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日光随一の老舗ホテルである<br />「日光金谷ホテル」から、<br />宿泊優待の案内状が届きました。<br />「鬼怒川金谷ホテル」と<br />「中禅寺金谷ホテル」には<br />宿泊したことがありますが、<br />一番の老舗である「日光金谷ホテル」<br />だけ未宿泊なので、一度ぜひ泊まって<br />みたいと思っていたのです。<br />といっても、さすが名門、お値段も<br />なかなかのものです。<br />でも今回は、この季節の優待として、<br />「室料50%OFF」というので、<br />めったにない機会だから、思い切って<br />泊まってみることにしました。

名門「金谷ホテル」に泊まる ーその1ー

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2010/03/11 - 2010/03/12

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にゃんこ姫

にゃんこ姫さん

日光随一の老舗ホテルである
「日光金谷ホテル」から、
宿泊優待の案内状が届きました。
「鬼怒川金谷ホテル」と
「中禅寺金谷ホテル」には
宿泊したことがありますが、
一番の老舗である「日光金谷ホテル」
だけ未宿泊なので、一度ぜひ泊まって
みたいと思っていたのです。
といっても、さすが名門、お値段も
なかなかのものです。
でも今回は、この季節の優待として、
「室料50%OFF」というので、
めったにない機会だから、思い切って
泊まってみることにしました。

同行者
家族旅行
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス 私鉄

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  • 日光までは、東武鉄道の特急<br />『スペーシア・きぬ』で、下今市<br />で乗り換えます。<br />『スペーシア・けごん』なら<br />直行で行けるのですが、<br />『けごん』のほうは、数年前から本数が<br />ずっと減ってしまい、都合のよい<br />時間帯のがなくなったのです。(&gt;_

    日光までは、東武鉄道の特急
    『スペーシア・きぬ』で、下今市
    で乗り換えます。
    『スペーシア・けごん』なら
    直行で行けるのですが、
    『けごん』のほうは、数年前から本数が
    ずっと減ってしまい、都合のよい
    時間帯のがなくなったのです。(>_

  • 「東武日光駅」到着前の車窓より。<br />正面の山が、日光のシンボル<br />男体山です。<br />うっすらと冠雪しています。

    「東武日光駅」到着前の車窓より。
    正面の山が、日光のシンボル
    男体山です。
    うっすらと冠雪しています。

  • 「東武日光」駅の正面。

    「東武日光」駅の正面。

  • 駅前のバス・ターミナルにある<br />オブジェ。<br />岩から水が流れています。

    駅前のバス・ターミナルにある
    オブジェ。
    岩から水が流れています。

  • 近くには、水飲み場も。<br />ここの水は良質です。

    近くには、水飲み場も。
    ここの水は良質です。

  • 日光街道の杉並木は、有名です。

    日光街道の杉並木は、有名です。

  • 駅前広場から見た日光連山。<br />少し雲が出てきました。

    駅前広場から見た日光連山。
    少し雲が出てきました。

  • 駅の斜め前に、「金谷ホテル」の<br />「金谷ベーカリー」があります。<br />2階は喫茶室になっていて、<br />私たちは翌日、おいしいコーヒーを<br />飲みました。<br />ホテルの無料送迎バスは、<br />この前から出ます。

    駅の斜め前に、「金谷ホテル」の
    「金谷ベーカリー」があります。
    2階は喫茶室になっていて、
    私たちは翌日、おいしいコーヒーを
    飲みました。
    ホテルの無料送迎バスは、
    この前から出ます。

  • バスで約10分、ホテル到着です。<br />

    バスで約10分、ホテル到着です。

  • ホテル本館の全景。

    ホテル本館の全景。

  • ホテルの庭と別館。

    ホテルの庭と別館。

  • 本館入り口。<br />近ごろでは珍しくなった<br />回転ドアです。

    本館入り口。
    近ごろでは珍しくなった
    回転ドアです。

  • 内側から見た回転ドア。<br />上部の彫刻が見事です。

    内側から見た回転ドア。
    上部の彫刻が見事です。

  • 本館ロビーで、天井部分を<br />見上げたところ。<br />2階部分の窓の中に見える<br />柱頭にも、素晴らしい彫刻が<br />施されています。

    本館ロビーで、天井部分を
    見上げたところ。
    2階部分の窓の中に見える
    柱頭にも、素晴らしい彫刻が
    施されています。

  • 私たちの泊まった部屋。<br />本館3階のデラックス・ツインです。<br />かなりの広さで、こちらはリビング部分。<br />暖房は、スチームです。<br />(窓の下の蛇腹の部分にお湯が<br />通っています。)<br />スチーム暖房が日本で初めて導入された<br />大正3年(1914)に、早くも<br />ボイラーを設置し、大正7年までには<br />全館スチーム暖房を完備させたというから<br />驚きです。<br />それを今でもずっと使っているというのは、<br />もっと驚きですね。<br />(そういえば、「中禅寺金谷」でもスチーム暖房でしたっけ。)

    私たちの泊まった部屋。
    本館3階のデラックス・ツインです。
    かなりの広さで、こちらはリビング部分。
    暖房は、スチームです。
    (窓の下の蛇腹の部分にお湯が
    通っています。)
    スチーム暖房が日本で初めて導入された
    大正3年(1914)に、早くも
    ボイラーを設置し、大正7年までには
    全館スチーム暖房を完備させたというから
    驚きです。
    それを今でもずっと使っているというのは、
    もっと驚きですね。
    (そういえば、「中禅寺金谷」でもスチーム暖房でしたっけ。)

  • クラシックな鏡台や・・・

    クラシックな鏡台や・・・

  • 座り心地の良いソファが<br />あります。

    座り心地の良いソファが
    あります。

  • こちらが寝室部分。<br />(といっても、すべてワンルームの<br />中にあります。)<br />ベッドは、普通のシングルでした。<br />セミダブルなら、嬉しかったのですが。

    こちらが寝室部分。
    (といっても、すべてワンルームの
    中にあります。)
    ベッドは、普通のシングルでした。
    セミダブルなら、嬉しかったのですが。

  • バスルームは、まったくシンプル。<br />トイレは洗浄便座でした。<br />バスタブは使用しませんでした。

    バスルームは、まったくシンプル。
    トイレは洗浄便座でした。
    バスタブは使用しませんでした。

  • 窓からの眺め。<br />ホテル側では、別館のほうのお部屋を<br />用意して下さっていたそうですが、<br />そちらにはエレベーターがないということで、<br />高齢の母のために、こちら本館に変えて<br />いただきました。<br />別館のほうが眺めはよいけれど、<br />雰囲気は、本館のほうがあるとか。<br /><br />

    窓からの眺め。
    ホテル側では、別館のほうのお部屋を
    用意して下さっていたそうですが、
    そちらにはエレベーターがないということで、
    高齢の母のために、こちら本館に変えて
    いただきました。
    別館のほうが眺めはよいけれど、
    雰囲気は、本館のほうがあるとか。

  • 窓から見た別館の建物。

    窓から見た別館の建物。

  • 2階の「家族風呂」。<br />残念なことに、ここは温泉ではなくて、<br />「大浴場」というものもありません。<br />一家族の貸し切りとなるため、<br />誰かが使用していると、他の人は<br />入れません。<br />私たちは一番乗りでしたので、<br />すぐに入れましたが。

    2階の「家族風呂」。
    残念なことに、ここは温泉ではなくて、
    「大浴場」というものもありません。
    一家族の貸し切りとなるため、
    誰かが使用していると、他の人は
    入れません。
    私たちは一番乗りでしたので、
    すぐに入れましたが。

  • バスタブは、2人でゆっくり入って、<br />余裕があるくらいの大きさです。<br />湯温は、42℃に調節してあるそうです。

    バスタブは、2人でゆっくり入って、
    余裕があるくらいの大きさです。
    湯温は、42℃に調節してあるそうです。

  • 洗い場も2つです。<br />そういえば、「鬼怒川金谷」は温泉だったので、<br />浴場もやや広めでしたが、「中禅寺金谷」は、<br />ここほどではないけれど、やはり小さかった<br />記憶があります。<br />少数のお客様しか泊まらなかったので、<br />これで充分だったのでしょうね。<br />

    洗い場も2つです。
    そういえば、「鬼怒川金谷」は温泉だったので、
    浴場もやや広めでしたが、「中禅寺金谷」は、
    ここほどではないけれど、やはり小さかった
    記憶があります。
    少数のお客様しか泊まらなかったので、
    これで充分だったのでしょうね。

  • 風呂桶と椅子は、木製です。

    風呂桶と椅子は、木製です。

  • 2階廊下のショー・ウィンドウ内に<br />飾られていた、昔のスタンド。<br />明治40年頃の製品で、当時は<br />各客室に置かれていたようです。<br />日光では明治26年に最初の発電所が<br />でき、金谷ホテルでは明治41年に<br />いち早く自家発電所を設けて、ホテルの<br />電気をつべてまかなっていたのだそうです。<br />凄い!<br />明治39年に、国賓として<br />イギリスのアーサー王子をお迎えする頃から<br />こうした贅を尽くした備品をそろえるように<br />なったということです。

    2階廊下のショー・ウィンドウ内に
    飾られていた、昔のスタンド。
    明治40年頃の製品で、当時は
    各客室に置かれていたようです。
    日光では明治26年に最初の発電所が
    でき、金谷ホテルでは明治41年に
    いち早く自家発電所を設けて、ホテルの
    電気をつべてまかなっていたのだそうです。
    凄い!
    明治39年に、国賓として
    イギリスのアーサー王子をお迎えする頃から
    こうした贅を尽くした備品をそろえるように
    なったということです。

  • 廊下に展示されている「金谷ホテル」の<br />歴史を物語る写真。<br />昔の客室は、右の写真のような<br />感じだったのですね。

    廊下に展示されている「金谷ホテル」の
    歴史を物語る写真。
    昔の客室は、右の写真のような
    感じだったのですね。

  • 「金谷家の人々」の写真と、<br />英国婦人のイザベラ・バードの<br />肖像。<br />明治11年に、「金谷ホテル」の前身<br />「カナヤ・カッテージ・イン」に宿泊し、<br />著書『日本奥地紀行』の中で、<br />金谷家のことを紹介しました。<br />(今思い出しましたが、西会津の<br />大内宿でも、このイザベラ・バードの<br />名前を見かけました。<br />そこでも、名主の家に宿泊したという<br />記録が残っていました。)

    「金谷家の人々」の写真と、
    英国婦人のイザベラ・バードの
    肖像。
    明治11年に、「金谷ホテル」の前身
    「カナヤ・カッテージ・イン」に宿泊し、
    著書『日本奥地紀行』の中で、
    金谷家のことを紹介しました。
    (今思い出しましたが、西会津の
    大内宿でも、このイザベラ・バードの
    名前を見かけました。
    そこでも、名主の家に宿泊したという
    記録が残っていました。)

  • 廊下にかけられた大きな鏡。<br />外国人のお客様がメインだったこのホテルでは、<br />明治時代から、たくさんの凝ったデザインの<br />鏡を館内のあちこちにかけているのだそうです。<br />鳥居の形とか日光彫りのものとか、<br />いろいろあるそうで、もっと気をつけて<br />捜してみればよかった。

    廊下にかけられた大きな鏡。
    外国人のお客様がメインだったこのホテルでは、
    明治時代から、たくさんの凝ったデザインの
    鏡を館内のあちこちにかけているのだそうです。
    鳥居の形とか日光彫りのものとか、
    いろいろあるそうで、もっと気をつけて
    捜してみればよかった。

  • 本館3階の15号室。<br />じつは、アインシュタインが宿泊<br />した部屋を再現してあるのだそうです。<br />(当時の部屋は、すでに取り壊されて<br />しまったとのことです。)<br />なんの変哲もないドアですが・・・<br />室内を見たかったなあ。<br />ちなみに、ヘレン・ケラーが<br />泊まったのは、別館1階だとか。<br />とっても興味がありますが。<br /><br />写真がたくさんになったので、<br />ーその2−に続きます。

    本館3階の15号室。
    じつは、アインシュタインが宿泊
    した部屋を再現してあるのだそうです。
    (当時の部屋は、すでに取り壊されて
    しまったとのことです。)
    なんの変哲もないドアですが・・・
    室内を見たかったなあ。
    ちなみに、ヘレン・ケラーが
    泊まったのは、別館1階だとか。
    とっても興味がありますが。

    写真がたくさんになったので、
    ーその2−に続きます。

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