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そのホームレスの青テントの上の小高い丘の上に仏舎利塔の頭の尖った先端が見える。ああ、これはパゴダだ。サイズは小さいが、タイ、ラオス、カンボジアで数多く見たパゴダの一つ。この上野の山にどうしてパゴダが?<br /><br />近づいて見る。あ、矢張りパゴダだ。多摩霊園でもかない大きなお墓を見ているが、これは形と言い、大きさと言い、タイのパゴダに違いない。<br /><br />その隣には大きな仏の頭部が。見た感じ、これもまたタイからか?少し異国情緒を漂わせた観音像。<br /><br />近くまで行き参詣する。案内板を読むと「大佛パゴダ」と言うらしい。元々は江戸時代、寛永寺建立と共に、薬師如来を祭った仏塔があったようだが、関東大震災で消失し、後、昭和42年に大成建設により建てられたらしい。・・・何だ、そんなことだったのか。<br /><br />その隣の大佛頭部。これは又由緒あるものだ。同じく立て札を読むと、この大佛は観音様ではなくてお釈迦様で、越後村上の領主堀氏がこの地に戦国・戦乱の死者を弔う為に、お釈迦様の仏像を建立し、その後幾変遷し、現在のこの形になっているとのこと。<br /><br />そう言えばこの上野、藤堂藩と折半する形で、村上堀藩が所有していたのだった。芭蕉の生まれ育った伊賀上野城、三面川の寒風に晒される塩引きの鮭。古き良き日本の情景はこの二つの名前によって結ばれた。<br /><br />パゴダの上の梵字、「バイ」。薬師如来を表わしているが、この敷地の寺僧に聞いても分らなかった。もう梵字は既に過去のものとなっている。<br /><br />パゴダと大佛、それぞれにお参りし、西郷像へ向った。

春の上野公園(4)上野のパゴダと上野大仏。

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2010/03/17 - 2010/03/17

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ちゃお

ちゃおさん

そのホームレスの青テントの上の小高い丘の上に仏舎利塔の頭の尖った先端が見える。ああ、これはパゴダだ。サイズは小さいが、タイ、ラオス、カンボジアで数多く見たパゴダの一つ。この上野の山にどうしてパゴダが?

近づいて見る。あ、矢張りパゴダだ。多摩霊園でもかない大きなお墓を見ているが、これは形と言い、大きさと言い、タイのパゴダに違いない。

その隣には大きな仏の頭部が。見た感じ、これもまたタイからか?少し異国情緒を漂わせた観音像。

近くまで行き参詣する。案内板を読むと「大佛パゴダ」と言うらしい。元々は江戸時代、寛永寺建立と共に、薬師如来を祭った仏塔があったようだが、関東大震災で消失し、後、昭和42年に大成建設により建てられたらしい。・・・何だ、そんなことだったのか。

その隣の大佛頭部。これは又由緒あるものだ。同じく立て札を読むと、この大佛は観音様ではなくてお釈迦様で、越後村上の領主堀氏がこの地に戦国・戦乱の死者を弔う為に、お釈迦様の仏像を建立し、その後幾変遷し、現在のこの形になっているとのこと。

そう言えばこの上野、藤堂藩と折半する形で、村上堀藩が所有していたのだった。芭蕉の生まれ育った伊賀上野城、三面川の寒風に晒される塩引きの鮭。古き良き日本の情景はこの二つの名前によって結ばれた。

パゴダの上の梵字、「バイ」。薬師如来を表わしているが、この敷地の寺僧に聞いても分らなかった。もう梵字は既に過去のものとなっている。

パゴダと大佛、それぞれにお参りし、西郷像へ向った。

  • ホームレスのテントの先の丘の上にパゴダのような仏塔が見える。

    ホームレスのテントの先の丘の上にパゴダのような仏塔が見える。

  • 上野の山にどうしてパゴダが??

    上野の山にどうしてパゴダが??

  • 案内文を読むとこれは「大佛パゴダ」と言うらしく、薬師如来を祭られているとのこと。

    案内文を読むとこれは「大佛パゴダ」と言うらしく、薬師如来を祭られているとのこと。

  • その隣には又上品な顔立ちの仏像頭部が安置されている。

    その隣には又上品な顔立ちの仏像頭部が安置されている。

  • これもタイから請来しているのだろうか。日本的な感じから離れた、どことなくアジア的な顔立ちである。

    これもタイから請来しているのだろうか。日本的な感じから離れた、どことなくアジア的な顔立ちである。

  • しかしこれも又案内文を読むと、これは「上野大佛」というお釈迦様の頭部で、江戸初期、寛永年間に村上藩主堀氏が、この地に建立した釈迦像の頭部とのこと。

    しかしこれも又案内文を読むと、これは「上野大佛」というお釈迦様の頭部で、江戸初期、寛永年間に村上藩主堀氏が、この地に建立した釈迦像の頭部とのこと。

  • 江戸初期。漸く鎖国が実行されようとした時代。タイでは尚山田長政が大活躍していた時代。この仏像にタイの影響が無いとは言い切れない、垢抜けた品の良い顔立ちをしていた。

    江戸初期。漸く鎖国が実行されようとした時代。タイでは尚山田長政が大活躍していた時代。この仏像にタイの影響が無いとは言い切れない、垢抜けた品の良い顔立ちをしていた。

  • 救われない者がここにいる。いかにしても救われない。地獄がどんなところか知らないが、地獄の責め苦を受けてもおかしく無い人間がここにいる。

    救われない者がここにいる。いかにしても救われない。地獄がどんなところか知らないが、地獄の責め苦を受けてもおかしく無い人間がここにいる。

  • お薬師様、「バイ」。ヒンドウの薬草なのだろうか・・もう梵字の意味を知る人も殆どいなくなっている・・

    お薬師様、「バイ」。ヒンドウの薬草なのだろうか・・もう梵字の意味を知る人も殆どいなくなっている・・

  • 明るい日向では大道芸人が何やら珍しい演奏をしているようだ・・

    明るい日向では大道芸人が何やら珍しい演奏をしているようだ・・

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