくても大丈夫。
席の前には字幕も出ます。

って言っても日本語ではなく英語ですけど（汗）

世界に誇る日本人である小澤征爾さんが音楽監督を務めるって聞くと、すごいなぁ〜と改めて実感。

現在病気療養中で今年からは音楽監督ではなくなるらしいので残念です。

大量の買い物した荷物をホテルに持って帰り、ヒルトン最寄駅より地下鉄に乗ってグリンツィングへ。

ウィーンのホイリゲ（ワイン居酒屋）で有名な町なのです。

ハイリゲンシュタット駅から市バス38A番に乗り、グリンツィングを通過してまずはカーレンベルグの丘へ。

丘についたのはちょうど夕暮れの時刻。

夕焼けでお空がピンク。

どんどん明かりがともり、夜景がきれいになります。

ウィーンの街並みとドナウ川が一望できるこの丘、行くか行かないか迷った挙句バスの中で決めたけど、来てよかった。

バスでグリンツィングに戻りホイリゲ探し。
ガイドブックに載っていたところはお休み。
3月は冬季休業中なのだろうか…？

他にも閉まっているところが多い。

ツアーバスが横付けされいてるところはあまり魅力を感じないし。
ちなみにこのツアーバスは韓国のツアーらしい。

しかもどこがお店なんだかわかりづらくて営業中なところがわからない。

そしたら「今数人入っていったところがあるよ」ってお義母さんが。
ナイス！

入ったところはここ。

Heuriger Zum Berger

入口を入るとこんな感じ。

活気がなさすぎてどこに入って行ったらいいかわからいない（笑）

忙しそうなお店の人をとっつかまえて、案内してもらったらびっくり。

中はすごい人。

犬連れもいて地元の人たちが賑わっているって雰囲気。

わくわくしてくる。

まずはホイリゲだからね、ワイン。

ハウスワイン白

微炭酸、味薄はホイリゲ（新酒）の特徴？！

アルコールにてんで弱い私向きです♪

セルフサービス方式で並んでるショーケースもあったけど、あまり魅力を感じず（種類少ない）。

料理を注文しておりましたが、出てくるのが超遅い！

オーストリア人になったつもりで広い心で待つ・待つ・待つ。

ようやく出てきました〜。

レバーの団子スープ→最高！
ウィンナー→ドイツ先取りで最高！
ウィナーシュニッツェル→これも最高！
ポテトフライが入った炒め物→焼きそばの味がして（笑）最高！

とにかくおいしかったです。

たまたま入ったレストランでこれを食べられるとは思ってなかったので、大満足。

帰りはまたバスと地下鉄でホテルへ。

満腹のまま、おやすみなぁ〜い。

●○5日目○●

もう5日目…と思い半分がっくり気分、そして今日この後行くチェスキー・クルムロフへの期待半分。

ヒルトンの魅力的な朝ご飯の中、我慢してさっぱり済ます。
っていってもこれだけ食べてますが。

チェスキー・クルムロフに向かう田園風景。


〜つづく〜

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2010/06/22 23:42:31

  オーケストラコンサート！

  のん太さん、こんばんは！
  お久しぶりです。
  
  ３月のヨーロッパ旅行！
  そして、今月はソウルでしたんですね！
  いいですね！お帰りなさい〜。
  
  音楽の都ウィーンでのオーケストラコンサート！
  本場での管弦楽鑑賞〜とても憧れます！
  それも会場は一般的なホールというわけではなく、宮殿なんでしたね！
  これぞヨーロッパならではの雰囲気ですね！
  いつか自ら体験してみたい〜旅行記拝見しながらとてもそう思いました。

  のん太さん からの返信 2010/06/24 14:34:26

  RE: オーケストラコンサート！

  むんさん、こんにちは！
  
  ヨーロッパ旅行記を読んでくださりありがとうございます。
  ですが、また未完なんです（涙）
  なかなか写真整理が追い付かなくて、もう思い出も過去に…
  でもなんとか最後まで作成頑張りますので、
  是非また読んでくださいm(__)m
  
  私もオーケストラコンサート楽しみにしていました！
  私たちが楽しんだコンサートは敷居の高いものではなく、
  とてもカジュアルな雰囲気（といっても宮殿ですが）で良かったです。
  敷居の高くになると普段と違いすぎてこちらが緊張しちゃってたと思います（笑）
  
  むんさんはGWに金沢に行かれたんですね。
  キトキト魚料理がうらやましい〜〜！！
  城下町も風情があっていいですね。
  金沢は城下町を歩いたことがないので、
  今度行ったときには是非散策してみます！
  
  それではまた(^_^)/~
  のん太