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コッツウォルズのドライブ4日目。今日はサイレンセスタ<br />ーの宿を早めに発ってバイブリーに行く。その後はオック<br />スフォードに戻ってレンタカーを返す。<br />オックスフォードからは汽車でロンドンへ帰る。これがド<br />ライブ最後の日のスケジュール。<br />写真はバイブリーのスワン・ホテル前の花壇。

『コッツウォルズ ドライブ一人旅』 (6)バイブリーからオックスフォードへ戻る

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2001/07/12 - 2001/07/12

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17

YOSHITO

YOSHITOさん

コッツウォルズのドライブ4日目。今日はサイレンセスタ
ーの宿を早めに発ってバイブリーに行く。その後はオック
スフォードに戻ってレンタカーを返す。
オックスフォードからは汽車でロンドンへ帰る。これがド
ライブ最後の日のスケジュール。
写真はバイブリーのスワン・ホテル前の花壇。

  • ドライブ最後の日。今朝は早くから活動開始。<br />一階のレストランへ降りて朝食。イギリスの<br />朝食の定番イングリッシュ・ブレックファー<br />ストではなくウエイトレスはメニューを持っ<br />て現れた。<br />オムレツにソーセージにした。イギリスの大<br />きなホテルの朝食はビュッフェ・スタイルが<br />主流。しかしここのような小さな宿はオーダ<br />ー方式が多い。

    ドライブ最後の日。今朝は早くから活動開始。
    一階のレストランへ降りて朝食。イギリスの
    朝食の定番イングリッシュ・ブレックファー
    ストではなくウエイトレスはメニューを持っ
    て現れた。
    オムレツにソーセージにした。イギリスの大
    きなホテルの朝食はビュッフェ・スタイルが
    主流。しかしここのような小さな宿はオーダ
    ー方式が多い。

  • 9時前にはチェック・アウト。<br />ホテルを出ると北東に向けて一路バーン<br />ズリーへ。道の両側は緑に溢れ車の少ない<br />ローカル線を快適に飛ばす。ここコッツウ<br />ォルズ地方はどこを走っても東京周辺では<br />チョッと味わえないドライブの楽しさがあ<br />る。<br />最初の目的地はバーンズリー・ハウス・ガー<br />デンと言うプライベート・ガーデン。実は<br />事務所前まで行ったがオープンまでには未<br />だ30分もある。そこえ雨がまた結構降って<br />来た。ここはパスと決めてバイブリーへ。<br />

    9時前にはチェック・アウト。
    ホテルを出ると北東に向けて一路バーン
    ズリーへ。道の両側は緑に溢れ車の少ない
    ローカル線を快適に飛ばす。ここコッツウ
    ォルズ地方はどこを走っても東京周辺では
    チョッと味わえないドライブの楽しさがあ
    る。
    最初の目的地はバーンズリー・ハウス・ガー
    デンと言うプライベート・ガーデン。実は
    事務所前まで行ったがオープンまでには未
    だ30分もある。そこえ雨がまた結構降って
    来た。ここはパスと決めてバイブリーへ。

  • 15分も走ればもうバイブリーの表示が目に<br />入る。細い坂道を下って来て正面に緑の蔦<br />で覆われた古い3階建てを発見。確かにこ<br />れはガイドブックで見ていたスワン・ホテ<br />ルだ。

    15分も走ればもうバイブリーの表示が目に
    入る。細い坂道を下って来て正面に緑の蔦
    で覆われた古い3階建てを発見。確かにこ
    れはガイドブックで見ていたスワン・ホテ
    ルだ。

  • 雨はやや小止みになってきた。<br />車を止めるとカメラを持って外へ出る。<br />まだ観光客は一人もいない。バイブリーの<br />景色を独り占めで川沿いを歩く。

    雨はやや小止みになってきた。
    車を止めるとカメラを持って外へ出る。
    まだ観光客は一人もいない。バイブリーの
    景色を独り占めで川沿いを歩く。

  • 17世紀地元の機織職人の長屋と言われるアー<br />リントン・ロウ。7,8軒が連なった屋根の<br />低い一棟である。<br />ナショナル・トラストの管理下にあると言う<br />が、300年余にわたりメンテナンスされて<br />現在も人が住んで生活しているのが凄い。<br />車は私が乗ってきたコルサ1.2。

    17世紀地元の機織職人の長屋と言われるアー
    リントン・ロウ。7,8軒が連なった屋根の
    低い一棟である。
    ナショナル・トラストの管理下にあると言う
    が、300年余にわたりメンテナンスされて
    現在も人が住んで生活しているのが凄い。
    車は私が乗ってきたコルサ1.2。

  • アーリントン・ロウを直近から撮影。

    アーリントン・ロウを直近から撮影。

  • コルン川沿いに立つバイブリーの標識。<br />この右手は行くと20世紀始めからの大きな<br />鱒の養殖場がある。

    コルン川沿いに立つバイブリーの標識。
    この右手は行くと20世紀始めからの大きな
    鱒の養殖場がある。

  • アーリントン・ロウのかみての家々。

    アーリントン・ロウのかみての家々。

  • バイブリーのB&Bの一つジョニー・ロレン<br />ズと思われる。

    バイブリーのB&Bの一つジョニー・ロレン
    ズと思われる。

  • バイブリーを流れるコルン川。<br />よく見ると時々鱒を見ることがある。

    バイブリーを流れるコルン川。
    よく見ると時々鱒を見ることがある。

  • 或る旅行記で知っていたバイブリーの領主の<br />館、バイブリー・コート・ホテルもすぐ近く<br />だ。車で走ってみる。館の造りとその前庭の<br />広い敷地は私が一昨日まで泊っていたアッパ<br />ー・スローターの領主の館によく似ている。<br />時代も同じアッパー・スローターの13年後の<br />1663年に建てられている。

    或る旅行記で知っていたバイブリーの領主の
    館、バイブリー・コート・ホテルもすぐ近く
    だ。車で走ってみる。館の造りとその前庭の
    広い敷地は私が一昨日まで泊っていたアッパ
    ー・スローターの領主の館によく似ている。
    時代も同じアッパー・スローターの13年後の
    1663年に建てられている。

  • 前庭まで車で入り独り写真を撮る。<br />人影はなくあたりは静まり返っている。

    前庭まで車で入り独り写真を撮る。
    人影はなくあたりは静まり返っている。

  • その帰りにはバイブリーの唯一の教会である<br />セント・メリー教会にも寄る。実は900年の<br />歴史を持つこの教会の裏手には付属のローズ<br />ガーデンがあるのはその時には知らなかった。<br />車内から教会を撮る。

    その帰りにはバイブリーの唯一の教会である
    セント・メリー教会にも寄る。実は900年の
    歴史を持つこの教会の裏手には付属のローズ
    ガーデンがあるのはその時には知らなかった。
    車内から教会を撮る。

  • バイブリーから14,5キロ走ってバーフォード<br />へ向う。今回私のドライブでは最後の町に<br />なったが。実は「コッツウォルズの玄関口」<br />と言われる。<br />カントリーマンと言う観光客も来ないという<br />小さな庭園を見る予定だった。しかしうまく<br />探し当てられず結局オックスフォードへ向っ<br />た。<br />一人でイギリスの田舎を車で走ると言うと、<br />どんなにか自由に好きな所を訪ねて、気まま<br />に時を過ごせるかと夢想していた。しかし実<br />際には日本のビジネスマンのランチのように<br />ただせかせかと慌しく追い立てられている自<br />分がいた。本来一人旅の余裕とは裏腹に、会<br />話がないだけではなく、一人の男がゆっくり<br />と休むこともなく、時間を追いかけていた。<br />慌しい東京の生活テンポがそのままイギリス<br />の田舎に持ちこまれていた。

    バイブリーから14,5キロ走ってバーフォード
    へ向う。今回私のドライブでは最後の町に
    なったが。実は「コッツウォルズの玄関口」
    と言われる。
    カントリーマンと言う観光客も来ないという
    小さな庭園を見る予定だった。しかしうまく
    探し当てられず結局オックスフォードへ向っ
    た。
    一人でイギリスの田舎を車で走ると言うと、
    どんなにか自由に好きな所を訪ねて、気まま
    に時を過ごせるかと夢想していた。しかし実
    際には日本のビジネスマンのランチのように
    ただせかせかと慌しく追い立てられている自
    分がいた。本来一人旅の余裕とは裏腹に、会
    話がないだけではなく、一人の男がゆっくり
    と休むこともなく、時間を追いかけていた。
    慌しい東京の生活テンポがそのままイギリス
    の田舎に持ちこまれていた。

  • バーフォードの町を走りながらオックスフ<br />ォードに着くまでにガソリンを入れたい。<br />ガソリン・スタンドこちらで言うペトロル<br />・ステーションに氣をつけながら走った。<br />こちらは無人のセルフ・サービスのスタン<br />ド。レンタカー屋でアンリーデッドと言わ<br />れていた無煙ガソリンのポンプを取ると、<br />コルサの給油口を開けて差し込む。

    バーフォードの町を走りながらオックスフ
    ォードに着くまでにガソリンを入れたい。
    ガソリン・スタンドこちらで言うペトロル
    ・ステーションに氣をつけながら走った。
    こちらは無人のセルフ・サービスのスタン
    ド。レンタカー屋でアンリーデッドと言わ
    れていた無煙ガソリンのポンプを取ると、
    コルサの給油口を開けて差し込む。

  • そろそろオックスフォードに入る所でレンタ<br />カー屋のオフィスを左前方に発見。無事出発<br />点へ到着。<br />東京で予約した車種のオートマ車がなく、ハー<br />ツではなく地元の会社の一つ下の小型車を借<br />り、かつ半日早く返却した。これらの条件が<br />重なり東京で見積もりした金額のほぼ半額<br />で精算できた。3万円を切っていた。

    そろそろオックスフォードに入る所でレンタ
    カー屋のオフィスを左前方に発見。無事出発
    点へ到着。
    東京で予約した車種のオートマ車がなく、ハー
    ツではなく地元の会社の一つ下の小型車を借
    り、かつ半日早く返却した。これらの条件が
    重なり東京で見積もりした金額のほぼ半額
    で精算できた。3万円を切っていた。

  • オフィスからタクシーを呼んで貰いオックス<br />フォード駅に出た。私はタクシーの後ろの座<br />席に座って窓越しにオックスフォードの街並<br />みを眺めていた。ハンドルを握っていないこ<br />とのゆとりで左右の景色に首を振っていた。<br /><br />長い『コッツウォルズ ドライブ一人旅』を<br />最後までご覧頂き有難うございます。<br />私http://travelingmaki.kilo.jp/page6.html<br />のHPではもう少し簡略に紹介しています。<br />一方もっと詳しく知りたい方にはこちらを<br />ご覧下さい。<br />http://travelingmaki.kilo.jp/home29/newbook.html<br />

    オフィスからタクシーを呼んで貰いオックス
    フォード駅に出た。私はタクシーの後ろの座
    席に座って窓越しにオックスフォードの街並
    みを眺めていた。ハンドルを握っていないこ
    とのゆとりで左右の景色に首を振っていた。

    長い『コッツウォルズ ドライブ一人旅』を
    最後までご覧頂き有難うございます。
    http://travelingmaki.kilo.jp/page6.html
    のHPではもう少し簡略に紹介しています。
    一方もっと詳しく知りたい方にはこちらを
    ご覧下さい。
    http://travelingmaki.kilo.jp/home29/newbook.html

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 迷子さん 2010/03/05 08:28:41
    こんにちはです。
    やはり夏のコッツウォルズ地方は
    彼方此方と花盛りで一層素敵な風景ですね〜。
    コッツは丘陵地帯とか言われるけれど・・・・・・
    さほど高低差は感じられないような?

    蜂蜜色の村々は
    魅力的で旅人を惹きつけますだね。

    しかし、天下のハーツ社は・・・・・
    予約した車種が用意されてない?
    市内からの無料送迎もしてくれないんっすね?
    ダメですね〜(笑)
    でも、英国の田園はドライブが楽しいですね。

    YOSHITO

    YOSHITOさん からの返信 2010/03/05 09:57:15
    一杯行かれて良いですね!
    お訪ね頂き有難うございます。
    そして投票もして頂き恐縮です。
    迷子さんは随分色々な所へ行かれていますね。
    凄い行動力です。北アイルランドも私はベルファースト
    に行けただけです。
    アンカレッジ経由のロンドンは懐かしい。
    私は1978年が最初でしたが当時はニューヨークも
    アンカレッジ経由でしたね。
    またお邪魔します。

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