2010/03/11 - 2010/03/12
759位(同エリア3284件中)
にゃんこ姫さん
- にゃんこ姫さんTOP
- 旅行記423冊
- クチコミ135件
- Q&A回答12件
- 705,399アクセス
- フォロワー21人
日光随一の老舗ホテルである
「日光金谷ホテル」から、
宿泊優待の案内状が届きました。
「鬼怒川金谷ホテル」と
「中禅寺金谷ホテル」には
宿泊したことがありますが、
一番の老舗である「日光金谷ホテル」
だけ未宿泊なので、一度ぜひ泊まって
みたいと思っていたのです。
といっても、さすが名門、お値段も
なかなかのものです。
でも今回は、この季節の優待として、
「室料50%OFF」というので、
めったにない機会だから、思い切って
泊まってみることにしました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
PR
-
日光までは、東武鉄道の特急
『スペーシア・きぬ』で、下今市
で乗り換えます。
『スペーシア・けごん』なら
直行で行けるのですが、
『けごん』のほうは、数年前から本数が
ずっと減ってしまい、都合のよい
時間帯のがなくなったのです。(>_ -
「東武日光駅」到着前の車窓より。
正面の山が、日光のシンボル
男体山です。
うっすらと冠雪しています。 -
「東武日光」駅の正面。
-
駅前のバス・ターミナルにある
オブジェ。
岩から水が流れています。 -
近くには、水飲み場も。
ここの水は良質です。 -
日光街道の杉並木は、有名です。
-
駅前広場から見た日光連山。
少し雲が出てきました。 -
駅の斜め前に、「金谷ホテル」の
「金谷ベーカリー」があります。
2階は喫茶室になっていて、
私たちは翌日、おいしいコーヒーを
飲みました。
ホテルの無料送迎バスは、
この前から出ます。 -
バスで約10分、ホテル到着です。
-
ホテル本館の全景。
-
ホテルの庭と別館。
-
本館入り口。
近ごろでは珍しくなった
回転ドアです。 -
内側から見た回転ドア。
上部の彫刻が見事です。 -
本館ロビーで、天井部分を
見上げたところ。
2階部分の窓の中に見える
柱頭にも、素晴らしい彫刻が
施されています。 -
私たちの泊まった部屋。
本館3階のデラックス・ツインです。
かなりの広さで、こちらはリビング部分。
暖房は、スチームです。
(窓の下の蛇腹の部分にお湯が
通っています。)
スチーム暖房が日本で初めて導入された
大正3年(1914)に、早くも
ボイラーを設置し、大正7年までには
全館スチーム暖房を完備させたというから
驚きです。
それを今でもずっと使っているというのは、
もっと驚きですね。
(そういえば、「中禅寺金谷」でもスチーム暖房でしたっけ。) -
クラシックな鏡台や・・・
-
座り心地の良いソファが
あります。 -
こちらが寝室部分。
(といっても、すべてワンルームの
中にあります。)
ベッドは、普通のシングルでした。
セミダブルなら、嬉しかったのですが。 -
バスルームは、まったくシンプル。
トイレは洗浄便座でした。
バスタブは使用しませんでした。 -
窓からの眺め。
ホテル側では、別館のほうのお部屋を
用意して下さっていたそうですが、
そちらにはエレベーターがないということで、
高齢の母のために、こちら本館に変えて
いただきました。
別館のほうが眺めはよいけれど、
雰囲気は、本館のほうがあるとか。 -
窓から見た別館の建物。
-
2階の「家族風呂」。
残念なことに、ここは温泉ではなくて、
「大浴場」というものもありません。
一家族の貸し切りとなるため、
誰かが使用していると、他の人は
入れません。
私たちは一番乗りでしたので、
すぐに入れましたが。 -
バスタブは、2人でゆっくり入って、
余裕があるくらいの大きさです。
湯温は、42℃に調節してあるそうです。 -
洗い場も2つです。
そういえば、「鬼怒川金谷」は温泉だったので、
浴場もやや広めでしたが、「中禅寺金谷」は、
ここほどではないけれど、やはり小さかった
記憶があります。
少数のお客様しか泊まらなかったので、
これで充分だったのでしょうね。 -
風呂桶と椅子は、木製です。
-
2階廊下のショー・ウィンドウ内に
飾られていた、昔のスタンド。
明治40年頃の製品で、当時は
各客室に置かれていたようです。
日光では明治26年に最初の発電所が
でき、金谷ホテルでは明治41年に
いち早く自家発電所を設けて、ホテルの
電気をつべてまかなっていたのだそうです。
凄い!
明治39年に、国賓として
イギリスのアーサー王子をお迎えする頃から
こうした贅を尽くした備品をそろえるように
なったということです。 -
廊下に展示されている「金谷ホテル」の
歴史を物語る写真。
昔の客室は、右の写真のような
感じだったのですね。 -
「金谷家の人々」の写真と、
英国婦人のイザベラ・バードの
肖像。
明治11年に、「金谷ホテル」の前身
「カナヤ・カッテージ・イン」に宿泊し、
著書『日本奥地紀行』の中で、
金谷家のことを紹介しました。
(今思い出しましたが、西会津の
大内宿でも、このイザベラ・バードの
名前を見かけました。
そこでも、名主の家に宿泊したという
記録が残っていました。) -
廊下にかけられた大きな鏡。
外国人のお客様がメインだったこのホテルでは、
明治時代から、たくさんの凝ったデザインの
鏡を館内のあちこちにかけているのだそうです。
鳥居の形とか日光彫りのものとか、
いろいろあるそうで、もっと気をつけて
捜してみればよかった。 -
本館3階の15号室。
じつは、アインシュタインが宿泊
した部屋を再現してあるのだそうです。
(当時の部屋は、すでに取り壊されて
しまったとのことです。)
なんの変哲もないドアですが・・・
室内を見たかったなあ。
ちなみに、ヘレン・ケラーが
泊まったのは、別館1階だとか。
とっても興味がありますが。
写真がたくさんになったので、
ーその2−に続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30