『コッツウォルズ　ドライブ一人旅』　（１）ロンドン

2001/07/06 - 2001/07/14

7月の前半9日間の英国旅行。
今回はコッツウォルズ地方をドライブする旅。
オックスフォードでレンタカーを借りてアッパー・スロー
ターを拠点にしてブロードウエーやバイブリ−などの村々
を回る。
３泊４日で始めての一人海外ドライブ。始めは神経を使っ
たが慣れてくるとイギリスの田舎のドライブは中々快適。
この旅の前後はロンドン泊でトラファルガー広場からビッ
グ・ベンまで歩く。また最後の日にはコベント・ガーデン
に出かける。

今度「イギリスの旅」と言うコミュ二ティを作りました。
気楽な集まりにします。貴方が最初のメンバーになって
頂けたら！
http://4travel.jp/community/main/10000669/

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ヴァージン アトランティック航空

７月６日（金曜日）夕刻４時バージン･アト
ランティックでヒースロー空港着。３年ぶり
のロンドンになる。
今回はこのヒースロー駅からヒースロー･エ
キスプレスでロンドン市内へ出る。わずか
１５分でパディントン駅に到着。このエキス
プレスは便利だ。

コッツウォルズ地方に出かけるにはパディン
トン駅から西部に行く。その為パディントン
駅に近いホテルをネットで予約してきた。
処がこのホテルが曲者。満室でチェック・イ
ン出来ず。マネージャーにクレームをつけ結
局同系列のピカデリーのホテルに案内された。
４★のシャフツベリーホテル。

ホテルで一息ついてから街に出る。まだ８時
のロンドンはほとんど東京の昼間に近い。
ましてこのホテルはロンドンの繁華街。
リージェント･ストリートを歩く。日中のこと
を思えば人並みは多くない。そんな車道を突然
若者達がローラーで走ってきた。私は瞬間シャ
ッターを切っていた。

何時の間にか中華街の出ていた。
１９９４年にツアーで来た時にはここで
飲茶のランチを食べたことがある。
中華街と言えばニューヨーク、サンフランシ
スコの中華街も懐かしい。

翌７月７日（土曜日）今日は１日ロンドン観
光の予定。朝９時ピカデリーのホテルを出発。
ピカデリー・サーカスにもまだ人は少ない。
エドワード７世の像のある広場からトラファ
ルガー広場へ向う。

セント・ジェームズ・パークに沿ったザ・モ
ールを少し歩けばアドミラル・アーチ。この門
をくぐればトラファルガー広場に出る。

ネルソン提督が立つトラファルガー広場。
塔の四方を巨大なライオンが守っている。
銀座三越の入口にはそのミニチュアとも
いうべきライオン像がある。

トラファルガー広場はいつも沢山の鳩が群
がっている。朝のこんな時間でも観光客よ
り鳩の方が多い。

トラファルガー広場の前はナショナル・ギャ
ラリー。10時のオープンを待って入場する。
残念ながら写真撮影は一切出来なかった。

ナショナル・ギャラリーを出るとテムズ川
をめざして先を急ぐ。ホワイト・ホールの通
りを南へ進むと丁度右手が衛兵が馬に跨るホ
−ス・ガード。

カメラを構える観光客。私もいつものように
シャッターを切る。実はこの年まではデジカ
メは使っていなかったのでフィルムは数十本
持参していた。

ホース・ガードの並びを行くとダウニング街
10番地。と言えば知る人は知る英国首相の官
邸。前を通っても知らない人は全く氣づかな
い。当時の主はトニー・ブレア首相。

首相官邸を過ぎるとすぐ先にビッグ・ベンが
目に入る。眼前に開けたビッグ・ベンとパー
ラメントの壮大な建物群。

テムズ川のウエストミンスター橋に出ると
ロンドン・アイがすぐ対岸にある。ここから
テムズ川の遊覧船が出ている。
少し雨が降り出してきた。ロンドンでは今回
まだ青空を見ていない。

ウエストミンスター・ブリッジの先に
見るビッグ・ベン。本降りではないが雨は
あがらない。

晴れ間は見えずロンドン・アイからの写真
は諦めた。ウエストミンスター橋を戻って
国会議事堂、セントマーガレット教会、ウ
エスト・ミンスター寺院を見てテムズ川沿い
に南へ歩く。寺院の先はビクトリア・タワー
ガーデンになっており、テムズ川に向って置
かれたベンチに腰を降ろす。
小止みになっていた雨がまた振り出してきた。
私はグレートピーター・ストリートを西に歩
き見覚えのある英国鉄道のヴィクトリア駅に
出た。

更に雨の中ひと気のない道を20分も歩いた
だろうか。やっとハイド・パークの東南の端
地下鉄駅で言えばハイド・パーク・コーナー
駅だ。ちょうど公園の入口。
小雨の中向こうから５,６頭の馬が並足でやっ
て来る。近くに来ると馬上の人は皆子供達だ
った。女の子もいる。
私は差していた傘を放り出してすかさずシャ
ッターを切っていた。

雨の中を歩き続けてきたのでハイド・パーク
に来ても元気がでない。
サーペタイン池を見ながら公園を横断した所
でタクシーを拾う。
ホテルに着いた時には４時を回っていた。
昨晩泊れなかったホテル。昨日のホテルから
は私のスーツケースはチャンと着いていた。

別館の５階、スタジオ・スイート。
フローリングの床が清潔だ。

英国の３日目、７月８日（日曜日）朝。
今日はコッツウォルズ地方への第一歩、
オックスフォードへ向う。
一昨日到着したホテル近くのパディントン
駅。このビルはヒルトン・ホテルでもある。

今朝はパディントン駅から９時４３分の
汽車でオックスフォードへ向う。およそ
１時間２０分ほどの汽車の旅。

英国旅行の7日目、7月12日（木曜日）4日ぶり
にロンドンへ戻ってきた。
実はこの日はロンドンには夕刻帰る予定が半
日早くオックスフォードより戻った。それで
思いついたのが3年前の折朝方出かけて失敗
したコベント・ガーデン。
一旦パディントンのホテルにチェックイン次
第地下鉄で出かける。コベント・ガーデンの
駅前からマーケットまではもう大変な賑わい。

アップル・マーケットには屋台の店々が並ぶ。
更に奥へ行けばレストランや専門店も多い。
私はそんな店の一つ革鞄の店を見つけた。
良いハンドバックはないかと物色する。フォ
ーマルなものよりコベント・ガーデンにはカ
ジュアルなバッグが似つかわしい。三角形の
背中に背負うもよし､肩にかけるも良し。
値札を見ると£55と高くない。
インド系の店主は
「４０ポンド！」の私の声に慌てて
「オーノー」と答えながら結局£４５まで下
げてくれた。

気分をよくした私はその後広場へ出て高い
一輪車乗りのパフォーマンスを見ていた。
この種のパフォーマンスは単に動きの面白
さだけでなく､その会話が大きなウエイト
を占めている。だから私は肝心な部分は判
っていない。

この種のパフォーマンスは単に動きの面白
さだけでなく、その会話が大きなウエイト
を占めている。私は肝心な部分が判ってい
ない。私の関心はもっぱらパフォーマンス
に反応する客の方にあり、カメラは取り巻
く客に焦点を合わせていた。前列では小さ
い子供達は地べたに座り込んで目を輝かせ
てパフォーマンスに見入っている。

屋内に戻ると天井の高いフロアでは幾つも
のテーブルと椅子の席が並びジュースやア
イスクリームの他ホッとドッグやコーンを
焼いている。私も小休止でバター付きベー
クト・ポテトにコーラを注文。
その後音楽のメロディに引かれて別のコー
ナーへ。こちらでは生演奏をしている。

私はしばらく演奏を楽しむ。ロンドンでは
公園や教会で気楽に生演奏を楽しむことが
できる。

英国の旅最後の日。午後一のフライト。朝は
ホテルからケンジントン・ガーデンまで散歩
に出る。
パディントン駅近くの中小のホテルが並ぶス
トリート。さりげなくハンギング・バスケッ
トのある風景。これがロンドンだ。

8時過ぎ小型カメラだけを持ってケンジントン
ガーデンに向けて歩く。ホテルの前の道をこ
の方向に歩けば公園に行き着くだろうと思い
ながら南方面へ歩いた。
大分西にずれていたがやっとケンジントン・
ガーデンまで着いた。散歩の人､ジョギング
の人と出合った。

こちらは犬の散歩の人だ。
今日も陽こそ射していないが朝の公園は爽や
かで空気がうまい。心身ともにリフレッシュ
だ。

ケンジントン・ガーデンが終わる地点。
これから先はハイド・パークにつながる。
確かここはイタリア小公園。
ここから道路へ出てすぐ先のパディントン
へ戻る。

来た時と同じパディントン駅からヒースロー
エキスプレスに乗る。ほとんど誰も乗っていな
いような客室でしばしの休息。コッツウォル
ズのドライブの旅も無事終わった。
VS900便は午後1時発で成田へ向う。

この旅の記録は私のHPでも載せています。
http://travelingmaki.kilo.jp/newpage14.html