2010/01/25 - 2010/02/08
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ちびのぱぱさん
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バンコクから一気にペナンを目指しました。
ペナンは世界遺産になったと聞きます。
おめでとうございます。
是非行ってみたいです(二度目ですけど)。
バンコクからペナンまでの国際列車は、
私らが乗ったのは二等寝台ですが広々としており、
どこまでも続くサトウキビ畑や、時にジャングルを通りながら、
ひたすら南に突き進みます。
できたばっかりのタイ国鉄のウェブサイトで切符を購入できたのは良かったのですが、
なぜか、マレーシア国境手前のハジャイまでしか買えない。
まあ、いいか。
ハジャイで降ろされても何とかなるでしょう。
午後2時45分に出発し翌日の午後2時半まで、
時差を計算に入れても23時間、乗りものったり。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
-
ネットで購入できなかったハジャイ−バターワース間は、
出発5日前にホアラポン駅で難なく行き先の変更をしてもらえました。
当日や前日でもこれができるかは運次第でしょうか。 -
午前中ワットポーやワットアルンなどを見学した後、
ホテルに戻って荷物を取り、ファラポン駅の前にある大衆食堂で昼食を頂きます。
エビチャーハンや、太麺ヤキソバのしこしことした歯ごたえが癖になりもう三度目です。
なじみになった店員が混み合った店内に席を作ってくれました。
あぶらぎった扇風機のひもを引っ張って「強」にしてくれますが、
ほんの気休めにしかなりません。
熱々の太麺焼きそばが来ます。
「暑いー!うまい!暑い!!」
きんきんに冷えた大瓶のビアチャン50バーツ。
しみます、しみます。
ビールの高いマレーシアに行きますので、飲み納めのつもり。
2時頃にホームに行くと、ながーい列車がすでに入線していました。 -
2等の3号車ですから……、
「あった!これだ。」
「ずいぶん前の方だね。」
前3両だけがバターワースまで行き、それ以外はハジャイ止まりです。 -
だいぶ年季の入ったプレート。
こういうの、ほしがる人はいるんだろうなあ。 -
午後2時45分、
汽車は定刻になると音もなく走り出しました。
何をとち狂ったか、ガイドブック類はすべて出発直前になってバッグから放り出してしまいました。
おかげで、色々しなくていい苦労をしました。
代わりに本棚から、文庫版「深夜特急」の第二巻を放り込みました。
「深夜特急」はご存じ、沢木耕太郎先生の大ベストセラー。
たしか、バンコクからペナンへの移動がこの巻に納められていたのではなかったろうか。
確かめる時間もなかったのですが、リュックから引っ張り出してみると
「どんぴしゃ!」
「何が?」
「いや、ちょっとね。」
「へんなの。」 -
汽車は、マレーシアのある方向とは逆、北に向かってゆっくりゆっくり進みます。
バンスーという駅で、東北線から離れ進路を西に取ります。
昨日やってきたタリンチャン駅が間近です。
「水上マーケットの上を通るはずなんだけどなあ……。」
「あ、昨日のところね。」
と、妻も身を乗り出します。 -
大きな川を渡りますが、水上マーケットは見あたりません。(写真は関係ありません)
よく見ていると、まもなく左手から来た線路と合流し、タリンチャン駅を通過しました。
「昨日来た駅だね。」
「うん。そうか、わかったぞ。」
「何が?」
昨日水上マーケットから目にした線路はこの南線ではなかったのです。
タリンチャンの水上マーケットは、トンブリ線沿いにあるのです。
「ふーん。」
だからなんだといわれれば、それまで……。
-
窓の外にはどこまでもサトウキビ畑が広がります。
-
列車の旅が好きな人にとって、タイはまさにパラダイスではないかと思います。
四人掛けのシートに二人ずつに割り当てられています。
夜になればベッドに早変わり。
これは、いわゆるA寝台だった車両でしょうか、
下段はかなりゆったり。
日本ではついぞ乗る機会がありませんでしたから、単なる推測に過ぎませんが。 -
通路隔ててといめんに陣取っているのは20代くらいの若者二人。
ごっそりとシンハービールを持ち込んで、山のようなつまみ類をさかなにぐいぐい。
うらやましい。
車内は若者が多かったですが、いずれもぼんぼん風で礼儀正しい。
静かにニコンの一眼をいじっていたりします。 -
汽車は郊外に出ると、どんどん走ってナコンパトムに着きました。
巨大な仏塔で有名な街ですから注意してみていると、
「あっ、あれあれ!」
「どこ?あっ、あれね。」
建物の上にそびえるように見えています。
周囲にびっしりと足場がくんであって、巨大なサボテンのように見えます。
「修復中みたいね。」
ナコンパトムを出るとやがて、カンチャナブリへ向かう線路と分岐して、
どんどん進路は南に向かいます。
進行方向むかって左側の座席の我々は、ようやく西日から解放されました。
向かいでビールをがんがんやっていた彼らは、強烈な西日に難儀しています。 -
日が沈みかけた頃、車掌さんが順次ベッドメークしてくださります。
車内はほぼ満席。 -
下の寝台に比べ、上のベッドは異様に狭い……。
料金はちょっとしか変わりませんが。
ちなみに、バンコクからペナンは3200円くらいで、
上段下段の差は100円くらいだったと思います。
ハジャイまではこの時のレート(1バーツ=2,8円)で2500ちょうど。 -
車内販売の弁当は、早々とラチャブリの駅で買っておきました。
一つ30バーツ。
なかなかいけます。
もう一つ、惣菜にクイッティオも。(10バーツ)
これはちょっと甘かった。
時刻は午後5時半。
時刻表より40分ほど遅れています。
ちょっと早いかと思いましたが、ホアヒンまで行くと7時を過ぎてしまいそうです。 -
ビールはぼられている感じがして買うのをやめました。
どうも、この列車に限って車内販売の料金が高いように思うのですが……。
代わりに、マレーシア入国に備えてホアラポン駅前のセブンで買っておいた
100パイパーというウイスキーを。
初めてですが、スコッチですねえ、気に入りました。
700mlが269バーツ。
コップは、いつも隠し持っている鼻毛ばさみでペットボトルを加工しました。
この後しばらくこの「グラス」、重宝しました。 -
次第に日は傾いてゆきます。
「深夜特急」を読んでは著者の足取りと、自分の行程をダブらせ、
車窓の風景と比べてみます。
そうしているうちに8時を過ぎると、なんだかもう眠くなってしまいました。
「もう寝るの?」
と、あきれる妻を尻目に……。 -
翌朝ハジャイで先頭の3両のみと身軽になって国境を越え、
マレーシア入国。
この時点で1時間半の遅れ。
マレーシアにはいると列車の足はさらにのんびりとし、
バターワースに到着したのは午後3時を回った頃。
いろいろ本を持参して良かった。
ちょっとした情報を。
マレーシア入国前に、両替をしないかと回ってくる人がいました。
レートを確認しませんでしたが、必要な方は換えておいたらいいかもしれません。
国境のパダンブサール駅にはリヤカーで雑貨を売る若者がいたのみで両替所はありません。
そして、バターワースの駅の両替所は異様に率が悪いのです。
1,5リンギの渡し船賃が確保されていれば、
ジョージタウンの船着き場から街へ少し行ったあたりにある両替商の率が良いと思います。 -
丸一昼夜つきあった列車に別れを告げ、
フェリー乗り場へと向かったのでした。
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