２０１０年３月 熊野古道中辺路を歩く【紀伊田辺駅～滝尻王子】vol．１

2010/03/17 - 2010/03/18

熊野古道中辺路を滝尻王子から発心門王子(トータル行程：約30.8km)まで歩いてきました。
このコースは３年前に一度歩いたことがありますが、その時は人家のない山中を歩く恐怖と不安で、ただがむしゃらにゴールを目指し歩き続けていたように思います。
今回は２回目と言うこともあり慣れもあったのか、幾分かは精神的な余裕があったのではないかと思います。
ただ写真撮影しながら歩いたので、タイム的には標準タイムを大幅にオーバーしてしまいました。
１日目は天候に恵まれ快適に歩けましたが、２日目はコース中盤で雨に降られ残念ながら雨の中の古道歩きとなってしまいました。


vol.１は紀伊田辺駅から、熊野古道中辺路の出発地点滝尻王子までの内容となっています。


【一日目の行程：合計13km】
滝尻王子 → ネズ王子 → 熊野高原神社 → 大門王子 → 十丈王子 → 大阪本王子 → 近露王子(民宿で一泊)

【二日目の行程：合計17.8km】
近露の民宿 → 比曽原王子 → 継桜王子 → 中ノ河王子 → 小広王子・熊瀬川王子 → 岩神王子 → 湯川王子 → 猪鼻王子 → 発心門王子 　　　

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自家用車 徒歩

今回のアクセスはＪＲ紀伊田辺駅です。

駅周辺の様子です。

紀伊田辺といえば武蔵坊弁慶の出身地でも有名です。

駅周辺には熊野古道中辺路の案内看板があります。

こちらにも・・・

午前８時のバスで滝尻へ向かいます。

滝尻へは龍神バスと明光バスがありますが、今回は明光バスでした。

しばらく待ってバスが到着しました。

市街地は通勤時間と言うこともあってか渋滞していましたが、しばらく走るといい景色が見えてきます。

まもなく到着です。

８時４５分到着でした。

約７分遅れです。

先ずは滝尻で出発の準備をすることにしました。

熊野古道を歩く人のために商店や休憩所などがあります。

先ずは熊野古道案内所に行くことにしました。

案内所の中には、パンフレットや資料が展示してあります。

これはツキノワグマの写真です。

熊野の山地にも生息しているようです。
剥製では小さくてかわいらしいですが、やはり熊野古道では会いたくないですね(笑)

やはり熊に遭遇したくないので、リュックに熊よけの鈴を付けています。
熊もやはり同じように人間が怖いそうで、いきなり遭遇すると防衛本能から攻撃してくるそうです。
鈴の音を鳴らして、事前に熊にこちらの存在を知らせれば近寄ってこないと言われています。

この熊野古道中辺路ルートのパンフレットをもらいました。

両面印刷になっていてこちらが裏側です。

次にみずもと商店に行きました。

熊野古道に関する色んなものが売っています。

語り部のヨッシーさんが出迎えてくれました。
熊野古道についての色んな話をしてくれました。

とても温かいもてなしです。

弁当はコンビニで買っていましたが、こちらでもおにぎりなどを買おうと思っていたのですが、この日は女将さんがいないということでありませんでした。

熊野古道歩きには塩分が必要だということで、梅干を購入しました。
南高梅ですが塩辛くておにぎりに合いそうな味でした。
３粒ほど食べただけなので、残りは帰ってから食べました。

みずもと商店の近くにもう一軒お店があります。

世界遺産の石碑です。

出発前に滝尻王子宮で旅の安全祈願をしました。

休憩所で身支度をしていよいよ出発です。

熊野古道案内図です。
普通に歩けば、だいたいこの図に書いてある距離と時間通りで歩けると思います。


vol・２へつづく。