北海道＆東日本パスの旅　その４

2010/01/19 - 2010/01/19

旭山動物園へ
旭川です。朝イチで宗谷本線で稚内まで、帰りを特急にすれば２２時青森発のはまなすに間に合います。でも、もう２０年近く前ですが、仕事で冬の旭川→稚内間は乗ったことが有るんです。その他小樽へ行ってみようかとか色々考えましたが、結局クッションで取っておいたこの日に旭山動物園へ行く事にしました。
観光地には女房どのと温泉に行く時以外は興味が無い私ですが、ここだけは旭川市立の動物園でありながら、どうして人気が有るんだろう？入場料￥８００なのによく園内施設を工夫し増やしていけるのはなぜ？とか鉄道以外で興味があった所です。
心の中で鉄の虫が「せっかく北海道へ来てるんだぞ、どっか乗らんかい！」と言ってますが。

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル

旭川駅前から旭山動物園行きのﾊﾞｽです。所要４２分前後、片道￥４００です。

１０：４１ 到着です。

冬季は閉演が１５：３０と早いのでやはり朝イチ１０：３０開園で入ったほうがゆっくり見て回れます。
それでは、

正門を入ってすぐの所に有る「只今の気温」表示です。
読めますか？−３.８度です。
撮った後思わずポケットに手を入れました。

ペンギンの散歩です。
運動不足解消とお客さんのために。強制では無いそうで、今日は、やーめた！と歩き出し早々引き返すペンギンもこの日いたそうです。

来た来た。飼育員の人がスピーカーで「見た目はかわいいですが、はっきり言って目つき悪いです。」と言っていた。はて目つきは？

「今日のお客さんもケチねぇ、何十人といるのに、誰もエサをくれやしない。」
「そりゃしょうがないわよ、見つかったら飼育員さんにしかられるもの。」
「それにしたって、スキをついて何かくれてもいいじゃない。」
とでも話してそうに見えません？

アムールトラ
寒い地方の虎だそうで、元気にノシノシ歩き回っていました。

それに比べてライオンは、やはり寒そうです。（それでもこの雌は真面目に?!出てきてますが、雄は暖かい畜舎にいるそう。働け！でも寒いんだもの。といった感じですか。）
心なしかこの雌ライオン、切なげな顔に見えます。

こちらは「見上げた」雪ヒョウ。高地の猫族。
吹きさらしの、こんな所で寝なくても、という場所で丸くなっています（壁はもちろん、下も金網！園内のお客の上、２メートルくらいを跨ぐ、金網の橋の途中です）。
どこがどこやらと言う画ですが、左の白い所が腹、右のごしゃごしゃっとした所が頭です。ちょっとジャンプすれば指先くらいは、フカフカした毛皮に触れそうでしたが、さすがに止めときました（意外と柔らかそうな足の肉球が）。

やっとここで丹頂クンに会えました。

う〜ん。エゾシカと目が合ってしまった。

園内で一番元気だった（暖房のきいた屋内ですが）オランウータンの子供。

ダチョウはやっぱり寒そうです。よく出てきているな、という感じです。固まっている感じで動き無し。

キリンは元気でした。北海道に順応した？

フクロウの「もぐもぐタイム」（お客さんの前でエサをあげる時間をここではこう言っています）。
この後、ほぼ無音で羽ばたいて飛ぶ所を、近くの木の枝との往復で、見せてくれました。

ニホンザルも寒そう。モコモコした毛並みなのに、雪の上は寒いでしょう。サービス精神旺盛な猿さんたち。

水槽のガラス越しに、ドーンとお客に向かってからだごと飛びかかる、という事がけっこうウリのホッキョクグマ。この日は「暑くて！」って訳でもなさそうですが、グデグデしていて、やる気なさそうでした。ソンナヒモアルサ。

ここに来た事が無い人でも知っている、チューブ状の水槽をアザラシが上へ下へと通っていく、というアレです。
ただ映像でしか見た事が無い人は、このアザラシの水槽の規模が、かなり小さい事に気づきます。上手にできるだけ低予算で作ってあるなぁ、という所です。

アマゴがすいっと泳いでいきました。（こういう展示も有りました。

）

正門からは反対側、東門の方から見たところ。

旭川駅に帰ってきたのですが、こんなポスターが…。

さて、やっと札幌に向かいます。函館本線、
旭川発 １６：０９ → １７：５２ 岩見沢着。

旭川 →近文駅間。今日も日が暮れます。

伊納 → 納内駅間のトンネル。

滝川駅１５分停車。

岩見沢発 １８：０５ → １８：４２ 札幌着、快速いしかりライナー。

っと、また居酒屋ですが、札幌の駅ビルというか、駅ごとの複合商業施設が、とにかく最近の改装成って巨大になりました。買い物は何でもできるし、食べ物屋もたくさんあります。
それでも私は居酒屋でちょっと一杯…。スミマセン。

夜行急行はまなす入線。
札幌発 ２２：００ → ５：３９ 青森着。

普通車自由席。そこそこ空いていました。
おかげでけっこう熟睡…。
そこで今日はこれまでに。